| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:6 |
| 総セリフ数 | 136 |
| 製作日 | 2013/1/19〜2013/1/27 |
| 概要説明 | 上層部からの命令により本部隊から離れ、機密文書042731を入手し、帰還途中。 突然の敵襲に遭い、孤軍奮闘する部隊の物語。 |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 9分半 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 隊長 | 44 | ♂ | 隊長。髭を生やしたちょっぴりダンディー。お髭の手入れに毎日1時間早く起きてセットする。だが、寝癖は直し忘れる |
| ジェームズ | 32 | ♂ | 隊長の右腕。頼りになる副隊長。 |
| ビリー | 17 | ♂ | 大の動物好きだが、去年飼い犬のペロをヘッドロックをかけて窒息死させている。最近、ショックから立ち直ったばっかり |
| ヘンリー | 15 | ♂ | 軍のネット回線でアダルトサイトを見まくっていたのをバレた際、アダルトサイトの治安維持のため『巡回警備活動』をしていたと言い切った伝説を持つ男 |
| ダモン | 9 | ♂ | ガキの頃から腕っぷしだけは強かったらしい。だが、頭は強くない。つまり、頭突きというより、頭脳プレイはできない。 |
| ケイン | 19 | ♂ | 金持ちの坊ちゃん。お金で買えないものはないと思っている。戦地に赴く前、不死身の薬を買い忘れたとこぼしていた。ガールフレンドには貢ぐだけ貢いで逃げられている。 |
| 001 | ケイン | 「敵襲ー敵襲ー」 |
| 002 | ジェームズ | 「隊長、敵襲です!」 |
| 003 | 隊長 | 「どこの部隊だ」 |
| 004 | ビリー | 「不明ッ」 |
| 005 | 隊長 | 「数はっ」 |
| 006 | ケイン | 「不明っ」 |
| 007 | 隊長 | 「どこから攻撃を受けている?」 |
| 008 | ヘンリー | 「不明」 |
| 009 | 隊長 | 「何もかも不明かっ」 |
| 010 | ジェームズ | 「何もかも不明っ!ゲリラ戦法です」 |
| 011 | 隊長 | 「くそぉ、我々は何としても本部隊に帰還せねばならない。この機密文書を死守するんだ」 |
| 012 | ジェームズ | 「はっ」 |
| 013 | 隊長 | 「諸君ッ、生きて帰るぞっ」 |
| 014 | ヘンリー | 「イエッサー!!」 |
| 015 | ジェームズ | 「隊長、そのセリフ死亡フラグです」 |
| 016 | 隊長 | 「何…だとっ!?」 |
| 017 | ビリー | 「ボブがやられたっ」 |
| 018 | ダモン | 「なんだって、畜生ッどこのどいつだか知らねーが、俺らの仲間を…」 |
| 019 | ヘンリー | 「こんちくしょぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 |
| 020 | 隊長 | 「よせっ!無謀だっ」 |
| 021 | ヘンリー | 「隊長、漢にはやらなきゃいけない時があるんです」 |
| 022 | ジェームズ | 「死亡フラグだ…ヘンリー」 |
| 023 | ヘンリー | 「大丈夫です、こう見えても俺、鍛えてますから」(親指立ててキラリと歯を光らせる) |
| 024 | ビリー | 「ヘンリィイイイイイイイイイイイイイーーーーッ」 |
| 025 | ジェームズ | 「隊長ッ、後方部から攻撃を受けていますっ」 |
| 026 | 隊長 | 「なんだと挟みうち…いや、挟撃かっ」 |
| 027 | ジェームズ | 「何故言い直した…」 |
| 028 | ケイン | 「隊長!僕行きますッ」 |
| 029 | 隊長 | 「よせっ死ぬぞっ」 |
| 030 | ケイン | 「平気です。僕ならやれます」 |
| 031 | 隊長 | 「根拠は」 |
| 032 | ケイン | 「勘です」 |
| 033 | ジェームズ | 「駄目だ、死亡フラグだ」 |
| 034 | ビリー | 「どけっ!俺に任せろ。ここは俺がやるっ。皆は先に行け」 |
| 035 | ジェームズ | 「死亡フラグビンビンの奴キタ」 |
| 036 | ビリー | 「へっ、必ず後で合流するからよ、先行け」 |
| 037 | ジェームズ | 「どう聞いても終わっただろ、死亡じゃないか」 |
| 038 | ビリー | 「俺、この戦いが終わったら嫁さんに結婚申し込むんだ…」 |
| 039 | 隊長 | 「じゃあ、生きて帰らないとな」 |
| 040 | ジェームズ | 「嫁さんなのに、結婚まだなの!?」 |
| 041 | ケイン | 「もうやめようよ、死亡フラグしか立ってないじゃんか」 |
| 042 | ビリー | 「負けられない戦いがそこにある」 |
| 043 | 隊長 | 「そうだ、諸君。本部隊に合流しなければならない。生きて…帰るぞ」 |
| 044 | ジェームズ | 「もう隊長、駄目です。言葉発したら死にますよ」 |
| 045 | 隊長 | 「ならどうしろって言うんだ!」 |
| 046 | ジェームズ | 「ちゃんと指示出してください」 |
| 047 | 隊長 | 「そうか…。じゃあ、ジェームズ。お前は特攻して主力部隊を壊滅させて来い」 |
| 048 | ジェームズ | 「生きて帰らせる気ないですよね?」 |
| 049 | ヘンリー | 「く…」 |
| 050 | ケイン | 「ヘンリーッ!?生きていたのかッ」 |
| 051 | ヘンリー | 「ハハッ、そう簡単に死にませんよ」 |
| 052 | 隊長 | 「まさか、本当に鋼の肉体が弾丸から守ったとか…」 |
| 053 | ヘンリー | 「いえ、腹に隠していたエロ本が楯になって守ってくれました」 |
| 054 | 隊長 | 「守ったのが、エロ本って嫌な話だなオイ!感動するところが、できないぞ」 |
| 055 | ジェームズ | 「とは言っても、このままやられっぱなしじゃ、全滅しますよ」 |
| 056 | 隊長 | 「諸君、我々もいつまでも黙っているわけにはいかない。我が部隊全力をあげ、相手を叩こうではないか」 |
| 057 | ダモン | 「隊長!」 |
| 058 | 隊長 | 「諸君、反撃だ!」 |
| 059 | ヘンリー | 「ハッ」 |
| 060 | 隊長 | 「撃鉄を起こせ!弾薬を込めろ!ピンを外せ!我々の死に場所はここではないっ」 |
| 061 | ダモン | 「へへっ、相手はしょせん屑の集まりですよ。どうせ、少数しかいませんって」 |
| 062 | 隊長 | 「おい、過信と慢心は隙を生むぞ」 |
| 063 | ダモン | 「こう見えてもね、腕っぷしはガキの頃から強いんですよ。軽く蹴散らしますよ」 |
| 064 | ジェームズ | 「死亡フラグだ…」 |
| 065 | ケイン | 「腕っぷし強くてもダメだろ…」 |
| 066 | ヘンリー | 「隊長、指示を!」 |
| 067 | 隊長 | 「ヘンリー、お前はさっき負傷した下がっていろ」 |
| 068 | ヘンリー | 「大丈夫です!まだやれます!隊長!」 |
| 069 | 隊長 | 「しかし…」 |
| 070 | ヘンリー | 「俺には、命を守ってくれたこのエロ本がありますっ」 |
| 071 | 隊長 | 「いや、見せびらかさなくていい…」 |
| 072 | ダモン | 「ちなみに、内容は…」 |
| 073 | ヘンリー | 「ロリコン制服ものであります!」 |
| 074 | ジェームズ | 「お前…それ犯罪ギリギリ」 |
| 075 | ダモン | 「グッジョブ、ヘンリー。後で貸してくれ」 |
| 076 | ヘンリー | 「俺には彼女らが味方しています。簡単には死にませんよっ!それでは、行って参ります!」 |
| 077 | 隊長 | 「おい、待てっ!」 |
| 078 | ケイン | 「ヘンリィィィイィーーーーーーーーーーーー」 |
| 079 | ヘンリー | 「うっ…」(頭を撃たれる) |
| 080 | ビリー | 「そりゃ、いくら腹にエロ本仕込んでも、ヘッドショットは即死だろ…」 |
| 081 | ダモン | 「ヘンリー…だから言ったんだ…エロ本じゃ何も守れない…と。お前の体裁は守れたかもしれないがな」 |
| 082 | ビリー | 「ジェームズ、危ないっ」(ビリーがジェームズを庇って被弾する) |
| 083 | ジェームズ | 「ビリー!?」 |
| 084 | ビリー | 「く…何、かすり傷さ」(胸を押さえ、うずくまる) |
| 085 | ジェームズ | 「かすり傷って…おま…血が…」 |
| 086 | ビリー | 「へへっ、何、唾つけて寝てれば治るさ…」 |
| 087 | ケイン | 「ビリー!」 |
| 088 | 隊長 | 「待ってろ、今止血を…」 |
| 089 | ビリー | 「隊長、ちょっと寝させてくださいや」 |
| 090 | 隊長 | 「駄目だ、ビリー寝たら死ぬぞっ」 |
| 091 | ビリー | 「このところ夜間哨戒が多くて寝不足でさぁ…」 |
| 092 | ジェームズ | 「ビリーッ」 |
| 093 | ビリー | 「なんだか、眠くてなってきてな…」 |
| 094 | 隊長 | 「寝たら死ぬぞ!寝るんじゃない!」 |
| 095 | ビリー | 「ペロ…ペロや、どうしてこんな戦場に…」(朦朧としながら目の前の宙に白犬の幻想) |
| 096 | 隊長 | 「誰だ、ペロって…女かっ!」 |
| 097 | ケイン | 「隊長、去年他界したビリーの飼い犬の名前ですっ」 |
| 098 | ジェームズ | 「すぐ好奇の目で見るのやめてください、隊長」 |
| 099 | ビリー | 「ペロ、お前…俺を迎えに来たのか。そうかそうか、でもちょっと待ってろな…仲間を、仲間のピンチを救ってからな…そしたら…そしたら…」 |
| 100 | ケイン | 「ビリーだめだ、寝ちゃダメだ!」 |
| 101 | 隊長 | 「誰も寝てはならぬっ!どうして寝るのかっ!」 |
| 102 | ビリー | 「一緒にお家に帰ろう…な……」(ニッコリ笑って動かなくなる) |
| 103 | ケイン | 「ビリーーーーーーー」 |
| 104 | 隊長 | 「く…っ、いよいよ旗色が悪くなってきたな」 |
| 105 | ジェームズ | 「旗色は最初から濁ってました」 |
| 106 | 隊長 | 「俺は、この文書を届けたらな、軍を除隊しよう思っている」 |
| 107 | ジェームズ | 「隊長ッ!?」 |
| 108 | 隊長 | 「もう俺も歳だ。いや、パワフルだがな、体がそろそろ言うこときかなくてな。これを最後の仕事にだな…」 |
| 109 | ケイン | 「やめてくださいっ隊長!」 |
| 110 | ジェームズ | 「これ以上は死亡フラグです…」 |
| 111 | 隊長 | 「何、老いぼれ若い者より先に死んだりしない。本部隊に合流するまで死ねやしない」 |
| 112 | ケイン | 「…隊長、僕は…」(俯き、震えながら) |
| 113 | 隊長 | 「どうしたケイン」 |
| 114 | ケイン | 「僕は嫌だ…こんなところで死にたくないッ」(涙で瞳潤ませながら) |
| 115 | ジェームズ | 「ケイン、よせ…」 |
| 116 | ケイン | 「こんなところで僕は死ぬわけにはいかないんだっ!僕はこの前、外車買って、今度プールつきの家買って、目の合ったブルドック買って…女性を買って結婚して…幸せな家庭を築くんだ」 |
| 117 | 隊長 | 「さらりと今、凄いこと言ったな」 |
| 118 | ケイン | 「だから…僕は、こんなところで死ねないっ」 |
| 119 | ジェームズ | 「後ろからも敵が来ているんだぞっ」 |
| 120 | ケイン | 「僕は、こんなところで死にたくないんだーーーーーーーっ…うぐっ」(涙を拭いながら逃走、撃たれて倒れる) |
| 121 | 隊長 | 「ケインッ」 |
| 122 | ジェームズ | 「単独行動は死亡フラグだ・・・」 |
| 123 | ダモン | 「うぅ…アイツ、いい奴だったよ。よく奢ってくれたし、車出してくれたし…これから誰から奢ってもらえばいいんだ…」 |
| 124 | 隊長 | 「いや、ただの金ヅルかよ…」 |
| 125 | ジェームズ | 「…しかし、この一帯は敵影なんて展開されていなかった味方部隊しか周囲にいなかったはずなのに一体誰が…」 |
| 126 | 隊長 | 「む…砂埃の向こうに敵影が見えるぞ」 |
| 127 | ジェームズ | 「…なっ、そんな馬鹿なっ!?まさか、隊長…」(敵影に双眼鏡を向け、つぶやく) |
| 128 | 隊長 | 「どうした、ジェームズ」 |
| 129 | ジェームズ | 「ありえない…奴らが我々を攻撃するだなんて…」 |
| 130 | 隊長 | 「何が見えたんだ、ジェームズ」 |
| 131 | ジェームズ | 「あの旗はっ!…ッ」(目を見開くと同時に、双眼鏡越し撃ち抜かれる) |
| 132 | 隊長 | 「…ジェームズ!?双眼鏡…大丈夫だったか?ジェームズ、ジェームズゥゥッ!!」(壊れた双眼鏡を拾い上げ、ジェームズに駆け寄る) |
| 133 | 隊長 | 「く…なんてことだ。あれだけいた仲間も全滅。俺一人残っちまうとはな。だが、俺も男だ。指揮官一人呆然と突っ立ってるわけにはいかねぇ」 |
| 134 | 隊長 | 「死ぬつもりはさらさらないが、死んでいった仲間のためにも派手に蹴散らして本部隊に合流してやる。さぁ聞け、敵共よ。今日が貴様らの命日となる!貴様らの墓場はここだぁーーーーーーっ」 |
| 135 | ジェームズ | 「隊長…それ死亡…フラグです」 |
| 136 | ダモン | その後、彼らの生存情報は誰も知らない――― |
| 作者のツブヤキ |
| 死亡フラグって素敵な言葉ですよね。いや、現実は洒落にならない&かなり不謹慎ですけど。 ドラマや物語の作品としてみる分では、「あ、ここが伏線か」って楽しんでみれますよね。 という想いからこの作品が出来上がりました。かなり順番転後してようやく創られた作品ですけど。 何人登場させるかとかが決まっておらず、作品全体の創りもできていませんでした。で、PCつけてもぼーっとしてしまうことが多く作業が進まないと。 早く書き上げたいとは思っていたんですけどね、なかなか進まなかったです。 ネタはかなり早い段階から存在してました。メモの走り書きだけだと30セリフくらいでネタ尽きてました。よく最後まで続いたなぁ… ちなみに本部隊から攻撃を受けてるっぽいです。多分… |
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