あぢぃ…

あぢぃ…

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :3:1
総セリフ数 117
製作日 2013/9/4〜2013/9/4
概要説明  あちこち理由は恐らくあって旅をしている三人に途中の町から陽気なマッチョが仲間に加わり、四人で旅をすることに。
ただタイミングが悪く、よりによって物凄く暑くて、暑苦しい火山ダンジョン攻略をしないといけなくなり、
ご機嫌なマッチョに段々イライラし始めるウェイネス。ダンジョンは噴火しなかったが、ウェイネスの怒りが爆発…
ベルガイナスも我慢の限界を超えてしまって……。
利用にあたって 利用規約
目安時間 11分程度   【〜20分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
データ 26 一応パーティーのリーダー。メンバーの仲介、クッション役。中間管理職…らしい。
バナン 32 万能魔導士。ベルガイナスが仲間になるまではしょっちゅうウェイネスと衝突していた。
ウェイネス 33 パーティーの紅一点。紅一点だけあって我儘、姫様。多少は我慢するが、基本的に文句が多い。
ベルガイナス 25 途中の町で筋肉を見せつけているところをスカウトされて仲間になった。磨き上げられた筋肉は凄いらしい…見た目だけ






【炎の洞窟】(溶岩の煮えたぎる蒸し暑いダンジョン)

001 ベルガイナス 「♪〜俺の熱いー魂のー」
002 データ 「…あぢぃ…」
003 ベルガイナス 「鋼の肉体にー無敵のー」
004 ウェイネス 「あっつぃ……あー暑い!」
005 ベルガイナス 「アツい、アツいぜ、燃えろ…燃えろ熱きはぁと〜」
006 ウェイネス 「燃えるのはあんただ!誰、あの暑苦しい男仲間にしようって言ったの!」
007 データ 「…まぁまぁ、ウェイネス抑えて抑えて」
008 バナン 「確かに熱くてイライラするのも分かる…ベルガイナスが暑苦しいのも分かる…」
009 ウェイネス 「アイツがいるせいで、体感温度15℃暑くなってるわよ!たまったもんじゃないわ」
010 バナン 「それは言い過ぎだ」
011 ベルガイナス 「強靭な肉体ぃー」
012 ウェイネス 「大体何でこのクソ暑い中、歌ってるの」
013 データ 「歌うのが趣味の奴を仲間にしてしまったからだろうなぁ…」
014 ウェイネス 「もう一度訊くけど、誰、あんなむさっ苦しい奴を仲間にしようと言ったバカは!」
015 データ 「敢えて触れないでいたんだけどなぁ…」
016 バナン 「アイツ、強そうじゃない?って言ったのお前だろ、ウェイネス」
017 ウェイネス 「は?私!?」
018 ベルガイナス 「む、如何されたお三方」
019 ウェイネス 「ちょっ、振り向かないで!汗が飛び散るッ!」
020 ベルガイナス 「ぬ!ほとばしる汗ッ!きらめく結晶ー輝く飛沫〜」
021 データ 「言葉はいいかもしれないけど…中身は非常に嫌なものだよね…」
022 ベルガイナス 「いやぁ、この洞窟はこれまたムシムシするような気もしますが、それは気のせいですぞ。ワタシは段々涼しく感じてきましたからなぁハハハッ」
023 ウェイネス 「無駄に歯が白いのよね…」
024 データ 「磨き上げられているんだよ…」
025 ベルガイナス 「この鋼の肉体のことですかな?むんっ」
026 ウェイネス 「暑苦しいからやめてよ、マッチョ」
027 ベルガイナス 「ハハハッ、照れちゃって可愛いですな、ウェイネスは」
028 ウェイネス 「次名前呼んだら殺すぞ…」
029 ベルガイナス 「暑いと思うから暑く感じるのです、心頭滅却すれば火もまた涼し。ハハハッ奥まであと一息ですぞ」
030 データ 「一応まともなことは言ってるんだけどね」
031 バナン 「…正論なだけに尚イラッとするかもな…」
032 ウェイネス 「いいわよね、私と違ってあなたたちは余計な脂肪ついていないんだから」
033 バナン 「自分で言っちゃうかそれ…」
034 データ 「仕方ないよ、女の子なんだから」
035 ウェイネス 「そんなに太ってないわよ、失礼ね!」
036 バナン 「やっぱりそうくるか…どう言っても死亡フラグじゃねーか」
037 ベルガイナス 「ワタシはこの筋肉がついているので皆さんより暑く感じるかもしれませんな!ハハハッ」
038 ウェイネス 「黙れ、マッチョ」
039 バナン 「別の意味で死亡フラグだった。地雷原かよ…」
040 データ 「頭数的にもベルガイナスを入れて四人じゃないと厳しいから…(主に宿代)が…」(「()」内小さめに)
041 バナン 「そうだぞ、暑い暑い、疲れた疲れた、ハラヘッタハラヘッタって少しは我慢を覚えろ、お嬢様」
042 ウェイネス 「まだ、暑いとむさっ苦しいしか言ってないわよ、失礼な」
043 ベルガイナス 「ハハハ、むさ苦しさの中に紅一点ですな」
044 データ 「少し黙っててくれ…」
045 ウェイネス 「大体…」
046 バナン 「よせ、やめろ」
047 ウェイネス 「あんたのどこが、鋼の肉体よ!」
048 データ 「あーあーあー…」
049 ウェイネス 「この間なんか、モンスターにちょこぉっとやられただけで、地べた這いつくばって、のた打ち回っていたじゃない」
050 バナン 「しらねぇぞ…」
051 ベルガイナス 「それは敵の不意打ちで少し油断してしまったからであって…」
052 データ 「苦しい…言い訳苦しい…」
053 ウェイネス 「へぇ〜、へぇ〜。敵から急に襲われたら転げまわって、痛い痛い言うもんなんですか。随分立派な肉体お持ちなんですね」
054 バナン 「駄目だ、ウェイネスが暑さで完全にスイッチ入ってる…」
055 データ 「オーバーヒートしないといいけど…」
056 バナン 「既にヒートアップはしてるだろ…問題は脳みそ筋肉の方だ…。あっちがキレるとどうなるかわかんねぇぞ」
057 ベルガイナス 「この肉体の良さが分からないというのか…」
058 データ 「あ、ヤバい…」
059 ウェイネス 「えーえー、分かりませんね。男たちを誘惑できる私の贅肉の方が貴方の無駄筋より十三倍マシね」
060 バナン 「どこから13って数字出てきた…」
061 ベルガイナス 「ぬふっ、言ってくれるじゃないか…」
062 バナン 「ただでさえ暑いのに、余計暑くしてどうするんだよ…つか、話題が暑っ苦しい…表に出てろわ…マジで」
063 データ 「どうする、ベルガイナス完全にキレはじめてるよ。額に青筋浮かんでる…あそこまではっきり出る人初めて見た…」
064 バナン 「危なくなったらそこのマグマの中に突き落とせばいいんじゃないか」
065 データ 「死ぬんじゃない?」
066 バナン 「即死だろうな」
067 データ 「ベルガイナスだったら這い上がってきそう」
068 バナン 「突き落とす前に避けられたら俺たちが落ちるぞ」
069 データ 「じゃあ、やめようか」
070 バナン 「あぁ…」
071 ウェイネス 「さっきからだらっだらっ、だらっだらっ汗かいて暑苦しいのよ!」
072 ベルガイナス 「汗は男の結晶。顔面コンクリートの女には分かんネェだろうなぁ」
073 ウェイネス 「誰が顔面コンクリートですってぇ?」
074 バナン 「駄目だ、こいつ…早く何とかしないと…」
075 ウェイネス 「女は顔が命なの。汗なんかかいたら化粧が落ちるでしょ」
076 ベルガイナス 「へっ、化粧でチャラチャラチャラチャラ着飾って誤魔化した騙しなんざ、素で勝負できねぇなんて情けないな!」
077 データ 「うわぁ…」
078 バナン 「ウェイネスだけじゃなく、全女性を敵に回すぞ、あの筋肉バカ」
079 ウェイネス 「なんですって…あんた頭まで脳みそなんじゃないの」
080 バナン 「言っちまったぁ…」
081 ベルガイナス 「ふんっ!素で勝負もできない女に言われたくないわっ。貴様には筋肉を動かすこともできんであろう」
082 データ 「ベルガイナスがキレた…」
083 バナン 「ヤバいぞ…」
084 ベルガイナス 「ふんっ」(上の服脱ぐ)
085 ウェイネス 「なななな、何で脱ぐの、変態ッ」
086 ベルガイナス 「見よ、この肉体美ッ!粉で誤魔化すことしかできない貴様らには辿り着けん境地であろう」
087 バナン 「辿り着きたくない境地の間違いだろうな…」
088 ベルガイナス 「ふんっ!ぬんっ!」
089 ウェイネス 「暑苦しい、むさ苦しい、見苦しいからやめて、ほんとに」
090 データ 「それは確かに激しく同意…」
091 ベルガイナス 「悔しかったら、この胸筋動かしてみよ。フンッムンッ」
092 バナン 「ヤベェ…胸筋で乳首動いてっぞ…気持ち悪いな」
093 ウェイネス 「キモい…」
094 ベルガイナス 「ハハハ、ほら、できるもんならやってみろ?ん?動かしてみろ、胸筋を。ほら、服めくって…」
095 データ 「な…」
096 バナン 「…俺思うんだが、冗談抜きで脳みそまで筋肉でできてると思う。アイツ」
097 ウェイネス 「できるわけ…ないでしょぉっ!!!」(両腕を振り上げ、組んで叩き落し、ベルガイナスの後頭部を殴打)
098 ベルガイナス 「ぎゃぉぉおおおおおおおお」(道に溜まっていたマグマに触れ、のた打ち回る)
099 ウェイネス 「ほんと…あり得ない」
100 バナン 「…ウェイネス強いな…」
101 ウェイネス 「死んだらほっとこ。マジで」
102 データ 「まぁ生き返らせる気はなかったけど…」
103 バナン 「いっそ棺の中に押し込んだ方が大人しいかもな」
104 ウェイネス 「その棺運ぶのは、データか、バナンだよ」
105 バナン 「よーし、ここにおいてくかー」
106 ベルガイナス 「ぬっ、ぬっ、薬草!薬草を…必ず、必ずワタシの力が必要な時が…後悔しても遅いですぞー!」
107 データ 「少なくともこのダンジョンでは必要のない仲間だったと思う」
108 バナン 「次仲間にする奴は、筋肉も贅肉もつきすぎじゃない奴、選ぶぞ。暑苦しくてかなわん」
109 ウェイネス 「そうやってまた女の子仲間にしようとしてる。ダメです。女の子は贅肉沢山ですからねー」
110 バナン 「データ、死亡フラグだ。3秒以内に切返せ」
111 データ 「は?え?」
112 ウェイネス 「何で私は大丈夫って言ってくれないの!」
113 バナン 「大丈夫大丈夫、ウェイネスは贅肉全然ないですよ
114 ウェイネス 「私に胸がないって言うの!?」
115 ベルガイナス 「ワタシの胸筋…」
116 バナン 「誰かあの筋肉沈めてこい…」
117 データ 「…暑いこのダンジョンを早くぬけたい…というか帰りたい」






作者のツブヤキ
 アッヅィイイイイイイイイイイイ。
えぇ、暑苦しいですね。
暑いと言うから暑いんです。心頭を滅却すれば火もまた涼しです。えぇ。
まぁ、暑いものは暑いんですけどね。

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