学食ッ

学食ッ

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:1
総セリフ数 85
製作日 2011/8/22〜2011/8/22
概要説明  小学校や中学校の時、給食だけが楽しみで給食だけを食べに来ていた君。
給食のゼリーやデザートの取り合いが懐かしかったあの頃。それが高校や大学になるとレベルアップして自由に選べる学食へ。
安いし、今日は何食べようと思わず舌鼓を打ってしまう…そんな学食での出来事――
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
蘇我人
(そがと)
34 貧乏苦学生。バイトを必死にやっているが何故かお金が貯まらない。貧乏星の王子様だとか
安田 38 いつも学生A定食とか食べているリッチメーン。蘇我人の友人。たまにハズレくじ引く。
おばさん 13 学生食堂のおばちゃん。料理のプロ!(捌いている数的に。レベルはどうであれ)接客態度に難ありなおばちゃんも…






【学生食堂】(食券置き場に列をなす)

001 おばさん 「学生A定食のお客様ー」
002 安田 「よぉ、蘇我人。学食かー?」
003 おばさん 「学生A定食でお待ちのお客様ー」
004 蘇我人 「まぁな」
005 安田 「味噌カツか?味噌カツが熱いよな〜」
006 蘇我人 「今日はただのカツ丼。お前は?」
007 安田 「牛玉丼」
008 蘇我人 「あぁ牛玉丼かー味の染みたささがきのゴボウが美味いよな」
009 おばさん 「牛玉丼とカツ丼!」
010 安田 「席取って来るわ」
011 蘇我人 「おぅ」
012 おばさん 「牛玉丼とカツ丼入りまーす」
013 蘇我人 「しっかし大学に入る前の方が良かったなぁ学食」
014 安田 「蘇我人は私立だったからだろ?」
015 蘇我人 「お、取れた?」
016 安田 「あっちの奥の方にな」
017 蘇我人 「大体食堂三つもあんのにどこもいっぱいってのがさ」
018 安田 「そんだけ学生がいるってことだろ」
019 蘇我人 「毎度毎度、席取り合戦は勘弁して欲しいわ…」
020 安田 「案外待っている間にどこかしら空くもんだよ」
021 おばさん 「カツ丼お待ちの方ー」
022 蘇我人 「あ、はい」
023 おばさん 「味噌汁つきますんでー」
024 安田 「お、蘇我人が先か」
025 蘇我人 「悪ぃな、おっさきー」
026 おばさん 「はい、ありがとうございました。牛玉丼でお待ちのお客様ー」
027 安田 「あいあい」
028 おばさん 「はいどーぞ」
029 安田 「どーも」
030 蘇我人 「お、案外早かったな」
031 安田 「んなに時間かかるもんじゃないし」
032 蘇我人 「あ、てめ!味噌汁にワカメ入ってやがる」
033 安田 「そらそうだろ、ワカメの味噌汁なんだからワカメ入ってなきゃただの味噌味の湯じゃんかよ」
034 蘇我人 「ホラ、見てみろよ!入ってねーぞ」
035 安田 「文句は食堂のおばちゃんに言え」
036 蘇我人 「くそぉ…」
037 安田 「貧乏臭さが感じ取れたんじゃない?」
038 蘇我人 「へっどうせ、貧乏星の王子様ですよ」
039 安田 「へへっいただきまーす」
040 蘇我人 「いつもA定とか贅沢なもん食ってるもんな」
041 安田 「ぬかせ、500円未満で何が贅沢か」
042 蘇我人 「これでも精一杯な贅沢なんだぞ380円のカツ丼!」
043 安田 「うぅ…哀しきかな貧乏苦学生…。バイト大変なのか?」
044 蘇我人 「明日も明後日もバイトさ。今週は14連勤…」
045 安田 「いやぁ働くねー。もっと社会に貢献したまえ若人よ」
046 蘇我人 「うへぇ…働いても働いても貯まらん…食費が一番削れるところだからなー」
047 安田 「我慢のし過ぎは体に毒だからな。栄養バランスも考えるように」
048 蘇我人 「さーて、頂くと…ああ!?」
049 安田 「どした?」
050 蘇我人 「なんだよ、このカツの大きさ!親指一本と小指二本分の一口カツはよぉ!」
051 安田 「言われて見れば前は手の平サイズだったよーな」
052 蘇我人 「唐揚げ一個分サイズじゃないか。ふざくんなっ!」
053 安田 「ンッ!…」
054 蘇我人 「どうした?」
055 安田 「何か入ってた…」
056 蘇我人 「金属たわしの断片?」
057 安田 「異物混入かよ…一時よく話題になったけどさ。ちょっと換えてもらって来る」
058 蘇我人 「おぅ、俺は玉子丼食ってるから」



【カウンター】(安田が金属たわしの断片見せながら)

059 安田 「あの、これ金属たわし?入ってたんですけど」
060 おばさん 「あぁ、そう。」
061 安田 「交換とかしてもらえますか」
062 おばさん 「はぁ…新しいの今作るから」
063 安田 『エェ…なんか盛大にため息つかれた…』
064 蘇我人 「よぉ、換えてもらえるって?」
065 安田 「蘇我人、お前食べ終わったのか?」
066 蘇我人 「あぁ、玉子丼」
067 安田 「大人しくいつもの280円のかけうどんとかかけそば食ってればよかったな」
068 蘇我人 「全くだ」
069 安田 「いつもと変わったことするからそうなんだ」
070 蘇我人 「なんだよ、一生かけそば、かけうどん食っとけってか」
071 おばさん 「はいよ」
072 安田 「貧乏人には貧乏人に相応しい食べ物があるってことだ」
073 蘇我人 「あっそ。…それお前のじゃない?」
074 安田 「俺のか?何も言われてないけど」
075 蘇我人 「だろ、他にいないし」
076 安田 「これいいですか?」
077 おばさん 「あぁ」
078 安田 「…あの、何で牛玉丼に金属たわしなんか入ってたんですか?」
079 おばさん 「オタマ洗ってたら入ったの!仕方ないでしょっ!」
080 安田 「逆ギレされたよ…」
081 蘇我人 「俺、高校で髪の毛入ってたけど、申し訳なさそうに謝って惣菜くれようとしたぞ…あげられる惣菜なかったと言われてもらえなかったけど」
082 安田 「謝罪もなしだよ…いや、被害者でいいんだよな…」
083 蘇我人 「食品を扱うものの対応ではないよな…いくら学食で低賃金だと言っても」
084 安田 「俺しばらくコンビニ弁当で我慢するわ…」
085 蘇我人 「俺もカツ小さかったから298円のスーパーの弁当にしよう…」






作者のツブヤキ
 途中、蘇我人と安田が入り乱れる不思議な現象が発生いたしましたので一部会話がおかしくなったところがあるかもしれません。
作者も混乱しているのでおかしかったらスミマセン。(直す気ないんかーいっ
この物語は9割の現実と1割の脚色でできております。
嗚呼、高校の時の学食の方が良かった!大学の学食なんてヒデェ…カツは今までより小さくなるし…さすがにビビった。
唐揚げ一つ分サイズって…ホント玉子丼に成り下がってた。
そして牛玉丼にリアル金属たわしの一部が入っていて、なんか堅いし、イテェ…ゴボウの繊維ってレベルじゃないなってことで。
おばちゃんに言ったらため息つかれるわ、イヤイヤそうに出すわ、逆ギレするわでマジ鬼畜www
そういう態度取ってもサービス業じゃないから強いよな…学食…。
一年ぶりに食べに行ったら牛玉丼、作り方わからないおばちゃんが生卵かけてきた…出しかけて作り直したりして20分かけるとか…
授業始まってしまいますよ、おねーさん。俺に三分で食べろとwww当然…授業に遅刻しましたorz

使用報告・リクエスト・感想・コメント応援・随時、受付中! ⇒   掲示板  

(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります)









台本一覧へもどる

オリジナルボイドラ劇場へもどる

声物語劇団へもどる

ブログを見る

★☆先月の台本人気ランキング☆★