魔法少女の三分間クッキング☆

魔法少女の三分間クッキング☆

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :1:1
総セリフ数 58
製作日 2012/5/21〜2012/5/22
概要説明  スタジオからお送りする魔法少女の三分間のクッキング番組。
今回作る料理はなんと…
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
美樹
(みき)
30 永遠の魔法少女。ポイントは永遠の魔法少女。魔法を駆使して料理を作る料理番組の進行をしている。結構ゴリ押し。
クロ 29 美樹の相棒である黒猫。人語を喋る。呪いで猫の姿をしているとかなんとか言ってる。メス猫と呼ばれてるが性別不詳






【スタジオ】(キッチンスタジオにて)

001 美樹 「はい、はじまりましたっ!みきりんの」
002 クロ 「三分かーん」
003 美樹
クロ
「クッキーングッ☆」
004 美樹 「はい、みきりんのお料理番組。進行は永遠の魔法少女、美樹ちゃんと」
005 クロ 「にゃぁ〜お、ク…」
006 美樹 「はい。今日紹介するのは…」
007 クロ 「ちょっとぉ、みきりん!自己紹介させてよ」
008 美樹 「はいはい、アシスタントのクロです」
009 クロ 「黒猫のクロだよ。みきりんのアシスタントをしてるんだよ」
010 美樹 「はい、毛が入るから帰って」
011 クロ 「え・・・」
012 美樹 「はい、今日紹介するのは…」
013 クロ 「日課のブラッシングもしてもらったし、顔も洗ったから大丈夫だよっ!」
014 美樹 「黙ってなさい、メス猫」
015 クロ 「…今日のみきりん、にゃんか冷たい」
016 美樹 「この番組は永遠の魔法少女である、みきりんが魔法の力を駆使しながら主婦や一人暮らしの方を応援するメニューの作り方をお伝えします」
017 クロ 「伝授しちゃうよー」
018 美樹 「なんと、番組の都合上、三分間で作っちゃえるメニューの提案。奥さん、如何でしょう!」
019 クロ 「というわけで、早速いっちゃいましょう!」
020 美樹 「衛生上よくないから猫は台所立ち入り禁止ね」
021 クロ 「え…みきりんのお手伝いは?」
022 美樹 「はい、時間も押しているのでサクッとやっちゃいましょう!まず材料で用意するのは…」
023 クロ 「こっちの準備はバッチリだよ」
024 美樹 「愛情と丼さえあればオッケー。あとは魔法で解決できちゃいます!」
025 クロ 「それは詐欺だよ…、みきりん」
026 美樹 「という、冗談はさておき。炊きたてのご飯と鶏とネギを用意します」
027 クロ 「うんうん、炊き立てのご飯と…この鶏生きてるよッ!」
028 美樹 「生きている奴の方が新鮮です」
029 クロ 「そりゃ新鮮だけど、こんにゃのさばける人はそうそういないよ、きっと」
030 美樹 「じゃあ、クロお願い。格闘しといて」
031 クロ 「えぇっウチにゃの!?やいっ鶏めーっ」
032 美樹 「はい、バカ猫が鶏頭と戯れている間に魔法の力で串焼きにした焼き鳥を用意します」
033 クロ 「…にゃーしぶと…って詐欺にゃんっ!?それ詐欺にゃんっ!魔法の力って…この鶏がどの過程をすっ飛ばしてそうなったにゃ」
034 美樹 「はい、焼き鳥は塩派ですが、今回はタレを使います。焼き鳥のタレを購入してください」
035 クロ 「タレ作らにゃいの!?買っちゃうの?折角だから作ろうよ」
036 美樹 「なに?この黒猫は私の完璧な三分で終了するクッキングを妨害したいの?」
037 クロ 「だって、みきりん。これお料理紹介番組にゃよね?」
038 美樹 「焼き鳥丼の作り方紹介してるのに、何がいけないの?肉焼いてご飯の上に乗っけてタレつけて完成させるのに何の文句があるの?」
039 クロ 「いにゃ…確かに正論にゃけど…」
040 美樹 「何、一本80円で売ってる惣菜売り場の焼き鳥買ってきて乗っければいい?そう、その通り。別に1分で済ませたければそうすればいいわ!」
041 クロ 「いにゃ…別にそんにゃこと言ってにゃいにゃ…」
042 美樹 「面倒な場合は仕方ないですが、今回は焼き鳥の生肉を焼いて、より美味しい作り方で説明します」
043 クロ 「生肉と言いつつ既に焼き鳥ににゃってるにゃ」
044 美樹 「時間の都合上、魔法の力を使って一瞬で黒焦げにしました」
045 クロ 「黒焦げにしちゃダメにゃん!?」
046 美樹 「炊き立てのご飯の上に焼き鳥を串ごと乗っけて、タレを豪快にぶっかけて小口ネギを乗っけて…はい、完成ッ」
047 クロ 「みきりん、タレかけ過ぎにゃー!それじゃ、『つゆだくだく』通り越して『つゆだくだくだくだく』にゃ」
048 美樹 「はい、そして魔法の力で速攻で作った味噌汁を用意します」
049 クロ 「って、それインスタントみそ汁にゃ」
050 美樹 「三分以内にできれば問題なし。これも科学という偉大な魔法のお蔭」
051 クロ 「…それを言っちゃったら元も子もにゃいにゃ」
052 美樹 「そして豪快に上から味噌汁をかける」
053 クロ 「え…」
054 美樹 「はい、クロの大好きなネコまんまに早変わり」
055 クロ 「焼き鳥丼の方が美味しそうだったにゃ…」
056 美樹 「如何でしたでしょうか、今回の三分間クッキング!出来上がった料理は番組の後、スッタフとクロが美味しく頂きます」
057 クロ 「にゃっ!?ウチにゃのっ!?」
058 美樹 「それでは、次回またお会いしましょう!See you Next time!」






作者のツブヤキ
 一時期フラッシュアニメーションの話題が上がり、魔法少女と使い魔でのお題で依頼を受けて制作して提案した一つです。
あれから2年半位経過した気もしないですが、すっかり音沙汰はなくなった気がします(笑)
 西洋の場所によっては黒猫は不吉な生物とされていたから魔女とかの使い魔として描かれたのでしょうかね。
猫は賢く、生きれば生きるほど妖力を溜めていくとか、転生を繰り返すとか色々言われていますものね。
本編の途中で描かれている味噌汁で思い出しましたが、一個280円のインスタントみそ汁とかって売っているんですね。
どんな人が買うんだろう…といつも疑問に思っている月宮でした。

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