美味しくなれポンッ☆

美味しくなれポンッ☆

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :1:2不問:-
総セリフ数 87
製作日 2012/5/20〜2012/5/20
概要説明  一時の気の迷いからついつい料理に美味しくなる魔法をかけているところを父親に見られた。
恥ずかしい死にたい。
母さんが召喚されて話はますます変な方向へ。
パパあとで殺したい。
利用にあたって 利用規約
目安時間 6分半程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
17 かかあ天下で家計と財布の紐と命を母さんに握られている
36 浩美のよき理解者。この家の頂点に君臨している猛者。
浩美
(ひろみ)
34 お年頃な一人娘。美味しくなる魔法を恥ずかしながら試したら見られた。






【台所】(味噌汁に挑戦中)

001 浩美 「美味しくなれポンッ」(指でくるくる弧を描きながら可愛らしく魔法少女っぽく)
002 「…頭大丈夫か?浩美」(台所を覗き込み、真顔で)
003 浩美 「…なッ」(振り向き硬直)
004 「母さん、浩美が料理に毒入れてるぞ」
005 浩美 「み、見られた…」
006 「あらやだ、何入れたの?媚薬なら勘弁してね。お父さんとラブラブする気ないから」(父を押しのけて台所へ)
007 「な…母さん…」
008 「あなたとの関係はもう…」
009 「いやいや、母さん」
010 浩美 『どうしよ…すっごく、こっ恥ずかしいところを見られた』(顔真っ赤で冷や汗ダラダラ)
011 「お父さん、浩美が何してたって?」
012 「台所で恥ずかしげもなく…」
013 「あらやだ、台所で【自主規制】的なことをしてたの?お年頃だものね」(頬を押さえながら頬を赤らめる)
014 「そんなオイシイ場面には遭遇していない」(真顔)
015 浩美 「いや、してないからっ」
016 「お父さん、大事な実の娘で今なに淫らな妄想したのかしら」(ぐわしっと父の顔掴む)
017 「いや、違うぞ母さん」
018 「浩美、年頃の女の子なのだから仕方ないと思うわ。お母さん、ひいたりしないわ」
019 浩美 「いやいや、ちょっと」
020 「包丁でできるなんて少しマニアックだと思うけど」(軽蔑の眼差し)
021 浩美 「包丁でって…マニアック過ぎでしょ!全体的に危ないよ!色んな意味で…いや、目!目ッ!すごく、さげすむ目で見てるよ。見てるよ、ママ」
022 「台所という家庭的な場がまた新婚生活とか夢見て妄想がかき立てられるのでしょ」
023 浩美 「だからしてないって」
024 「あら、じゃあ何してたの?」
025 浩美 「いや、別に…」
026 「言えないことしてたんだー」
027 浩美 「そんなことないっ!」(顔真っ赤にしながら強く言う)
028 「じゃあ、何してたの?」
029 「浩美は料理の前で…」
030 「お父さんには聞いてないから」(ギロリと睨む)
031 「はい…スミマセンデシタ…」
032 「何も恥ずかしがることじゃないのよ。だって女の子なんだもの」
033 浩美 「いやでも言いにくい…」
034 「お母さんに隠し事されちゃうとお母さん悲しくなるな」
035 浩美 「そう言われても…」
036 「何していたの?」
037 「そうだぞ。正直に言うべきだ。親に隠し事は…」
038 「お父さんは話をややこしくするからベランダに出てもらえる?鍵かけるから」
039 「あれ?母さん?」
040 浩美 「料理に…料理に愛を込めてました」(モジモジしながら)
041 「…どのように?」
042 浩美 「それはちょっと…」
043 「浩美、唾液をいれるのはお母さん感心しないな」
044 浩美 「いれてないよっ!何その嫌がらせ」
045 「中学の時にふとし君が私のブルマに唾液をぬったくるから愛情表現として家庭科の時、好きだった子の味噌汁に唾液をいれたら周りからひかれるようになったわ」
046 浩美 「なにそのカミングアウト!黒歴史と言うか…誰でもひくよっ」
047 「そんな母さんも素敵だ…」
048 浩美 「変態が惹かれたっ別意味でひいたよっ。というか嫌な馴れ初めだよ」
049 「やはり血は争えないのね」
050 浩美 「ママと一緒にしないでよっ!そんなことしないよっ」
051 「あら違うの?じゃあ何?」
052 浩美 「じゅ、呪文唱えただけだもの…」
053 「あらやだ、この子中二病だわ」
054 「な、なんだ!中二病って!浩美はまずい状態なのか!すぐに救急車を呼ばないといけないのか!?」
055 「手遅れになると周りから誰にも相手されなくなったり、精神科行けと言われ、果てには病院がこいって言われるようになるわ」
056 浩美 「妙に詳しい…」
057 「そうなのか。そうらしいぞ、浩美」
058 浩美 「ウザー…」
059 「浩美が自称、魔法使いだなんて言ってるなんて知らなかったわ」
060 「ネットとかゲームのやり過ぎか?我が家も考えないといけないな」
061 浩美 「ただ愛情込めて、美味しくなれポンッって言っただけです!」
062 「…どういう風に?」
063 浩美 「え…?」
064 「どういう風に言ったの?」
065 浩美 『変なところに喰いつかれたぁ…』
066 「ほら、お母さんにやってみせて」
067 浩美 「え…ぁー…」
068 「ほら、何掛け声欲しいの?さん、はいっ」
069 浩美 「…非常にやりヅライノデスガ」
070 「そうね。…ほらお父さんシッシッ。玄関から出てて下さい。チェーンかけるから」
071 「ちょ、母さん!?」
072 「はい。心置きなく料理に愛を込めて下さい?」
073 浩美 「…えぇいっ!もうどーにでもなれーっ・・・美味しくなれポンッ」(ウインクしながら指くるくる)
074 「…あぁうん。」(死んだ魚の目をしながら)
075 浩美 「ママ、目。目ッ!目死んでるよ!」
076 「なんか不味く…いや、美味しくなりそうね」
077 浩美 「どうして目を逸らしながら言ってるのママ…」
078 「魔法少女は15歳までらしいからね、浩美」
079 浩美 「え?あぁうん。…え?何でそれを今言ったの?」



【翌日】(浩美学校から帰宅。台所にて)

080 浩美 「ママー?今日の夕ご飯…」(台所に入ってくる)
081 「美味しくなーれっポンッ☆」(腰のスナップきかせながら)
082 浩美 「ッ!?」
083 「母さんの愛情がギッシリ味噌汁に詰まっているよ」
084 「お父さんのにはシジミだけで汁なしだけどね」
085 浩美 「ママ…?」
086 「浩美の呪文習得しちゃった」
087 浩美 …後日、我が家ではしばらくネタにされました






作者のツブヤキ
 料理は愛情を込めることで格段と美味しさが増すらしいですよ?
チャーハンなんか、必要なのは『愛情』と『火力』らしいですからね。お店で美味しくなチャーハンは愛情が足りないんですよ。
年頃の女の子が父親に何か恥ずかしいことをしているのを見られると寝込みものですよね。
誤魔化しがきかないw
料理に愛情込めましょう!

使用報告・リクエスト・感想・コメント応援・随時、受付中! ⇒   掲示板  

(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります)









台本一覧へもどる

オリジナルボイドラ劇場へもどる

声物語劇団へもどる

ブログを見る

★☆先月の台本人気ランキング☆★