| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:2 |
| 総セリフ数 | 125 |
| 製作日 | 2012/10/4〜2012/10/5 |
| 概要説明 | グデグデグダグダのイマイチパッとしない野郎二人のお笑いコンビ「漫才部」 またもやステージを登壇することになるのだが… 新しく家を探すということで不動産について学ぶことになるのだが…俺の知っている不動産と違う… |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 吉田 亮平 (よしだ りょうへい) |
63 | ♂ | 神戸弁?の突っ込み役。慧助とコンビを組んだことで苦労していることがしばしば。 |
| 村上 慧助 (むらかみ けいすけ) |
63 | ♂ | ボケに徹すると見せかけて結構攻める。攻め続けた結果、後日干されることもしばしば。 |
| 001 | 亮平 | 「はいどうもー。漫才部の吉田亮平と…」 |
| 002 | 慧助 | 「同じく漫才部の『部長』村上慧助です」 |
| 003 | 亮平 | 「はい…え、部長っ!?」 |
| 004 | 慧助 | 「部長。平(ひら)は黙って」 |
| 005 | 亮平 | 「平って…ちょ、おまっ…」 |
| 006 | 慧助 | 「なに、課長がいい?課長もダメ」 |
| 007 | 亮平 | 「課長って…漫才部って『部』なのに『課』になるん?」 |
| 008 | 慧助 | 「社長とかもっての外だからね。代表取締役とか。秘書でもいいけど」 |
| 009 | 亮平 | 「部活やよね?これって一応部活みたいな設定やよね?いつの間に会社みたくなってるねん!」 |
| 010 | 慧助 | 「コンビ名はもう前回で終えたでしょ。いつまでもズルズル話さない。女々しいよ?」 |
| 011 | 亮平 | 「なんか腹立つわー。めっさ腹立つわー」 |
| 012 | 慧助 | 「その話はそうと、置いておいて…」 |
| 013 | 亮平 | 「はいはい、置いておいて?」 |
| 014 | 慧助 | 「最近、俺家探してるんですよ」 |
| 015 | 亮平 | 「はいはい、家け?お、引っ越すんけ?」 |
| 016 | 慧助 | 「自分の家どこか分からなくなって…」 |
| 017 | 亮平 | 「家探すって自分の今住んでいる家かいっ!」 |
| 018 | 慧助 | 「もう1週間帰っとらんです…」 |
| 019 | 亮平 | 「帰りや!どこで何してたんっ!?」 |
| 020 | 慧助 | 「ネカフェ難民」 |
| 021 | 亮平 | 「今話題のネットカフェ難民な?」 |
| 022 | 慧助 | 「というわけで、これを機に家を探そうと思いまして…」 |
| 023 | 亮平 | 「そら、犬のお巡りさんも困ってしまうわ」 |
| 024 | 慧助 | 「みゃーみゃー」 |
| 025 | 亮平 | 「それ実際の交番でやったら警察署の方へ送られるで…」 |
| 026 | 慧助 | 「キシャー」 |
| 027 | 亮平 | 「いや、そのネタいいから。またお客さんポカーンするから、な?」 |
| 028 | 慧助 | 「というわけで、不動産に言って家探そうと思ってるんだけど…」 |
| 029 | 亮平 | 「自分の家どした、どないするんねん」 |
| 030 | 慧助 | 「いきなり不動産ってのも敷居高いじゃん?可愛い女の子と一緒に入って、子供できたら〜って話しながら入るのに」 |
| 031 | 亮平 | 「不動産は別にリア充の巣窟じゃないからな?」 |
| 032 | 慧助 | 「俺の知っている不動産があってるか予行演習して欲しいんだけどさ」 |
| 033 | 亮平 | 「はいはい、不動産ね。ウチもあんま詳しくないけど…まぁ不動産屋やればええんやな?」 |
| 034 | 慧助 | 「いや、俺が不動産」 |
| 035 | 亮平 | 「お前がやるんかいっ!」 |
| 036 | 慧助 | 「はい、入ってきて。」 |
| 037 | 亮平 | 「え?あぁ…」 |
| 038 | 亮平 | 「…あー、やっぱり2LDKくらいは欲しいわなー。まずは詳しい話を聞いてみるか。あのー」(ドア開けて入店) |
| 039 | 慧助 | 「へいっ!らっしゃい!」 |
| 040 | 亮平 | 「ちょ…ぇ…?」 |
| 041 | 慧助 | 「お客さん、へいらっしゃい!」 |
| 042 | 亮平 | 「へいらっしゃいって…ここ不動産やろ?何で寿司屋みたいな掛け声してるんや」 |
| 043 | 慧助 | 「まぁまぁお客さん腰かけて」 |
| 044 | 亮平 | 「え?あぁ…じゃぁ…」(戸惑いながら椅子に腰かける) |
| 045 | 慧助 | 「へいっ、熱しぼ」(熱いおしぼり手渡す) |
| 046 | 亮平 | 「ちょ、何で熱しぼなんねん!熱ッ!ホンマ、熱いわっ」 |
| 047 | 慧助 | 「へいっ!何握りましょっ」 |
| 048 | 亮平 | 「握りましょって、物件探しに来たんや!なんで寿司握ろうとしてんのや」 |
| 049 | 慧助 | 「へい、ハマチッ!」 |
| 050 | 亮平 | 「いや、ハマチやなくて…」 |
| 051 | 慧助 | 「他にご注文は?」 |
| 052 | 亮平 | 「ハマチやなくて、2LDKくらいの物件探してるんや」 |
| 053 | 慧助 | 「2LDK一丁ー!」 |
| 054 | 亮平 | 「何で、2LDK一丁なんや!そんな不動産ないわ!」 |
| 055 | 慧助 | 「ひばりヶ丘三丁目、一丁目は空いてませんねー」 |
| 056 | 亮平 | 「そっちの一丁かいっ」 |
| 057 | 慧助 | 「へい、ハマチッ!お客さん、一丁はないですね」 |
| 058 | 亮平 | 「おかしい、そんな不動産絶対おかしい。間違ってる。もっかい最初っからやり直し」 |
| 059 | 慧助 | 「もう一回?」 |
| 060 | 亮平 | 「別にやらんでもええけど」 |
| 061 | 慧助 | 「ま、やって欲しければやってあ・げ・て・もいいけど?」 |
| 062 | 亮平 | 「何で上から目線なんや、腹立つわー」 |
| 063 | 慧助 | 「はい、どうぞー。入ってきて」 |
| 064 | 亮平 | 「ほんま、腹立つやっちゃなー。あーいい物件ないかなー」 |
| 065 | 慧助 | 「あ、物件お探しですか?」 |
| 066 | 亮平 | 「あぁ、ちょっとそろそろ引っ越そうかと思ってな」 |
| 067 | 慧助 | 「隣に住んでいる女子大生の着替え覗いているのバレちゃいました?」 |
| 068 | 亮平 | 「何で、ウチが覗いてるとかお前に言われなアカンの。覗いとらんわ、隣女子大生ちゃうし」 |
| 069 | 慧助 | 「物件をお探しなんですね。女子中学生の下着ぶら下がっているところとか、女子高校生の住んでいるところがいいですか…」 |
| 070 | 亮平 | 「何で、さっきから人を変態扱いしてるんや。おま、失礼やろ」 |
| 071 | 慧助 | 「両隣の家が3km離れているところがいいですか?」 |
| 072 | 亮平 | 「どんなド田舎や!」 |
| 073 | 慧助 | 「えーと…どんなところがいいですか」 |
| 074 | 亮平 | 「駅から徒歩10分くらいで、2LDKで…」 |
| 075 | 慧助 | 「えぇと、2LDKですね。はいはい…あーありますよ」 |
| 076 | 亮平 | 「ほんまに!すぐあった?ラッキーやな」 |
| 077 | 慧助 | 「まだちょっと家の前少し騒がしいんですけど、家具付きですよ」 |
| 078 | 亮平 | 「家の前騒がしいって何でや?」 |
| 079 | 慧助 | 「白いスーツ着たお兄さんとかが家の前ウロウロしてますけど」 |
| 080 | 亮平 | 「何やそれ、めっさ怖いんやけど。何?ボディーガードとかちゃうやろ?」 |
| 081 | 慧助 | 「先日もそこに入居した人、野田さんって言うんですけど…岡田さんと間違えられて連れ去られて帰ってこないんですよ」 |
| 082 | 亮平 | 「…ウチも入居したら連れ去られるかもしれないやんっ。何やそれ」 |
| 083 | 慧助 | 「それでも良ければ…」 |
| 084 | 亮平 | 「よかないわ!何でそなん物騒なとこ住まなアカンのや。まともなとこ紹介しぃ」 |
| 085 | 慧助 | 「別なところですか?んーと…あーありましたよ」 |
| 086 | 亮平 | 「ほーどれどれ…」 |
| 087 | 慧助 | 「家賃1万8000円」 |
| 088 | 亮平 | 「家賃1万8000円?場所いいのにえらい安いな」 |
| 089 | 慧助 | 「日。」 |
| 090 | 亮平 | 「日?は?一日?」 |
| 091 | 慧助 | 「毎日、朝夕食付きです」 |
| 092 | 亮平 | 「なんや、寮か?寮でも高過ぎるな」 |
| 093 | 慧助 | 「西縦インホテル」 |
| 094 | 亮平 | 「それ家やないやろ!ホテル暮らしか!どこのアニメの転校生設定や!」 |
| 095 | 慧助 | 「お客さん注文多いですねぇ…」 |
| 096 | 亮平 | 「あんまいい物件ないなら他行くで?なんや、ここ。おかしな物件ばっか紹介しよって」 |
| 097 | 慧助 | 「2LDKですよね、すぐそこに物件あるんで行ってみましょうか」 |
| 098 | 亮平 | 「ホンマにあったんか?」 |
| 099 | 慧助 | 「はいはい。ありましたよ、まま、店の外に」 |
| 100 | 亮平 | 「で…」 |
| 101 | 慧助 | 「そこのマンションの6階より上なんですが…」 |
| 102 | 亮平 | 「6階?5階までしか階がないように見えるけど、大丈夫なん?」 |
| 103 | 慧助 | 「まま、エレベーターに乗って…5階っと」 |
| 104 | 亮平 | 「エレベーター5階って…6階以上なのにエレベーターないのはツライで」 |
| 105 | 慧助 | 「ここの階段を上がって…見晴らしはほんといいですから」 |
| 106 | 亮平 | 「ほんまやなー、見晴らしええなー」 |
| 107 | 慧助 | 「でしょ?2LDKでしたよね?」 |
| 108 | 亮平 | 「どこに家あるん?」 |
| 109 | 慧助 | 「2つのLサイズの段ボールで造ったコーナーのここになります。毛布とかはご自由にお使いください」 |
| 110 | 亮平 | 「段ボールハウスかっ!」 |
| 111 | 慧助 | 「お城を造ることも可能ですよ、二丁目の富永さんは河川敷に立派なお城を構えていらっしゃるので」 |
| 112 | 亮平 | 「もうええわ!なんや、ここ。もう来ぃひんわ!」 |
| 113 | 慧助 | 「お客さん、2LDKってご注文でしたよね?」 |
| 114 | 亮平 | 「客の要望にも応えられん不動産とか舐めとんのか」 |
| 115 | 慧助 | 「4畳半の畳のボロアパートなら紹介できますが…」 |
| 116 | 亮平 | 「全っ然ッ要求叶える気ないわな?4畳半のどこが2LDKなんや?え?」 |
| 117 | 慧助 | 「あなたにピッタリ。お似合いですよ?」(チラッ |
| 118 | 亮平 | 「もうアカンわ、アカン。ウチの知っとう不動産と違う。ウチの知っとう不動産と全然違うわ」 |
| 119 | 慧助 | 「違った?こんな不動産じゃない?」 |
| 120 | 亮平 | 「そんな最悪な不動産絶対行かんもん。絶対ウチは行かんわ」 |
| 121 | 慧助 | 「でも、それでも潰れないんですよね。この不動産」 |
| 122 | 亮平 | 「契約する客絶対おらんわ、そんな不動産」 |
| 123 | 慧助 | 「なんと言っても不倒産ですから」 |
| 124 | 亮平 | 「いい加減にしろ」 |
| 125 | 慧助 亮平 |
「ありがとうございました」 |
| 作者のツブヤキ |
| 相も変わらず、テンポが微妙というか、この二人って難しいですね。えぇ。 中の二人以上に面白くないんじゃないかとヒヤヒヤしながら書いております。 2LDKが以上に苦しかった気がします。 かれこれ実家暮らしだったため、不動産にお世話になることってホントなかったんですよね。 そのまた昔、不動産巡りをしたことがあったような気がしないでもないですが。 まぁこれからは嫌でも増えるような気がするんですけどね… 社会人になると、物件って即決めらしいですね。一日二日くらいしか期間貰えないのに、引っ越しは数週間後って話。よく聞きます。 いくら帰って寝るだけとはいえ、いい物件を見つけたいですよね。どうせ住むなら。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |