自称ばかりの

自称ばかりの

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :3:1不問:1
総セリフ数 123
製作日 2014/2/2〜2014/2/2
概要説明  ある旅の途中、勇者がついに足を止め仲間に突っ込んだ。
「お前たち胡散臭すぎなんだよっ!」
それもそうだった自称魔王まで含む自称ばかりの集団だったから…―――
利用にあたって 利用規約
目安時間 8分半程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
勇者 46 王様公認の勇者。お城で仕組まれたであろう伝説の剣を抜いちゃった…人。本当の勇者かどうかは怪しいと自身が思っている
町人 28 いつの間にか仲間になっていた。パーティーの中では聞き役。メンバーの中ではそこそこまとも
魔法使い 14 魔法練習中の魔法使い。魔法はまだ使えないので魔法使いとは言えない…。大きなクマのぬいぐるみを背負っていて、可愛いもの好き
魔王 17 No2に魔王城を乗っ取られ、力も一部封印され、追い出された。早い話、勇者に助けを求めた
詐欺師 17 勇者の名を語ることで美味しい思いをしようと考えている。魔王を倒す勇気も力も何にもない






【道中】(勇者が立ち止まり、一言)

001 勇者 「あの…一ついいかな」
002 町人 「どうされました?」
003 勇者 「俺の周りに集まるの自称ばっかりなの、やめてくれないかな」
004 町人 「自称って…みなさん自称なんですか?」
005 詐欺師 「ボクが勇者だ」
006 勇者 「そこ、自称勇者だし」
007 町人 「あ、勇者なんだ。君は?」
008 魔法使い 「あの…魔法使いです」
009 勇者 「自称魔法使い」
010 魔法使い 「あの…ご迷惑でしょうか」
011 勇者 「迷惑も迷惑!何で自称魔法使いで魔法一個も使えないの!」
012 魔法使い 「あの、が、頑張りますッ!」
013 勇者 「いや、頑張りますじゃなくてさ」
014 魔法使い 「頑張れば使えるようになるんです、きっと!」
015 勇者 「魔王倒す時に使えないと困るの!今使えなくていつ使うの」
016 詐欺師 「今でしょっ」
017 魔王 「まぁ、今ではないだろうな」
018 勇者 「それどころか何?自称魔王って何なの。倒されたいの」
019 町人 「通りで見た目が立派なわけだ」
020 魔王 「世界の半分をくれてやろうか」
021 勇者 「乗っ取られて城追い出された魔王が何言ってんの!?偉そうに言ってるなよ」
022 魔王 「余の力が戻れば、お前なぞ一捻り…」
023 勇者 「だったら旅辞めます」
024 魔王 「それは無責任じゃないかな」(ちょっと慌てる)
025 町人 「まぁ世界の半分は手中に治めてから言った方がいいよね」
026 勇者 「何なの、魔大臣だっけ?王様はよく裏切られる立場にいるけど、大臣に裏切られて乗っ取られるって。それでも魔王の威厳あるんですか」
027 町人 「もうやめてあげなよー。あんまりいうと魔王泣いちゃうから」
028 勇者 「どんだけメンタル弱いの。もう魔王辞めた方がいいよ」
029 魔王 「元魔王…」
030 勇者 「そこだけ真面目に答えなくていいよ」
031 町人 「まぁまぁ…あ、ごめん」(魔法使いの背負ってるぬいぐるみにぶつかる)
032 魔法使い 「だ、大丈夫です」
033 勇者 「大体、魔法使いのそのクマのぬいぐるみは何。戦闘中超邪魔だよね!」
034 魔法使い 「可愛いクマさん捕まえて酷いです!」
035 詐欺師 「正義が世界を救う!」
036 勇者 「可愛いが正義だけど!正義だけど、違うよね。クマのぬいぐるみじゃ世界救えないよ」
037 魔法使い 「今に可愛い魔法を習得して、世界を救います!」
038 勇者 「可愛い魔法で倒される魔王って情けないな」
039 魔王 「倒すべき相手は余ではなく、魔大臣だ」
040 町人 「魔王がパーティーにいるって…」
041 詐欺師 「ボクが勇者だ!」
042 町人 「じゃあそこに魔王いるみたいだから倒しておくれよ」
043 詐欺師 「まだ真の力を使う時ではない…」
044 魔王 「ほぅ…面白い。余も本気ではないが…この本気ではない同士でどれ程のものか」
045 詐欺師 「ふ…面白い。だが、今はまだその時ではない」
046 勇者 「もういいよ、お前が世界を救って死んでくれ」
047 魔王 「何、死にたいの?」
048 勇者 「大体世界を救った勇者は消える運命だからね。俺の代わりに死んでくれ」
049 詐欺師 「い・や・だ」
050 勇者 「なら、黙っててくれ。あんたは詐欺師か」
051 詐欺師 「自称詐欺師ですから」
052 勇者 「あんたが自称詐欺って言ったら詐欺以外何もんでもないから」
053 町人 「まぁ自称勇者って言ってる時点で詐欺師だけどね」
054 魔王 「騒ぎ立てている貴様は何なのだ?」
055 勇者 「俺は公認の勇者だからね。王様に認められちゃった勇者だから」
056 詐欺師 「あ、そうなの?」
057 勇者 「勇者にしか抜けないとかって伝説の剣抜けちゃった人だから…でもあれ絶対仕組まれてた」
058 魔法使い 「どうしてそう思うんですか?」
059 勇者 「抜いた時にカチッて何かハマってたのが外れた音したもん」
060 魔王 「まぁ誰でも良かったんだろうな」
061 詐欺師 「詐欺じゃん!」
062 勇者 「ハメられたよ、奥で兵士なんかスイッチ踏んでたもの。見えたよ!」
063 魔法使い 「どんな仕組みだったんでしょうか…気になります。」
064 町人 「私は抜けなかったけどな」
065 勇者 「人柱が必要だったんだろ、一般の人じゃ抜けませんよ的な」
066 町人 「あぁなるほど…」
067 勇者 「こんなに自称ばっかり集まられると物凄く胡散臭い集団になるからね」
068 町人 「確かに…。自称勇者に、自称魔法使い、自称魔王に、自称詐欺師」
069 勇者 「ちょっと待て。俺は勇者だ」
070 詐欺師 「ボクが勇者だッ!」
071 勇者 「ちょっと黙っててくれないかな、詐欺師」
072 町人 「確かに胡散臭すぎますね」
073 勇者 「でしょ。何でこんなに胡散臭い連中ばっかり集まるんだろうって」
074 詐欺師 「類は友を呼ぶ!」
075 勇者 「呼んでるのお前だけだからな」
076 魔王 「今は余の力は失われているが、元は魔界を治める…」
077 町人 「まぁ…人は自称の域を出ませんよね…。」
078 勇者 「ところで今思ったんだけど、途中から旅に加わったあなたって何者?」
079 町人 「あれ…自己紹介してませんでしたっけ」
080 魔王 「していたとしても、人間なぞには興味はないからな」
081 魔法使い 「私すごく気になります。魔法とかババーンって使えたりするんじゃないですか」
082 町人 「いえいえ…私魔法使いじゃないですから」
083 詐欺師 「そんなナリして超達人とか?」
084 町人 「いえいえ…極々普通の人ですよ。至って取り得もない」
085 勇者 「え…」
086 町人 「ただの町の人ですよ」
087 勇者 「町を出た時点で町の人というステータスはなくなるかと…」
088 町人 「えぇ。さすらいの旅人です」
089 魔法使い 「魔王を倒しに行くさすらいの旅人さんってカッコイイですね!」
090 勇者 「魔王を倒しに行くパーティーが言う言葉でもない気もするけど」
091 魔王 「魔王はここにいる」
092 町人 「元魔王ですけどね」
093 詐欺師 「もう倒せばいいじゃない」
094 勇者 「もうあれか。自称魔王がいるなら、魔王倒して世界救ったことにするか」
095 魔法使い 「というわけで、倒されてください。元魔王さん」
096 町人 「おっと急展開ですね」
097 魔王 「フフフハハハ!余を倒そうなんて片腹痛いわっ!」
098 勇者 「手加減はしないっ」
099 魔王 「…本当に腹が痛いからやめてくれないか?奴にやられた傷が疼いていて…いや、本当」
100 町人 「あー手負いなんですね」
101 魔王 「弱った魔王を倒して、貴様は満足か?」
102 勇者 「大満足です」
103 魔王 「何…」
104 勇者 「手負いでも弱ってても魔王は魔王、王様に倒せ言われてるのは魔王だし?魔王倒せば冒険を終えることができるから」
105 魔王 「く…外道め…」
106 勇者 「勇者ではあるが、俺は外道ではないっ」
107 詐欺師 「ボクが勇者だッ」
108 勇者 「ことある度に勇者っていうのやめてくれないかな、詐欺師」
109 詐欺師 「あることないこと吹聴するのが詐欺師の役目ですから」
110 勇者 「嫌な役目だな…」
111 魔法使い 「でも…私…もうちょっと勇者様と旅を続けたいです」
112 町人 「素敵な言葉ですね、勇者さん」
113 勇者 「まぁ…なんだ、勇者様って呼ばれるのも悪くないか…」
114 町人 「旅を続けます?」
115 勇者 「もう少しだけ旅を続けるかな」
116 魔王 「余の力、奴を倒すまで貸してやる」
117 詐欺師 「勇者の名を語って美味しい思いをしよう」
118 勇者 「お前は勇者の影武者として死んでくれ、頼むから」
119 魔法使い 「立派な魔法使いになって、勇者様と世界を救います!」
120 町人 「…じゃあ、私は次の町の人になるためにお供しましょう」
121 勇者 「…で、結局この集団って何なの?」
122 町人 「そりゃ勇者様一行でしょう自称」
123 勇者 「一人でも自称がいると全部胡散臭くなるから、自称使うのやめてくれ」






作者のツブヤキ
 相当久しぶりの更新でした。申し訳ないです。
ファンタジー系で剣と魔法…ブツブツと考えていたら入浴中にハッと思いついたのがこの作品でした。
温泉に入ると必ず一作品以上思いつくことや、入浴中が一番閃いていることを考えると、
血行を良くすることで思いつくのではないだろうかと推測しました。
自称「ボクが勇者だっ!」って集中線が入りながら言っている詐欺師がツボです。

使用報告・リクエスト・感想・コメント応援・随時、受付中! ⇒   掲示板  

(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります)









台本一覧へもどる

オリジナルボイドラ劇場へもどる

声物語劇団へもどる

ブログを見る

★☆先月の台本人気ランキング☆★