祝ってやる\(^o^) /

祝ってやる\(^o^) /

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 ♂:1♀:1
総セリフ数 50
製作日 2012/12/16〜2012/12/16
概要説明  お前、きょう誕生日なんだってな。祝ってやるよ。遠慮するな。ほら。
祝ってやるって。何?これは呪ってやるだって?呪うの箱が開くことで祝われるんだって。
中身を開けてからがお楽しみだろ?だろ
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
臼井
(うすい)
25 ♂ 誕生日誰も祝ってくれたことがない、可哀想な子。可哀想とか言ってはいけない。
桜井
(さくらい)
25 ♀ クラスでちょいと浮いている地味な女の子。占いとか好きらしい。根はいい人って噂






【教室】(臼井の机の前に桜井がやってくる)

001 桜井 「祝ってやるわ、お誕生日おめでとう」
002 臼井 「桜井さん!あ、ありがとう」
003 桜井 「何を驚いているのかしら、貴方、超失礼よ?」
004 臼井 「あ、いや…あまり誕生日を人に祝ってもらったことがなくてさ」
005 桜井 「寂しい人ね。友達いないのかしら」
006 臼井 「桜井さんに言われたくないよ…」
007 桜井 「貴方…超失礼ね…」
008 臼井 「というか、桜井さんに話しかけられたことや、僕の誕生日を知っていたことにビックリ」
009 桜井 「まぁクラスにいるかいないか分からないくらいで?道端に転がっている石ころみたいな気にもかけられない存在の地味子だけど、誕生日になって誰かに気づいてもらいたくてソワソワしている貴方に気付かない私ではないわ」
010 臼井 「地味子…って僕のことかよっ!凄い言いっぷりだな…軽く傷ついたよ」
011 桜井 「あら…もっと深い傷をご所望なのかしら?えぐってあげてもいいわよドMの貴方が満足できるほどに」
012 臼井 「どんな変態だよっ」
013 桜井 「兄弟姉妹がいたら、タンス漁りをしてしまう、とんでもない淫乱ド変態だと認識していたけど?」
014 臼井 「桜井さんの僕はヤバイってレベル通り越してるんだけど…」
015 桜井 「祝ってもらったことがないということは、こんなものすらもらったことないんでしょうね」
016 臼井 「ん…何?」
017 桜井 「メッセージカードよ。お祝いの」
018 臼井 「あぁ…ありがっ!ナニコレ怖ッ!何で表面に赤文字で『呪』って書いてあるの!これは『呪う』で『祝う』じゃないよっ!間違っちゃいけない誤字だよ」
019 桜井 「知り合いの結婚式の祝儀袋に書いたら受付の人が三度見してたわ」
020 臼井 「誰でもするわっ!!どんだけ恨みがましいのかビビるよ」
021 桜井 「プレゼントも開けるまでのワクワクを演出するための袋や箱、包装があるのよ」
022 臼井 「どう見てもこれはカミソリとか入っていてもおかしくないレベルだよ。表面に『呪』って…」
023 桜井 「何でも決めつけるのはよくないわ。凝り固まった考え、いわゆる独断と偏見は公正な判断を失わせるわ」
024 臼井 「既に表面を見た時点で、公正な判断をすることができないけど…でも、さっきメッセージカードって言っていたからコメント書いたカードが入っているんでしょ?」
025 桜井 「えぇ、貴方に対するお祝いをね」
026 臼井 「桜井さんからそういうのを貰えるなんて思わなかっ…ギャーーー」
027 桜井 「何をそんなに悲鳴をあげているのかしら。情けない」
028 臼井 「いやっ、おかしいよね!何この気合の入ったゾンビのイラスト。軽くホラーだよ?何、ビックリ?ドッキリカメラなの?」
029 桜井 「『呪』は『まじない』とも言い、念じる時に使うものよ」
030 臼井 「いや、『呪い』は禍々しいよっ!!いい意味の時には使わないよっ」
031 桜井 「『呪』の右のへんは口へん。いわゆる箱よ。それを突き破ってゾンビが出てくると『祝』になるのよ」
032 臼井 「ゾンビっ!」
033 桜井 「示すへんは、うなだれた人のようでしょ」
034 臼井 「初めて考えたよ!そんなの。…というか思わないよ。しかも縁起悪いなっ!何で箱からゾンビなんだよっ!ビックリだよ」
035 桜井 「もちろん、誕生日は驚かせてなんぼ。だからに決まっているでしょ」
036 臼井 「箱からゾンビなんか出てきたら驚くどころじゃないし、意味が分からないよ…どんな最悪なお祝いなの」
037 桜井 「祝ってもらえるだけありがたいと思いなさい」
038 臼井 「そんなんだったら祝ってもらいたくないよ!」
039 桜井 「祝ってもらった方が嬉しいでしょ、貴方」
040 臼井 「どう見ても『祝う』じゃなくて『呪う』の間違いでしょ。というか、あり得ない誤字だよ…」
041 桜井 「ほら、祝ってやるわ。喜びなさい」
042 臼井 「呪われる!呪われるから!」
043 桜井 「貴方はプレゼントを渡されるときに中身が見えていた方がいいと言うのね。呪いの口へんの箱より中身の人がわかった方がいいと」
044 臼井 「そりゃカミソリとか呪われた人形入ってそうな危険なもの入ってそうだもの、中身わかった方がいいよ!」
045 桜井 「現ナマがいいってか?現金じゃないと嫌だって?」
046 臼井 「別にそんなこと言ってない…」
047 桜井 「純粋に祝ってもらえることがいいのに過度な期待はしてはいけないわ」
048 臼井 「別に期待してないけど…」
049 桜井 「さ、気を取り直して祝ってあげるわ」
050 臼井 「頼むからその呪いの袋とメッセージカードしまってぇ…」






作者のツブヤキ
 知人のお祝いの「祝」を間違って「呪」って書いたらどうなるだろうってふと思ったのが始まりです。
始まるなって話ですけど。まず、ぶっちゃけありえないですね、えぇ。
正直、知人でも友人でも仮に間違いであったとしても「呪」と書かれた袋をもらったら距離置きます。いや、割とマジで。
どんだけ嫉妬深いんだー。
まぁ、小学校に通っていれば…いや、ちゃんと授業を聴いていれば、基本的に間違うってレベルの誤字ではないと思いますけどね。

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