シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:1 |
総セリフ数 | 109 |
製作日 | 2015/9/25〜2015/9/25 |
概要説明 | シードルをくれ、チョコバナナでしょ。りんごに限る。バナナに決まってるでしょ。 果物と言えばりんご!いいや、バナナ! バーでリンゴとバナナの論争勃発。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
男 | 43 | ♂ | リンゴダイスケー…リンゴ派な男。リンゴをシャクッと食べてキメ顔が得意。自称ダンディー |
女 | 44 | ♀ | バナナダイスキー…バナナ派な女。バナナをハモッと咥えてキメ顔が得意。自称オシャレッティーセレブ |
マスター | 22 | ♂ | バーのマスター。無口なダンディーキャラを目指しているが、ちょいちょい突っ込まずにはいられない |
001 | 男 | 「マスター、シードル」 |
002 | 女 | 「マスター、チョコバナナミルク」 |
003 | マスター | 「はいかしこまりました」 |
004 | 男 | 「やっぱ酒はリンゴ酒に限るなー」 |
005 | 女 | 「…は?何言っちゃってるの」(ガン見) |
006 | 男 | 「何だよ、他人が注文したのに文句があるのかよ」 |
007 | 女 | 「あるわよ。何が酒はリンゴ酒に限るなーって。バナナ農家に謝りなさい」 |
008 | 男 | 「は?何でだよ」 |
009 | 女 | 「酒はバナナ系のミルク割り一択でしょうが」 |
010 | 男 | 「一択じゃねーよ。誰がそんな甘々なの飲むんだよ」 |
011 | 女 | 「私よ、悪い?」 |
012 | 男 | 「あぁ悪い。俺の目の前でバナナとか言うな」 |
013 | マスター | 「バナナお嫌いなんですか?」 |
014 | 男 | 「あぁ大ッ嫌いだよ、あんな猿が食うもん」 |
015 | 女 | 「何ですって」 |
016 | マスター | 「バナナお好きなんですか?」 |
017 | 女 | 「大大大ッ好きよ」 |
018 | 男 | 「通りでゴリラみたいなチンパンジー顔してんだな」 |
019 | 女 | 「誰がオラウータンよ!」 |
020 | マスター | 「オラウータンは言っていないような」 |
021 | 女 | 「バナナと言えば猿だけど、リンゴと言えば…って動物いないくせに」 |
022 | 男 | 「象だってレッサーだって鳥だっていーますー」 |
023 | マスター | 「ちなみに猿もバナナだけではなく、リンゴ好きだったりしますよね」 |
024 | 女 | 「大体、バナナでリンゴのような味のバナップルがあるからリンゴなんていらないわよ」 |
025 | 男 | 「何言ってんだよ。後からリンゴの味パクって、言うに事欠いてバナップルだ?パイナップルみたいな名前しやがってセンスも感じられないな」 |
026 | 女 | 「うるさいわね。そっちだって英語にしたらアッポゥってもはや原型とどめてないじゃないの」 |
027 | マスター | 「そりゃ外国語ですからね」 |
028 | 男 | 「バナァーナ(笑)がよく言うわ。ヴァーナーナァ」(バカにして下唇出しながら) |
029 | 女 | 「分かりやすいじゃない。あなたが言うととんだ間抜け面ね」 |
030 | 男 | 「バナナがそうさせるんですー。リンゴがアップルだって幼稚園児でも知ってますー」 |
031 | マスター | 「ペンやリンゴは確かに英語入門のようですからね」 |
032 | 女 | 「バナナだって習うわよ」 |
033 | マスター | 「オーッレンジッ!ってのも…」(指を立ててキメ顔する) |
034 | 男 | 「大体リンゴの方が種類豊富で?それぞれ旬があって千差万別楽しめるし」 |
035 | 女 | 「バナナだって種類あるわよ。減農やら小さめのモンキーバナナや完熟バナナとか」 |
036 | 男 | 「モンキーバナナ(笑)」 |
037 | 女 | 「何よ」 |
038 | 男 | 「いや、あんな食べたかどうかも分からなくなるようなバナナなんて誰が買うのかなって」 |
039 | 女 | 「誰でも買うわよ」 |
040 | 男 | 「誰でもって誰だよ。マスター買うか?」 |
041 | マスター | 「残念ながら私は食べたことないですね」 |
042 | 男 | 「だろぉ?みてみろ、誰でもじゃない」 |
043 | 女 | 「マスターは一般ピーボゥーじゃないから『皆』には入りませーん」 |
044 | 男 | 「じゃあなんなんだよ、マスターは」(マスターを指差して) |
045 | マスター | 「なんなんでしょう」 |
046 | 女 | 「人外なんじゃないの」(面倒そうに) |
047 | 男 | 「人外なの」(マスターを見る) |
048 | マスター | 「いや、人外じゃないですけど」 |
049 | 女 | 「マスターは参考にならないから」 |
050 | 男 | 「人権ないんじゃね」 |
051 | マスター | 「…人なんですけどね」 |
052 | 男 | 「パイで言ったら世の中アップルパイってほとんどが答えるね」 |
053 | 女 | 「世の中のほとんどって誰よ。バナナパイだってあるわよ。マスターはアップルパイって答えるの?」 |
054 | マスター | 「私はおばさんが作ってくれるピーチパイが大好物で…」 |
055 | 男 | 「マスターは世の中の人じゃないから参考にならないから」 |
056 | 女 | 「世の中の人じゃないなら何なのよ」 |
057 | 男 | 「宇宙人か何かなんじゃね。地球外生命体」 |
058 | マスター | 「どんどん扱いが酷くなってくる」(口がへの字になる) |
059 | 女 | 「大体ね、世の中がどーのとか言い出すんだったら、いかにバナナが愛されてるか。海とかプールの乗り物でバナナボートなんてあるんだから」 |
060 | 男 | 「バナナ型とか形どんだけ卑猥なんだよ」 |
061 | 女 | 「は?」 |
062 | マスター | 「そうきましたか」 |
063 | 女 | 「はァ!?そう考えるあんたの方が卑猥。歩く性犯罪者」(頬を赤く染めて怒る) |
064 | 男 | 「それに比べてリンゴは看病の時に食べさせる果物人気No.1(俺ランキング)だし」 |
065 | 女 | 「その後めちゃくちゃ○○○した…に繋げるための道具でしょうが、おぉ卑猥卑猥…」 |
066 | 男 | 「お前の頭は脳内ピンクだろ…そこまでくるとドン引きだぞ」 |
067 | 女 | 「卑猥とか言い出したのあなたでしょ」 |
068 | 男 | 「リンゴをそっち系に繋げるとか」 |
069 | 女 | 「そっちって何よ」 |
070 | 男 | 「言わないと分からないか?『性的なものによく喩えられてるバナナがよく言うな』って」 |
071 | 女 | 「な…悪いのはそういう形している…言わせんな恥ずかしい。何セクハラ?新手のセクハラ?」 |
072 | 男 | 「お前今人類の男性全員を敵にしたよ」(女指差して) |
073 | 女 | 「私が全人類の男性を敵にしたならあなたは全人類の女性を敵にしたね」 |
074 | 男 | 「なんで」 |
075 | 女 | 「卑猥な言葉を強要した」 |
076 | 男 | 「強要してないだろ。勝手に言って勝手に恥ずかしがって強要したとかって面倒臭い奴だな」 |
077 | 女 | 「なによ」 |
078 | 男 | 「言っておくがな、リンゴアートという芸術があってだな…」 |
079 | 女 | 「バナナアートだってあるわよ」 |
080 | マスター | 「少し前にミカンの皮アートって言うのが…」(ここぞと出てくる) |
081 | 女 | 「バナナの皮で滑るかって論文書いた人だっているんだから」 |
082 | 男 | 「それが?」 |
083 | 女 | 「それだけ注目を浴びている証拠の果物ってことでしょうが」 |
084 | 男 | 「再認識されずともリンゴは不変の果物だからな」 |
085 | マスター | 「あ、ブドウとか。ブドウ酒とか…ワインなんか果実酒より圧倒的な種類にジャンルが…」 |
086 | 男 | 「リンゴほっぺのかわいこちゃんって例えられるのに対して、バナナなんか細長いだけの変顔の例えじゃないか」 |
087 | 女 | 「今、バナナ顔全員敵に回したわよ」 |
088 | 男 | 「そんなの別に怖く…いや、バナナ顔が揃いも揃ってたら怖いな」 |
089 | マスター | 「何ですかね、バナナ顔が集まるイベントって」 |
090 | 女 | 「リンゴみたいに顔真っ赤状態で歩いてこられた方が怖いわよ。アル中か」 |
091 | 男 | 「あ、お前今、アルコールすぐ顔に出る人やアル中の人全員敵に回したからな。アル中敵に回すとヤバいんだからな、物理的に。何しでかすか分からないし」 |
092 | 女 | 「それ警察沙汰じゃない」 |
093 | マスター | 「基本警察来た時には手遅れな…」 |
094 | 女 | 「これだからリンゴは」(ヤレヤレと呆れる) |
095 | 男 | 「いや、リンゴ関係ないし。そういうバナナだって凍らせて撲殺の鈍器として使用した例があるだろ。おぉ怖っ」 |
096 | 女 | 「白雪姫を毒殺したリンゴが何言っちゃってるの」 |
097 | 男 | 「白雪姫は死んでませーん。死んでたら王子さまのキスでなんか生き返りませーん」 |
098 | マスター | 「確かに…」 |
099 | 男 | 「逆に誰でも知ってる物語のキーアイテムとして出てくる程、人気だし」 |
100 | 女 | 「バナナだって歌あるし」 |
101 | 男 | 「は?」 |
102 | 女 | 「♪〜バナナンバナナンバーナーナー」(歌いだす) |
103 | 男 | 「…頭大丈夫?」 |
104 | 女 | 「あるからっそういう歌あるからっ」 |
105 | マスター | 「あ、スイカの名産地〜ってのありましたよね」(閃いた顔して) |
106 | 女 | 「あのさ、そういうのいいからマスター」(白い目で見ながら) |
107 | 男 | 「リンゴ酒ロック!」(グラスを空にして叩きつける) |
108 | 女 | 「バナナ酒ストレート!」(グラスを空にして叩きつける) |
109 | マスター | 「お客さん居酒屋行ってよ!この店に果実酒ないからっ」 |
作者のツブヤキ |
『珈琲紅茶戦争勃発!』で、chrono expressさんのところの動画を見て、リズムテンポ良くて楽しみました。 この掛け合い結構好きだなと思って、またこういったノリができればと今度はバナナとリンゴで熱く議論?しました。 書いた後、振り返ったら少し前に苺とかバナナでめっさ台本書いていたことに気付きました。 これはこれで楽しんで頂ければ幸いです。 珈琲紅茶戦争勃発!を聴き直してみると、マスターが少し柔らかくなったというかガン無視されっぷりのキャラの落とされ方扱いが酷くなったな ということに気付きました。前はもっと毒舌キャラだったんだ… |
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