刑事×2物語 -おふくろの味-

刑事×2物語 -おふくろの味-

刑事×2物語 -おふくろの味-

◇声物語劇団より最新情報

シナリオ詳細
掲載元	声物語劇団公式サイト声物語劇団オリジナルボイドラ劇場
作者	月宮東雲
登場キャラ数	♂：3♀：1
総セリフ数	101
製作日	2010/2/23～2010/2/23
概要説明	人質を取ってたてこもった強盗犯。瀬渡たちが包囲したのだがなかなか投降せず･･･強行突破した馬場は逆にやられて重症を負う(頭が) 説得させて投降させようと瀬渡はとある人物を召喚した。
利用にあたって	利用規約
目安時間	6分半程度　　　【～10分】

登場キャラ	ｾﾘﾌ数	性別	備考
馬場長介（ばば　ちょうすけ）	24	♂	ベテラン年輩刑事。数々の難事件を解決してきた。
瀬渡極（せと　きわみ）	32	♂	新米刑事から卒業？だいぶ落ち着いてきた。馬場と離れて活動中だが、いつも途中合流する
強盗犯	31	♂	人質を取って立て篭もるが･･･実は銃が特殊水鉄砲とか凶悪でもないという･･･
おふくろ	14	♀	社員食堂のおふくろの味で売り出しているが料理の腕は実は最低。おせっかいな性格

【民家にて】（強盗犯が女性の人質をとって立て篭もる中、周りを警察が包囲している）

001	強盗犯	「動くなっ、こっちには人質がいるんだぞっ」
002	瀬渡	「くっ、犯人め。人質を取って立てこもりやがって･･･」
003	強盗犯	「バカなことは考えるなよ？少しでも怪しげなそぶりを見せたらどうなるか･･･」(女性のこめかみに銃を押し付ける)
004	瀬渡	「ち･･･なんてこったい」
005	馬場	「おぃ、犯人相手に何ビビッてんだ」
006	瀬渡	「先輩ッ」
007	馬場	「人が折角昼飯をのんびり食って出てきたら何やってんだ、お前は」
008	瀬渡	「先輩、相手は人質取ってるんスよ」
009	馬場	「あぁ？」
010	強盗犯	「へへっ、新手のベテラン刑事さんらしいが･･･わかってんだろうなぁ？」(ニヤニヤ)
011	馬場	「ありゃ強行突破だろ」
012	瀬渡	「でも･･･」
013	馬場	「案外小心者だ、丸腰で突っ込まれたら成す術ないな」(強盗犯のところへ向かう)
014	強盗犯	「おぃ･･･なんだお前･･･これが見えないのか」(銃を向ける)
015	馬場	「場数踏んでりゃあ、んなもん見てもビビんねぇんだ」(タバコに火をつける)
016	瀬渡	「先輩ッ、危ないッス」
017	強盗犯	「よせっ、これ以上近付くなっ。近付くと･･･」
018	馬場	「近付くとどうなるんだ？」(タバコくわえながら)
019	強盗犯	「タバスコスペシャル水鉄砲であんたの目から火が出るぜ」
020	馬場	「あ？」
021	瀬渡	「何っ」
022	強盗犯	「へへっビビッたか？へへっ」(馬場に照準合わせたまま)
023	馬場	「おい、瀬渡のバカヤローがっ。何水鉄砲相手にビビッてんだバカヤロー」
024	瀬渡	「2回もバカヤロー呼ばわりされた･･･」
025	馬場	「んなもん有無言わさず強行突破じゃねーかっ」(走る)
026	強盗犯	「うわ･･･くるなっ、くるなっ･･･くるなぁーーーー」(怯える)
027	馬場	「おらっ大人しくお縄にかか･･･」(タックルして取り押さえようとする)
028	強盗犯	「のわぁぁぁぁぁぁああああっ」(発砲→馬場の目に)
029	馬場	「ぎょぇぇぇぇぇぇっ」(目を押さえて転げまわる)
030	瀬渡	「先輩ッ!?」
031	強盗犯	「へへっ･･･近付いたらこのおっさんのようになるぜ･･･」
032	馬場	「ぬぉぉぉぉぉ･･･目が･･･目がぁぁぁぁぁぁっ」
033	瀬渡	「く･･･うかつに近寄れない･･･」
034	馬場	「ぬほぉぉぉ･･･」
035	強盗犯	「ふふっ･･･ふふふっ･･･どうする警察諸君･･･」
036	瀬渡	「く･･･」
037	馬場	「のぉぉぉぉぉ･･･」
038	瀬渡	「先輩がうまい具合に緊迫した雰囲気をぶち壊しにしてくれている･･･」
039	強盗犯	「これ以上被害者を出したくなければこちらの要求を･･･」
040	瀬渡	「犯人に告ぐ･･･、今すぐ無駄な抵抗はやめ、ただちに投降しなさい」(拡声器で呼びかける)
041	強盗犯	「こっちは人質もいんだ。ただじゃ投降するかよっ」
042	瀬渡	「バカな事はやめたまえ、田舎のおふくろが泣いているぞ」
043	馬場	「やっとあいつもまともに説得できるようになったか」
044	瀬渡	「おふくろの味を思い出せ」
045	強盗犯	「お、おふくろなんか関係ねぇっ俺は故郷を捨てたんだっ」
046	瀬渡	「おふくろを連れてきた」
047	強盗犯	「なん･･･だと･･･」
048	おふくろ	「刑事さん、あたしゃ何言えばいいんだい･･･？」
049	瀬渡	「えーと･･･それっぽい台詞をお願いします」
050	おふくろ	「正ぃーっ、あんたもー馬鹿なことしてないで帰ってきんさいー」
051	強盗犯	「待て･･･俺の名前、正じゃないんだけど･･･」
052	馬場	「人違いか･･･？」
053	強盗犯	「つか誰だ、そいつ。俺のおふくろじゃねぇ！」
054	瀬渡	「社員食堂でおふくろの味と売り出しているおばちゃんだ」
055	馬場	「完璧な人違いじゃねぇか･･･」
056	おふくろ	「あんたねぇ、イモ食わないからイライラするのよ。イモ食いねぇ、イモ」
057	瀬渡	「おふくろ特有の気遣いッ」
058	おふくろ	「元気にやってる？正、あんたカツ丼好きだったねぇ」
059	強盗犯	「だから誰だよ、正って」
060	瀬渡	「いい加減に観念しろ」
061	おふくろ	「たけるっ、母さんの肉じゃが食いたいんだろう？」
062	強盗犯	「たけるでもねぇよっ」
063	瀬渡	「ほら、マズイこのカツ丼食えよ、そして全部吐いちまいな」
064	おふくろ	「ちょっと刑事さん」
065	瀬渡	「あい？」
066	おふくろ	「あたしの味がまずいって言うのかいっ」(瀬渡にビンタ)
067	瀬渡	「おふくろビンタァッ･･･」
068	強盗犯	「カツ丼マズイのかよ」
069	瀬渡	「取調べしていると大抵罪と一緒に吐く」
070	強盗犯	「何か入っているんじゃないか」
071	馬場	「あそこのおばちゃんは砂糖をよく塩と醤油と間違って入れる」
072	強盗犯	「塩と砂糖はまだ許せるとして醤油をどうやったら間違うっ」
073	瀬渡	「ほら、このカツ丼にそのタバスコスペシャル水鉄砲かけて食え」
074	強盗犯	「誰がするかっ」
075	おふくろ	「たかしっ、好き嫌いするなっていつも言ってるでしょっ！」
076	強盗犯	「たかしじゃねぇって言ってんだろうがっ」
077	おふくろ	「あんたがこんなことをするためにあたしゃ産んだんじゃないよっ」
078	強盗犯	「あんたから生まれてねぇっ」
079	おふくろ	「もういいだろう･･･母さん悲しいよ」
080	瀬渡	「ほら、おふくろさん泣いてるぞ」
081	強盗犯	「誰のおふくろだっ」
082	おふくろ	「食えっまずはあたしの飯食えっ」
083	瀬渡	「ほら、おふくろさん泣いてるぞ☆」
084	強盗犯	「泣いてるってか吼えてるの間違いだろっ恐ぇよ」
085	馬場	「あのよ･･･ずっと人質黙ってるからおかしいとは思ったんだけどよ･･･」
086	強盗犯	「んあ？」
087	馬場	「そいつ･･･マネキンじゃない？」
088	瀬渡	「おばちゃん、突撃の許可を出す」
089	おふくろ	「あいよ」
090	強盗犯	「おい･･･この人質がどうなっても･･･」
091	おふくろ	「たくやぁぁぁぁぁっカツ丼食ええええええっ」(カツ丼片手に全力疾走)
092	強盗犯	「あああああああああっこっち来んなぁぁぁぁぁ」(逃げる)
093	瀬渡	「食堂のおばちゃん呼んで正解だったな」
094	馬場	「･･･で、どうするんだあれ？」
095	瀬渡	「おばちゃんに任せます」
096	おふくろ	「母さん許さんからなぁぁぁぁ」
097	強盗犯	「勘弁してくれー」
098	瀬渡	「今晩おふくろの味で一杯やりましょうか、先輩」
099	馬場	「肉じゃが食いに行くか」
100	瀬渡	「じゃ、事後処理よろしくお願いしますー」
101	馬場	「ん･･･な、おぃっ」

作者のツブヤキ

　久しぶりの刑事刑事シリーズです。
強盗犯を説得させようとして出てくるのが犯人に全然関係ない食堂のおばちゃんというシチュエーションを
したかっただけです(笑)
愛用のPDAが壊れたので書き難いノートPCで書いてます。
書くスピード遅くなってます。多分。
早くなりたいなぁ･･･

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