シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:1 |
総セリフ数 | 46 |
製作日 | 2014/7/18〜2014/7/18 |
概要説明 | 昼下がりの公園で同期の会社員が公園ではしゃいでいる子供を見てポツリとつぶやく。 「ぶっ殺す」…。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
井上 | 22 | ♂ | 朝野と同期で入社。あまり仕事は上手くいってないがそれなりになんとかやっている |
朝野 | 24 | ♀ | しれっとした顔で猫に麦茶を掛けたり平気でする。子供が嫌いな模様 |
001 | 朝野 | 「時々思うんだよね」 |
002 | 井上 | 「何がですか」 |
003 | 朝野 | 「ああして無邪気に遊んでいる子供たちを見ると…」 |
004 | 井上 | 「ああ、童心懐かしむって奴ですか」 |
005 | 朝野 | 「ぶっ殺したくなるよね」 |
006 | 井上 | 「え?」 |
007 | 朝野 | 「…ぶっ殺したくなるよね?」 |
008 | 井上 | 「え?何で二回言ったんですか?えッ?」 |
009 | 朝野 | 「え?ならない?」 |
010 | 井上 | 「なりませんし、何そんな物騒な事言ってるんですか!?」 |
011 | 朝野 | 「えー、奇声上げながら無邪気に走り回っていたりするともう少し周りのこと考えて行動しろよと」 |
012 | 井上 | 「気持ちは、気持ちは分かりますが、『ぶっ殺す』ってどんだけ跳躍してるんですか」 |
013 | 朝野 | 「この世から存在を塵すら残さず消え去らしたい。ですって言えばいい?」 |
014 | 井上 | 「それもサラッと恐ろしいこと言ってますけど。大体、『ぶっ殺す』なんて、なんて言葉使うんですか」 |
015 | 朝野 | 「え?普通だと思うけど」 |
016 | 井上 | 「普通じゃないです。突然出てきたら軽く引きましたよ」 |
017 | 朝野 | 「『クッソ、あのハゲ課長ぶっ殺してやる。今度息吸ってるの見たら喉仏潰してやろうか』とか」 |
018 | 井上 | 「クッロッ!?どす黒さMAX超えてますね。課長が何したんですか」 |
019 | 朝野 | 「加齢臭がきつい」 |
020 | 井上 | 「理由!理由が酷いな。そんなんで殺されたり、喉仏潰されちゃこの世の中から人いなくなりますよ」 |
021 | 朝野 | 「まぁ割とこの世界じゃ普通に使うから驚くことでもないと思うね」 |
022 | 井上 | 「この世界、どの世界!?明らかにあなただけの世界ですよ」 |
023 | 朝野 | 「えー」 |
024 | 井上 | 「いや、『えー』じゃなくて。子供に殺意向けるなら病院か警察行った方がいいですよ。親御さん心配で子供を公園に行かせられなくなりますし」 |
025 | 朝野 | 「別に取って食おうってわけじゃないじゃん?」 |
026 | 井上 | 「同義ですよ、ぶっ殺すって。大体あなたにもそういった幼少期があったでしょ、大人になってそういったことも忘れました?」 |
027 | 朝野 | 「私は鬼ごっことか人様に迷惑かけないように一切声出さないで、バカみたいに走り回らないで早歩きが基本だったから」 |
028 | 井上 | 「想像したら相当怖い状況なんですが」 |
029 | 朝野 | 「まぁ周りからは別称青鬼ごっこって呼ばれてたけど」 |
030 | 井上 | 「軽くホラー」 |
031 | 朝野 | 「だからこそ節度もマナーもモラルも守れない低いことをやっているのを見るとイラッ☆ってくるというかね」 |
032 | 井上 | 「あなたが高度過ぎただけな気がします」 |
033 | 朝野 | 「まぁ、無邪気にはしゃいでる子供見るとぶっ殺したくなるよねって話」 |
034 | 井上 | 「きれいにまとめたように聞こえますけど、あなたが危険思想持ち主者ってことしか分かりませんでしたよ」 |
035 | 朝野 | 「子供の無知と無邪気さは天使でもなんでもなく『悪』の一言に尽きる」 |
036 | 井上 | 「大の子供嫌いってことですね。何かの機会で幼稚園とか小学校に行ったらとんでもないことになりそうですね」 |
037 | 朝野 | 「とりあえず寄ってきた子供を掴んでは放り投げる」 |
038 | 井上 | 「もはや社会不適合者レベルじゃないですか」 |
039 | 朝野 | 「…子供ってそんなものよ」 |
040 | 井上 | 「まぁ人の考えは色々ですけど、やっぱりぶっ殺すは言い過ぎな気が…」 |
041 | 朝野 | 「じゃ、せいぜいあなたも子供に気を付けることね」 |
042 | 井上 | 「え、いや、気を付けるも何も別に僕は子供きらいじゃないし」 |
043 | 朝野 | 「そ」(華麗に立ち去る) |
044 | 井上 | 「え?はい、職質?子供たちから通報?は?あ、いや…ちょっと世間話をしていて…いや、『ぶっ殺す』ってことについては確かに話してましたけど…違くて」(手帳持った警察官に肩を叩かれる) |
045 | 朝野 | 「公共の場で『ぶっ殺す』『ぶっ殺す』連呼してたら通報されるわよね…まぁ、頑張って勤務時間内に帰っておいで」 |
046 | 井上 | 「え、いや僕が言い出したんじゃなくてね、いや今仕事中で署までなんていけないですよ、ちょっと、え?ちょっとねぇっ!?えーーー…」 |
作者のツブヤキ |
最近また幼女が狙われる事件が非常に増えていますよね。誠に遺憾でございます。 子供は無限の可能性を秘めているのだから殺すなんてとんでもないです。 ですが、確かに奇声をあげて暴れ回っているのをみると朝野さんの気持ちは分からなくもないです。 騒ぐのが仕事と言えどももうちょっと節度を持って欲しいのは確かです。 公共の場で『ぶっ殺す』なんて言っていると危険思想の持ち主かと思われて通報されて職質かけられますので注意を。 |
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