シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:1 |
総セリフ数 | 67 |
製作日 | 2012/9/6〜2012/9/6 |
概要説明 | 誰が地面に落ちた物が3秒までと言ったんだ! コンビニで賞味期限が切れたら捨てられる弁当や商品の数々…誰が食べれないって言ったんだよぉ…。 世の中には勿体ないことだらけ。そんな世の中の理不尽に鉄槌を下・・・くだ…下されるっ! |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 5分程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
餅手 無男 (もちて ないお) |
25 | ♂ | 3秒ルールを10秒ルールにまで延ばすことのできる猛者。勿体ない精神で落ちた物でも拾って食べる。落ちている物を拾って食べちゃダメと習わなかったのか。 |
けん | 19 | ♂ | 遊園地に遊びに来た子供。走り回ってはよく人にぶつかって迷惑をかける。 |
母親 | 23 | ♀ | けんちゃんの母親。若くて美人人妻。セーラー服を着るのは怪しいが、大学生と言っても通用するとか…。 |
001 | 餅手 | 「ムッ」(顔をあげる) |
002 | けん | 「ママーあれ買ってー」 |
003 | 母親 | 「はいはい、アイスクリームね」 |
004 | 餅手 | 「勿体ない気配がするッ」 |
005 | 母親 | 「どの味が食べたいの?」 |
006 | けん | 「んとねー」 |
007 | 餅手 | 「レーダーがビンビンだ!」(仁王立ち) |
008 | けん | 「ママー、あそこに長いコート着た怪しいおじちゃんがこっち見ているよ?」 |
009 | 母親 | 「しっ、目を合わせちゃダメよ」 |
010 | 餅手 | 「ムンッ!あの子供がアイスを地面に落として泣くのは明白!フラグが立っているぞ」 |
011 | 母親 | 「何味にするの?早く決めなさい」 |
012 | けん | 「えーと、じゃあバニラにする」 |
013 | 母親 | 「バニラね」 |
014 | 餅手 | 「バニラ…だとッ!?王道中の王道ではないか!顔にぬったくって、『いいえ、ケフィアです』と言わせる卑猥な遊びもできちゃうバニラか!」 |
015 | けん | 「ママー、おじちゃんの目血走ってるよー」 |
016 | 母親 | 「見ちゃダメって言ったでしょ!けんちゃんっ」 |
017 | けん | 「だってー」 |
018 | 母親 | 「バニラ一つ、ストロベリー一つ下さい」 |
019 | 餅手 | 「ママンはイチゴ味だとっ!?いいチョイスだ!」(舌なめずり) |
020 | けん | 「ばにらあいすー」(アイス片手に走り出す) |
021 | 母親 | 「こら、走ると転ぶわよ」 |
022 | けん | 「大丈夫大丈夫ーわっ」(餅手にぶつかる) |
023 | 餅手 | 「おっと…」 |
024 | けん | 「あ…ぁ…」(尻もちつき、餅手を見上げ、震える) |
025 | 母親 | 「こら、けんちゃん…」 |
026 | 餅手 | 「お兄さんのズボンがアイスを食っちまったな」 |
027 | けん | 「…おじちゃんに食われたー」 |
028 | 母親 | 「スミマセン、怪我なかったですか?こら、けんちゃんっ謝りなさい」 |
029 | 餅手 | 「まだ食えるぞ」 |
030 | けん | 「あ…落ちた」(ズボンから地面にずり落ちたアイスを見ながら) |
031 | 餅手 | 「地面に落ちてから3秒…いや5秒!ルールがあるっ。誰だ!落ちた物は食べられないなんて言い出したのは」 |
032 | 母親 | 「あの…アイスクリームズボンについちゃってますが…」 |
033 | 餅手 | 「いいえ…ケフィアです。」 |
034 | 母親 | 「え…」(眉を寄せる) |
035 | けん | 「ママーアイス地面に落ーちーたー」 |
036 | 餅手 | 「大丈夫だ!まだ食える!地面を這いつくばって舐めろ!舐めとれッ」 |
037 | けん | 「嫌だよ」 |
038 | 母親 | 「何言ってるんですか…」 |
039 | 餅手 | 「奥さん、甘やかしていいんですか!?落ちた物は食べれない…たかが3秒5秒地面についただけで平気でポイですか?」 |
040 | けん | 「おじちゃんきもーい」 |
041 | 餅手 | 「格闘技ですら10秒もカウントするんですよ?一瞬ついたぐらいで何ガタガタ言ってるんです?」 |
042 | 母親 | 「あの…」 |
043 | 餅手 | 「いいですか?ラーメン屋のおやじも3秒指突っ込むのは確かにツラい。けど、ラーメン屋の親父の指も。店頭や屋台に並んでる食品だってどこに止まったか分からない蠅が3秒もしないでついて居るのを知らないで」 |
044 | 母親 | 「けんちゃん、聞いちゃダメ」(けんの両耳を塞ぐ) |
045 | 餅手 | 「大体、戦時中…いや、この国のどこかでひもじい思いをしている子だっていると言うのになんと言う贅沢!豊かな環境は民の心まで腐らせるものか」 |
046 | 母親 | 「危ない人…」(ドン引き) |
047 | 餅手 | 「ムッ、いかん!そろそろ溶けて砂利までバニラ味になってしまうぞ」 |
048 | けん | 「ママー…」 |
049 | 餅手 | 「坊やが食べんのなら奥さん!お手本として残さず舐めとるのです。さぁ…さぁ!」(胸を突き出しながら) |
050 | 母親 | 「いや、近付かないで!人呼びますよ!」(数歩下がる) |
051 | 餅手 | 「むむっ、代理人に頼むのですか。まぁそれもまた良いでしょう…」 |
052 | 母親 | 「ズボンの汚れのクリーニング代、いくらお渡しすればいいですか?」 |
053 | 餅手 | 「失敬な!下着は毎日洗濯しているので染みなど…」 |
054 | 母親 | 「ぶつけたアイスです」 |
055 | 餅手 | 「奥さん!…いちごアイスが溶けています!」(母親にずずいっと近づく) |
056 | 母親 | 「いや、近付かないで変態っ!」(苺アイスを顔面にぶつける) |
057 | 餅手 | 「ぬわっふ…」 |
058 | 母親 | 「けんちゃんっ、逃げるわよ!」(恐怖に顔を引き攣らせながら逃走) |
059 | けん | 「ママー待ってー」 |
060 | 餅手 | 「むん…水をかけられたことはあったが。アイスを投げ付けられたのは初めてだ…おぉ勿体ない…勿体ない…」 |
061 | けん | 「ママー。おじちゃん、ママのあげたアイス拾って舐めてるよ」 |
062 | 母親 | 「見ちゃダメ!あの、係員さん!あそこに変質者が!警察に通報してください」 |
063 | 餅手 | 「…ズボンから垂れているのも顔についているのも……いいえ、ケフィアです。」(キリッ |
064 | けん | 「ママーおじちゃん、濡れた子犬のような目してこっちを見ているよ」 |
065 | 母親 | 「だから見ちゃダメって言ってるでしょ!」 |
066 | けん | 「きっと仲間になりたいんだよ」 |
067 | 餅手 | 「あ、いや、だから、ケフィアで…ケフィアっぽくないか。何する、ちょ…アッちょっ、アッーー」(数人の係員に取り押さえられる) |
作者のツブヤキ |
何が始まりだったか子供がアイスを片手に走り出したら基本フラグですよね。 コケてアイスが転がるか、誰かにぶつけるか。走って無事だったためしがない気がします。 で、俺のズボンが喰っちまったって何ネタだったんだろう…思い出せない。最近ちょこちょこ色んなマンガとかで使われる王道ネタになってきたので 何が始まりだったか…。あなたは子供にアイスをぶつけられて許せます?w |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |