シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:4♀:6 |
総セリフ数 | 115 |
製作日 | 2016/8/25〜2016/8/25 |
概要説明 | 若者たちの旅立ちの日、村の広場に見送る者たちと旅立つ者たちが集まった。 村長から任命されていくが、竜人のゼクは姿を現さなかった。 そしてルシバたちは初めての村の外へと旅立つ――― |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
ルシバ=ホーリー | 14 | ♂ | 発明家の息子。人間。温和な性格の持ち主。 |
メソカ=スリニー | 12 | ♀ | 農家の娘。人間。天然のドジっ娘。まだ幼さが抜け切らない。 |
アズナ・センカ | 15 | ♀ | センカダバーズの看板娘。竜人。大雑把で朗らかな性格。活発系の元気娘。ナイスバディー |
ゼク・ケヌマ | 5 | ♂ | 村の鍛冶屋の息子。竜人。我儘で自己中心的なところが多い。アズナと幼馴染だが、喧嘩ばかりしている。 |
ミイカ | 6 | ♀ | 石占い師。淡々と喋る緑髪のエルフ。感情を押し殺していることが多い。 |
レミンナ | 10 | ♀ | エルフらしからぬ、活発、活動的、社交的なオレンジ髪のエルフ。 |
村長 | 15 | ♂ | カルス村の村長。少々天然部分を持っている |
メイカ=スリニー | 11 | ♀ | 明るく朗らかな性格。メソカの母親であり、メソカの天然は彼女から遺伝した。 |
ネイポ=ホーリー | 9 | ♀ | ルシバの母親。 |
アイル・センカ | 18 | ♂ | アズナの父親。竜人。がさつで気性の荒い。店主としてカルス村に大いに貢献している |
001 | 村長 | 「皆々、おはよう。昨日はよく寝れたかの」 |
002 | アズナ | 「よ、ちょっと夜更かしが過ぎたが、このバカ親父よりはバッチリサ」 |
003 | アイル | 「あだっ…少しは老親を労われ、わざわざ見送りに来てやってるってのに」 |
004 | レミンナ | 「ワクワクし過ぎて思いっきり早く起きちゃった」 |
005 | ミイカ | 「いつも通り」 |
006 | メソカ | 「緊張してあまり眠れなかったけど…ルシバは大丈夫?」 |
007 | ルシバ | 「うん。ばっちり寝れたって感じではないけど、それなりかな」 |
008 | メイカ | 「しっかり睡眠をとってないと、これからちゃんと寝れないかもしれないんだからね、ルシバ君もメソカも」 |
009 | ルシバ | 「はい」 |
010 | メソカ | 「馬車の中って、やっぱり快眠できないんだよね…」 |
011 | アズナ | 「なーに、慣れれば楽勝楽勝」 |
012 | メイカ | 「枕が変わってちゃんと寝れるか心配ねー」 |
013 | アイル | 「なーに、食料袋を枕にすれば、フルーツの香りも嗅げて甘い香りに包まれながら寝れるさ、ギザギザりんごは刺さるけどな」 |
014 | ルシバ | 「それ枕にできないやつ……」 |
015 | 村長 | 「それでは、今回のキャラバンのメンバーを今一度言うぞ。ルシバ=ホーリー」 |
016 | ルシバ | 「はい」 |
017 | メイカ | 「頑張ってきてね」 |
018 | アイル | 「頑張れよ、ぼうず」 |
019 | ネイポ | 「しっかりね!…あら、スリニーさん。いつもお世話になっております」 |
020 | メイカ | 「ホーリーさん、こちらこそお世話になっております」 |
021 | 村長 | 「メソカ=スリニー」 |
022 | メソカ | 「はいっ!」 |
023 | メイカ | 「皆に迷惑かけないようにね」 |
024 | メソカ | 「う、うんっ」 |
025 | ネイポ | 「メソカちゃん頑張ってね!応援してるからね」 |
026 | メソカ | 「は、はい!頑張りますッ!」 |
027 | アイル | 「嬢ちゃんが気合入れ過ぎちまうと大変なことになっちまいそうだな、ハハハ」 |
028 | メソカ | 「あ、ぇ…程々に、程々に頑張ります」 |
029 | アズナ | 「頑張ろうとしてる子に余計なんだよっ」 |
030 | アイル | 「あだっ」 |
031 | 村長 | 「レミンナ」 |
032 | レミンナ | 「はーい」 |
033 | ネイポ | 「小物細工店の娘さん?」 |
034 | メイカ | 「メソカと年が近そうで、良かったわ」 |
035 | 村長 | 「ミイカ」 |
036 | ミイカ | 「…はい」 |
037 | アイル | 「石占い師があの嬢ちゃんなんだろ?」 |
038 | アズナ | 「親父も何度か店で会ってるだろ」 |
039 | アイル | 「ニコリともしないで無表情な嬢ちゃんな」 |
040 | ミイカ | 「愛想を振りまくのが得意じゃないので」 |
041 | アイル | 「あ、いや…」 |
042 | 村長 | 「センカ・アズナ」 |
043 | アズナ | 「あいよっ。ちょっくら行ってくるわ、店番頼むわ親父」 |
044 | アイル | 「おうよ、任せておけ」 |
045 | アズナ | 「ウチがいない分、四倍も五倍も頑張れよ」 |
046 | アイル | 「四倍も五倍かは知らねーが、オメーがいなくても店潰さねー程度にやっていけるから心配するな」 |
047 | 村長 | 「ゼク・ケヌマ」 |
048 | アズナ | 「ちっ…」 |
049 | メソカ | 「やっぱり、ゼクは来なかったんだね…」 |
050 | アイル | 「ケヌマんとこのぼうずか?」 |
051 | レミンナ | 「まぁ、行きたくないって言うなら仕方ないんじゃない。それで済むのなら」 |
052 | ネイポ | 「来ていない子がいるの?」 |
053 | メイカ | 「お腹の調子でも悪いのかしら…?」 |
054 | アズナ | 「昨日は苦しんでいたけど、自業自得だろ」 |
055 | 村長 | 「…各々、忘れ物はないのぅ?」 |
056 | メソカ | 「えと…ハンカチとタオルと…」 |
057 | アイル | 「今ならまだ店から持ってきてやるからな」 |
058 | レミンナ | 「平気平気。バッチリ確認済み」 |
059 | ミイカ | 「……暇潰しの魔術書があれば、大丈夫」 |
060 | レミンナ | 「うへ……さすがミイカ」 |
061 | 村長 | 「今回買い付けるのは、『希望の砂』と『希望の水』の二つじゃぞ。石占い師のミイカがおるから平気じゃとは思うが」 |
062 | メイカ | 「騙されないようにね」 |
063 | アイル | 「騙されかけたり、足元見られたりしたらぶん殴ってやれ」 |
064 | アズナ | 「ハイハイ」 |
065 | ルシバ | 「石占い師に商人もいれば、この旅は心配ないよ」 |
066 | 村長 | 「キャラバンのリーダーはルシバじゃからな、頼んだぞ」 |
067 | ルシバ | 「え?」 |
068 | 村長 | 「しっかり皆をまとめて無事戻ってくるんじゃぞ」 |
069 | ルシバ | 「僕が…リーダー?」 |
070 | ネイポ | 「あら、ルシバったら大丈夫かしら…」 |
071 | メイカ | 「ルシバ君ならしっかりしているから大丈夫よ」 |
072 | アイル | 「ぼうず、女の子の三人や四人扱えないと振り回されて、すぐケツに敷かれるぞ」 |
073 | アズナ | 「どこぞのバカ親父みたいな」 |
074 | アイル | 「あだっ。特にこのバカ娘は苦労するからな、注意しろよ」 |
075 | メソカ | 「頑張ろうね、ルシバっ」 |
076 | レミンナ | 「大丈夫大丈夫。馬車は任せて、馬の扱いは慣れてるから」 |
077 | ルシバ | 「僕が、みんなをまとめて旅をする……初めてなのに」 |
078 | 村長 | 「皆、それを乗り越えて大人になっていくのじゃ」 |
079 | ネイポ | 「でも、まぁ…男一人で女の子4人は苦労しそうね…」 |
080 | メイカ | 「大丈夫ですよ、ホーリーさん。メソカもいますし」 |
081 | ネイポ | 「そうね、メソカちゃんがいれば大丈夫ね」 |
082 | メソカ | 「ルシバ、変なプレッシャーかけられちゃったんだけど…」 |
083 | ルシバ | 「…うん、頑張りますッ」 |
084 | アイル | 「おうおう、頑張れ頑張れぼうず」 |
085 | アズナ | 「しっかり頼むぜ、リーダーッ!」(バァンっと背中を思いっきり叩く) |
086 | ルシバ | 「痛っ」(バランス崩して地面に倒れる) |
087 | アズナ | 「ありゃ…強過ぎた?」 |
088 | ネイポ | 「…本当に大丈夫かしら。心配になってきたわ」 |
089 | 村長 | 「さてさて、名残惜しいのはあるが、旅立ちじゃ」 |
090 | レミンナ | 「はーい、よろしく頼むよ……ファウニー」(繋がれている白馬のタテガミを撫でながら話しかける) |
091 | メソカ | 「ルシバ、大丈夫?…馬車乗ろっか」 |
092 | ルシバ | 「あぁうん。それじゃあ…行ってきます」(土を払いながら立ち上がり、馬車の荷台へ) |
093 | ゼク | 「荷台に乗ってくるの早すぎるんじゃねぇか?村のギリギリまで歩くとかよ…」 |
094 | メソカ | 「きゃっ」(荷物の陰に隠れていたゼクに驚き悲鳴を上げる) |
095 | ルシバ | 「ゼク!?」 |
096 | アズナ | 「あんた…」 |
097 | ゼク | 「よぉ、一番乗りはオレだったようだな」 |
098 | アイル | 「ケヌマのぼうずがいたのか?」 |
099 | レミンナ | 「ビックリしたー。ゼク君いつからいたの」 |
100 | ミイカ | 「昨晩の夜から」 |
101 | ゼク | 「何だよ、見てたのかよっ!?」 |
102 | レミンナ | 「村長は知ってたの?」 |
103 | 村長 | 「まぁ…のぅ……」 |
104 | アズナ | 「来てないっつーから、首根っこ捕まえてでも連れ出してやると思ったのに、あんたは…」 |
105 | ゼク | 「オメーに連れ出されるまでもないぜ」 |
106 | ルシバ | 「僕は、ルシバ。ルシバ=ホーリー。改めて、よろしく。ゼク」 |
107 | ゼク | 「おぅ…。よろしくな」 |
108 | ミイカ | 「全員揃った」 |
109 | レミンナ | 「それじゃ、隣村に向けて、出発するよ」 |
110 | 村長 | 「気を付けるんじゃぞ!」 |
111 | メイカ | 「お腹冷やさないようにね、メソカ」 |
112 | ネイポ | 「しっかりー」 |
113 | アイル | 「みんなの足引っ張るんじゃねーぞ、アズナ―」 |
114 | アズナ | 「おし、リーダー。バッチリ決めな」 |
115 | ルシバ | 「う、うん。行ってきます!!」 |
作者のツブヤキ |
大人数台本で細々と更新して成長させて柱にしていきたい物語になります。 ようやく村を出たところになりますが、テンポが悪いのでもっともっといい感じに滑り出せればなといつも思っています。 なんだかよくわからないファンタジーの日常が続くんじゃないかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。 生温かく見守ってくださりますよう、よろしくお願いいたします。 |
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