漫才「漫才部」

漫才「漫才部」

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2
総セリフ数 97
製作日 2012/10/3〜2012/10/3
概要説明  毎度コンビ名の安定しない先輩後輩コンビに続いて、若手新人漫才野郎二人の漫才部も参戦。
初登板に、何やらネタがボッコボコのフルボッコ。これは後で、楽屋裏で〆ていいですよね。
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
吉田 亮平
(よしだ りょうへい)
49 神戸弁?の突っ込み役。慧助とコンビを組んだことで苦労していることがしばしば。
村上 慧助
(むらかみ けいすけ)
48 ボケに徹すると見せかけて結構攻める。攻め続けた結果、後日干されることもしばしば。






【ステージ上】(観客がまずまずいる会場の説明)

001 亮平 「はいどうもー」
002 慧助 「みなさん、おはようございます。こちらはYHK…」(マイクを握りしめながら笑顔で前を向いたまま)
003 亮平 「朝の放送部の放送かっ」(突っ込み)
004 慧助 「…と、改めまして漫才部の村上慧助です」
005 亮平 「同じく漫才部の吉田亮平です↑」
006 慧助 「はい、なんだか近頃コンビ名も決まっていないような若手芸人が人気を集めているそうですけどね」
007 亮平 「高校の部活名のようなコンビ名に言われとうないと思うで」
008 慧助 「若いからってしゃしゃるなよっ!?」(指差しドヤ顔)
009 亮平 「まぁ、ウチらの方が新人やけどな」
010 慧助 「なに?さっきから何?ケンカ売ってるの?いちゃもん?冷やかしなの?」
011 亮平 「いや、事実述べたまでやろ」
012 慧助 「あのコンビ名毎回コロコロ変わる二人組の女先輩後輩コンビに俺らより歳食ってるって言ってごらん?ボッコボコだぞ?」
013 亮平 「いや、オバハンはアカン。絶対ヤられる」
014 慧助 「ヤられる前にヤるしか…」
015 亮平 「何下ネタ言うとんねん!」(突っ込み)
016 慧助 「え…?」(ドン引く)
017 亮平 「あーアカンアカン。お客さんついてこれへんやんか。ポカーンって顔で見とうで」( ゚д゚) ポカーン
018 慧助 「あぁほんとだ、いっぱいバカ面さげて…」
019 亮平 「お客さんに失礼やろ!てか、それお前やっ!」
020 慧助 「鼻水垂らしながらペロペロキャンディー握りしめて『おじちゃん、あめちゃんちょうだい』言ってるねー」
021 亮平 「言うてへんわ!…アカン。仕切り直せ、アカンわ。お客さん置いてけぼりくろうとるやん」
022 慧助 「俺についてこいっ!」(親指を自分に向けてウインク)
023 亮平 「会場冷え切ってるやんけ。お客さんたちの黒目がひっくり返って突き刺さるような白い視線で見られとうのに気付き!」
024 慧助 「なに、掴み失敗?ググッと掴むの失敗?お前のハートを鷲掴みさぁ」(キザっぽく)
025 亮平 「頼むから相棒、冷房強にせんでくれ。都内走ってるのは弱冷房車や、強やと凍りつくで?お客さん顏も笑いも引き攣っているで、ほら」
026 慧助 「それは失礼しました。」
027 亮平 「内輪ネタは通じひんからな?ここのお客さんらはウチらを見に来ているのであってな、前の先輩後輩コンビを見とらんかもしれんやん」
028 慧助 「え?別に見たくて見に来ているわけではない?」(客席に耳を傾けて)
029 亮平 「どないすんねん。おもろない、言われとんやんか。グダグダしてるからやで!」
030 慧助 「あ、グダグダとウダウダは好きですが、休みの日は布団でゴロゴロしています」
031 亮平 「別にお前のプライベート誰も気になってないで」
032 慧助 「気にならない?」
033 亮平 「気にならない」
034 慧助 「ほんとに?」
035 亮平 「知ったところで誰得や」
036 慧助 「あ、そこの君。あとで携帯番号教えるから休日掛けて?ゴロゴロしてるから」(若い女性に向かって)
037 亮平 「なんや、これ。お前…なんや?これ…」
038 慧助 「なにが?」
039 亮平 「めっさグダグダやん。今の子ドン引いていたやんけ。あまりのつまらなさに席立って次々帰っとうで、お客さん」
040 慧助 「金返せフラグですね。わかります」
041 亮平 「あんなぁ、ウチらは人を笑わせて、それでお金をもらってるんやで。わかっとう?」
042 慧助 「笑え」(ドヤァ…
043 亮平 「なんや、その自信満々の顔は。なんもおもろないし」
044 慧助 「笑いたきゃ、笑えよ!そうやって見下してるんだろ。俺のこと。いいから笑えよ、ほら!」
045 亮平 「ヘッ」(小ばかにしたような顏で)
046 慧助 「今、本気でイラッとした…」
047 亮平 「お客さんもイライラしとんやで。苦痛でしかないで?可愛い女の子が目の前でグダグダしてるんやない。いい年こいた野郎二人が大して面白くない話をグダグダしてて…」
048 慧助 「それ、これが入るからボロい商売だぜぇ」(親指と人差し指で丸をつくってほくそ笑む)
049 亮平 「なに本音言っちゃってるねん!アカン。今本番中」
050 慧助 「いや、こういったブラックなコンビも流行るかなって」
051 亮平 「流行らないし、流行らせない」
052 慧助 「一つ言っていいか?」
053 亮平 「なに?なんや」
054 慧助 「お前には漫才、まだ早い」(亮平の肩に手を置く)
055 亮平 「それ、めっさお前に言いたい!それ、めっさお前に言いたいで?本気で」
056 慧助 「大体、コンビ名の漫才部って何?部活なの?」
057 亮平 「それ突っ込むん?それ突っ込んじゃうん?お前ボケ担当やろ?」
058 慧助 「漫才部って…部員何名ですか?」
059 亮平 「ウチとお前の二人やろ?」
060 慧助 「部活より同好会じゃない?」
061 亮平 「部員は五人以上から。はい、廃部決定!」
062 慧助 「漫才同好会とかって…なんか一気に漫才ただ好きです的な弱小っぷりのオーラが…」
063 亮平 「謝れ。お前、全国の大学にある漫才をこよなく愛する大学サークルメンバーを始め、関係者の皆々様に謝罪しろ」
064 慧助 「だって…ねぇ?」
065 亮平 「アカン。迷走しとる。めっさ迷走しとるで」
066 慧助 「ZZZ…」
067 亮平 「それは瞑想や!」
068 慧助 「空海!」
069 亮平 「それは名高い僧、名僧!」
070 慧助 「俺のばっちゃ先日葬式あげてな…」
071 亮平 「それ埋葬」
072 慧助 「桜ちゃんと今夜デートして…そのままホテルへ…」
073 亮平 「それは妄想!…ネタが小学生レベルやないか!メロスが青筋立ててブチギレるレベルやで」
074 慧助 「えー…台本通りしたじゃん…」
075 亮平 「おま…、あとで楽屋裏来い」
076 慧助 「亮平がこれ傑作や、会場は爆笑の渦や!ウチ天才やな。笑いの神って呼ばれたるわって言うから…」
077 亮平 「ええから、楽屋裏来い。生きて帰れると思うなや?」
078 慧助 「え…荷物楽屋裏…」
079 亮平 「ええから来い。お土産持ってこい」
080 慧助 「お土産いるの!?」
081 亮平 「萌えキャラクリアファイルとか持ってきたらどうなるか分かってるんやろな?」
082 慧助 「ご指名入りましたー」
083 亮平 「…あぁ、アカン!どう考えても二度とこの地を、このステージを踏めない気がするわ!」
084 慧助 「ネタが飛んだわけですね」
085 亮平 「ネタどころか、ウチらの首も飛そうやわ」
086 慧助 「もう首飛んだら、両腕も発射させて、ケツから火を噴くしかないね」
087 亮平 「どこの改造メカや!」
088 慧助 「ああ、女の子じゃないからおっぱいミサイルネタが使えない…女に生まれたかった」
089 亮平 「そのネタのためだけにか!?」
090 慧助 「おっぱいからミサイル出ます。3…2…1…ボンッキュッボンッ」(胸・腰・尻のポーズ取りながら)
091 亮平 「理想3サイズかっ」
092 慧助 「女の武器ですよ。俺男だけど」
093 亮平 「野郎がやってもキショいだけやから」
094 慧助 「はい、このネタは先輩後輩コンビにやってもらわないとダメですね」
095 亮平 「やから、内輪ネタやめい」
096 慧助 「ありがとうございました」
097 亮平 「落ちてない…アカン、全然落ちてないわ……。ありがとうございました」






作者のツブヤキ
 アカン、全然落ちてない。ナニコレ。何?何なん?
雑文と呼んで頂ければ幸いです。漫才にしようとして漫才にならなかった駄文でごぜぇます。
どうしてこうなった\(^o^)/
先輩後輩コンビって漫才「コンビ名」とかの二人です。いや、ほんと内輪ネタですみません。
まだの方いたら、是非読んでみて下さい…漫才とは言えないですけど、マジデ。

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