紅ずきん

紅ずきん

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:2
総セリフ数 91
製作日 2011/12/3〜2011/12/3
概要説明  森の中に住む怪しいおばあさんとお友達になったら来いよイーヒッヒッヒッとか挑発されたから行ってみる。
そしたら狼とお楽しみだった…ナニコレ…彼氏のいない私に対するあてつけ?
何?ばあや出血しているの?いいじゃない、濁った汚れた血出して綺麗にした方が。私の赤いずきんはね、返り血ry…
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
赤ずきん 27 森から少し離れたところに住む少し腹黒い少女。出かけるときは赤ずきんをかぶるので通称赤ずきんと親しまれる。たまに防災頭巾をかぶってる
猟師 13 狼を狩るハンター。手元がよく狂う。見間違える。誤射する。
ばあや 26 森の中に住むおばあさん。落し物を拾ってくるクマさんを探している内に年取った
25 森の中に住む人食い狼。結構グルメ。ステーキを出さないと基本食う。






【赤ずきんの家】(ばあやから手紙が届く)

001 ばあや 『赤ずきんや、森の奥の怪しげなばあやのお家までおいで、お土産をちゃんと持っておいで』
002 赤ずきん 「あら、ばあやから手紙だわ」
003 ばあや 『森にはこわーい狼が出るから気をつけるんじゃぞ、いーひっひっひっ』
004 赤ずきん 「まぁ、狼ですって怖いですわ」
005 ばあや 『P.S.ナマコの感触は猫の尻尾みたいだわ』(声のトーン落として真面目に)
006 赤ずきん 「…ばあや、ボケたのかしら?…まぁお花を摘んで頭のアホ花を満開にして差し上げましょう」
007 ばあや 「赤ずきんには手紙が届いたかねぇ…気をつけて来るんだよ」
008 赤ずきん 「森に入るなんて久しぶり。まぁなんて美味しそうな茸、毒々しいけど…お土産にしましょう」(かごの中に放り込む)
009 猟師 「くそぅ…確かに狼の姿がこっちに」
010 赤ずきん 「まぁ、可愛いお花。摘んで行きましょう」
011 猟師 「む、そこかっ」(木の陰から猟銃構えながら)
012 赤ずきん 「きゃっ」
013 猟師 「人間…幼女だと?」(目を丸くする)
014 赤ずきん 「あなたがばあやの言う狼さんね」
015 猟師 「いや、俺は狼を追ってるハンターだ」(銃を下しながら)
016 赤ずきん 「またまたご冗談を。ばあやが言っていたわ、男はみんな狼だって。…汚らわしい」(軽蔑の眼差し)
017 猟師 「なんか口の悪い嬢ちゃんだな」
018 赤ずきん 「そうやっていちゃもんつけたり、猟銃突き付けて拉致監禁しよって魂胆でしょ!このロリコンめっ」
019 猟師 「なんか腹立ってきたぞ」
020 赤ずきん 「ほら、目つき手つき鼻息が怪しくなってきたわ。でもそうもいかないわっさようなら」
021 猟師 「嬢ちゃん気をつけろよ、ここらには狼がウヨウヨいるからなぁ」
022 赤ずきん 「おじさんも気をつけなよ、犯罪犯しそうな顔してるからー」
023 猟師 「ぶっ飛ばしたいガキだな…」



【森の中のばあや家付近】(家の近くで花を摘む赤ずきん。腹ペコ狼がばあや家に接近)

024 「へいへいっオイラは腹ペコ狼さ、食べらりゃ何でもいいさー」
025 ばあや 「赤ずきんはそろそろ来る頃かねぇ…お茶でも淹れてようかしらね」
026 「お、民家があるじゃねぇか。ご馳走にありつけるぜ」
027 赤ずきん 「らんらららん♪」
028 ばあや 「あら…赤ずきんが来たのかしら」
029 「へいへいっさっさと開けちまえYO!そしてご馳走さ」(ドア前で行儀よくチョコンと待つ)
030 ばあや 「はいはい、今開けますからねー」
031 「用意はバッチリさー、さぁ開けやがれ」
032 赤ずきん 「ばあやのお家はそろそろかしらねー」
033 ばあや 「はいよぉ、赤ずきんやぁ、よく来t…」(ドアを開け、サッと顔色変える)
034 「チッ、ヨボヨボのババアか」
035 ばあや 「ひぃっ、狼ッ」(慌ててドアを閉めようとする)
036 「おっと、邪魔するぜぇ」(ばっと入り込む)
037 ばあや 「とっとと出てきなさい!」
038 「若い娘はいねぇのか、ババア。ボンキュッボンあはんみたいな」
039 ばあや 「ショボデンッドンどやぁのあたしゃしかいないよっ!出て行けぇ」(フライパン取り、振り上げる)
040 「物騒なババアだ…ばあさんはばあさんらしく寝てた方が腰痛めないZE」
041 ばあや 「これでも若い頃は森でブイブイ言わせていたんだからねぇ…覚悟おし」(フライパン振り回す)
042 「無理するなってYO」
043 ばあや 「狼なんて一太刀…アァッ腰が…ひぃ…ひぃ…」(グギィッの音と共に腰を押さえて倒れる)
044 「言わんこっちゃねぇぜ、ま、オレ様がパクリと食ってやるから腰の心配はしなくていいぜぇ」
045 ばあや 「あだ、あだだだだ…腰…こしぃ…」
046 「あの世へ行く準備はできたか?」(のしかかる)
047 赤ずきん 「ばあやー、遊びに来たよー」
048 「……」(ばあやに跨った状態で赤ずきんを見る)
049 ばあや 「…赤ずきんや、来てはいかん」
050 「おほ…美味そうな少女だ!」
051 赤ずきん 「…お取り込み中失礼しました。どうぞ続けてください」(うっすら笑み浮かべながら真顔でドア閉めかける)
052 「へへっ、少女の足ならば、このばあさん仕留めてからでも殺れる」
053 ばあや 「…赤ずきんや、勘違いを…」
054 赤ずきん 「ばあやもあんな歳でもお盛んなのね…いや、あの狼の性癖が熟女好きなのだわ」(ため息をつきながら再び覗く)
055 「さて…まずは喉元を食らいついて…」
056 ばあや 「覗いてる…赤ずきんが覗いとる…」
057 赤ずきん 「ばあやのどこに魅力があるのかしら…いや、あの狼が発情期なだけだわ」(ドア細く開けながら覗き込む)
058 「後でゆっくり食ってやんよ、とりあえずおねんねしときなYO」(鋭い牙でばあやに噛みつこうと口開く)
059 ばあや 「ひぃっ赤ずきんやっ助けておくれっ!赤ずきんやっ」
060 赤ずきん 「ばあやっ!…ごめん無理。なんか私が襲われそう」(叫んだ後、少し考え手を横に振りドア閉める)
061 ばあや 「赤ずきんや!赤ずきんや!この薄情者!人でなし!現代っ子!」(しまったドアに怒声浴びせる)
062 「ばあさん、顔真っ赤だぜ…頭の血管大丈夫かYO」
063 赤ずきん 「…ばあやにそんなに言われる筋合いはないわっ」(勢いよくドアを開けながら)
064 「また来たのかYO」
065 ばあや 「か弱いばあやが狼に食べられそうなのにあんたって子は!」(赤ずきんに向かってフライパンぶん投げる)
066 赤ずきん 「フライパンぶん投げて来るばあやはか弱いって言わないわっ」
067 ばあや 「狼の臭い息吹き掛けられてるんじゃよっ!ばあや危機なんじゃよ」
068 「うるせぇ…ばあさん。ガブ」(頭に噛みつく)
069 ばあや 「ぎゃあっ」
070 赤ずきん 「ばあやっ…助ける気ないんで帰ります」(すごすごと帰ろうとする)
071 ばあや 「ぎぃやぁぁ死ぬ…死ぬ…赤ずきんや…助けて赤ずきんや」(血塗れになりながら赤ずきんに向かって手を伸ばす)
072 赤ずきん 「やめてください、夜眠れなくなったらどうするんですか。夢見悪いんで言葉発しないで」(見下したように見ながら)
073 ばあや 「赤ずきんや、優しい優しい赤ずきんや、ばあやを見捨てないでおくれ…見殺しにする気かぇ」
074 赤ずきん 「あの、もう痛いと思うんでいっそ噛み砕いちゃって下さい」(首を親指で切り裂くジェスチャー)
075 「いいの?」
076 赤ずきん 「手向けの花も摘んで来たんで」(カゴに摘んであった花をばあやに投げる)
077 ばあや 「赤ずきんや!」
078 赤ずきん 「あのね、ばあや。私がなんで赤ずきん被ってるか分かる?…それはね、返り血を…」(ニヤリと笑いながら出て行こうとする)
079 猟師 「やったか!」(銃撃でドア吹っ飛ばし、ニヤッと笑う)
080 「銃声…チッ奴か」
081 ばあや 「赤ずきんや…赤ずきんやぁ…」(吹っ飛び血塗れで倒れてる赤ずきん見て叫ぶ)
082 猟師 「憎き狼め…ぬっ先程の嬢ちゃんじゃないか…狼めっ」(赤ずきん見て狼を睨みつける)
083 「いやいや、お前さんが殺したんだYO」
084 猟師 「誤射で殺したと見せかけるとはますます許せん」
085 「この猟師もうダメだ」
086 猟師 「…というわけで、罪を償って…」(猟銃構える)
087 「お前が償えYO」
088 赤ずきん 「私のずきんが赤いのは…」(ピクピク痙攣し、ゆらりと起き上がる)
089 猟師 「うぉっ生きてるの!?」
090 赤ずきん 「私の血の色が赤いからよ!」(目を大きく見開きながらドヤ顔)
091 「こぇよっ」






作者のツブヤキ
 赤ずきんって怖いお話ですよね。ばあやに呼ばれて行ったらばあやは無残な姿で傍らには狼がスヤスヤ?
スヤスヤはヤギの方のお話か。猟師を呼んでズドンだったっけ…?忘れましたな…正しいのは。
何十年、何百年経ってもこうして親しまれる童話ってすごいと思います。そして童話に隠された裏話や哲学なんて…
ロマンですよね。童話に隠された真の意味とかって。何かに隠された真実ってほんとワクワクします。

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