シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:3 |
総セリフ数 | 197 |
製作日 | 2015/4/2〜2015/5/9 |
概要説明 | 親友を殺され、犯人であろう吸血鬼を見つけ吊し上げるため、復讐に燃えるアリル。 吸血鬼という吸血鬼を襲い、各地を回っていた中、領主をしている吸血鬼がいるという情報を手に入れ、乗り込む。 しかしそこで待ち受けていたのは…… |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
ラフォーム=レオート=クロア | 63 | ♀ | 小さな村を治める領主の屋敷に住む少女の容姿をした吸血鬼領主。見た目の数倍生きているらしい。大人ぶる練習中 |
エクリア | 23 | ♂ | クロアに仕える人間の執事。家事から何までも巧みにこなす。ある時フラリとクロアのもとにやってきた |
アリル | 80 | ♀ | 親友が殺され、犯人探しの為、各地の吸血鬼を辻斬り同然で問答無用状態の討伐して回っていた。 |
男 | 25 | ♂ | 酒場で酒を飲む男。まぁ多分ろくに働かないで酒場に入り浸っていた。女が好きで好きで声をよくかけるらしい |
少女 | 6 | ♀ | リンドゥで人とあまり関わりを持たずに暮らしていた吸血鬼。内気な性格で怖がり |
001 | クロア | 「フフフ、今宵は調子がいいわ。この闇に降り注ぐ雫を血生臭い滴る血に変えたくなる…」 |
002 | エクリア | 「…様。食事の支度ができました」 |
003 | クロア | 「この国のみならずいずれはこの世界をも…」 |
004 | エクリア | 「失礼します……様」(ドアを開けて部屋へ入室) |
005 | クロア | 「愚かな者よ、我が手中にて踊れ!」(バッと振り向き、鋭い牙を剥き爪先を立てる) |
006 | 男 | 「…こんな田舎にお祭りでも見に来たかい姐ちゃん」 |
007 | アリル | 「そうか、祭りだからこんな村でもバカみたいに騒がしかったのか」 |
008 | 男 | 「だはは、酒場は相場騒がしいもんだろ」 |
009 | アリル | 「まぁそうだな」 |
010 | 男 | 「酒場に来たのに酒を飲まないのは酒場に入る資格ねェぞ、姐ちゃん」 |
011 | アリル | 「…麦酒」 |
012 | 男 | 「わかってんな、姐ちゃん。この村は麦が特産だからいい麦酒があるんだよ。だがな、ここは蒸留酒だろ」 |
013 | アリル | 「…おぅ。んく。話を聞きたい」 |
014 | 男 | 「話だぁ?」 |
015 | アリル | 「風の噂で領主が吸血鬼と聞いた。本当か?」 |
016 | 男 | 「吸血鬼…?ブハッ…ああ本当だ本当だとも。領主様さぁ」 |
017 | アリル | 「その領主サマはどこにいる?」 |
018 | 男 | 「こんな酒場にはいねェよ」 |
019 | アリル | 「そんなのは分かる」 |
020 | 男 | 「…俺様が案内してやろうか」 |
021 | アリル | 「知っているのか?」 |
022 | 男 | 「あぁ知ってる。知ってるとも。ここの村のもんだからな」 |
023 | アリル | 「では案内してもらおうか」 |
024 | 男 | 「場所を教えるがここで領主様の館を旅人の姐ちゃんに話したってバレたらまずいんだわ」 |
025 | アリル | 「案内する気はないと?」 |
026 | 男 | 「いや、誰が聞いているかわからねぇ。ここじゃなんだ、上の部屋で話そう」(ジョッキを空にして席を立つ) |
027 | アリル | 「…そうか」 |
028 | 男 | 「領主様にバレたら血を吸われてミイラにされちまう」(階段を登りながらおどける) |
029 | アリル | 「今までにもそういったことが?」 |
030 | 男 | 「いや、領主様について聞きに来たのは姐ちゃんくらいだかんな。ほら」(部屋の中へ招き入れ、ドアのカギをしめる) |
031 | アリル | 「…灯りは」 |
032 | 男 | 「吸血鬼ってのは暗がりにいるんだろう?姐ちゃんが何で探してるかは知らんが…」(ニヤリと笑い抱きつく) |
033 | アリル | 「ッ!?」 |
034 | 男 | 「俺が吸血鬼になって…」 |
035 | アリル | 「オレは下衆と寝る趣味はねーよ」(肘鉄から蹴り飛ばす) |
036 | 男 | 「うぉっぶぐっ」 |
037 | アリル | 「それと。吸血鬼はこの世から消え去ってもらう」(銃口を額に押し当てる) |
038 | 男 | 「ちょっ、ちょっとした冗談…姐ちゃん。俺、人間。人間だから死んじゃう」 |
039 | アリル | 「冗談は言っていい時と悪い時があって、残念ながら今が悪い時だったな」 |
040 | 男 | 「勘弁!勘弁だ。体を触ったのは謝るから殺さないでくれっ」(両手を大きく激しく振って慌てる) |
041 | アリル | 「領主様とやらにバレるとこちらもミイラにされちゃうらしいからな。耳に入る前に…」(ニヤリと笑う) |
042 | 男 | 「だぁぁぁっそれもちょっとふざけた!ふざけて言っただけでYO」 |
043 | アリル | 「ふざけた奴は虫酸が走るほど嫌いだ」 |
044 | 男 | 「ごめん。すまん、悪かった。俺が悪うございました。だから、だから殺さないでェ」 |
045 | アリル | 「お前の口からは冗談しか出ない」 |
046 | 男 | 「日中領主様を見たことがないからほんとは知らないんだっ!けどっ日中姿を見せないってことは吸血鬼…吸血鬼だろっ」 |
047 | アリル | 「何故?」 |
048 | 男 | 「夜活動的になるんだろ?」(ニヤリと笑う) |
049 | アリル | 「そうだな、夜活動的だな」(コッコッと銃口で男の頭を叩きながら) |
050 | 男 | 「俺じゃねェ!俺のことじゃねェ!俺は人間なんだ」 |
051 | アリル | 「冗談はその辺の村娘だけにするべきだったな」 |
052 | 男 | 「そうするっそうするから、物騒なもんを下げてくれ」 |
053 | アリル | 「ドンッ」(引き金を引きつつ、口で発砲音) |
054 | 男 | 「ぁひぃ…」(床に転がり動かなくなる) |
055 | アリル | 「……ようやく殺れそうだ…」(窓の外の月を見つつ呟く) |
056 | 少女 | 「いや…違…私じゃ…わた知ら…」 |
057 | アリル | 「……」 |
058 | 少女 | 「関係ないのっ!私は、私はただここに住んでいただけ」 |
059 | アリル | 「街に惨殺な屍が大量に転がっているのを知らない…と」 |
060 | 少女 | 「お願い…違う…私じゃ」 |
061 | アリル | 「吸血鬼だよな?」 |
062 | 少女 | 「犯人じゃな……私…」 |
063 | アリル | 「リンカ、今に吸血鬼たちを同じように血祭りにして仇を討ってやる」 |
064 | 少女 | 「あぁなった街の人たちのことは知らないのっホントなのっ」(フルフルと首を振り続ける) |
065 | アリル | 「……」(引き金を引く指に力を入れる) |
066 | 少女 | 「お願い、助けッ!」(時計塔の鐘がかき消す) |
067 | アリル | 「領主様…ですか?」 |
068 | エクリア | 「…お客人の予定なんかありましたかな…」 |
069 | クロア | 「エクリア、客か」(寝着のまま階段を下りてきながら) |
070 | エクリア | 「クロア様いけません、お身体に」 |
071 | アリル | 「そちらは」(下りてきたクロアを目ざとく見つけながら) |
072 | エクリア | 「お嬢様です。大変申し訳ありませんが、領主は多忙故、外出しております」 |
073 | アリル | 「いつ戻る?」 |
074 | エクリア | 「私は領主から何も聞いておりませんが、お約束をされましたか」 |
075 | アリル | 「いや、至急話しておきたいことがあったので」 |
076 | エクリア | 「書簡で伝えておきますよ」 |
077 | アリル | 「いや、直接会って伝えたい」 |
078 | エクリア | 「我々使用人には行き場所も用事の内容も知らされない故、いつ戻るかわかりかねます」 |
079 | アリル | 「…チッ邪魔したな」(くるりと踵を返す) |
080 | エクリア | 「…領主様、ヴァンパイアハンターのようです」 |
081 | クロア | 「みたいだな」(言った後、退屈そうに欠伸をする) |
082 | エクリア | 「『みたいだな』ではなく…」 |
083 | クロア | 「面白そうじゃないか」 |
084 | エクリア | 「面白いって…私はクロア様の身に何か」 |
085 | クロア | 「丁度退屈していたところだ。狭いカゴに閉じ込められているのは飽きた」 |
086 | エクリア | 「…私には広すぎます」 |
087 | クロア | 「…フフフ」 |
088 | エクリア | 「はぁ…領主様という方は…」 |
089 | クロア | 「エクリア、今日は食事を少し早めてくれ」 |
090 | エクリア | 「…かしこまりました」 |
091 | クロア | 「ようこそ我が館へ。愚かな旅人」(爪先を突き立てる) |
092 | アリル | 「フッお見通しってわけか」 |
093 | クロア | 「あれだけ殺気を放っていれば年老いた犬でもバカでも分かるわ」 |
094 | アリル | 「今晩、この村の領主は消えることになるが、悪く思うな」 |
095 | クロア | 「その言葉そのまま返してあげよう。旅人がこの地で一人消え去ったとしても気付くことなく…だ」 |
096 | アリル | 「すぐに自分の血を吸わせてあげる」 |
097 | クロア | 「フフ…、お名前ぐらい聞いておいてあげようかしら。私はラフォーム=レオート=クロア。この地を治める領主よ」 |
098 | アリル | 「そこまでして殺される相手の名を地獄に持ち去りたいのか?貴様ら吸血鬼を世界から消し去る仕事をしているアリルだ」 |
099 | クロア | 「フフフ…ふふふふ。そう、アリルね」 |
100 | アリル | 「すぐにその口から名を呼べなくしてやる」 |
101 | クロア | 「夜だというのに随分と騒々しくやってきたものね」(散乱したガラスを踏み割りながら笑う) |
102 | アリル | 「夜に活動的な吸血鬼に気を遣う必要が?」 |
103 | クロア | 「近隣住民のことを考えて欲しいものね」 |
104 | アリル | 「冗談!吸血鬼が人間のことを考えてる?気遣ってるつもり?」 |
105 | クロア | 「これでもこの地を守る領主だからよ」 |
106 | アリル | 「随分と人間臭いことを」 |
107 | クロア | 「もっと人間臭く、『この村では飽きたらず国や世界を我が手中に収めたい』とでも言えば満足かしら?」 |
108 | アリル | 「ハッ、夢を語ろうともその夢物語は今宵で終わりだ」(クロアの額に照準を定め、撃つ) |
109 | クロア | 「人間、身の程をわきまえなさい」(銃弾を躱す) |
110 | アリル | 「社交ダンスは得意のようだな」 |
111 | クロア | 「なに、すぐに貴様も我が足元にひざまずかせてやろう」(壁を蹴って飛ぶ) |
112 | アリル | 「面白い。できるものならっ」(目で追いながら銃弾を撃ち込む) |
113 | クロア | 「…普通の人間ならば腰や大腿部を狙えば撃ち抜けるだろうけど、私はそう簡単じゃないでしょう?」 |
114 | アリル | 「ちょこまかこざかしく動き回るな、的が」 |
115 | クロア | 「あなたの的になったつもりはないのだけれど。…ただ、的を撃ちたいのならもっと腕をあげてから来るべきだったわね」(アリルの目の前から瞬間的に消え、鋭い爪で目の下の左頬を真横に切る) |
116 | アリル | 「ツッ…」(出血する頬を左手で押さえる) |
117 | クロア | 「礼儀も態度も何もかも気に入らないけど、一つだけ…挨拶をしに来たのだけは評価するわ」(冷たい眼差し見つめながら) |
118 | アリル | 「…余裕ぶるなぁッ」 |
119 | クロア | 「吸血鬼を世から消すお仕事?よくそんなことができると思ったわね。それともハッタリだったかしら」 |
120 | アリル | 「何体も、何体もこの銃で、お前の同族をこの弾で撃ち抜いてやった」 |
121 | クロア | 「そうも自慢されるとあなたがいかに小物であるか。その同族とやらがいかに愚かなのかを考えさせられるわ」 |
122 | アリル | 「なん…だとッ」 |
123 | クロア | 「だって、あなた現にあなた、私にかすり傷一つつけれていないんだもの」 |
124 | アリル | 「くぅ…」 |
125 | クロア | 「…それともただのハッタリだったかしら。多くの同族を殺してきたと言えば震え上がって泣いて命乞いをしたとでも?」 |
126 | アリル | 「くっ」 |
127 | クロア | 「棺桶の中で先に眠るのはあなたの方みたいね」 |
128 | アリル | 「ふざけるなっ」 |
129 | クロア | 「遊んでいるつもりはあってもふざけているつもりはないわよ。ふざけすぎちゃうとどんなに面白いことも興醒めしちゃうから」(背後に回り込み人差し指と薬指を舐める) |
130 | アリル | 「この…」(振り向き銃を乱発) |
131 | クロア | 「そろそろお片付けの時間なの。片付いてくれないかしら」 |
132 | アリル | 「片付くのは…」 |
133 | クロア | 「あなたの方よ。仕事も部屋も片付かないと落ち着かなくて…私嫌いでね」 |
134 | アリル | 「うっ…」(首筋を切り裂かれ、崩れるように両膝をつく) |
135 | クロア | 「早く止血しないと闇が降りてくるわよ」 |
136 | アリル | 「…お前が」 |
137 | クロア | 「何?」 |
138 | アリル | 「お前がリンドゥの街を襲った…のだろ」(クロアを鋭く睨み付ける) |
139 | クロア | 「…いつの話?」 |
140 | アリル | 「先の雷雨の…」 |
141 | クロア | 「リンドゥとこの地は気候が違うからそんな曖昧なこと言われても困るけど。最近の話なら私は無関係ね」 |
142 | アリル | 「この…」(銃を構えるが目が左右に動き照準が合わない) |
143 | クロア | 「焦点あってないわよ。もうあなたの夜は終わり」 |
144 | アリル | 「まだ…だ」 |
145 | クロア | 「朝には冷たい床に冷たい体でこんにちは」 |
146 | アリル | 「リンカ……仇をとるま……」(銃を落とす) |
147 | クロア | 「私の遊び相手としてはちょっと物足りなかったわね」 |
148 | アリル | 「…吸血鬼…め……」(意識を失くして床に転がる) |
149 | クロア | 「エクリア、そこにいるのでしょう」(入口のドアに声掛ける) |
150 | エクリア | 「クロア様、ご無事でしたか」 |
151 | クロア | 「白々しいわよ。最初から見ていたくせに」 |
152 | エクリア | 「クロア様の身に何かありましたら私は…」 |
153 | クロア | 「…嬉しい。でしょ。…私が起きるまでに部屋もこれも片付けておきなさい」 |
154 | エクリア | 「は、かしこまりました」 |
155 | クロア | 「リンドゥ…ね」(エクリアとアリルを横目で見ながら小さく呟く) |
155 | アリル | 「…どういうことだ」 |
156 | クロア | 「あら、お目覚め?寝覚めは如何かしら。もう夕方だけど」 |
157 | アリル | 「最悪だ」 |
158 | クロア | 「そう。あなたの口から最高だなんて言葉は期待してなかったから予想通りと言えば予想通りね」 |
159 | アリル | 「何をした」 |
160 | クロア | 「私は少しだけ止血をしただけ。エクリアは……包帯巻いたのかしらね」 |
161 | アリル | 「何だ今の間は…ッ!」 |
162 | クロア | 「私はスヤスヤおやすみ中の話だから知らないわよ」 |
163 | アリル | 「何で助けた?」 |
164 | クロア | 「助けた?…助かったとでも思ったのかしら」 |
165 | アリル | 「何?」 |
166 | クロア | 「墓荒らしが墓場に来たらどうなると思う?」 |
167 | アリル | 「墓を荒らす…」 |
168 | クロア | 「そう、荒らす。荒らしたら?」 |
169 | アリル | 「荒らしたら…」 |
170 | クロア | 「素敵な死者や亡霊たちのお仲間入り」 |
171 | アリル | 「……ん」 |
172 | クロア | 「ヴァンパイアハンターがヴァンパイアになるなんて面白い話よね」 |
173 | アリル | 「な…っ貴様ッ」 |
174 | クロア | 「部屋はそうね…空いている部屋を好きに使えばいいわ」 |
175 | アリル | 「誰が…」 |
176 | クロア | 「飛び出したければ飛び出してもいいけど今の時間だと素敵なほどこんがり焼けるわよ…香ばしい程ね」 |
177 | アリル | 「何が目的だ…」 |
178 | クロア | 「…優秀な秘書官になってくれるなら喜ぶけど、まぁ遊び相手が関の山かしらね」 |
179 | アリル | 「…銃はどうした」 |
180 | クロア | 「エクリアが片付けたのじゃないかしら。一切を任せたから私は認知してないわよ」 |
181 | アリル | 「…隙を見せたら」 |
182 | クロア | 「いつでも遊び相手になってあげるわ。アリルちゃん」 |
183 | アリル | 「くそっ…」(荒々しく部屋を出ていく) |
184 | クロア | 「…エクリア、台詞バッチリ?」 |
185 | エクリア | 「なかなかキマってましたよ、クロア様」 |
186 | クロア | 「なかなか吸血鬼の威厳ある領主って難しいわね…」 |
187 | エクリア | 「領主としての威厳、貫禄を出さないといけませんからね。ただ、もっと『人間』を強調しても良かったかもしれませんね」 |
188 | クロア | 「むぅ…やっぱり、最後は『がぉー食べちゃうぞ〜』が…」 |
189 | エクリア | 「それはないです」 |
190 | クロア | 「いい感じじゃない」 |
191 | エクリア | 「カリスマも何もかもブレイクしますよ」 |
192 | クロア | 「まぁ、ようやく練習の成果ありってところね」 |
193 | エクリア | 「良かったですね、クロア様」 |
194 | クロア | 「エクリアのようなもう少し頭の回りそうなハンターだったらもっと良かったのに」 |
195 | エクリア | 「高望みし過ぎですよ、クロア様」 |
196 | クロア | 「『できるッ領主』に一歩近づいたわ」 |
197 | アリル | 「…なんじゃ、ありゃ……」(扉の隙間から様子を覗き見し、呟く) |
作者のツブヤキ |
冒頭のアリルが酒場で男に絡み、ボコる(?)、リンドゥで吸血鬼を問答無用討伐するところは8年前に原案を書いていました。 ようやく一つの形となって公開できて良かったです。 何で吸血鬼が犯人と決め付けているのか。→猟奇殺人は人間にはできないとされているため。(例外有) 吸血鬼は人を襲い、血を啜るとされたため、街の人々の見解やアリルの推測からヴァンパイア吊るしが始まる。 リンドゥの惨事は誰が起こしたとか犯人ってあまり触れていませんが、一応描いたつもりではあります黒幕とか 作中から何かを読み取って頂けたらなと思ったり。アリルの貞操とか何やらは知りませぬ…。どう思われますか 久しぶりにコメントを書いた気がする…。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |