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図書館のヒメゴト

図書館のヒメゴト

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :3不問:1
総セリフ数 75
製作日 2011/6/15〜2011/6/15
概要説明  図書館でレポート課題をしようと約束したのになかなか来ない恭子。
人気のない書棚で喘ぎ声をあげ、見知らぬ男性と一緒にいた目撃した美晴は衝撃を受ける。
数時間後、美晴の家にやってきた恭子は必死に弁明するが…
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
恭子
(きょうこ)
24 結構周りを振り回す。美晴とはたまたま隣に座った縁からいつの間にか、とある関係まで発展していた…
美晴
(みはる)
35 恭子とは親友以上の付き合いで、特別な感情を持っている。責任感が強い他、真面目で恭子に損させられことも多々…
学生A 8 図書館で勉強しようとするバカップル
学生B 8 百合でもただのイチャつく男女のバカップルにするかは自由ッ






【図書館】(椅子に座り、レポート待ちの美晴)

001 美晴 「…もぅ、恭子ったら遅いなぁ。レポートやろうって言ったの恭子じゃない」
002 学生B 「お待たせー」
003 美晴 「もう遅いじゃ…」
004 学生A 「ううん待ってない待ってない。今来たところ」
005 美晴 「あ…」
006 学生B 「え…?」
007 学生A 「なに知り合い?」
008 学生B 「いや、知らない人」
009 美晴 「ご、ごめんなさい。知人と間違えましたっ」(顔真っ赤にする)
010 学生A 「…人違いって恥ずかしいよね」
011 学生B 「やっちゃうと気まずくてその場にいられなくなるね」
012 美晴 「…もぅ!恭子が遅いせいなんだから」(頬を膨らませる)
013 学生A 「えと…どこからだっけ」
014 学生B 「ここからだね」
015 美晴 「レポート間に合わないから図書館でやろうなんて言ったの恭子なのに遅刻って…スイーツ奢ってもらうまで許さないんだから」
016 学生B 「ここがこうやって…」
017 学生A 「えぇ…できないや」
018 学生B 「もっかいここからね…」
019 美晴 「仲いいな…私も恭子と…」
020 学生A 「なるほど、教え方うまいねー」
021 学生B 「そうでもないよ」
022 学生A 「またまた謙遜しちゃって」
023 美晴 「…もう本でも読んでようかな」(椅子から立ち上がる)
024 学生A 「これ終わったらカフェでも行こっかー」
025 美晴 「何読もうかな…ちょっと堅いのでもいいや文学系とか」



【書棚へ】(適当に人気のない書棚で本を抜き取る)

026 美晴 「…これでいいや。〜恋する恋愛テクニック…ってどこが堅い文学系よ!甘々じゃないっ」
027 恭子 「ん…ぁ…」
028 美晴 「まるで私が飢えてるみたいじゃない。恥ずかしいっ」
029 恭子 「んん…っく…」
030 美晴 「ヤダ…人気ない書棚だからってこの声って…」(聞き耳を立て、口に手を当てる)
031 恭子 「んぁ…もう少し…くぅ…」(手をプルプルと伸ばす)
032 美晴 「信じられない…でも…気になる」(書棚から覗き込む)
033 恭子 「あっ…」
034 美晴 「…ぇ?恭子?」
035 恭子 「あ、ありがとうございます…」(男性に頭下げる)
036 美晴 「なんで、恭子が男の人と一緒に…?」
037 恭子 「あ…や…別に無理とかじゃ」(照れ笑い)
038 美晴 「じゃ…さっきの喘ぎ声は恭子の…?」
039 恭子 「じゃ、し、失礼しますっ」
040 美晴 「…わ、私との約束無視して彼氏とイチャついてただなんて…バカみたい」(その場、図書館から立ち去る)
041 恭子 「あちゃー…美晴との待ち合わせ遅れちゃう…急ごうっと」(腕時計見て走り出す)



【美晴宅】(テーブルに突っ伏してだれる美晴)

042 美晴 「あーぁ、バカみたい。図書館に行かなきゃ良かった…」
ピンポーン。(ドアチャイムが鳴らされる)
043 美晴 「恭子ぉ…」(怨めしげに突っ伏したまま呟く)
044 恭子 「お、開いてる開いてる。不用心だぞー」(覗き込んで遠慮なく入ってくる)
045 美晴 「何の用?」
046 恭子 「今日図書館でレポート課題やる予定だったじゃない?」
047 美晴 「私は行ったわよ…」
048 恭子 「ごめんごめん。時計がずれててホラ、20分もずれてたの気付かなくてさ」
049 美晴 「あぁそう…」
050 恭子 「ほんとごめん。ほら、ケーキ買ってきたんだ食べよ?」(テーブルにケーキの小箱置く)
051 美晴 「…いらない」
052 恭子 「いや、悪かったってー次から気をつけるからさっ」
053 美晴 「…よくそんなこと言えるね。彼氏とイチャついていたくせに」
054 恭子 「へ?彼氏?」
055 美晴 「図書館で知らない男の人と一緒にいて…ほら、その…人気ない書棚のところで…あの…その…エッチなことしてたじゃん」(頬を赤らめる)
056 恭子 「エッチなこと…?」(小首をかしげる)
057 美晴 「あ、喘ぎ声聞いたんだからっ」
058 恭子 「あぁ…あれ、この本届かなくて。背伸びしてたんだけど、それで声が洩れちゃってたんだと思う」
059 美晴 「だって…なんかその…艶っぽかった」
060 恭子 「それに、あの男の人は今日あの時、あの瞬間初めて会ったの。本を取ってくれた優しい人なんだから」
061 美晴 「私の勘違い…?」
062 恭子 「そう。美晴の勘違い。大体私に彼氏なんてできるわけないでしょう?」
063 美晴 「…怪しい」
064 恭子 「もう、どうしたら信じるの?」
065 美晴 「だって恭子可愛いから男の人受けいいもん」
066 恭子 「嫉妬してくれてるんだ?」
067 美晴 「そんなんじゃない…」
068 恭子 「ありがとっ…ちゅ」(美晴の頬にキスする)
069 美晴 「っ〜〜〜///」(頬を押さえて顔真っ赤にする)
070 恭子 「今夜泊めてってくれるんでしょ?」
071 美晴 「い…いいよ」(俯きながら)
072 恭子 「今夜は信じてもらえるまで寝かさないから」(悪戯っぽく笑う)
073 美晴 「こんなことされたら男だって惚れちゃうよ…」
074 恭子 「さ、折角ケーキ買ってきたんだから食べよっ。ね」
075 美晴 「うん」






作者のツブヤキ
 実は女の子同士、いちゃこらする百合もの?結構好物だったりします。
なんか微笑ましいというか、和むというかね。大好きだねっもっといちゃいちゃすればいいと思う。
今回は協力してもらって決定しましたが、自分『図書館の秘め事』→提案『図書館のヒメゴト』。同じタイトルが提案されるとは…でもカタカナだと融通が利くので使わせて頂くことに。
百合ってことで、『姫』ってイメージがあるんですよね、なので『秘め事』を『姫事』とかけています。カタカナって便利!
ほんと最近タイトル思いつかなくて大変だったり…。思い付いても捻りがなかったりで色々と残念なことに…。
素敵なタイトルをつけられるセンスが欲しい…。切実。

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