オールシーズン『6月』

オールシーズン『6月』

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2
総セリフ数 96
製作日 2015/6/28〜2015/6/28
概要説明 季節ネタ専門のシーズンオール。
6月は梅雨の季節。めんつゆの時期にはまだもう少し早い。雨ガッパがまだまだ現役な二人がカッパを脱ぎ捨てて舞台へ。
今月もネタをネタにしていくっ!
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
高山 修也
(たかやま しゅうや)
48 基本的にボケる。竿竹屋の車を走って追いかけたら買いに来たと思われ、停まられてビビったことがある。
谷上 素史
(たにがみ もとふみ)
49 ツッコミ担当。傘を盗まれ常習犯。盗まれるのも罪ですか。傘立て付近に防犯カメラつけてくれと依頼した経験有。



【ステージ上】(6割の客席の埋まる会場)

001 高山 「はいっどーもー」
002 谷上 「毎度お馴染みの」
003 高山 「ちり紙交換でぇございます〜」
004 谷上 「シーズンオールねっ、何で舞台にきて廃品回収するの」
005 高山 「たけやーたおれてー」
006 谷上 「竿竹屋ね。空耳でそう聞こえるかもしれないけど違うからね」
007 高山 「ぬるぬるジトジトカビだらけ。一日中湿気だらけのそんな時期の梅雨がやって参りました」
008 谷上 「そうですね。6月ですね」
009 高山 「濡れるッ」
010 谷上 「……えー」
011 高山 「濡れるッ!」(ゾクゾクしながら艶っぽく)
012 谷上 「何で色っぽく言おうとしてんの」
013 高山 「雨降りで傘を忘れた女子高生のYシャツが透けたり」
014 谷上 「お前通報されるぞ」
015 高山 「どしゃ降りの雨の中、泣きながら走ったり」
016 谷上 「青春だね」
017 高山 「興奮して濡れてきたり」
018 谷上 「下ネタかッ!安易に下ネタをぶっこむな」
019 高山 「オールシーズンオーケーネタですから」
020 谷上 「オールシーズンオーケーでも時間帯考えようね」
021 高山 「実は今舞台は深夜なんですよ」
022 谷上 「そういうメタ情報はいらないから」
023 高山 「あー野郎じゃなくて可愛い女芸人さんが濡れるッ!て言えば、客も視聴率も何もかも、うなぎ登りなんでしょうけどね」
024 谷上 「お前考え汚いな」
025 高山 「…よく考えたら手近な女芸人が言っても逆に目元が大号泣で濡れそう。もちろん悪い意味で」
026 谷上 「それ、誰か女芸人に聞かれたらどえらいことになるからね」
027 高山 「なるのはドエロいことの方がいいです」
028 谷上 「もうお前帰れわっ」
029 高山 「うちらの事務所、キワモノ集団と言われているらしいですからね」
030 谷上 「大体お前のせいじゃないかっ」
031 高山 「きめーモノ集団じゃなくて良かったですね」
032 谷上 「女子高生の服透けろとか言ってるだけで十分キモいから」
033 高山 「思い出して下さい。半世紀前に、セーラー服にときめいたあの頃!今はコスプレでしかほぼ見なくなったブルマ!」
034 谷上/td> 「会場ドン引きしてるからね」
035 高山 「時は流れ、絶対領域に興奮する日々…」
036 谷上 「もうコイツ、いつ通報されてもおかしくないわ」
037 高山 「お隣のおばあさんを見て青春思い出せますか?若い方がいいと思います。そして口々に言うんです。俺もあと60年若ければ…と」
038 谷上 「オールジーサン想定かっ」
039 高山 「とまぁ、前置きが長くなりましたが」
040 谷上 「すごい長かったな」
041 高山 「雨の季節、水もしたたるイーッ男になれる訳ですけど」(『イーッ』だけ高い声で強調)
042 谷上 「何で戦闘員みたいな声出した。誰もヒーローに倒される戦闘員みたくなりたくないから」
043 高山 「濡れるのもかっこいいけど…濡れたままだと風邪引きますからね」
044 谷上 「あーわかるわかる。体冷えちゃうからね」
045 高山 「ドラマでは長時間雨降ってるはずなのに何故か俳優濡れていない違和感」
046 谷上 「それはお約束でしょうが」
047 高山 「ドラマじゃなくてもどしゃ降りの…そらもう傘忘れた時が悲惨。そこで傘の借り方ちょっと練習したいから」
048 谷上 「は?練習?」
049 高山 「いいから」
050 谷上 「はいはい」



【舞台袖】(暗転・谷上が舞台袖から走ってくる)

051 高山 「ザーザー」
052 谷上 「うっわ、雨スゲー。傘、傘…」(雨から頭庇うようにしながら走る)
053 高山 「お使いのテレビのアナログ放送は終了致しました。地デジ対応に買い換えるかアンテナをお買い求め下さい」
054 谷上 「ザーってテレビの砂荒らしかっ。何で屋外で砂荒らしテレビなんだよっ」
055 高山 「続けて」
056 谷上 「続けてって砂荒らしテレビ設定でかよ」
057 高山 「傘忘れた時に傘を借りる練習って言ったのに何でテレビが出てくるの」
058 谷上 「いやいや、そっちが地デジどーのとか言い出したんだろ」
059 高山 「ちゃんとやってよ。傘がかかってるんだから」
060 谷上 「ハイハイ…」



【舞台袖】(暗転・仕切り直して谷上が舞台袖から走ってくる)

061 谷上 「うわースゲー雨。傘、傘…」
062 高山 「ヤッベ、傘忘れたっ」
063 谷上 「お、あった。帰ろ」
064 高山 「あ、その傘!」
065 谷上 「え、何?」
066 高山 「その傘俺の」
067 谷上 「いや、俺のだから」
068 高山 「いや、どう見ても俺の傘だね」
069 谷上 「今お前忘れたって言っていたじゃねぇか」
070 高山 「持ってきていたことを忘れてたってことの忘れただから」
071 谷上 「いやいや…」
072 高山 「お前の傘、中田に持って行かれていたから」
073 谷上 「何で止めなかったんだよ。いや、持って行かれた方がお前の傘だろ」
074 高山 「中田にこれ谷上の傘だから使っていいよって」
075 谷上 「最低だなっ!何で止めなかったというより俺の傘を持っていかせた犯人かよ」
076 高山 「犯人はヤスだ」
077 谷上 「いや、お前だよ。罰としてこの傘を借りる」
078 高山 「1日5000円になります」
079 谷上 「高っ!人の傘、他人に渡しておいて、傘貸して金取るって」
080 高山 「高利傘貸し」
081 谷上 「商売するなっ」
082 高山 「あ、これいい商売になるんじゃない?」
083 谷上 「もうコンビニで買うからいいわ」
084 高山 「まぁ最初っから傘なんて持ってきてないんですけどね」
085 谷上 「は?」
086 高山 「傘を借りパクする練習でした」
087 谷上 「詐欺じゃんっ返せよ傘っ」
088 高山 「何か言ったかいのう?」
089 谷上 「窃盗だからな」
090 高山 「耳が遠くて聞こえんのう」
091 谷上 「都合の悪いことだけ聞こえないフリをするなっ」
092 高山 「飯はまだかいのう、ばあさんや」
093 谷上 「誰が婆さんだっお前は爺さんかっ」
094 高山 「ジーサンならここにオール」
095 谷上 「いい加減にしろ」
096 高山
谷上
「ありがどうございました」






作者のツブヤキ
 元自体は2ヶ月前とかにできていて今回こそは6月中に公開できるなんて思っていたのに、
場面説明とか書くのに何日かかってるんだって話でね。気付けば7月ですよ。マタマモレナカッタ…
そろそろジーサンオールネタは苦しくなって参りました。そろそろ諦めろよって感じではあるんですが、あと残り、3か月分?
まだまだシーズンオール、頑張っていきたいと思います。えぇ…エェーー?

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