シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♀:3 |
総セリフ数 | 81 |
製作日 | 2015/7/9〜2015/7/9 |
概要説明 | ようやくたどり着いた魔王城の玉座で待ち構えていたのは…まぁ魔王なんだろうけど。 本当に魔王なのか、そうなのか、聞いていた魔王と違うんだが、本当に魔王なのか、そうなのか。 魔王が人間でいう女って…ちょっと不都合が……。いいえ、同性だからって容赦しません。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
勇者 | 34 | ♀ | 間違って男(魔王)を好きにならないよう、周りから百合に育てられた。受け |
魔法使い | 19 | ♀ | 勇者に声を掛けられ、ぞっこんの百合っ子。声掛ける男たちには容赦なく炎を浴びせる。攻め |
魔王 | 28 | ♀ | 先代魔王の寝首をかいて倒し、魔王になった魔王。どちらもいける…のか?人間生物学で考えてはいけないらしい |
001 | 魔王 | 「よく来たゆ…」 |
002 | 勇者 | 「ちょっと待って…1つ聞きたいことがあるの」 |
003 | 魔王 | 「決め台詞を遮ってまで何の問いだ」 |
004 | 勇者 | 「…あなたが魔王?」 |
005 | 魔王 | 「いかに…」 |
006 | 勇者 | 「…と訊きたいところだけど1つと言った手前2つ訊くのは忍びないから」 |
007 | 魔王 | 「それが問いではなかったのか!あまりにも下らん問いだぞ」 |
008 | 魔法使い | 「勇者様、私が質問すれば勇者様は質問1つのままでいけますわ」 |
009 | 勇者 | 「その手があったか」(ポンと手を叩く) |
010 | 魔王 | 「その手はないっ!問いを許したのは勇者だけだ」 |
011 | 勇者 | 「しかし、その手はふさがれている▽」 |
012 | 魔法使い | 「世界の魔王がケチンボさんですね」 |
013 | 勇者 | 「案外、各地のボスみたく小物なのかもしれない」 |
014 | 魔王 | 「誰がケチンボだ、誰が小物だ。漆黒の雷を喰らわせるぞ」 |
015 | 勇者 | 「…目の前にいる魔物が魔王であるという仮定をして」 |
016 | 魔王 | 「仮定ではなく、私が魔王だ」 |
017 | 勇者 | 「ボクが訊きたいのはそんなことではないッ」 |
018 | 魔王 | 「ぬ…なん…だとッ」 |
019 | 勇者 | 「性別は…お、おん…おとな…」 |
020 | 魔法使い | 「勇者様混じってますよ。男か女か。半分か」 |
021 | 勇者 | 「いや、半分って…いや、中性もありえるのか」 |
022 | 魔王 | 「何だその問いは…」 |
023 | 勇者 | 「大事なことなんだっ答えろっ」 |
024 | 魔王 | 「下らん。人間の生物学的に言うのであれば女だ」 |
025 | 魔法使い | 「ちゃんと答えるんだ…」 |
026 | 勇者 | 「…女だと」 |
027 | 魔王 | 「それがどうした」 |
028 | 勇者 | 「最終形態で性別変わったりしないよね」 |
029 | 魔法使い | 「触手は出るかも」 |
030 | 魔王 | 「だから何なんだ。貴様らに最終形態の力を振るわんでも…」 |
031 | 勇者 | 「…そりゃね、途中危なかった時もあったよ」 |
032 | 魔法使い | 「異種族交流どころか同族交流もエトセトラトラ」 |
033 | 魔王 | 「…何の話だ」 |
034 | 勇者 | 「お爺ちゃんや王様からも魔王は極悪非道で野蛮な男だって聞かされ育ってきたのに」 |
035 | 魔法使い | 「実物は町中にいたらちょっと目立っちゃうレベルかも」 |
036 | 魔王 | 「貴様らは何を言っているのだ」 |
037 | 勇者 | 「今までの苦労は何だったんだ…」 |
038 | 魔法使い | 「ま、私は勇者様一筋ですけどね」 |
039 | 勇者 | 「先代魔王は男だったのか?」 |
040 | 魔王 | 「問いが1つではなくなっているがな。とんでもない好色魔王だったな」 |
041 | 勇者 | 「ハーレム王…」 |
042 | 魔王 | 「うつつなど抜かしているから寝首をかかれるのだ」 |
043 | 勇者 | 「先代魔王は情けない死に方をしたらしい…」 |
044 | 魔王 | 「やけに貴様は性別にこだわるな。下らん。人間は実に愚かだ」 |
045 | 勇者 | 「愚かだと思う。そこは否定しない。むしろ声を大にして言いたいね」 |
046 | 魔王 | 「認めるか、くくく。そうだ人間は愚かだ。愚かな種族を滅ぼして何が悪い」 |
047 | 勇者 | 「誰のせいでボクが百合に育てられたと思っているんだ!」 |
048 | 魔王 | 「は?」 |
049 | 魔法使い | 「私は素敵だと思いますよ、勇者様」 |
050 | 勇者 | 「百合はお腹いっぱいなんだよっ!勇者×魔王とか、ド定番過ぎて満腹だよっ」 |
051 | 魔法使い | 「今の時代、勇者×魔法使いよ。魔法使いは嫁」(胸を張る) |
052 | 勇者 | 「いや、それもないんだけどさ」 |
053 | 魔王 | 「…まとめて消し去ってやろうか」 |
054 | 魔法使い | 「私たちの愛の力は魔王であろうとも消させない」 |
055 | 勇者 | 「こっぱずかしいことを平気で言う…」 |
056 | 魔法使い | 「勇者様だって正義は勝つとか、愛の勝利だとか白昼堂々言っているじゃないですか」 |
057 | 魔王 | 「よし、わかった。貴様らあの世で好きなだけイチャついていれば良い」 |
058 | 魔法使い | 「勇者様、さっさと魔王を倒してお城で結婚式を挙げましょう」(キラッ☆ |
059 | 勇者 | 「育てられ方を間違えたお蔭で女の子しか好きになれなくなったんだぞ。どうしてくれるんだっ」 |
060 | 魔王 | 「場違いな怒りをぶつけられている気がするな」 |
061 | 魔法使い | 「魔王が女なら話は早いでしょ?徹底的に凌辱し、その華を散らせるまで」(杖握り直してゲスい顔) |
062 | 勇者 | 「…この子はさらっと恐ろしいことを」 |
063 | 魔王 | 「人間風情が笑わせてくれる。ならば生まれてきたことを後悔するまで死んだ方がマシな思いを味あわせてくれよう」 |
064 | 勇者 | 「…あおり、あおられえげつない戦闘に持ち込まれてる気がする」 |
065 | 魔王 | 「百合者とその仲間よ、我がもとに現れたことを後悔させてやる」 |
066 | 勇者 | 「…今勇者じゃなくて百合者って言わなかった?」 |
067 | 魔法使い | 「のぞむところよ」 |
068 | 勇者 | 「望んじゃダメでしょ、辱しめられるよ」 |
069 | 魔法使い | 「蹂躙(じゅうりん)するのはこちらですわ、勇者様。魔王の威厳とやらを散らして、全国民中のさらし者にしてあげますわ」 |
070 | 勇者 | 「そこまでするの?」 |
071 | 魔法使い | 「あちらがその気ならこちらも全力で向かわないと、勇者様」 |
072 | 魔王 | 「貴様らを消し去り、再び世界に絶望を与えてやろう」 |
073 | 勇者 | 「魔王、覚悟ッ」 |
074 | 魔法使い | 「いつも受けの勇者様の攻め姿がまたいい!」 |
075 | 魔王 | 「その余裕もいつまで持つかな」 |
076 | 勇者 | 「守るべきものがあるボクたちは強い」 |
077 | 魔王 | 「守るべきもの…笑わせてくれる」 |
078 | 魔法使い | 「1つご親切に忠告をしてあげると、私は穴という穴を攻めるのが得意だから」 |
079 | 勇者 | 「どちらが悪かわからない黒さ…」 |
080 | 魔王 | 「フン、ごたくは聞き飽きた。消え去れ、百合者共」 |
081 | 勇者 | 「終わりだ、魔王ッ」 |
作者のツブヤキ |
あれ、勇者と百合者って何か似てない?って思って書き始めました。(いや全然似てないってレベルじゃないよね。うん。) 勇者・魔王シリーズは万能過ぎます。女の子しか出てこない台本ですけど…人気が出てくれると嬉しいです。 願わくはこのノリは作品として聴いてみたいものです。 その後、彼女らはどうなったのか。俺たたエンドです。色んな意味で。 |
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