| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:3♀:1不問:1 |
| 総セリフ数 | 91 |
| 製作日 | 2011/11/11〜2011/11/11 |
| 概要説明 | はるか昔から続けられてきた闇と光の戦い。決して終わることのない… 光が消え去ればまた再び闇が世界を覆い始める。 光は本当に光なのか、闇は闇なのか…真の黒幕はいったい誰なのだろうか |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 勇者 | 15 | ♂ | 魔王が世界を滅ぼさんと現れたとき、突如城にやってきて勇者と呼ばれるようになった男 |
| 王様 | 18 | ♂ | 一国を治める国王。 |
| 姫 | 16 | ♀ | 王国一美しいと言われる可愛らしい姫。 |
| 魔王 | 27 | ♂ | かつては世界を征服した魔王の末裔。魔界のリーダーではあるものの人間界を征服力は持っていない |
| 兵士 | 10 | ? | 城を守る忠実な兵士。普通以上普通以下の実力の持ち主。 |
| 001 | 王様 | 「魔王を捕らえたとな」 |
| 002 | 姫 | 「待って、お父様…」 |
| 003 | 兵士 | 「姫様、危険です。お退がりください」 |
| 004 | 魔王 | 「く…」 |
| 005 | 王様 | 「これが我が同盟国を滅ぼした憎き魔王と言うのか」 |
| 006 | 兵士 | 「警告も聞かず、王宮に侵入を試みた故、痛めつけました」 |
| 007 | 姫 | 「貴方が本当に魔王なのですか?」 |
| 008 | 魔王 | 「…フフフ、いかにも」 |
| 009 | 兵士 | 「お言葉ですけど、魔王がこんなに弱いはずがないと思います…」 |
| 010 | 魔王 | 「そう思うのも無理はないだろう…この愚かな醜態ではな」 |
| 011 | 王様 | 「魔王は別にいるのだろう」 |
| 012 | 兵士 | 「さしずめ魔王の部下といったところか…」 |
| 013 | 魔王 | 「ワシはもう力が残っていない」 |
| 014 | 兵士 | 「王様、このままトドメを!」 |
| 015 | 魔王 | 「人間たちに問う、汝恐れるもの、なんぞや」 |
| 016 | 王様 | 「決まっておろう、貴様だ」 |
| 017 | 魔王 | 「人は闇から目を背ける。真の闇とはなんぞや…」 |
| 018 | 姫 | 「真の闇…?」 |
| 019 | 兵士 | 「なりません姫様、魔物の言う言葉に耳を傾けては…」 |
| 020 | 魔王 | 「ワシも利用されたに過ぎん…」 |
| 021 | 兵士 | 「用があるのは親玉であって貴様のような配下ではない」 |
| 022 | 姫 | 「魔王であるならば、私の問いに答えられますよね」 |
| 023 | 兵士 | 「姫様!」 |
| 024 | 姫 | 「我が同盟国を滅ぼした理由を述べなさい!」 |
| 025 | 魔王 | 「同盟国…」 |
| 026 | 姫 | 「あそこには婚約した王子がいたのに…大切な大切な…」 |
| 027 | 魔王 | 「フフフ、フハハハハ」 |
| 028 | 王様 | 「何がおかしいっ」 |
| 029 | 魔王 | 「成程、成程…そういうことか」 |
| 030 | 王様 | 「何だと言うのだ」 |
| 031 | 魔王 | 「奴は王子を消したかったのか…」 |
| 032 | 王様 | 「なんじゃと!?」 |
| 033 | 魔王 | 「ワシが現れたら何が現れる?光と称する英雄を望む者だ」 |
| 034 | 王様 | 「…何を」 |
| 035 | 兵士 | 「人々の恐怖から守る者…」 |
| 036 | 姫 | 「勇…者…?」 |
| 037 | 魔王 | 「ワシは勇者に国を滅ぼせと命令された」 |
| 038 | 姫 | 「嘘…」 |
| 039 | 兵士 | 「王を惑わすのもいい加減にしろ、魔物め」 |
| 040 | 魔王 | 「ワシを倒せば人々から称讚される英雄になれるからな」 |
| 041 | 姫 | 「貴方は何のためにここへ?」 |
| 042 | 王様 | 「決まっておろう、我が国を滅ぼすために…」 |
| 043 | 魔王 | 「もう疲れたのだ…悪と正義の鬼ごっこにな」 |
| 044 | 姫 | 「鬼ごっこ?」 |
| 045 | 勇者 | 「王様!魔王を捕まえたそうですね」 |
| 046 | 姫 | 「勇者様」 |
| 047 | 勇者 | 「何で生かしておいてるんだ!魔王は存在悪だと言うのに」 |
| 048 | 姫 | 「待ってください、勇者様!」 |
| 049 | 王様 | 「今こやつを尋問しとるとこじゃ」 |
| 050 | 勇者 | 「尋問?」 |
| 051 | 王様 | 「数々の悪行をな。こやつが魔王の配下ではなく、魔王だという証拠もな」 |
| 052 | 勇者 | 「ふ…魔王も落ちぶれたものだな」 |
| 053 | 魔王 | 「笑っていられるのも今の内だと思え、勇者よ」 |
| 054 | 勇者 | 「な…」 |
| 055 | 魔王 | 「ワシは勇者に命令された、国を滅ぼさなければ魔界を滅ぼす…と」 |
| 056 | 勇者 | 「な、何を言い出す!?」 |
| 057 | 魔王 | 「魔界の王、力なくとも仮にも魔界では王。民を犠牲にするわけにはいかん」 |
| 058 | 勇者 | 「デタラメを!」 |
| 059 | 魔王 | 「ワシは従うしかなかった。力なければ抵抗もできん。この男の方が遥かに上回っていたのだからな」 |
| 060 | 王様 | 「むぅ…」 |
| 061 | 魔王 | 「この男が望んだのは富と名声、そしてこの国の姫」 |
| 062 | 姫 | 「私!?」 |
| 063 | 魔王 | 「困り果てれば国で一番美しいと言われる姫を差し出してでも魔王討伐を掲げ始める。違うか?」 |
| 064 | 王様 | 「むぅ…その通りじゃが…」 |
| 065 | 魔王 | 「考えてみろ、人間共。恐れられた魔王を倒した勇者を倒せるのは誰だ?褒美も富も名声も力も手に入れた者を抑えられるのは誰だ?」 |
| 066 | 勇者 | 「いけません!魔物が言うことに耳を傾けては!今すぐここで斬らなくては!」 |
| 067 | 姫 | 「勇者様…何故そんなに慌てられるのですか?」 |
| 068 | 魔王 | 「これは最初から仕組まれていたこと…勇者はなるべくして勇者になった」 |
| 069 | 勇者 | 「嘘だぁっ!」 |
| 070 | 魔王 | 「ワシは勇者に命令されていた。操られていた」 |
| 071 | 勇者 | 「デタラメをっ!俺をハメるために!クソッ」 |
| 072 | 魔王 | 「ワシはここで果てるとして勇者は野放しにしていていいのか…」 |
| 073 | 姫 | 「あなたは告げて死ぬつもりだったのですか?」 |
| 074 | 魔王 | 「勇者は英雄にするわけにはいかなかったのでな…個人が力を持つには危険過ぎだ」 |
| 075 | 王様 | 「魔王である貴様には関係ないことであろう、何故そんなことを気にした」 |
| 076 | 魔王 | 「フフフ、ワシも人間を好いていたのかも知れんな…」 |
| 077 | 勇者 | 「魔界がどうなっても知らないからな!クソォッ」 |
| 078 | 姫 | 「勇者…様」 |
| 079 | 王様 | 「認めた…か」 |
| 080 | 魔王 | 「真の悪は何だったか…」 |
| 081 | 勇者 | 「うわぁぁぁっ」 |
| 082 | 王様 | 「勇者…いや、この男を捕らえよ」 |
| 083 | 兵士 | 「はっ」 |
| 084 | 勇者 | 「戯言だ、魔王のいうことを信じるのか!」 |
| 085 | 王様 | 「魔王?…はて、魔王とはどこに」 |
| 086 | 勇者 | 「こいつが魔王だ!間違いない、国を滅ぼすように言ったのは…」 |
| 087 | 姫 | 「滅ぼすように…」 |
| 088 | 勇者 | 「滅ぼすように命令したと言っていたのは!」 |
| 089 | 王様 | 「こやつが魔王ということだけが、分からなかったのじゃ。観念した方がよいぞ」 |
| 090 | 魔王 | 「人間と魔王どちらが往生際が良いかな…フフフ、ハハハ」 |
| 091 | 勇者 | 「クソォッ、俺はまだ死にたくない!死にたくないーっ」 |
| 作者のツブヤキ |
| 魔王が現れたら都合よく勇者が現れる。どういった仕組みになっているのか、よくもまぁ見つかりますよね! まぁ極々一般人が誰かが神々だか精霊だかなんだかよく分からない運命とか操ってるお偉いさん方に仕組まれて派遣されている制度らしいですが。 魔王を倒せる実力がある。それが悪になびいたら恐怖・脅威なわけです。 お偉い方さんからすれば人間は魔王より簡単に倒せるとか、消せるとかなんとかって感じなのだろうか…。 魔王は本当に人間界の侵略を望んでいるのか、それは全て仕組まれた現象だったのではないか。 魔王の力を利用できるものならば、悪は魔王。勇者として誕生する者が悪になることがない。隠れ蓑に隠れながら操るその姿。 まさに黒幕。 |
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