エロ同人みたいに…的な

エロ同人みたいに…的な

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 ♂：1♀：1
総セリフ数 78
製作日 2013/1/10〜2013/1/10
概要説明 　後輩アルバイトにセクハラしていた酔っ払い客を追い出したものの、仕返しを恐れた桐生は、
アルバイトチーフの高橋に事の終始を報告する。
エロ同人みたいに襲われる可能性大だから、とりあえず車で送迎しろ。以上。
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ ｾﾘﾌ数 性別 備考
高橋 和馬
（たかはし かずま）		 39 ♂ アルバイトチーフ。アルバイトの統括中間管理職。この店の社員だとかなんとか。時代と共に変容する学生バイトに手を焼いている
桐生 由美
（きりゅう ゆみ）		 39 ♀ アルバイト三年目のベテラン。自分の意思をはっきりと伝えるため、敵を作りやすいが、人からも好かれる






【事務所】（セクハラ事件の報告＆バイトあがり）

001 桐生 「…というわけで、青井さんが酔っ払いに襲われていたのを私が助けたわけですよ」
002 高橋 「へぇ、偉いねぇ」
003 桐生 「でしょ？功績称えて時給アップしないの？」
004 高橋 「しません」
005 桐生 「危険をおかしたのに？」
006 高橋 「なりません」
007 桐生 「どうしても？」
008 高橋 「無理です」
009 桐生 「何のために私は青井さんを助けたの？」
010 高橋 「知りません」
011 桐生 「ケチ」
012 高橋 「そんなに欲しいなら本人から貰ってください」
013 桐生 「護身料として金寄越せって？青井さんに？最低じゃん」
014 高橋 「その最低なことを俺に要求してるんだが」
015 桐生 「私がその酔っ払いに帰り道襲われたらどうするんです？エロ同人みたいに」
016 高橋 「警察に通報する」
017 桐生 「正しい。正しいけど、警察に通報って」
018 高橋 「『もしもし、警察ですか？痴女です。痴女が出ました。ワイセツ物陳列罪です、至急来てください』」
019 桐生 「通報するって…『痴女』って私かいっ！私を通報するのかよっ」
020 高橋 「何？痴女じゃないの？」
021 桐生 「それセクハラで訴えますよ？」
022 高橋 「まぁ、警察に通報するな、うん」
023 桐生 「エロ同人みたいに犯されちゃったらどうするんですか。エロ同人みたいに」
024 高橋 「何、エロ同人みたいに犯されたいの？」
025 桐生 「人聞きの悪いこと言わないで。ぶち殺しますよ」
026 高橋 「物騒だなぁ…そっちが先にエロ同人みたいにって言ったんじゃないか」
027 桐生 「誰がエロ同人みたいに犯されたいと言いましたか？ハッ!?相談に乗るふりして襲う気じゃ…」
028 高橋 「その被害妄想っプリなんとかしろ」
029 桐生 「まぁリーダーは通り魔にボコボコにされて殺される役ですけどね。エロ同人みたいに」
030 高橋 「どんなエロ同人だよ…何で俺が殺されるんだよ」
031 桐生 「諦めてください。人生です」
032 高橋 「嫌だよ、どんな人生だ」
033 桐生 「リーダーが死んでも三日忘れません」
034 高橋 「三日って…三日って…にわとりかー」
035 桐生 「鶏は三歩です」
036 高橋 「変わらんわ。お前なんかエロ同人みたいに犯されてろ」
037 桐生 「あ、傷ついた。私傷つきました。その台詞一生覚えてますから」
038 高橋 「俺のことは忘れても台詞は覚えているんかい」
039 桐生 「セクハラの数々は忘れません」
040 高橋 「濡れ衣は良くないぞ」
041 桐生 「相手が不快に感じたらセクハラは成り立つんですよ。公然わいせつ罪のように」
042 高橋 「お前は歩く訴訟メーカーかトラブルメーカーかっ」
043 桐生 「その台詞も傷つきますよ」
044 高橋 「はいはい、ガラスのハートですね」
045 桐生 「というわけで、帰りの夜道、危険を感じるので送迎を要求する」
046 高橋 「青井さんだっけか、さっきあげちゃったけど、まだ更衣室にいるかな」
047 桐生 「青井さんは襲われてもいいや」
048 高橋 「おい、今さらりと最低なことを言ったぞ」
049 桐生 「彼女は襲われそうなキャラしているのが悪い」
050 高橋 「お前も十分そういう要素があると思うが」
051 桐生 「じゃ、20分後ロッカーのところで待ってるんで」
052 高橋 「ガソリン代払えよ？」
053 桐生 「ケッチー男はモテませんよ？」
054 高橋 「がめつい女もな」
055 桐生 「私は別にがめつくないから大丈夫です」
056 高橋 「どこが」
057 桐生 「全てがっです」
058 高橋 「どの口が言うんだ」
059 桐生 「上のお口ですー。下のお口は物言いませんー」
060 高橋 「エロ同人みたいなこと言ってんなよ…」
061 桐生 「リーダーが言わせたんですー」
062 高橋 「はいはい、これ以上言及すると桐生の趣味がモロ分かりになるのでやめますよ」
063 桐生 「趣味って！」
064 高橋 「性癖って言い換えます？」
065 桐生 「ほんっとセクハラ魔神ですね」
066 高橋 「そんなセクハラ魔神の車に乗って帰りたいんですかー？」
067 桐生 「はいはい、どこの馬の骨か分からない奴に襲われることを考えれば身元のわかってどこの魔神の骨かわかってるリーダーの方がマシですよーっ」
068 高橋 「はいはい、素直に怖いから家まで送ってくださいくらい最初から言えよな」
069 桐生 「そんなこと言ったらリーダーを誘ってるみたいじゃないですか…」
070 高橋 「どこがっ!?お前はエロ同人の見過ぎだ」
071 桐生 「リーダー勘違い魔王なんだもの」
072 高橋 「妄想ガールに言われたくない…」
073 桐生 「夢見る乙女なだけです」
074 高橋 「夢見る乙女は『通報』『ぶち殺す』なんてすぐ言わんよ」
075 桐生 「リーダーこそ夢見すぎー。最近の乙女は平気で言うんですよ」
076 高橋 「嫌な乙女だな…」
077 桐生 「というわけで、送迎よろしゅう。」
078 高橋 「…なんかエロ同人みたいな展開ないかなー」






作者のツブヤキ
　そういえば、ネタ画像で『エロ同人みたいに』ってあるそうですね。マンガや小説などの登場人物が発言していると非常にメタ発言な気もしますが、
よく考えたら、二次元も三次元となんら変わらない生活を送っているのであれば、別にさほどおかしい発言ではないですよね。
向こうの世界にエロ同人誌がないわけではないですから。まぁ、登場人物たちの同人誌があったらヤバいですよねって話です。
それっていわゆる、私たちの世界で、手に取ったら自分が同人誌になってるぅぅぅぅっ！？って展開ですからね。
某コスプレイヤーとか、アイドルグループくらいにならなきゃこっちの世界で同人誌なんて出ませんよ。と思いました。

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