俺たちの秋はこれからだ!

俺たちの秋はこれからだ!

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :5
総セリフ数 147
製作日 2012/8/23〜2012/8/26
概要説明  秋といえば、食欲の秋、読書の秋、運動の秋、芸術の秋!
日頃運動三昧のはやめが何故か教室に残って読書をしている…だとっ!?
ネタぶっこみガンガンぶっこみ、早口言葉、言えるかな?朗読劇用提出作品一作品目。
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
中岡 朝香
(なかおか あさか)
29 集まりの中心的女子。女子力を上げようと努力するが、女子力が何かわかってない。
杵川 萌実
(きぬかわ もえみ)
26 おっとり系女子。家に帰ってPCを開き、某掲示板を閲覧するのが日課。
橘モアネーゼ幸子
(たちばな もねーぜ さちこ)
27 橘ブランドの令嬢。超お金持ちの一人娘。ブランド物はとりあえず集めてみるが最終的には橘ブランドに落ち着く。母親が外国の有名女優
佐々木 美夏
(ささき みか)
27 サバイバルゲーム好きのモデルガン収集家。火がつくと熱い。
外池はやめ
(とのいけ はやめ)
42 運動や体を動かしているのが好きなため、休み時間中はよくグランドにいることが多い。あっけらかんとしているところがある。ボケより突っ込み側。






【教室】(休み時間、机に座って本を読んでいるはやめを珍しがる)

001 美夏 「お…」
002 朝香 「あれ、いつも外で遊んでいる外池さんがクラスにいる」
003 幸子 「成績優秀、才色兼備の美少女もここにおりますわよ」
004 美夏 「いや、聞いてないから」
005 萌実 「はやめさん珍しいですね、いつも外にいるイメージなのに」
006 はやめ 「読書の秋だからね」(キリッ
007 朝香 「え?」
008 はやめ 「読書の秋だからね」(キリッ
009 萌実 「何読んでいるかkwsk!」
010 美夏 「ライトノベル?」
011 はやめ 「そそ。軽い本軽い本」
012 朝香 「『あなたの姉が契約して魔法少女になるようです』」
013 幸子 「物凄く悪質敏腕な悪徳営業獣臭がしますわ」
014 美夏 「どんな話?」
015 はやめ 「ん、読んでみる?」
016 美夏 「あんまりライトノベルって言うの読んだことがなくてねー。流行りなんでしょ?」
017 萌実 「何々…見てくれ こいつをどう思う?」
018 朝香 「すごく…大きいです…」
019 幸子 「何かすごく卑猥な響きをしているのですけども、本当にライトノベルですの?」
020 はやめ 「まだこんなもん、軽い軽い。この前読んだ『今日から主様の奴隷』なんか、ヘビー過ぎたよ。内容ハードだったし、すごく鬱展開」
021 朝香 「ライトノベルってそっちのライトノベル!?」
022 萌実 「薄い本とどっちが軽いか…」
023 美夏 「ラノベより薄い本の方が値段って意外と高かったりするよなー」
024 はやめ 「個人でやる、俗にいう自費出版だからな」
025 幸子 「どう見ても中身は官能小説ではありませんこと?」
026 はやめ 「なんといっても色欲の秋!だからね」
027 美夏 「色欲!?」
028 萌実 「それを言うなら食欲の秋」
029 朝香 「焼きイモが美味しい季節になったよね」
030 萌実 「あのポクポクしたアツアツのを半分に割ってハフハフ?」
031 美夏 「騙されちゃあいけない!ぱふぱふはお父さんの鍛え抜かれた胸だ!」
032 はやめ 「小野の…イナフッ」
033 萌実 「いも繋がりで!?名前間違ってるよ」
034 美夏 「それ半魚人のフィッシュ竹中さんだから」
035 はやめ 「この芋虫がッ」
036 幸子 「他に秋といえば、スポーツの秋に、芸術の秋」
037 はやめ 「色欲の秋に、読書の秋」
038 朝香 「食欲の秋は?」
039 はやめ 「花より団子?」
040 美夏 「合ってるっちゃあ合ってるけど…色気より食い気的な」
041 幸子 「ほかにも秋といえば、何かありましたかしら」
042 はやめ 「通称、馬車の帝王と呼ばれる万年補欠メンバーの一人とか」
043 幸子 「商人(あきんど)トルネコのことですの?」
044 はやめ 「文化祭のライブで観客の前で転んで縞パンを晒した彼女とか」
045 美夏 「秋山澪!…って遠いねぇ、秋から遠いよ。人名だし」
046 朝香 「やっぱり秋って言ったらクリでしょ。クリご飯とか」
047 萌実 「そうそう、いがぐり頭の子が増える時期ね」
048 美夏 「そんなに増えないよ…というか、いがぐり頭になるのって多分、暑い夏だと思う」
049 萌実 「クリ頭ね」
050 朝香 「そこまでくると多分玉ねぎ頭と判別できない」
051 はやめ 「クリみたいな口しやがって…」
052 朝香 「私!?」
053 萌実 「あんまり秋、秋。言っているとカニの姉と妙に芋臭いぶどうの妹が現れるよ」
054 朝香 「オリキャラの話?」
055 幸子 「ぶどう、梨、柿などのフルーツも美味しいですわよね」
056 美夏 「柿食えば…鐘が鳴るなり法隆寺…」
057 萌実 「あ、それ知ってるー」
058 はやめ 「隣の客はよく柿食う客だ」
059 朝香 「早口言葉?」
060 はやめ 「隣の客はよく柿食う客だ。さんはいっ」
061 朝香 「え、私!?」
062 はやめ 「さんはいっ」
063 朝香 「隣の客はよく柿食う客だ!」
064 はやめ 「はいっ」
065 萌実 「隣の客はよく…」
066 はやめ 「東京特許許可局局長 今日急遽 休暇許可却下」
067 萌実 「え!?…東京特許許可局局長 今日急遽 休暇許可却下」
068 はやめ 「すももももももものうち」
069 萌実 「すももももももももももももぉ…」
070 はやめ 「坊主が屏風に上手に絵を描いた」
071 美夏 「坊主が屏風に上手に絵を描いた」
072 はやめ 「赤巻紙、黄巻紙、青巻紙」
073 美夏 「赤巻紙黄巻紙青巻紙!」
074 幸子 「早口言葉なんて簡単ですわ」
075 はやめ 「拙者(せっしゃ)親方と申すは、お立合いの中(うち)にご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発(た)ってニ十里上方(にじゅうりかみがた)、相州小田原一色町をお過ぎなされて青物町を登りへおいでなさるれば,欄干橋虎屋藤右衛門(らんかんばしとらやとうえもん)、只今は剃髪(ていはつ)致して円斎と名乗りまする。」
076 幸子 「ちょっ…何で私だけ『外郎(ういろう)売り』なんですの!?」
077 はやめ 「元朝(がんちょう)より大晦日(おおつごもり)までお手に入れまするこの薬は、昔、ちんの国の唐人(とうじん) 外郎(ういろう)という人、わが朝(ちょう)へ来たり帝(みかど)へ参内の折からこの薬を深く籠(こ)め置き、用ゆる時は一粒(いちりゅう)ずつ冠の隙間より取り出(いだ)す。依ってその名を帝(みかど)よりとうちんこうとたまわる。即ち文字(もんじ)には「頂き・透(す)く・香(にお)い」と書いて「とうちん香」(とうちんこう)と申す。」
078 幸子 「拙者(せっしゃ)親方と申すは、お立合いの中(うち)にご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発(た)ってニ十里上方(にじゅうりかみがた)、相州小田原一色町をお過ぎなされて青物町を登りへおいでなさるれば,欄干橋虎屋藤右衛門(らんかんばしとらやとうえもん)、ああもう!できませんわ!」
079 はやめ 「橘モアネーゼ幸子、アウトー」
080 幸子 「何ですの?罰ゲームですの?」
081 はやめ 「グランド50周走ってこーい」
082 幸子 「どこの鬼体育教師ですの」
083 はやめ 「あきらめんなよ!どうしてそこであきらめるんだ!ダメだダメだダメだ!」
084 幸子 「秋なだけに、飽きましたわ」
085 美夏 「あんまりおもしろくない…」
086 萌実 「あきまへんなぁ」
087 美夏 「…もーみじっ!」(思いっきり知子の背中に張り手)
088 幸子 「痛ッ!何をなさいますの!?うぅ…」
089 萌実 「秋といえば、もみじ狩りだからね」
090 幸子 「私の真っ白な背中にきっと真っ赤な手形がついてしまってますわよ。どうしてくださるの」
091 美夏 「木の葉を隠すなら森の中…」
092 萌実 「みんなで叩けば目立たなくなるよ!」(うずうず)
093 幸子 「や、やめて下さいましっ!?」
094 朝香 「女王様っポイさっちーが、Mっぽくなったら困るでしょ」
095 幸子 「なりませんわ!」
096 朝香 「あと秋は新米が収穫できる時期だからお米が美味しいわ」
097 はやめ 「お米食べろッ!」
098 萌実 「確かに。やっぱり日本人はご飯ねー」
099 幸子 「あら、私はパンですわ。サンドウィッチほど優れた食べ物はありませんこと」
100 美夏 「パン…ね」
101 幸子 「アンチョビを挟んで、アンチョビサンドや、生ハムを挟んだサンドウィッチ。フォアグラやキャビアを挟むのもありですわね」
102 はやめ 「なんという贅沢…」
103 朝香 「鮭フレークは鉄板。学生の朝食の味方!アツアツご飯にかければそれでヨシ!」
104 萌実 「おにぎりの具材としても美味しいよね」
105 美夏 「確かにおにぎりは腹持ちいいからサバイバルにうってつけ」
106 朝香 「携帯食としてピクニックにも万能だよね」
107 幸子 「私はお米よりパンの方が好きですわ。パンがなければケーキを食べればいいじゃない」
108 はやめ 「芋食え、芋!イライラじとじとカビだらけ!もぅ嫌っ!!という時には芋!」
109 朝香 「元に戻ってきた…」
110 萌実 「新手のCM?芋のCM?」
111 はやめ 「で、何で秋は様々な言われがあるのかというと」
112 幸子 「涼しくて何事にも適した季節だからですわ」
113 はやめ 「言われたぁ…」
114 朝香 「なるほど…確かに春はポカポカしてて眠くなるし、夏はなついし、冬は寒いし…」
115 美夏 「え?ナウい?」
116 朝香 「言ってない、言ってない…。さりげなく言ったのを拾われて聞き返されると恥ずかしくなる」
117 はやめ 「作物は収穫できるわ、ご先祖様が帰ってくるわ、彩鮮やかで風景もよく映えるわでホントいい季節なわけ」
118 幸子 「そう言われてみれば今年はお月見をしておりませんわ」
119 朝香 「お団子を食べていない!」
120 萌実 「でももう、十五夜過ぎているよ」
121 はやめ 「じゃあ、十六夜(いざよい)で」
122 萌実 「完全で瀟洒なメイドかっ!」
123 朝香 「私は団子が食べれればそれで!」
124 美夏 「ほんとあっさは色気より食い気ねぇ…」
125 朝香 「食欲の秋だからっ」
126 はやめ 「色よk…」
127 美夏 「そのネタしつこいっ」
128 幸子 「虫の鳴き声を聞きながら星を見るのもまた乙ですわ」
129 萌実 「わろし」
130 美夏 「秋は夕暮れってのも枕草子にあるくらいだし、トンボ飛び交う夕暮れも素晴らしいわね」
131 はやめ 「止まっているトンボの目を回して両羽をもぎ取る?」
132 朝香 「グロいよ!何言っちゃってるの?」
133 はやめ 「ドナルドはつい嬉しくなるとやっちゃうんだ」
134 美夏 「あのハンバーガーピエロの教祖はそんなことしないから」
135 はやめ 「…ワイルドだろぉ?」(ドヤァ
136 幸子 「ワイルド過ぎますわ!」
137 はやめ 「なんだか草食男子に肉食女子ってのが流行ってるみたいだし、ワイルドに行こうかなって」
138 萌実 「装飾男子って男の娘ってやつ?」
139 朝香 「それ字違うよ、もえたん」
140 美夏 「一時期、水銀党に対してシャルロッ党とか流行ったけどね」
141 はやめ 「男の子と見せかけた女の子はいいが女の子と見せかけた男の子は矛盾が多い。更衣室とか無理じゃん。お風呂トイレムリだよ」
142 萌実 「それは言わないお約束」
143 朝香 「秋といえば魚も美味しい季節!サンマなんか脂乗っていて超美味しいよ」
144 幸子 「いつの間に秋のグルメ紹介になっておりますの?」
145 朝香 「それだけ秋は魅力が沢山ってこと」
146 美夏 「天高く馬肥ゆる秋」
147 はやめ 「俺たちの秋はまだまだこれからだ!」






作者のツブヤキ
 9/30(日)東京某所…日暮里で(某所じゃねー)、からふるべりぃじゅうななかいめが行われました。
その朗読劇用に書かせて提出させて頂いた作品三つの内の一つを公開致しました。
テーマは「秋!」前回同様、自身の作調からは珍しいぐらいのネタぶっこみっぷり。
ネタというか、もはや鬼畜じゃないか。なんだこの早口言葉…。
この作品を聴いてみたいなと思った反面、選ばれなくてよかったとホッと安堵した一面も。
登場キャラは新しく考えるのが大変面倒だっただったので、前回同様の処置をとらさせて頂きました。
月宮東雲氏の作品が次回ライブで聴けるのは2013年1/20(日)日暮里プロモボックスでだそうよー(あざとい…

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