お月様に感謝

お月様に感謝

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :1:1
総セリフ数 116
製作日 2009/8/2〜2009/8/2
概要説明  兄が就職してから一人暮らしを始め、バラバラになった二人。
いつしか大人になり…人事異動で兄が地元に戻ってくることになった。
麻奈は喜んで兄を迎える。その日はお月見で……
利用にあたって 利用規約
目安時間 7分半程度   【〜10分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
勇吾
(ゆうご)
58 少し妹に過保護な優しい兄。久しぶりに地元に戻ってきた。
麻奈
(まな)
58 勇吾が大好きな妹。21になりOLとして働いている






【家】(勇吾が麻奈の家に来訪)

001 麻奈 「お兄ちゃん、すすき用意した?」
002 勇吾 「帰ってくるなりいきなり何だ?」
003 麻奈 「何だって、今日はお月見だよ」
004 勇吾 「ほぅ、月見」
005 麻奈 「うん。月見」
006 勇吾 「じゃ、今晩は月見うどんか?」
007 麻奈 「えー?今日はもうステーキ買っちゃったよ?」
008 勇吾 「あれ?そんな行事じゃなかったか?月見って」
009 麻奈 「違うよ」
010 勇吾 「月見ながら月見うどんとか、月見そば食って終わりじゃないのか?」
011 麻奈 「お兄ちゃん、月見なんてやってなかったでしょ」
012 勇吾 「安心しろ麻奈、花見はやった」
013 麻奈 「花見はやったんだ?」
014 勇吾 「冬は雪見大福も食べていた」
015 麻奈 「雪見は違う気がする…」
016 勇吾 「あぁ、そうだ!団子だったな。確か団子食うんだった」
017 麻奈 「確かにその考え間違ってないけど…」
018 勇吾 「んじゃ、まぁ団子買ってくる!」
019 麻奈 「ちょっと待ってお兄ちゃん!!」
020 勇吾 「ん?団子は買ったのか?みたらしだぞ?」
021 麻奈 「お団子は私作るからお兄ちゃんはススキ取ってきてよ」
022 勇吾 「お前…ついに団子が作れるようになったのか…お兄ちゃんは嬉しいぞ」
023 麻奈 「簡単だもん。あとでお兄ちゃんにも作り方教えてあげるよ」
024 勇吾 「そっかそっか。んじゃ、ちょっくらススキ取ってくる」
025 麻奈 「ん、いってらっしゃい」



【家】(勇吾ススキ取って帰宅)

026 勇吾 「麻奈、喜べ!豊作だ!」
027 麻奈 「ちょっ、持ってき過ぎ!」
028 勇吾 「いやぁ、線路沿いに生えていたから夢中になって取っていたら電車にはねられそうだったぜ」
029 麻奈 「いい大人が何やってるのよ、もぅ…」
030 勇吾 「可愛い妹のためだ、たとえ火の中、水の中、飛び込んでやる」
031 麻奈 「頼りにしてるよ」
032 勇吾 「何かすることはあるか?」
033 麻奈 「んーん。お肉焼いちゃうから待ってて。久しぶりに帰ってきて疲れたでしょ。ゆっくり休んでいて」
034 勇吾 「おう」
035 麻奈 「もうこっちにいるんでしょ?」
036 勇吾 「そだな、こっちに転勤になったから」
037 麻奈 「大変だったでしょ、慣れない一人暮らし」
038 勇吾 「それはこっちのセリフだ。お兄ちゃんは麻奈が一人暮らしするって聞いて心配したんだぞ」
039 麻奈 「ソワソワしてたんでしょ…ぷぷっ」(想像して吹く)
040 勇吾 「ま、まぁな。変な奴に襲われないか心配で心配で…」
041 麻奈 「シスコン」
042 勇吾 「なっ、俺はお前のこと心配してだなぁ…」
043 麻奈 「分かってるよ、お兄ちゃん♪」
044 勇吾 「…けど、立派になったな麻奈」
045 麻奈 「何が?」
046 勇吾 「色々と。久しぶりに会ってお兄ちゃんびっくりした」
047 麻奈 「しばらく会わなかったからかな」
048 勇吾 「お兄ちゃんがたまに家帰った時、麻奈はいないんだもの寂しかったわ」
049 麻奈 「いつでも会えるようになったからもう寂しくないね」
050 勇吾 「おぅ」
051 麻奈 「ご飯食べ終わったらベランダでお月見しよっ」
052 勇吾 「だなっ」



【ベランダ】(ススキなど用意)

053 麻奈 「よっと…ぶどうにりんご、梨。それにお兄ちゃんの取ってきたススキにお団子」
054 勇吾 「お、美味そうだな」
055 麻奈 「だーめ、これはお月様にお供えする分」
056 勇吾 「ちぇっ、ケチケチするなよ」
057 麻奈 「バチ当たるよ」
058 勇吾 バチなんか怖くないぜ。…梅酒飲むか?」
059 麻奈 「あ、うん」
060 勇吾 「ほらよ。いつの間にか飲める年頃になったんだなぁ」
061 麻奈 「まぁね。お月様も…日本酒どーぞっと」
062 勇吾 「麻奈、乾杯」
063 麻奈 「乾杯ー」
064 勇吾 「月見酒か、いいねー」
065 麻奈 「麻奈ね、ずっとお月様にお願いしてた」
066 勇吾 「ん?」
067 麻奈 「知ってる?お兄ちゃん」
068 勇吾 「何を?」
069 麻奈 「お月様にお願いすると叶うって」
070 勇吾 「そんなの迷信だろ?」
071 麻奈 「迷信なんかじゃないよ…麻奈、叶ったもん」
072 勇吾 「何お願いしたんだ?」
073 麻奈 「お兄ちゃんが帰ってきますよーにって」
074 勇吾 「……そりゃ帰ってくるだろ」(呆気に取られる)
075 麻奈 「む…」(頬膨らませる)
076 勇吾 「それに月見ってのも豊作を感謝する行事。願いが叶うようなもんじゃないさ」
077 麻奈 「ロマンのカケラもないのね、お兄ちゃん」
078 勇吾 「現実主義者なんでね」
079 麻奈 「つまんなーい」
080 勇吾 「つか、酔ってないか?麻奈」
081 麻奈 「酔ってない」
082 勇吾 「なんか弱そうだから」
083 麻奈 「馬鹿にしないでよっ」
084 勇吾 「お、わ、わりぃ」
085 麻奈 「…あのさ」(呟くように)
086 勇吾 「ふーっ、月がきれいだなー」
087 麻奈 「お兄ちゃん?」
088 勇吾 「あ?」
089 麻奈 「もし良かったらなんだけど…お兄ちゃん、一緒に暮らさない?」
090 勇吾 「は?」
091 麻奈 「この家で一緒に暮らさない?」
092 勇吾 「何で?」
093 麻奈 「兄妹だよ…?昔みたいに一緒に暮らそうよ」
094 勇吾 「年頃の男女が?」
095 麻奈 「ぷぷっ…年頃の男女って」(笑う)
096 勇吾 「いや、だってほら、お前彼氏連れ込まれたりしたら俺、居辛いよ?」
097 麻奈 「まだいないよー」
098 勇吾 「俺だって朝帰りするだろうし…」
099 麻奈 「お互い結婚するまででいいから…ね?」
100 勇吾 「んー」
101 麻奈 「ずっとお月様にお願いしてた。お兄ちゃんと一緒に暮らしたいって」
102 勇吾 「七夕じゃないし、流れ星でもないんだからさ」
103 麻奈 「お兄ちゃんが側に居ると安心するんだ」
104 勇吾 「…あー」
105 麻奈 「こうやってお兄ちゃん帰ってきたのもお月様のお蔭!」(とっくりに手をのばす)
106 勇吾 「あ、おい。それ供え物の酒だろ」
107 麻奈 「いいの。月見終了っ。んくんく…」(とっくりからそのまま一気)
108 勇吾 「おいっ、馬鹿馬鹿馬鹿!とっくりから一気すんな。日本酒だぞ」
109 麻奈 「くぁー…、おにぃらん…」(フラフラしながら)
110 勇吾 「ほら言わんこっちゃない…」
111 麻奈 「いっしょ…らよ?」(勇吾に倒れ込む)
112 勇吾 「ったく、危なっかしい妹だことで」
113 麻奈 「いっ…しょ…」(眠り込む)
114 勇吾 「…はいはい。一緒に暮らしてやるよ。その代わり、男にはうるさいから覚悟しとけよ」
115 麻奈 「んー……」
116 勇吾 「こんな妹を見守ってくれたお月様に感謝だ。お月様…乾杯」(日本酒飲み干す)






作者のツブヤキ
 お月見の季節が近づいてきました。
しかも素手でもいでいたので、なかなか取れなくて採った時に目に刺さるなんて事がしょっちゅう(苦笑)
あのみたらし団子が楽しみで仕方なかったです。

今回はただ麻奈に「お兄ちゃん」と言わせたかっただけです。
それだけの理由でこうした作品になりました。

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