| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:4♀:4 |
| 総セリフ数 | 98 |
| 製作日 | 2009/10/25〜2010/1/8 |
| 概要説明 | 時は幕末。改革の道を辿った政府、男性のみが政治を動かす世の中。 女性たちも政治への参政を求めて政府と争う時代。 そんな中、飢えた女性改革派の氷華隊と、飢えた政府の雇われ浪士たちの夢狼軍。 合コンから一夜明け、再び始動し始めた二つの組織。殊音たちはたまたま出かけていた秀次郎たちと茶屋で出逢う…… |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 朝霧雫 (あさぎり しずく) |
5 | ♀ | 氷華隊隊長。男らしく、大雑把なところが多々あり。あずさとは幼少の頃から育ち、慕っている。一人称オレ |
| 天満あずさ (てんま あずさ) |
14 | ♀ | 氷華隊副隊長。隊長を慕う忠誠心の強い、頭のよく切れる。氷華隊のまとめ役。 |
| 姫宮殊音 (ひめみや ことね) |
19 | ♀ | 氷華隊奇襲部隊隊長。甘い物には目がなく、部下を使って甘味処を調べている。12歳の小さい元気娘。 |
| 川月かりん (かわつき かりん) |
16 | ♀ | 氷華隊二番隊長。隊長級では一番女の子らしさがある(?)甘い物同盟を殊音と結んでいる。 |
| 斉藤龍太 (さいとう りょうた) |
13 | ♂ | 夢狼軍リーダー。お人好しな一面を持ち合わせた人物。朝倉とは幼馴染で林とは師弟関係 |
| 松林秀次郎 (まつばやし しゅうじろう) |
14 | ♂ | 斉藤たちに魅かれて入った。まだ12歳ではあるが、四番隊長を任されている。ちょっと生意気 |
| 林和樹 (はやし かずき) |
14 | ♂ | 学問所の先生として、新政府のあり方を説いてきた。志ある斉藤たちの成長を見届けるためについてきた。哲学者 |
| 大島大吾 (おおしま だいご) |
3 | ♂ | 食いものには目がない軍内一の優しい心の持ち主。結構巨体のため、見た目でビビる。 |
| 001 | 殊音 | 「うぅー…頭がガンガンするぅ…」 |
| 002 | あずさ | 「昨日、量も考えず飲み過ぎるからだ。阿呆」 |
| 003 | 殊音 | 「だってぇ…あー」(だるそうに) |
| 004 | あずさ | 「今日は寝ていろ。足手まといだ」 |
| 005 | 殊音 | 「うんー…」 |
| 006 | あずさ | 「ったく、隊士たるものが酒などに溺れおって…」 |
| 007 | 雫 | 「あ〜ず〜さぁ〜…」(だるそうに) |
| 008 | あずさ | 「……隊長?」(呆れた目で見る) |
| 009 | 雫 | 「今日の見廻りお願い…」 |
| 010 | あずさ | 「…二日酔いですか?」 |
| 011 | 雫 | 「…みたい」 |
| 012 | あずさ | 「まったく、隊長ともあろう方が隊士たちに示しがつかないだろうに」 |
| 013 | 雫 | 「ごめん…」 |
| 014 | あずさ | 「いいから隊士たちに見つからないように隠れて寝ていて下さい」 |
| 015 | 雫 | 「うーん…」(ふらふらと去る) |
| 016 | あずさ | 「まったく…士気が上がるどころか、失墜してしまう」(ため息まじり) |
| 017 | かりん | 「天満副隊長、おはようございます」 |
| 018 | あずさ | 「あぁ、おはよう。朝帰りか?」 |
| 019 | かりん | 「早朝見廻りですー」 |
| 020 | あずさ | 「一番飲んでいた割に一番まともだな」 |
| 021 | かりん | 「林さんに介抱してもらっていたんで」 |
| 022 | あずさ | 「そうだな、連れて行かれてたものな」 |
| 023 | かりん | 「朝霧隊長たちは?」 |
| 024 | あずさ | 「二日酔いで潰れている」 |
| 025 | かりん | 「今から見廻りですか?」 |
| 026 | あずさ | 「それもあるし、紅蓮との情報交換会議に出席する」 |
| 027 | かりん | 「あたしも参加しますか?」 |
| 028 | あずさ | 「いや、いい。休んでいろ」 |
| 029 | かりん | 「はい」 |
| 030 | 林 | 「ただいま戻りました」 |
| 031 | 斉藤 | 「あ、林さん。おはようございます」 |
| 032 | 林 | 「秀次郎は二日酔いですか?」 |
| 033 | 秀次郎 | 「んんー…あのおチビ…」(うなされている) |
| 034 | 斉藤 | 「子供のくせにガンガン飲みやがったからな」 |
| 035 | 林 | 「龍太君も結構楽しそうに飲んでいましたが、楽しかったですか?」 |
| 036 | 斉藤 | 「あ、はい。思ったより楽しみました」 |
| 037 | 林 | 「たまにはいいでしょう?あのようなことも」 |
| 038 | 斉藤 | 「林さんも目標達成ですか?」 |
| 039 | 林 | 「なかなか興味深い方々と知り合えましたからね」 |
| 040 | 斉藤 | 「それはよかった」 |
| 041 | 林 | 「…ところで龍太君。重要な情報です」 |
| 042 | 斉藤 | 「ん?何ですか?」 |
| 043 | 林 | 「長居広末さんが惨殺されました」 |
| 044 | 斉藤 | 「長居って官僚の?」 |
| 045 | 林 | 「それと護衛の警官の幹部数名も」 |
| 046 | 斉藤 | 「警官の幹部?」 |
| 047 | 林 | 「かなり厳重な警備だったそうですが…嫌な予想が当たりましたね」 |
| 048 | 斉藤 | 「ますます気を引き締めないとなっ」 |
| 049 | 林 | 「警官など上官命令で動いてますので、指揮官を失って統率が取れなくなったところを狙われているのかもしれません」 |
| 050 | 斉藤 | 「俺らも各一人一人が自立して動く覚悟を持たないといけなそうですね」 |
| 051 | 林 | 「それは龍太君にしつこく言いたい言葉ですね」 |
| 052 | 斉藤 | 「へっ?俺ですか?」 |
| 053 | 林 | 「私が死んでしまっても取り乱したりしてはいけませんよ?」 |
| 054 | 斉藤 | 「え…林さん、何言って…」 |
| 055 | 林 | 「例えばの話ですから。ですが、そうですよ。いいですね?」 |
| 056 | 斉藤 | 「は…はい」 |
| 057 | 林 | 「はい。…では、私は少々書を読むので部屋にこもります。何か用があれば呼んでください。では」 |
| 058 | 殊音 | 「…――でね、平氏茶屋はお団子のモチモチ感がびみょーなんだよね」 |
| 059 | かりん | 「今日は白玉が食べたい気分」 |
| 060 | 殊音 | 「源氏茶屋は甘味類は美味ランキングの上位に入るよ」 |
| 061 | かりん | 「ごんげ茶屋もいいと思ったけど」 |
| 062 | 殊音 | 「まぁまぁ、食べてみてからいいなよ」 |
| 063 | かりん | 「まぁね」 |
| 064 | 殊音 | 「おばちゃん、ぜんざい2つ」 |
| 065 | かりん | 「おはぎもっ」 |
| 066 | 殊音 | 「でもさーこんなところ副隊長に見つかったらどやされそうだよねー」 |
| 067 | かりん | 「見回りの一環だから問題ナッシング!」 |
| 068 | 殊音 | 「それ副隊長の前でも言ってね」 |
| 069 | かりん | 「無理」 |
| 070 | 殊音 | 「かりんちゃんの意気地無しー」 |
| 071 | かりん | 「それで何回はめられたことか…」 |
| 072 | 秀次郎 | 「あー!やっぱり。どこかで聞いた声だと思ったら」 |
| 073 | 殊音 | 「うわ…ガキんちょ…」 |
| 074 | 秀次郎 | 「ガキはどっちだよ、何でこんなとこにいるんだよ」 |
| 075 | 殊音 | 「かりんちゃんとぜんざい食べに来たの!何でガキんちょがいるのさっ」 |
| 076 | 秀次郎 | 「お茶をすすり…」 |
| 077 | 大島 | 「秀次郎どんが甘い物を食べたいと…」 |
| 078 | 秀次郎 | 「わーっ、悪いかよっ」(大島の声をかき消す) |
| 079 | 殊音 | 「うん。女の子はいいけど、男はダメ」 |
| 080 | 秀次郎 | 「何だよそれ」 |
| 081 | 殊音 | 「なんでもなのっ」 |
| 082 | 秀次郎 | 「あんた、ばかなんじゃないの?」 |
| 083 | 殊音 | 「なっ、殊音バカじゃないもんっ!バカって言う方がバカなんだよ。バカッ」 |
| 084 | 秀次郎 | 「今自分でバカって言ったじゃん。バカって認めたことになるじゃん」 |
| 085 | 殊音 | 「あんたの方が殊音よりバカだもん」 |
| 086 | 秀次郎 | 「甘い物食べ過ぎで脳みそ溶けてるんじゃない?」 |
| 087 | 殊音 | 「あんたなんか脳みそ甘々になってるじゃん」 |
| 088 | かりん | 「林さんはいないんだ…」 |
| 089 | 秀次郎 | 「ん?林さん?」 |
| 090 | 大島 | 「林どんは部屋で書物を読んでいるだ」 |
| 091 | 秀次郎 | 「近頃物騒だって言うのに毎晩どこかに出かけているみたいだし…」 |
| 092 | かりん | 「殊音、うちこの後ちょっと予定あるから別行動ね」 |
| 093 | 殊音 | 「え?」 |
| 094 | 秀次郎 | 「やーい振られてやんのっ」 |
| 095 | 殊音 | 「なっ、違うもんっ」 |
| 096 | 秀次郎 | 「お前みたいなガキには付き合いきれ…って、大吾!それ僕のまんじゅう!」 |
| 097 | 大島 | 「早い者勝ちだた…ごっつぁんです」 |
| 098 | 秀次郎 | 「なっ…おばちゃん、まんじゅう5個!」 |
| 作者のツブヤキ |
| いよいよ物語りは中盤に? かりんはちょこちょこと隊の任務もせずに出かけている様子。 そんな隊員の行動を鬼の副隊長が知らないはずがない… 今後がわくわくですよ |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |