| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:1不問:1 |
| 総セリフ数 | 112 |
| 製作日 | 2013/2/20〜2013/2/20 |
| 概要説明 | 新鮮・斬新。最近流行の女の子〜じゃなくて、産直レストラン! 食材が生きたままで食べれちゃう。魚料理なんて踊り食い。肉料理なんて厨房で丸焼きさー 食材の素晴らしい、産直レストラン…ランチオープンッ |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 店員 | 56 | ♂ | 食材レストランの店員。食材の気持ちを代弁することがある…らしい |
| 客 | 56 | ? | 最近健康志向な上に、ちょっとお洒落なランチを楽しみたいと考えている。趣味はレストラン散策 |
| 001 | 客 | 「産地直送…美味しいお野菜出してます。…今日のランチはここにしようかな」 |
| 002 | 店員 | 「いらっしゃいませ」 |
| 003 | 客 | 「いい雰囲気だし」 |
| 004 | 店員 | 「ご予約のお客様でしたでしょうか」 |
| 005 | 客 | 「あ、予約しないとダメでした?」 |
| 006 | 店員 | 「いえ。お客様はお一人でしょうか?」 |
| 007 | 客 | 「はい、一人です」 |
| 008 | 店員 | 「お一人様ですね?」 |
| 009 | 客 | 「ん?」 |
| 010 | 店員 | 「お独り様ご案内ー」 |
| 011 | 客 | 「なんかニュアンス違ったよね?今ニュアンス違ったよね?」 |
| 012 | 店員 | 「どうぞ、お客様」(椅子を引く) |
| 013 | 客 | 「あぁどうも…おいっ」(座りかけて、慌てて立ち上がる) |
| 014 | 店員 | 「はい?何か?」 |
| 015 | 客 | 「今椅子引こうとしただろ?盛大に転ぶだろ!?どんな学校でのいじめだよ」 |
| 016 | 店員 | 「滅相もございません。どうぞこちらがメニューになります」(メニューを渡そうとする) |
| 017 | 客 | 「シェフの気まぐれランチ」(メニュー見ずに答える) |
| 018 | 店員 | 「エスパーかッ」 |
| 019 | 客 | 「は?いえ、表のメニューで見たんですよ」 |
| 020 | 店員 | 「さようでございましたか。ただいま、お水をお持ちいたします」 |
| 021 | 客 | 「やっぱり、水も特別だったりします?」(ウキウキしながら) |
| 022 | 店員 | 「当スタッフが今朝川で汲んできました」 |
| 023 | 客 | 「川!?」 |
| 024 | 店員 | 「あ、これは採水地違いますね。これは神聖な水ですよ」 |
| 025 | 客 | 「聖水ですか…?下ネタだったらぶちギレますけど」 |
| 026 | 店員 | 「境内から採水してきました」 |
| 027 | 客 | 「浄水かっ」 |
| 028 | 店員 | 「まずは前菜をお持ちしました」 |
| 029 | 客 | 「おいっ」 |
| 030 | 店員 | 「はい」 |
| 031 | 客 | 「誰がマンドラゴラ連れてこい言った」 |
| 032 | 店員 | 「何か…」 |
| 033 | 客 | 「いや、産直って…あぁ産直か…」(店員の顔とマンドラゴラの顔を見比べて納得) |
| 034 | 店員 | 「お気に召されませんでしたか?」 |
| 035 | 客 | 「お気に召すも何も…何?倒して経験値稼げってか?」 |
| 036 | 店員 | 「外側のフォークとナイフでお召し上がりください」 |
| 037 | 客 | 「結構です。下げてください」 |
| 038 | 店員 | 「お口に合いませんでしたか?」 |
| 039 | 客 | 「マンドラゴラを丸々出してくる店は初めて見たわ…」 |
| 040 | 店員 | 「産地直送、美味しさ丸取りが当店自慢となっております」 |
| 041 | 客 | 「美味しさよりビックリ丸取りだよっ」 |
| 042 | 店員 | 「…お待たせしました。ジャガイモのポタージュスープです」 |
| 043 | 客 | 「美味しそう」 |
| 044 | 店員 | 「スープにはじゃがいも太郎、次郎、三郎兄弟が使われています」 |
| 045 | 客 | 「ワォ美味シソウ…(棒)」 |
| 046 | 店員 | 「次郎兄さんを助けようとして三郎は犠牲になりました」 |
| 047 | 客 | 「何その設定!?」 |
| 048 | 店員 | 「太郎は犠牲になったのだ」 |
| 049 | 客 | 「犠牲になったの三郎じゃなかった?」 |
| 050 | 店員 | 「じゃがいも三兄弟の奏でるラプソディーをお楽しみください」 |
| 051 | 客 | 「…あ、味は美味しい」 |
| 052 | 店員 | 「ご満足頂けましたでしょうか。空いた器をお下げいたします」 |
| 053 | 客 | 「ご馳走さまでした」 |
| 054 | 店員 | 「メイン料理をお持ちしました。」 |
| 055 | 客 | 「いい香り…」 |
| 056 | 店員 | 「イグー豚の霜降りステーキおろしソース添えです」 |
| 057 | 客 | 「お洒落だけど、霜降りという割には大したことない感じ…」 |
| 058 | 店員 | 「……」(客を見つめてる) |
| 059 | 客 | 「あの、何か…?」 |
| 060 | 店員 | 「…ボクハ焼カレル前ハスンゴインダゾウ」(ボディランゲージを交えながら) |
| 061 | 客 | 「はい?」 |
| 062 | 店員 | 「焼カレル前ハ、フリフリノ霜降リナンダゾウ」 |
| 063 | 客 | 「あの、スタッフさん大丈夫ですか?頭とか脳みそとか知能とか」 |
| 064 | 店員 | 「イグー豚の代弁をしてみました」 |
| 065 | 客 | 「別にしなくていいと思います」 |
| 066 | 店員 | 「いや、ほんとあの地名とかつく超高級肉だって見た目凄いですけど、ステーキで焼かれると見た目大したことなくなるものですからね」 |
| 067 | 客 | 「はぁ…」(困惑) |
| 068 | 店員 | 「焼かれる前はあんなに美味そうな霜降り肉なのに残念だなぁと」 |
| 069 | 客 | 「まぁ味は美味しいんですけどね」 |
| 070 | 店員 | 「生食にお取り替えしますか?」 |
| 071 | 客 | 「何で!?」 |
| 072 | 店員 | 「霜降リなので」 |
| 073 | 客 | 「生食は法律で禁止されたでしょ、出して大丈夫なの?」 |
| 074 | 店員 | 「大変申し訳ありませんでしたっ!生食は禁止すべきですよね、禁止すべきだ」 |
| 075 | 客 | 「いや、そのネタ不謹慎ですからね?スタイリッシュ不謹慎…」 |
| 076 | 店員 | 「空いたお皿お下げします」 |
| 077 | 客 | 「まだ食べてるから!肉狙って下げようとするのやめてもらえる?」 |
| 078 | 店員 | 「滅相もございません。大変失礼しました。食後にコーヒーか紅茶、水!お飲物はいかがいたしましょうか?」 |
| 079 | 客 | 「えーと、では紅茶を…」 |
| 080 | 店員 | 「食後のお飲物は泥水か、色水、水からお選び頂けますが、色水でよろしかったでしょうか?」 |
| 081 | 客 | 「おいっ」 |
| 082 | 店員 | 「はい?」 |
| 083 | 客 | 「なぜ言い換えた。何故わざと差別的な言い方に換えたし」 |
| 084 | 店員 | 「お水でよろしいですか」 |
| 085 | 客 | 「あぁもう、水でいいよ。はい、水ね」 |
| 086 | 店員 | 「レモンかミルクはお付けいたしますか?」 |
| 087 | 客 | 「水にミルクいれるの!?」 |
| 088 | 店員 | 「お好みで」 |
| 089 | 客 | 「好みでも、ただの水にミルクなんて、初めて聞いたよ」 |
| 090 | 店員 | 「それでは空いたお皿、お下げいたしますね」 |
| 091 | 客 | 「あ、ああお願いします」 |
| 092 | 店員 | 「最後は〆のデザートは皮付きバナナになります」 |
| 093 | 客 | 「なに、これ…」 |
| 094 | 店員 | 「バナナでございます」 |
| 095 | 客 | 「いや、バナナは分かるんだけど…見たまんまバナナ過ぎでしょ。皮付きのままバナナ出てくるってどういうこと!?」 |
| 096 | 店員 | 「斬新なメニューでご提供するのが当店のウリですので」 |
| 097 | 客 | 「斬新すぎるよ」 |
| 098 | 店員 | 「両脇のナイフとフォークをお使いください」 |
| 099 | 客 | 「上品にナイフとフォーク使うのかいっ」 |
| 100 | 店員 | 「房の部分をまず切り落として、皮をフォークで剥ぎ取ります」 |
| 101 | 客 | 「言い方生々しいから。デザートくらいゆっくり食べさせてよ」 |
| 102 | 店員 | 「ゆ、ゆっくりしていってね」 |
| 103 | 客 | 「おまっ…絶対ネット三昧だろ」 |
| 104 | 店員 | 「滅相もございません。こちら、赤102とクチナシ黄色素を混ぜた水でございます」 |
| 105 | 客 | 「ほんとに色水かっ!何故着色料入れた!」 |
| 106 | 店員 | 「赤102とクチナシ黄色素、元来の水の透明の三種で、まさに三食…産直でございます」 |
| 107 | 客 | 「寒っ!…ご馳走様!」 |
| 108 | 店員 | 「お会計ですね、ただいま、お釣りを生産してまいります。」 |
| 109 | 客 | 「おいっ!今ニュアンス絶対違ったよね?『精算』じゃなかったよね?」 |
| 110 | 店員 | 「産直レストランですから…」 |
| 111 | 客 | 「犯罪だからね!偽造貨幣は犯罪だからね!?」 |
| 112 | 店員 | 「新鮮!斬新!産直の食材レストランへ。またのお越しをお待ちしております」 |
| 作者のツブヤキ |
| 一時期、農家レストランや産直レストランなどの調査を専攻していた時期がありました。あの道に入らなければ多分一生知らなかったんじゃないかなってくらい見聞が広がったように思えます。 ほんと志望校に入れて良かったとつくづく思っていましたが。 一時期ブームがあって産直売り場とか、産直レストランとかそういったものが次々建つ時がありましたね。 規格外の野菜や果物などを加工することで新たな付加価値をつける。この発想考えた人凄いですよね。 世の中、可能性に満ち満ちているってほんと思いました。 ちょっとお高いのがネックですけど…。 |
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