シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♀:2 |
総セリフ数 | 166 |
製作日 | 2016/3/30〜2016/7/21 |
概要説明 | 温泉好きの仲良し先輩後輩で千から呼び出しが来て、どこかへの遊びのお誘いかと思いきや、お泊り! 今回は今年は4年連続金賞を受賞した清酒の地へ高速を使ってミステリー旅行。 二人が送る温泉レポート |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
桑原 萌 (くわはら もえ) |
84 | ♀ | クワトロさん。学生時代の千と圭の後輩で、現在、大学の職員として働いている。先輩に振り回されながらも己を貫く。 |
友越 千 (ともこし せん) |
82 | ♀ | 体力系。旅館を選ぶときは料理を重視する。ザっぱな性格で細かいことは気にしないが、飯にはこだわる。宅配業に就職した模様。最近、レズ疑惑強。 |
001 | 萌 | 「お疲れ様です、先輩」 |
002 | 千 | 「桑っちお疲れェーぃ」(ハイタッチ) |
003 | 萌 | 「休みが合うなんて珍しいですね」 |
004 | 千 | 「せやな。休みでもてっきりフラれるかと思うたけどなー」 |
005 | 萌 | 「何でですか」 |
006 | 千 | 「そりゃ、若くてイケメン彼氏捕まえてラッブラブデート。みたいな」 |
007 | 萌 | 「ないですよ!ないない…まだ彼氏すらいませんし」 |
008 | 千 | 「彼氏すら?目つけとう男はいるってことか?ん?」 |
009 | 萌 | 「揚げ足とらないで下さいよー。いーまーせーん」 |
010 | 千 | 「えーなー。学校ったら、若い男選び放題やろ。毎年入ってくるし」 |
011 | 萌 | 「そんなんじゃないですよ。大体仕事は仕事ですし、職場は全っ然、そういった恋愛する場所じゃないですし」 |
012 | 千 | 「ウチなんか男日照りやし」 |
013 | 萌 | 「先輩こそ、イケメンのお客さんのところにウチがお届け物やって届いてくればいいじゃないですか」 |
014 | 千 | 「何の嫌がらせや」 |
015 | 萌 | 「何か仕事的に」 |
016 | 千 | 「別に看護師やからお医者さんごっこするわけやないで?」 |
017 | 萌 | 「私だって学生漁りする訳じゃないですー」 |
018 | 千 | 「わぁーったわぁーた、ウチがからこぉたのが悪かったわ」 |
019 | 萌 | 「私はいつだって先輩たちの誘いなら必ず駆けつけますよ」 |
020 | 千 | 「素敵な先輩愛やな」 |
021 | 萌 | 「先輩たち大好きですもん」 |
022 | 千 | 「すまへんなー、ウチはそっちのケはなくてな…」 |
023 | 萌 | 「そういう話じゃないです!まったく……で、どこに向かってるんです」 |
024 | 千 | 「温泉」 |
025 | 萌 | 「は?」 |
026 | 千 | 「そうだ、温泉行こうってノリや」 |
027 | 萌 | 「日帰り…ですよね?というか、何で高速乗るんですか、ぇ?」 |
028 | 千 | 「昼はSAで名物丼みたいなの食べた方が下手な店より美味いやろな、思うて」 |
029 | 萌 | 「いや、お昼の話はいいんですけど。何ですか、お泊まりですか!?」 |
030 | 千 | 「せやで、お泊まりや」 |
031 | 萌 | 「ついさっき決めたから、せやろうなぁ」 |
032 | 千 | 「聞いてないですよ!?」 |
033 | 萌 | 「いやいやいや、ついさっきって。当日泊まろうっても泊まる場所なんて」 |
034 | 千 | 「あるんやなぁこれが」 |
035 | 萌 | 「へぇ…あるんですね…ってカーブで車線はみ出すのやめて下さいっ」 |
036 | 千 | 「大丈夫大丈夫!」 |
037 | 萌 | 「何も大丈夫じゃないですよっ!トラックの運ちゃんビビってたじゃないですか」 |
038 | 千 | 「ビビるよりはビビらせる側の方がええからなー」 |
039 | 萌 | 「よくないですー!事故ったら洒落にならないんですからね」 |
040 | 千 | 「桑っちが乗ってれば多分事故らない」 |
041 | 萌 | 「私は守り神でも何でもないんですから安全運転で!!」 |
042 | 千 | 「バッチャコーイ、舌噛まんようしっかりつかまっときぃ」 |
043 | 萌 | 「もう勘弁して下さいぃ」 |
044 | 萌 | 「…はぁ。先輩、今度誘う時は私の車にして下さいね」 |
045 | 千 | 「桑っちの車運転するの?軽だと転がりそうやからなー」 |
046 | 萌 | 「先輩は座ってて下さい」 |
047 | 千 | 「…うへー桑っちは手厳しいなぁ」 |
048 | 萌 | 「先輩の運転荒いんですよ」 |
049 | 千 | 「そんなカッカッした気分も風景見ればひととっびや」 |
050 | 萌/td> | 「…話をすぐどっかに飛ばす先輩を吹っ飛ばしたかったです」 |
051 | 千 | 「桑っち、ほらほら饅頭屋あるし、地酒屋とか温泉街やで」 |
052 | 萌 | 「はいはい、後で見に行きましょうね」 |
053 | 千 | 「お…エレベーターから一番遠い部屋やー」 |
054 | 萌 | 「でもそこの階段降りるとすぐ浴場らしいですよ」 |
055 | 千 | 「風呂には、いっち番近う場所か。入り放題やなー」 |
056 | 萌 | 「近くじゃなくても入り放題ですけどね」 |
057 | 千 | 「うわ…入口の通路に椅子とか珍しいなー鏡面台もあるし」 |
058 | 萌 | 「あのよく窓側の絨毯のとこがここにあるみたいな」 |
059 | 千 | 「さーて何見えんやろなー」(障子窓開ける) |
060 | 萌 | 「中庭じゃないですか。あ、目の前の桜の木じゃないですか」 |
061 | 千 | 「開花宣言もあったけどまだここは咲いとらんような」 |
062 | 萌 | 「もうちょっと時季ずらせば良かったです」 |
063 | 千 | 「まぁ惜しかった」 |
064 | 萌 | 「ピンポイントで開花宣言今日だったんですけどね」 |
065 | 千 | 「せやなー。お、地酒がようけ冷えとうで。後で呑もうなー」 |
066 | 萌 | 「そんな瓶じゃ、私一口飲んだら先輩全部飲み干しちゃうじゃないですか」 |
067 | 千 | 「そないことないでー」 |
068 | 萌 | 「明るい内に地酒屋覗いてきますよ」 |
069 | 千 | 「せやな。ほな行こか」 |
070 | 千 | 「やー、おもろかったなー」 |
071 | 萌 | 「温泉街の酒屋と言うと酒の宿思い出しますねー」 |
072 | 千 | 「せやなー」 |
073 | 萌 | 「地酒だけじゃなくてウイスキーとかも造ってるんですね」 |
074 | 千 | 「ミード酒とかもあったなぁ」 |
075 | 萌 | 「買いたければ買ってくれば良かったじゃないですか」 |
076 | 千 | 「えぇて、他のお酒買うたし」 |
077 | 萌 | 「着替え持って行きますよ」 |
078 | 千 | 「おー」 |
079 | 萌 | 「でもお風呂近いのって風呂好きの私たちにとっては良かったですよね」 |
080 | 千 | 「ウチの日頃の行いがええからな」 |
081 | 萌 | 「日頃の行いの良し悪しってなんなんでしょうね」 |
082 | 千 | 「お、マッサージチェアや」(階段の陰にひっそりあるマッサージチェア発見) |
083 | 萌 | 「コイン式…」 |
084 | 千 | 「やない、自由に使える奴や」 |
085 | 萌 | 「珍しいですね。凄い階段下にひっそり置かれてますけど」 |
086 | 千 | 「後でつーかおっ」 |
087 | 萌 | 「お風呂から上がったらすぐ夕飯の時間ですよ」 |
088 | 千 | 「夕飯後のんびり独占するからえぇわ」 |
089 | 萌 | 「こうやって温泉に来ると光峯先輩たちと行っていた時を思い出して懐かしいです」 |
090 | 千 | 「圭なーどっかでの垂れ死んでいーへんこと祈るわ」 |
091 | 萌 | 「何でですかッ」 |
092 | 千 | 「なんとなく」 |
093 | 萌 | 「光峯先輩は先輩よりずっとしっかりしてますからね」 |
094 | 千 | 「ウチだってしっかりしとうで」 |
095 | 萌 | 「光峯先輩言ってましたよ。先輩は殺しても死なない生命力の持ち主だって」 |
096 | 千 | 「ウチをなんだと思ってんのや。か弱い乙女やでー」 |
097 | 萌 | 「か弱い…」 |
098 | 千 | 「せやろ」 |
099 | 萌 | 「わー、横長の風呂がプールみたいに真ん中にありますよ」 |
100 | 千 | 「ふっつーにスルーされた…」 |
101 | 萌 | 「折角なんで露天から回りましょう」 |
102 | 千 | 「せやな。明るい内に入るのと夜入るのは別格やからな」 |
103 | 萌 | 「何か庭メインで、ちょこんと小ぢんまり自然に囲まれてあるってのはいいですね」 |
104 | 千 | 「庭で露出しているような開放的な気分になるわな」 |
105 | 萌 | 「ハッ…先輩は露出癖あるんだった…」 |
106 | 千 | 「別に露出癖があるわけやないで。ただこの自然に囲まれてる中で全裸になると気持ちが解放される言うか」 |
107 | 萌 | 「野性じゃないですか」 |
108 | 千 | 「そりゃ横断歩道のど真中で脱げ言われてもややもん」 |
109 | 萌 | 「捕まりますよ!?」 |
110 | 千 | 「こういうところなら安心してできるし」 |
111 | 萌 | 「先輩の性癖はそんなに聞きたくないです」 |
112 | 千 | 「性癖って…」 |
113 | 萌 | 「結構大きいですね、この桶風呂。十人位入れそうじゃないですか」 |
114 | 千 | 「十人なんて入ったら、そらもう、絡み合いの、まぐわりあいのタコツボの如くやな」 |
115 | 萌 | 「先輩一人でやってて下さい」 |
116 | 千 | 「桑っちつれへんなー」(がばっと後ろから抱きつく) |
117 | 萌 | 「きゃっ」 |
118 | 千 | 「卒業してから桑っちが冷とうなってしもうたぁー」 |
119 | 萌 | 「別に冷たくしてないです。普通ですー」 |
120 | 千 | 「こんなに体はぬくいのに心冷たいわー」(がっちり抱きついて胸を揉みしだく) |
121 | 萌 | 「さりげなくおっぱい揉むのやめてくれません?」 |
122 | 千 | 「ええやん、いつも職場でされとるやろ」 |
123 | 萌 | 「されてませんっ。どんな職場だと思ってるんですか!?健全ですよ」 |
124 | 千 | 「KENZENな職場なー、上司が浮気しとったり?」 |
125 | 萌 | 「知りませんよっ。まだそういう裏見てないです。やめて下さい、職場の夢壊すの。行けなくなるじゃないですかっ」 |
126 | 千 | 「桑っちと温泉行く時くらいストレス発散させてわー」(もにゅもにゅ揉み続ける) |
127 | 萌 | 「せめて揉むのやめてくれませんか」(振り向き真顔で見つめる) |
128 | 千 | 「真顔で言われるとおもろないわ…」 |
129 | 萌 | 「お風呂場でふざけると危ないんですからね。あと、ご飯の時間が迫ってるんですから、サクッと中の入って、体流して出ますからね」 |
130 | 千 | 「中の奴、横長やから競争やな。先に淵に着いた方がおかず1品で…」 |
131 | 萌 | 「泳ぎませんっ」 |
132 | 千 | 「桑っちのいけずー」 |
133 | 萌 | 「はいはいさっさと上がりますよ」 |
134 | 萌 | 「ご飯ってなんでしょうね、山菜づくしのTHE山菜とか…?」 |
135 | 千 | 「国産豚しゃぶに刺身とか、ぶり照り焼きやで」 |
136 | 萌 | 「わぁ結構おしゃれな感じ」 |
137 | 千 | 「さっきロビーにあったけど、明日は酒蔵巡りやからな」 |
138 | 萌 | 「なに先輩、飲むんです?」 |
139 | 千 | 「そら酒蔵行ったら試飲できるところは呑むわ」 |
140 | 萌 | 「昼間っから酒呑むとか呑兵衛やめて下さい…私運転じゃないですかっ」 |
141 | 千 | 「日本酒は美人さんになれるんやで」 |
142 | 萌 | 「先輩は絶対適量じゃなくて飲み過ぎますもの」 |
143 | 千 | 「なはは、ベロベロに寄ったら介抱よろしゅうなー」 |
144 | 萌 | 「嫌です。後部座席に縛り付けるか、トランクに転がしますよ」 |
145 | 千 | 「やっぱ、桑っち冷たいわー」 |
146 | 萌 | 「料理まで冷めたくならない内に食べちゃいましょうねー」 |
147 | 千 | 「今夜、一緒に寝てくれるか心配やわー」 |
148 | 萌 | 「夫婦やカップルみたいな心配しないで下さいよ。廊下で寝ろとか言いませんから」 |
149 | 千 | 「ほな、おんなし布団で…」 |
150 | 萌 | 「寝ませんっ」 |
151 | 千 | 「ヤケ酒するで…?」 |
152 | 萌 | 「やめて下さい。酒臭くて一緒に車に乗らないで置いていきますからね」 |
153 | 千 | 「はぁー倦怠期迎えたカップルやわー」 |
154 | 萌 | 「絶対、さっきの仲居さんに先輩と先輩と後輩の関係以上に思われましたもん。いいカップルですねって」 |
155 | 千 | 「ええやん、カップルカップルしてやれば」 |
156 | 萌 | 「なんですか、カップルカップルって」 |
157 | 千 | 「ウチはいつでも大歓迎やで。あ…ウチにそっちのケはないんで」 |
158 | 萌 | 「絶対嘘でしょ。先輩疑惑ありです」 |
159 | 千 | 「さぁ、どっちやろーなー」 |
160 | 萌 | 「先輩、今夜、ドアの前の通路で寝てもらえます?外の廊下とまでは言わないんで」 |
161 | 千 | 「桑っちヒドいわー」 |
162 | 萌 | 「ヒドくありません。私の身の安全のためです!」 |
163 | 千 | 「保身に走りよったか、政治家か」 |
164 | 萌 | 「なんとでも言って下さい。さぁ食べたら布団移動しに行きますからね」 |
165 | 千 | 「今度圭に泣きついたるわー」 |
166 | 萌 | 「ご自由にどうぞです」 |
作者のツブヤキ |
すっかりお疲れで体が悲鳴をあげていたので、よし温泉行くかの弾丸計画。 午前中に調べてお昼は高速のサービスエリアで食して…なんてことが最近増えてきたような感じが。 突然休みだった日が休みじゃなくなるなんてことはザラなんで、計画が立てられなくて予約というのがすっかり苦手に。 前々からここら辺行ってみたいねーって言っていたところを、思い立ったように向かわないといけない感じです。 さてさて、今回は宿に泊まってみたらパンフレットで清酒酒蔵スタンプラリーなるものがやっていて、 県内の酒蔵を回って、商品を購入したりするとスタンプがもらえる企画で、応募すると地元の旅行券が当たったり、ゲーム機が当たったりといった企画をやっていました。(2016年6月までで終了) こんなに酒蔵あるのねと驚きました。 それと同時に行った時期が3月末で、ちょうど行ったその日の正午に開花宣言出されて、途中の道とかで満開の桜を見ることができました。 やっぱりうつくしまですねー。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |