シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | 不問:2 |
総セリフ数 | 65 |
製作日 | 2012/11/15〜2012/11/15 |
概要説明 | ようやく魔王城に辿り着いた勇者。だけど、魔王城もそうだが、どうにも異常に魔物が弱い。 ついに最終決戦。親玉魔王ならば激戦は必須…覚悟をしていたのだが……。 まさかの世界を半分くれるわけでもなく…譲れと言ってきた。魔王っぽいが魔王っぽくない。 そんな勇者と魔王の壮絶(?)な駆け引き。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
勇者 | 32 | ? | 王様からゆるーく頼まれて魔王を倒しに来た勇者。そこそこ強いがそんなに強くない。 |
魔王 | 33 | ? | 人間界に侵攻したのはいいが、魔界での強さを発揮できず、弱い。自分に合っている新天地を探そうと地主に土地交渉を進めている。 |
001 | 魔王 | 「よくぞきた、勇者よ」 |
002 | 勇者 | 「貴様が魔王かっ!覚悟しろっ」 |
003 | 魔王 | 「どうだ、勇者よ。世界の半分を…」 |
004 | 勇者 | 「いいえ」 |
005 | 魔王 | 「そんなことを言わずに…」 |
006 | 勇者 | 「いいえ」 |
007 | 魔王 | 「そんなこと言わずに…」 |
008 | 勇者 | 「いいえ」 |
009 | 魔王 | 「そんなこと…」 |
010 | 勇者 | 「強制回答かっ」 |
011 | 魔王 | 「人の話は最後まで聞くべきだ、勇者よ」 |
012 | 勇者 | 「悪魔の誘い何かに乗るかっ」 |
013 | 魔王 | 「魔王だがな」 |
014 | 勇者 | 「悪魔であろうが、魔王であろうが悪の誘いには乗らない!」 |
015 | 魔王 | 「世界の半分をワシに譲ってくれ」 |
016 | 勇者 | 「え…?」 |
017 | 魔王 | 「人間界に侵攻したものの、思ったより手強く、侵略が進まなかった。それどころか劣勢になり、事態は最悪の局面を迎えている」 |
018 | 勇者 | 「そのまま魔界に帰れ」 |
019 | 魔王 | 「この地では悪環境で魔界の作物が育たん」(マンドラゴラを取り出す) |
020 | 勇者 | 「危なっ!マンドラゴラの奇声で殺す気だったろ!」 |
021 | 魔王 | 「魔界の作物が育つ土地を探したい。」 |
022 | 勇者 | 「そうやって世界を征服するつもりだろ!」 |
023 | 魔王 | 「世界の半分譲ってくれれば、それで文句は言わん」 |
024 | 勇者 | 「贅沢言うな!」 |
025 | 魔王 | 「このままではいつ陥落してもおかしくない。補給部隊も援軍もパッタリこない…ナルミナ平原辺りにいるはずなのだがな」 |
026 | 勇者 | 「ナルミナ平原だったらラーバス王が軍を率いて魔物軍を制圧していたな…」 |
027 | 魔王 | 「ようやくきた傷ついた兵士は『間もなく攻め滅ぼされます、お逃げください』ときた。困り切ったものでな」 |
028 | 勇者 | 「まるで魔物に攻め滅ぼされそうな人間の国のように語るな」 |
029 | 魔王 | 「もう一度言う。勇者よ、ワシの願いを聞いてはくれぬか」 |
030 | 勇者 | 「王様みたいに言うな」 |
031 | 魔王 | 「ワシは魔界の王ぞ」 |
032 | 勇者 | 「そのまま魔界に帰れっ」 |
033 | 魔王 | 「冷たいことを言うな、勇者よ」 |
034 | 勇者 | 「人間界に侵攻しておきながら言う言葉かっ」 |
035 | 魔王 | 「このままでは人間たちに滅ぼされてしまうかもしれないっ」 |
036 | 勇者 | 「切実に訴えかけるな!魔王だろ」 |
037 | 魔王 | 「魔界の王として言う。ワシの願いを…」 |
038 | 勇者 | 「いいえ」 |
039 | 魔王 | 「つくづくひどい勇者もいたものだ」 |
040 | 勇者 | 「いいえ」 |
041 | 魔王 | 「王の頼みも聞けぬのか」 |
042 | 勇者 | 「普通の王様と魔界の王様と扱いが違うのは当たり前だと思うけど」 |
043 | 魔王 | 「差別はよくないぞ、勇者よ」 |
044 | 勇者 | 「勇者は便利屋じゃない。王様の命令を受けて、魔王という侵略者を討伐しに来ただけだからな」 |
045 | 魔王 | 「…わかった、土下座する」 |
046 | 勇者 | 「何が分かったの!?」 |
047 | 魔王 | 「世界の半分、ワシに下さい」 |
048 | 勇者 | 「相変わらず、そこにまだ、こだわってるの!?」 |
049 | 魔王 | 「ピンチだから…勇者の援軍来る前にワシと契約してよ」 |
050 | 勇者 | 「オレに言うこと自体間違っているんだ!世界の半分の土地所有の権利持っているわけでもないし」 |
051 | 魔王 | 「ワシと契約して魔法少女になってよ」 |
052 | 勇者 | 「なるかっ!アホかっ!」 |
053 | 魔王 | 「…く、勇者よ、その言葉…後悔するぞ」 |
054 | 勇者 | 「あぁそうかい。ならこっちは、その言葉を全世界に公開するからな。魔王言語録として」 |
055 | 魔王 | 「嫌がらせか、こしゃくな…」 |
056 | 勇者 | 「…魔王に聞きたいんだけど」 |
057 | 魔王 | 「なんだ?」 |
058 | 勇者 | 「この城の食糧って、あとどれくらいもつの?」 |
059 | 魔王 | 「補給部隊が来なければ半月…」 |
060 | 勇者 | 「そっか…。いくらか盗み食いしたから1週間くらいだろうな」 |
061 | 魔王 | 「なん…だとっ!?」 |
062 | 勇者 | 「じゃあ、アレだ。わざわざオレが魔王倒す必要ないんだな。もうすぐ王国騎士団が包囲するだろうから、兵糧攻めで陥落するな」 |
063 | 魔王 | 「ぬぅ…勇者、貴様…」 |
064 | 勇者 | 「じゃ、せいぜい自分の尻尾でもしゃぶって飢えをしのぐんだな」(剣を収め、スタスタ魔王の間を出て扉を閉める) |
065 | 魔王 | 「待て!勇者よ!待て!待たれぃっ!くそぉー!勇者めぇぇえええええ…」 |
作者のツブヤキ |
魔王シリーズフィーバー中です。強化週間にするつもりはなかったんですが、一作品書いている最中に二作品閃いて… って感じで、魔王シリーズばっかりが増えています。しかもコメディーばっかり。…ひどいね。 なんか凄く魔王の威厳を感じない魔王が完成しました。こんな魔王だったら初動の段階で、城を構えるのもままならなかったのでは? 王様も何故勇者を放った…ってレベルだし。 結局、その後、王国騎士団に包囲されて数日後に投降してくる魔王ってね。もはや魔王じゃないでしょってレベル。 |
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