珈琲紅茶戦争勃発!

珈琲紅茶戦争勃発!

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:1
総セリフ数 90
製作日 2013/1/11〜2013/1/11
概要説明  食後のコーヒーは如何でしょうか?え?コーヒー?紅茶はないのかしら?
食後は紅茶でしょ?いいや、コーヒーに限る。
素敵な午後を過ごすには紅茶。いいや、大人な時間を過ごすにコーヒーは欠かせん!
珈琲と紅茶で論争勃発。
利用にあたって 利用規約
目安時間 5分半程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
35 泥水…コーヒー派な男。自称ダンディー
34 色水…紅茶派な女。自称オシャレッティーセレブ
マスター 21 喫茶店と見せかけて…のマスター。普段は温厚だとかって噂






【店内】(突如、論争が始まる)

001 「ふっざけるなっ!」
002 「冗談じゃないわ!」
003 「人をバカにするのも大概にしろ」
004 「そっちこそ、冗談は顔だけになさい。頭までバカだと救いようないわ」
005 「失礼な言い草だなォィ」
006 マスター 「おんやぁ、如何されましたお二人とも」
007 「食後に泥水なんて料理が台無しよ」
008 「そっちこそ、ただの色水だろうが」
009 マスター 「何をそんな醜い顔して言い争ってるんです?うん?…元からでしたね」
010 「オイッ」
011 マスター 「…何か?」
012 「何か?じゃないだろ。人の顔見て醜いって…失礼だろっ」
013 「そうよ、元からだなんて失礼ね!」
014 マスター 「あーあー、そうですね。それは失礼をば…お父様の尻から出てきた時は、まだ可愛かったでしょうからね」
015 「誰が親父の尻から出てくるかっ」
016 「それを言うならお母様のお腹でしょっ」
017 マスター 「…ただし、魔法は尻から出る。」
018 「魔法じゃねぇっ」
019 「何なのよ、突然!」
020 マスター 「あなた方がつまらないことで言い争いしていそうでしたのでつい…」
021 「つまらないだとっ!?」
022 「こっちは真剣よっ」
023 マスター 「それはそれは失礼をば…で、何のお話を?」
024 「この男が、食後のコーヒーに限るなんて馬鹿げたことを言っているからよ」
025 マスター 「ほぅ…食後のコーヒーですか」
026 「そっちの女こそ、『食後は紅茶に限りますわ。セレブは紅茶をたしなみますのぉ』とかほざくからだろっ」
027 「まぁっ!?全く似てない言い方をしなさらないで下さらない?」
028 「あんな、お湯に色をつけただけの飲み物飲んでる奴に言われたかないね」
029 「なんですってー」
030 マスター 「ほぅほぅ、要は食後のコーヒー・紅茶でもめていたわけですね」
031 「べ、別に揉まれてないわよっ」(さっと胸を隠しながら)
032 マスター 「誰もあなたの点心についてアウトオブ眼中ですから」
033 「も、もんでねぇよっ」
034 マスター 「はい、別にベタなボケしなくていいですからね。通報されたくなければ」
035 「食後には紅茶でしょっ」
036 「いんや、コーヒーだねっ」
037 マスター 「食後のビールがうんまぃっ!」
038 「黙ってろアル中。」
039 マスター 「……。」
040 「大体、訊かれるのは『食後のコーヒーは如何ですか?』だ。紅茶はお呼びでねーんだよっ」
041 「何を言っているのかしら。食後のお飲物って訊かれるわよ」
042 「大体コーヒーしか置いていないレストランだってあるんだぞ。オレンジジュースにも紅茶にも替えてもらえない店がなっ」
043 「腐ってんじゃない?その店」
044 「腐ってんのはお前の頭だから。腐るのは顔だけにしとけよ。救いようないぞ」
045 「ま…腐ってるって…」
046 「そりゃあまぁ彼女は確かに腐女子だろうけどね…」
047 「頭かち割られたいの?」
048 「コーヒーはな、豆から挽いて本格的な味を楽しめるんだ。お湯を注いで、はい、出来上がりのようなインスタント品とは違うのだよ」
049 「そっちだってインスタントコーヒーってあるじゃない」
050 「それに、コーヒーは多くの人から愛されている。その証拠が、あのセーレーンのシンボルマークやコンビニとタイアップして商品を出すほどのブランド化したカフェもある。それどころか、珈琲専門店も多数ある!それに比べてどうだ、紅茶は。紅茶専門店なんて限られている」
051 「言ってくれるわね。確かに紅茶専門店は少ないかもしれない。でもね、負けない程種類があるのよ。オレンジや木苺、バナナ等様々な香りを楽しめる紅茶の葉があるんだから」
052 「お言葉だけどな、コーヒーだってキリマンジャロ、ウインナー、アメリカン等種類がある他、カフェモカやカプチーノだってある!」
053 マスター 「コーヒー紅茶がダメならば緑茶なんか如何ですかな」
054 「黙ってなさい、飲料メーカーのステマ刺客がっ」
055 マスター 「……。」
056 「ブリリアントな午後を過ごすのは紅茶よ」
057 「フン、コーヒーブレイクって言葉があるんだよ。大量に海に捨てられた過去をお持ちの紅茶さんが何を言う」
058 「あら、あの事件はあなたたちコーヒー派の陰謀でしょ!報復としてコーヒーの木を伐採すべきだったんだわ」
059 「よほど美味ければ勿体なくて棄てられないね」
060 「スタッフが全回収と紅茶になった海を美味しくいただいたはずだわ。勿体ないことなんてないわ。強いて言えば、市場に出回らなかったことは悔やまれるけど」
061 マスター 「…スタッフって何のスタッフですか」
062 「ま、お前みたいなお子様にはコーヒーはまだ早いかな。大人の味を分かるまい」
063 「あんな苦いだけの黒い液体のどこがいいのやら、わかりませんからね」
064 「ミルクと合わせたコーヒー牛乳なんか子供から愛され、風呂上がりに飲むと最高なんだからな」
065 「あら、ミルクを混ぜることでちょっぴり贅沢なロイヤルミルクティーを一杯19円のコーヒーと一緒にしないで頂けます?」
066 「なん…だとぉ…」
067 「大体、書類でコーヒーこぼしてダメにするなんてよくあるからコーヒーの方が劣ってるのよ」
068 「なんだとっ!」
069 「成長も止まるから飲んではいけないって子供の頃から言われてきたし、胃腸にダメージを与える刺激物だし、夜も眠れなくする。ま、まさにある意味『大人』らしい悪い飲み物ってわけね」
070 「ぐぬぬっ」
071 「その点、紅茶は健全なわけ。お分かり?」
072 「言わせておけば…ズケズケとぉ…見ろ!『コーヒー』って携帯で入力すると七種類くらいも絵文字が出るんだからなっ」
073 「それが何っ?…あ、『紅茶』の絵文字コーヒーとかぶってる…」
074 「ハハハッ俺の勝ちだっ」
075 「何が勝ちよ。たかが携帯の絵文字でしょっ」
076 マスター 「まぁまぁ、お二人とも。ここは二人の折衷案としてミルクで手を打ちませんか?ねぇ?先程、コーヒー牛乳とロイヤルミルクティーで話題になりましたし」
077 「ふざけるなっ」
078 「ふざけないでっ」
079 「下ネタで誤魔化す気かっ」
080 「騙されないわよっ」
081 マスター 「下ネタ…?」
082 「何が、ぶっかけミルクだ。どう聞いても自主規制もんだ」
083 マスター 「誰もぶっかけなんて言ってませんが…」
084 「濃いミルクだなんて…卑猥っ」
085 マスター 「卑猥なのはお二人の頭の中ですけどね…」
086 「とにかくコーヒー以外認めんっ」
087 「紅茶以外認めないわっ」
088 「マスター、コーヒーッ!」
089 「マスター、紅茶ッ!」
090 マスター 「バーに来てノンアルどころかコーヒー紅茶を頼むなっバカちんッ」






作者のツブヤキ
 皆さんはコーヒーor紅茶派ですか?オレンジジュースとかはなしで。
子供の頃は、コーヒー牛乳はご馳走でした。某結晶のマークの企業のコーヒー牛乳が大好物でした。
つい最近までは、コーヒーは砂糖を入れてよく飲んでいたのですが、いつしからか合わないコーヒーを飲むとすぐにお腹をお壊すようになってしまい、今ではすっかり疎遠です。
インスタントコーヒーまで買ったんですけどね…。飲みたいなーって飲むと胃が荒れてしまって…一食二食食べれなくなってしまうという。
紅茶もフレバリーティーとかあって楽しめますよね。
ただ、某ファーストフード店なんかはお湯を渡されてティーパックを渡されるのが悲しすぎる…。
今では紅茶派ですが、コーヒーも紅茶もいいですよね。

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