転校生は魔法少女なの?

転校生は魔法少女なの?

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :5不問:1
総セリフ数 156
製作日 2012/6/23〜2012/6/24
概要説明  突然やってきた時期外れの転校生。実は転校生の正体は魔法少女で…
転校初日から転校生以外の来客闖入。隠していたはずの正体が…学園の平和が乱れる!!
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
中岡 朝香
(なかおか あさか)
25 集まりの中心的女子。女子力を上げようと努力するが、女子力が何かわかってない。
杵川 萌実
(きぬかわ もえみ)
22 おっとり系女子。家に帰ってPCを開き、某掲示板を閲覧するのが日課。
橘モアネーゼ幸子
(たちばな もねーぜ さちこ)
17 橘ブランドの令嬢。超お金持ちの一人娘。ブランド物はとりあえず集めてみるが最終的には橘ブランドに落ち着く。母親が外国の有名女優
佐々木 美夏
(ささき みか)
22 サバイバルゲーム好きのモデルガン収集家。火がつくと熱い。
船岸 ゆうか
(ふなぎし ゆうか)
43 謎の転校生。実は魔法少女。解決できないことは魔法の力で解決!
フミン 27 … 謎の転校生のペット。自称フミン星の誇り高き皇子様。カレーの王●さまをこよなく愛す狐っぽい生き物。ゆうかの良きパートナーであり、助手であり、道具である。






【朝の教室】(血相を変えて美夏が駆け込んでくる)

001 美夏 「みんなー、大変大変!」
002 朝香 「どうしたの?みっちん」
003 幸子 「朝から騒がしいですわね」
004 萌実 「元気なのはいいことだと思う」
005 美夏 「このクラスに、転校生が…来るッ」
006 幸子 「転校生ですって!?どのような人ですの?」
007 美夏 「それが…聞いた話によると、容姿端麗、才色兼備…モデルのようにスラッとした美脚らしくて」
008 幸子 「まぁ!それが本当でしたら、わたくしのポジションが奪われてしまいますわ」
009 朝香 「いや…さっちゃんは十分大丈夫だと思う」
010 萌実 「十二分に濃ゆいですから」
011 美夏 「超お金持ちで、さらに月光照らすような白銀の髪に流麗壮美の瞳を持つ子らしくて…」
012 朝香 「一体どんな子なんだろう…お人形さんみたいなのかなぁ…ねぇー?」
013 萌実 「ワクワクするねぇ」



【教室】(ゆうか黒板前に立ち自己紹介)

014 ゆうか 「今日からクラスでお世話になります、転校生の船岸ゆうかと言います。宜しくお願いします」
015 美夏 「みんな、なんかゴメン…」
016 萌実 「べ、別に気にしていないよ」
017 幸子 「大したことないですわね」
018 朝香 「あたしたちがちょっと期待し過ぎてたって言うか…うん、しゃーなしだよ」
019 ゆうか 「え…何か滑ったかな、ゆうか自己紹介で滑ったかな。何でこんなに空気冷たいの?」
020 美夏 「まぁ…最初にハードル上げ過ぎちゃうとこうなるか」
021 ゆうか 「ゆうか来る前にハードル上げられていたの?」
022 フミン 「気にしちゃ負けだよ、ゆうか」
023 朝香 「あの子…ペット連れてる!」
024 萌実 「わぁ…もふもふしたい」
025 ゆうか 「あの皆さん、宜しくお願いします」
026 美夏 「クラスのメンバーに新参者が加わったってことね!」
027 フミン 「ボクもよろしく」
028 幸子 「この妙に毛並みのいい狐っぽい生き物は一体なんですの?」
029 ゆうか 「あ、この子は」
030 フミン 「ボクはフミン。フミン星の皇子様だよ!」
031 萌実 「フミン星?」
032 ゆうか 「ゆうかのペットなの。家に置いていこうと思ったんだけど、どうしてもついてきちゃって…」
033 フミン 「ボクを置いていこうとするなんて、ゆうかヒドイや」
034 萌実 「肉球…」
035 朝香 「動物って癒されるよねー」
036 フミン 「ボクは可愛いからね!当然だよ」
037 幸子 「この子、ナルシストですの?」
038 ゆうか 「んーちょっと電波なだけかな。根はいい子だよ」
039 美夏 「電波なんだ…」
040 萌実 「電波ならあっさも負けていないよね」
041 朝香 「え、あたしっ!?」
042 美夏 「まぁ、妄想でご飯三杯いけちゃう子だからねぇ」
043 朝香 「そ、そんなことないよ!」
044 幸子 「ゆうかさんは、ご両親のご都合でこちらにいらしたのですの?」
045 ゆうか 「えっと…そ、そうだね」
046 朝香 「どこからきたの?」
047 ゆうか 「ま…」
048 フミン 「ゆうか!そのことは禁則事項だよ!」
049 ゆうか 「あっ…」
050 美夏 「禁則事項?」
051 ゆうか 「ま、マジック学校から来たの。えへへ…」
052 萌実 「マジック学校?」
053 朝香 「昼夜マジックの研究を行っている学校?みかん持って、浮いてますとか?」
054 ゆうか 「普通の女の子をやってみたいなー思って、転校してきたの」
055 朝香 「あ、女性でマジックショーやる人ってあんまり見かけないものね。卒業してもマジシャンの助手とか、ショーのバニーちゃんとか」
056 美夏 「会場の入口の受付にいるバニーババア…」
057 ゆうか 「まぁ…そんなコスプレもあったようななかったような…」
058 フミン 「ゆうかは仮装行列では…」
059 ゆうか 「そ、その話はいいの!!」
060 美夏 「なになに?何なの?」
061 ゆうか 「誰しも消し去りたい黒歴史ってのがあるんだからっ」
062 萌実 「狐さん、あとでこっそり教えて下さいねぇ」
063 幸子 「わたくしには常に最高でいられるように全力を出しているので黒い歴史など存在しませんわ。いつも白っ!純白の白ですわっ」
064 朝香 「腹黒、ドス黒な時もあるような…」
065 フミン 「…ゆうか、そろそろだよ」(尻尾逆立て構える)
066 ゆうか 「うん、わかってる」
067 朝香 「どうしたの?ゆうかさん、怖い顔して」
068 ゆうか 「ん、ちょっとね。それより、あっさ。ゆうかのことさんつけて呼ばなくていいよ」
069 朝香 「え?」
070 ゆうか 「ちょっと、さん付けられると妙にこしょばくてね」
071 萌実 「じゃぁ、ゆうかりんとか」
072 幸子 「ちょっと安直過ぎません?」
073 美夏 「まぁ語呂はいいけどね」
074 ゆうか 「…みんな伏せてっ!」
075 朝香 「へ?」(砂埃と共に全身黒タイツが現れる)
076 フミン 「さっそく、お出ましだ」
077 幸子 「ちょっとなんですの!?」
078 萌実 「全身黒スーツでいかにもイーッとか言いそうな怪人ですね」
079 美夏 「黒服の男たちだったら誰かのSPかなとも思うけど…顔まですっぱり覆うような素敵な知り合いはいないけど…もえっちょか、さっちんの家の人」
080 幸子 「こんな悪趣味の人知りませんわ」
081 フミン 「学園の平和をぶち壊しに来た怪人だよ」
082 ゆうか 「あいつらから逃げるためにこの学園に来たというのに」
083 朝香 「なに、ゆうかりんを追っかけるストーカーさんなの?」
084 フミン 「まぁ、フミンはフミン星のアイドルだからねっ、悪質な追っかけファンが多いんだよ」
085 美夏 「皇子じゃなかったっけ…」
086 朝香 「狐の方の追っかけなの!?」
087 ゆうか 「どちらにせよ一般人の人をこれ以上巻き込んじゃいけないよ、フミン」
088 フミン 「いつものように魔法の力でシュパパンッシュパパンッっと追い返しちゃってよ、ゆうか」
089 ゆうか 「あのね…魔法のことはみんなには秘密なんだからねっ軽々しく言わないで」
090 萌実 「魔法?」
091 ゆうか 「ま、魔法のようなマジック!そう、マジシャンだからゆうかっ」
092 幸子 「それより早くなんとかしないと怪しい怪人が迫ってきますわ」
093 萌実 「駄目だあいつ…早くなんとかしないと…」
094 ゆうか 「…背に腹はかえられないか、フミン!行くよ」
095 フミン 「ボクと契約する気になったかい?」
096 ゆうか 「この前したでしょっ」
097 フミン 「そうかのぅ」
098 朝香 「ゆうかりんのマジックが見れるの?」
099 美夏 「マジックで倒せるような相手なの?」
100 ゆうか 「契約者の名において命ず、出でよ…フミンッ!」
101 フミン 「コバラスイタカライッチョオドッテヤルゼボグゥゥゥゥゥゥ」(腰をひねって怪人を指さす)
102 ゆうか 「さぁ、倒してきなさい、フミン」
103 美夏 「追っかけられているはずの本人が結局倒しに行くの!?」
104 フミン 「らんらんるー♪らんらんるー♪」(必死に尻尾を振る
105 萌実 「尻尾を振っているだけで全然攻撃していな気がするけど…」
106 朝香 「狐っぽいの、何しているの?」
107 フミン 「嬉しくなるとついやっちゃうんだ★」(振り向いてウインク
108 ゆうか 「邪魔…」
109 幸子 「変質者なら警察に通報すればいいのではないですの?」
110 フミン 「無理無理、民間人が太刀打ちできないよ」
111 美夏 「警察は民間人じゃないような…」
112 ゆうか 「フミンは使えないし」
113 フミン 「失礼な!バッチリ防御力を下げておいたよ!」
114 ゆうか 「その不快な踊りでMPが吸い取られたもん」
115 朝香 「あの…人?を放っておくとどうなるの?」
116 ゆうか 「抱きつかれる」
117 萌実 「抱きつき魔?」
118 美夏 「まぁ、王道の襲われるってやつよね」
119 幸子 「嫌ですわ!そんな汚らわしい手で触れられたら…わたくし、発狂してしまいますわ」
120 朝香 「ゆうかりん、なんとかできるの?」
121 ゆうか 「…皆には見せたくなかったけど、仕方ないか…マジカルフォームッ」
122 美夏 「ゆうかりんがかっこいい技名唱えた」
123 ゆうか 「お天道様に代わってお仕置よッ!」(決めポーズ
124 萌実 「今時お天道様って言う人あんまりいないと思うなぁ」
125 朝香 「ゆうかりんが可愛くなった…」
126 フミン 「ドレスアップで気分も力も倍増だよ、ゆうか」
127 ゆうか 「女の子は可愛くなくちゃねっ」
128 萌実 「かわいいは正義…」
129 ゆうか 「種も仕掛けもありませんよ、アルティマシュートッ!」(太いレーザービームで光と共に消し去る
130 フミン 「そっちなんだ」
131 ゆうか 「ハラワタぶちまけろっ」
132 朝香 「可愛い顔して割と怖いこと言う」
133 幸子 「やりましたわ!」
134 美夏 「粉砕!玉砕!大喝采!ってところね」
135 萌実 「これで敵も木端微塵ですねぇ」
136 ゆうか 「任務完了ッと」
137 幸子 「最初っから凄いレーザービームだったけど…どういう仕掛けなの?」
138 ゆうか 「あ、あれね?えーと…」
139 美夏 「あんなマジック初めて見た…」
140 幸子 「というか、マジックって言うのは娯楽に使用する物であって攻撃するものではないと思いますけど…」
141 ゆうか 「あの…」
142 フミン 「ゆうかは実はマジシャンじゃなくて魔法少女なんだよ!」
143 萌実 「あれがマジックじゃないのは分かっていたけど…」
144 ゆうか 「ゆうか、魔法少女なの!魔法少女で世界を救う使命が…」
145 朝香 「話の規模大きくなってきた」
146 フミン 「ボクと契約するとみんな、ゆうかのようになれるよ」
147 ゆうか 「営業しないの」
148 フミン 「ボクと契約して魔法少女になってよ!」
149 朝香 「そういえば、さっき私たち自己紹介していないのに名前知っていたみたいだけど…」
150 萌実 「あれ…いない」
151 ゆうか 「うーん、魔法少女ってバレちゃったからもう一回みんなの記憶を消して仕切り直しね」
152 フミン 「ゆうかー、これで何回目だい?飽きないね」
153 ゆうか 「接し方はだいぶ慣れてきたから、最初の掴みはオッケー」
154 フミン 「じゃぁ、明日も始めからいくよっ」
155 ゆうか 「フミンもいい加減に営業諦めたらいいのに」
156 フミン 「ボクと契約して魔法少女になってよ」






作者のツブヤキ
 2012年5月13日東京の某会場にて開催された声優系イベントの脚本依頼の提出作品の一つです。
学園転校生の魔法少女ネタで、ネタをふんだんに入れてください的な指定を受けて慣れないネタ投入作品。
結局三作品提出した中の一作品が採用され、実際に聴いてきましたが、声優さんだけあって生声劇って凄いw
楽しませて頂きました。少し旬は過ぎてしまったかもしれませんが、マミる有名なアニメを軸に書きました。
楽しんでいただければ幸いです。

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