シーズンオール『8月』

シーズンオール『8月』

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2
総セリフ数 61
製作日 2015/8/27〜2015/8/27
概要説明 季節ネタ専門のシーズンオール。
8月は巷ではお盆に夏休みイベントぎっしり。甲子園が熱いオールシーズン休みなしで舞台へ。
今月もネタをネタにしていくっ!
利用にあたって 利用規約
目安時間    
登場キャラ セリフ数 性別 備考
高山 修也
(たかやま しゅうや)
31 基本的にボケる。登山したら下山の際、勢い止まらず転がり落ちたことがある。
谷上 素史
(たにがみ もとふみ)
31 ツッコミ担当。ロッククライミングと誘われて行ったらビルの窓拭きの掃除させられた経験の持ち主。



【ステージ上】(6割の客席の埋まる会場)

001 高山 「はいどーもー」
002 谷上 「一年中でもっとも熱いシーズンがやって参りましたシーズンオールです」
003 高山 「夏の風物詩、高校野球時が大活躍の甲子園も始まり、浴衣の美人が練り歩き、暑さも日に日に増してましてますね」
004 谷上 「まさに夏真っ盛りな」
005 高山 「我々も今まさにマウンドに立ってアルプススタンドの声援を受けながら夏の甲子園に臨んでいるわけですが」
006 谷上 「どこが声援送られてるの。ボロ負けしている側並に静まり返っているわ」
007 高山 「来ているお客さん黄色い声出せるご年齢じゃないですものね」
008 谷上 「お客さんをディスるな。お客さんこなくなるだろ」
009 高山 「甲子園も有名校の試合は満員御礼だけど無名校や遠方校だと過疎ってますものね。まさに我々」
010 谷上 「もうやめろ」
011 高山 「あの暑い中でよくもまぁ応援する側も応援される側も頑張りますよね」
012 谷上 「そうだね。かんかんの日差しの中、炎天下の猛暑のわけだからね。クーラー効いたこの会場とは訳が違うだろうね」
013 高山 「お笑いで敗退したら敗者復活戦は屋外特設ステージで白熱なバトルを行うべきですね」
014 谷上 「お前一人で参加してろ。皆さんも会場だからと油断しないでちゃんと水分とられて下さいね。暑いですからね」
015 高山 「えぇなついです」
016 谷上 「そのネタは先月やったわ」
017 高山 「暑さと夏さは比例します」
018 谷上 「夏さって何よ」
019 高山 「夏の温度差」
020 谷上 「温度差ならお前との間にもこんなにあるわっ」
021 高山 「山より高く海より深いマリアナ海溝」
022 谷上 「…はい、滑りました」
023 高山 「滑ると言えば冬はスキーやスノボーで滑りますが、夏は山登り!流行ってるそうじゃないですか」
024 谷上 「はいはい登山とかね」
025 高山 「何でこんな話しているかと言いますとね、8月には山の日となるものが存在するんですよ」
026 谷上 「ありますね。制定されたのが近年だからご存じじゃない方も多いかもしれません」
027 高山 「山登りは健康にもいいらしいですしね、森ガールよりは断然山ガールだねっ」
028 谷上 「あ、ファッション。女性のファッションの話」
029 高山 「メルヘンよりはワンダーフォーゲル」
030 谷上 「ちょっと何言ってるか分かんない」
031 高山 「少し前には山男はガチホモでヤバいという話題で持ち上がりましたけど」
032 谷上 「某子供から大人まで大人気のゲームの話?通じないネタはよくないだろ」
033 高山 「お孫さんにねだられて店頭で値切ったお爺さんも多かったかと思います」
034 谷上 「いや、値切らないだろっというかジーサン限定かよ」
035 高山 「ここまで淡々と話が進んできてそろそろ我々も話に山が欲しいところなんですが」
036 谷上 「山場はないとまずいでしょ」
037 高山 「我々の人気には山があるけどね」
038 谷上 「コメントしづらいわっ」
039 高山 「最近流行りのスポーツでテレビでも取り上げられる断崖絶壁を登る」
040 谷上 「ロッククライミング」
041 高山 「洗濯板ね」(胸をジェスチャー)
042 谷上 「セクハラだからね」
043 高山 「ロッククライミング!ロックだね」
044 谷上 「ラブ&ピース!って違うわ」
045 高山 「断崖絶壁と言えば我々のポジションも…」
046 谷上 「崖っぷち!…ってまた反応に困るわっ」
047 高山 「最近すっかり見なくなってしまいましたが、ファイトォーッ!」
048 谷上 「イッパァー」
049 高山 「元気ハツラツー?」
050 谷上 「それ商品違う。Dやない、Cや」
051 高山 「息の長い商品ですよね」
052 谷上 「まぁ大体誰でも知ってるメジャー栄養ドリンクだからね」
053 高山 「あれって、でも危機を乗り越えてから飲んでますよね」
054 谷上 「それ言わないお約束…というか健康ドリンクだから疲れて飲むという用法は合ってるかと」
055 高山 「僕たちも皆さんの人生の健康ドリンクになれているかと思います」
056 谷上 「きれいにまとめようとしたね。」
057 高山 「お爺ちゃん、熱中症に気を付けて長生きしてねーッ」
058 谷上 「爺ちゃんだけか」
059 高山 「ジーサンオール」
060 谷上 「いい加減にしろ」
061 高山
谷上
「ありがとうございましたっ」






作者のツブヤキ
 甲子園真っ盛りの時期に書いていたら、掲載する頃にはすっかり甲子園が終わってしまっていました。
今年は相当仙台育英が頑張ってくれました。優勝できなかったのが実に惜しかったです。
来年こそ是非、東北に優勝旗を!
甲子園で写っている前の人たちってジーサンオー…いやなんでもないです。

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