| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♀:5不問:1 |
| 総セリフ数 | 167 |
| 製作日 | 2012/7/6〜2012/7/6 |
| 概要説明 | 突然やってきた時期外れの転校生。実は転校生の正体は魔法少女で… 転校初日から転校生以外の来客闖入。隠していたはずの正体が…学園の平和が乱れる!! 何故か料理対決で白黒つけることに…黒くなったのは魚だけか!? |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 12分程度 【〜20分】 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 中岡 朝香 (なかおか あさか) |
33 | ♀ | 集まりの中心的女子。女子力を上げようと努力するが、女子力が何かわかってない。 |
| 杵川 萌実 (きぬかわ もえみ) |
30 | ♀ | おっとり系女子。家に帰ってPCを開き、某掲示板を閲覧するのが日課。 |
| 橘モアネーゼ幸子 (たちばな もねーぜ さちこ) |
21 | ♀ | 橘ブランドの令嬢。超お金持ちの一人娘。ブランド物はとりあえず集めてみるが最終的には橘ブランドに落ち着く。母親が外国の有名女優 |
| 佐々木 美夏 (ささき みか) |
30 | ♀ | サバイバルゲーム好きのモデルガン収集家。火がつくと熱い。 |
| 船岸 ゆうか (ふなぎし ゆうか) |
35 | ♀ | 謎の転校生。実は魔法少女。解決できないことは魔法の力で解決!物理ッ!三分間クッキングが得意。 |
| フミン | 18 | ? | …謎の転校生のペット。自称フミン星の誇り高き皇子様。カレーの王●さまをこよなく愛す狐っぽい生き物。ゆうかの良きパートナーであり、助手であり、道具である。 |
| 001 | 萌実 | 「ソワソワしますねぇ」 |
| 002 | 朝香 | 「何?どうしたの?もえみん」 |
| 003 | 萌実 | 「なんだか転校生が来るらしいの」 |
| 004 | 美夏 | 「あたしの射撃訓練の的が届くのね」(ライフル構える) |
| 005 | 朝香 | 「ちょっと、物騒なもの出さない。というか、銃口下げて」 |
| 006 | 幸子 | 「お金持ちなのかしら。ダイヤモンドとか20万の金の時計をつけていたりとか…」 |
| 007 | 朝香 | 「話飛躍し過ぎ!もっと身近な発想はないの!?男の子かなとか女の子かなとか…。幸子はすぐお金のことだよ」 |
| 008 | 幸子 | 「あら、お金は大切ですわよ?常葉金成(時は金なり)って言うじゃない?」(人名っぽく) |
| 009 | 朝香 | 「誰!?」 |
| 010 | 美夏 | 「あぁ、知ってる知ってる。戦国時代に貿易で成功させた大名のことね!」 |
| 011 | 朝香 | 「ホントに!?」 |
| 012 | 萌実 | 「転校生がやってくる日はドキドキして夜も眠れないの…これってもしかして『恋』!?」 |
| 013 | 朝香 | 「恋に至るの早いから…」 |
| 014 | ゆうか | 「月に代わっておしおきよ☆」 |
| 015 | 美夏 | 「どうしてこうなった。」 |
| 016 | 萌実 | 「えーと…」 |
| 017 | 幸子 | 「…金持ちっぽい台詞ですわね」 |
| 018 | ゆうか | 「滑ったかな…、滑っちゃったかな!」 |
| 019 | フミン | 「大丈夫だよ、つかみOKだよ、ゆうか!バッチリだよ!」 |
| 020 | ゆうか | 「そう?大丈夫?」 |
| 021 | フミン | 「うん、バッチリ!ガッツだよ!」 |
| 022 | ゆうか | 「失敗だったらフミンのせいだからね」 |
| 023 | フミン | 「ボクのせい!?ボクのせいなの!?」 |
| 024 | ゆうか | 「責任とって毛皮剥いでマフラーなってもらうから」 |
| 025 | フミン | 「ゆうか、怖いよ。ゆうか、怖いこと言ってるよ」 |
| 026 | 美夏 | 「狐が喋ってる!」 |
| 027 | 朝香 | 「狐と喋っている!」 |
| 028 | 幸子 | 「高そうな喋るマフラー巻いている!」 |
| 029 | 朝香 | 「そっち!?見え方違う」 |
| 030 | 萌実 | 「もふもふいいなぁ…にくきゅう…」 |
| 031 | ゆうか | 「つかみばっちり…次は、えーと…」 |
| 032 | フミン | 「ボクの名前はフミン!フミン星の皇子様!」 |
| 033 | ゆうか | 「あなたの番じゃないから!ゆうかは、船岸ゆうか!まほ…」 |
| 034 | フミン | 「ゆうか!魔法少女ってことは内緒だよ!言っちゃダメだ」 |
| 035 | 美夏 | 「魔法少女?」 |
| 036 | ゆうか | 「魔法…魔法…魔法学校から転校してきました!」 |
| 037 | 幸子 | 「魔法学校ですって!?」 |
| 038 | 萌実 | 「ナンテコッタイ…『名前を言ってはいけないあの人』の世界だなんて…」 |
| 039 | 美夏 | 「グリフィン・ドール!」 |
| 040 | ゆうか | 「私語は厳禁!10点減点ッ」 |
| 041 | 美夏 | 「く…またあの額に稲妻傷の少年のせいで我が寮の点数がなくなるじゃない!」 |
| 042 | 萌実 | 「契約は?パートナーとの契約はやっぱり口づけ?」 |
| 043 | ゆうか | 「ハッ!?フミン、大変この人たち…ゆかりが魔法少女だって知ってる!?」 |
| 044 | フミン | 「人間はいつもそうだ…、正体がばれた時、驚き戸惑い逃げ惑う。わけがわからないよ」 |
| 045 | 朝香 | 「ちょっと待って…」 |
| 046 | 萌実 | 「ちょっおまっ…」 |
| 047 | 朝香 | 「もえみん、何?」 |
| 048 | 萌実 | 「何でもない」(ニコッ) |
| 049 | ゆうか | 「く…ここにも悪の手先が紛れ込んでいるだなんて…」 |
| 050 | 幸子 | 「悪の手先…闇の秘密結社ですわね。きっとバックには大物が…」 |
| 051 | 美夏 | 「よしなさいっ!幸子、その発言は、民間人は触れてはいけない禁則事項よ」 |
| 052 | ゆうか | 「フミン…ここは一旦戦略的撤退するしか…」 |
| 053 | フミン | 「撤退という言葉はキミの辞書にはないはずだよ、ゆうか」(上から見下ろしながら) |
| 054 | ゆうか | 「…仕方ないわね、とっておきの大魔法で片をつけるしかないようね」 |
| 055 | 朝香 | 「あの…状況が、理解できないのだけど」 |
| 056 | 美夏 | 「ふふっ、あたしがここを引き受けよう。皆は下がっていて!」 |
| 057 | 萌実 | 「…それ死亡フラグ立っていますよぉ」 |
| 058 | フミン | 「準備はいいかい、ゆうか」 |
| 059 | ゆうか | 「フミン、魔法のステッキを…」 |
| 060 | フミン | 「あ、魔法のステッキ今朝、燃えるゴミに出しちゃった」 |
| 061 | ゆうか | 「なんでっ!?」 |
| 062 | フミン | 「ゆうかのママにいつまでも幼稚園の時のオモチャ持ってないのって怒られたから」 |
| 063 | ゆうか | 「何でママがフミンに言ってフミンが捨てるの!?ゆかり聞いてないよ」 |
| 064 | 美夏 | 「早くも内部分裂の予感!今の内ねっ!」 |
| 065 | 幸子 | 「お待ちになって、皆さん。」 |
| 066 | 美夏 | 「何、幸子」 |
| 067 | 幸子 | 「この場を武力で解決しようとするより、次の授業で決着をつけたらどうかしら。争いは何も生みませんわ!」 |
| 068 | ゆうか | 「授業で…?」 |
| 069 | 萌実 | 「なるほど、調理実習ってことですね」 |
| 070 | 美夏 | 「どちらがサバイバルに向いているか!」 |
| 071 | 朝香 | 「美味しいものを作るか…だよね」 |
| 072 | ゆうか | 「ふふっ、きっと後悔するね。ゆうか、料理超得意なんだからっ」 |
| 073 | フミン | 「ボクの作るネコまんまも一級品だよ」 |
| 074 | ゆうか | 「食べないから」 |
| 075 | 幸子 | 「それでは一旦、中断ということで…よろしいですわね」 |
| 076 | 萌実 | 「勝負は次の時間までお預けってことですねぇ」 |
| 077 | ゆうか | 「命拾いしたわね」 |
| 078 | 美夏 | 「よく言うわね。あたしのケツが火を噴くところだったわ」 |
| 079 | ゆうか | 「あなたのお尻、火を噴くの!?」 |
| 080 | 美夏 | 「間違えた…私のライフルが」 |
| 081 | 萌実 | 「どうしてそうなった\(^o^)/」 |
| 082 | 幸子 | 「時間も無くなるから早く移動しますわよ!「時は金なり」というでしょ」 |
| 083 | 朝香 | 「二人とも準備いーい?」 |
| 084 | ゆうか | 「バッコーイ☆」 |
| 085 | 萌実 | 「それにしてもこの魔法少女、ノリノリである。」 |
| 086 | 美夏 | 「ふん、私の包丁さばき…とくとご覧あれっ」 |
| 087 | 朝香 | 「みっちん、そんな装備で大丈夫か?」 |
| 088 | 美夏 | 「大丈夫だ、問題ないっ」 |
| 089 | 幸子 | 「不服でしたら、わたくしの厨房にあります超一流コックが使用している包丁をお貸ししてもよろしいですわ。レンタル料は戴きますけど」 |
| 090 | 朝香 | 「お金取るのッ!?」 |
| 091 | 美夏 | 「今回の調理内容、お題は何?」 |
| 092 | 萌実 | 「それではまず、太郎が今回の調理のために原価X円のサンマを利益得るために3割増しで魚屋のおじさんがつけた定価で買おうとしましたが、売れていないので1割引にされた魚を買いかけました」 |
| 093 | 幸子 | 「…ッ!?」(息を呑み、萌実の話を聞き入る) |
| 094 | 萌実 | 「太郎も買い物上手で魚屋のおじさんと交渉し、2割引にして14匹買いました。いい買い物をしたルンルン気分で帰っていましたが、途中のスーパーで魚屋より2割安い金額で販売されている冷凍サンマを見つけました」 |
| 095 | 幸子 | 「太郎ッ!」(怒りに震えながら) |
| 096 | 萌実 | 「スーパーの店員と交渉して、魚屋の新鮮なサンマと売り場に並んでいる死んだ魚の目をしているサンマを交換してくれるように言いましたがダメでした。」 |
| 097 | 朝香 | 「当たり前だよね…」 |
| 098 | 幸子 | 「だから、言ったのですわ!安い物買いたければ、足を使うことだって!」 |
| 099 | 萌実 | 「太郎は激怒した。自分の帰りを待つ生徒たちのためにも、サンマを握りしめながら家庭科室に向かう…が。」 |
| 100 | 美夏 | 「向かうが…?」 |
| 101 | 萌実 | 「途中で小腹が空いたので一匹、尻尾をかじってしまいました。」 |
| 102 | 幸子 | 「太郎いい加減にしろッ!」(立ち上がる) |
| 103 | 萌実 | 「それで届いたお魚がこちらです」 |
| 104 | 朝香 | 「食材一つに壮絶なドラマ…」 |
| 105 | 幸子 | 「誰、太郎にお使い頼んだの!」 |
| 106 | 美夏 | 「ほんと、このサンマ…尻尾がない」 |
| 107 | フミン | 「…こんなの絶対おかしいよ」 |
| 108 | 萌実 | 「というわけで、この用意された材料で調理して料理を作ってください」 |
| 109 | 美夏 | 「ふふっ望むところよ」 |
| 110 | ゆうか | 「ゆうか、料理は大得意なんだから。ゆうかりんの三分クッキングは魔法で何でも三分で仕上げちゃうんだから」 |
| 111 | 朝香 | 「みっちん、大変!とんだ強敵…」 |
| 112 | 美夏 | 「大丈夫じゃない、大問題だ」 |
| 113 | 萌実 | 「それじゃ早速…」 |
| 114 | ゆうか | 「レッツクッキーングッ☆」(カメラ目線 |
| 115 | 美夏 | 「ふふっ、ショータイムの始まりだ!」 |
| 116 | 朝香 | 「みっちん、頑張って!」 |
| 117 | 幸子 | 「…ところで、あの方は料理はできましたかしら?」 |
| 118 | 美夏 | 「試食するのは朝香だから、大丈ブイッ!」 |
| 119 | 朝香 | 「え…私?」 |
| 120 | ゆうか | 「ゆうかりんの…三分クッーキングー!キラッ☆」目の横で横ピースウインク |
| 121 | 幸子 | 「あの子、慣れてる…慣れていますわ」(ハンカチ握りしめ震える) |
| 122 | 美夏 | 「数々の戦場を超えてきたというわけね…あたしの相手に不足なし!」 |
| 123 | フミン | 「ゆうかは凄いんだぞ。おうちではカレーの王●様をぱぱーって作るんだからな」 |
| 124 | ゆうか | 「魔法の力を使えば、造作もないこと。まずはこのサンマを魔法の力で…」 |
| 125 | 萌実 | 「あの包丁の構え方…まさか、飛天御剣流の…」 |
| 126 | 朝香 | 「いや違うッ、牙突の構え…」 |
| 127 | ゆうか | 「ティロ・フィナー…」 |
| 128 | 朝香 | 「しょっぱなクライマックス!?」 |
| 129 | ゆうか | 「物理ッ!」(包丁で叩く) |
| 130 | 萌実 | 「ちょ…魔法じゃな…」 |
| 131 | 美夏 | 「その包丁さばき…お主只者ではないな?」 |
| 132 | ゆうか | 「フミン、用意して」 |
| 133 | フミン | 「こちらが三分冷やしておいたサンマのつみれだよ」(ラップしたパッドを取り出す) |
| 134 | 朝香 | 「ちょっと待てーいっ」 |
| 135 | ゆうか | 「魔法の力にかかれば三分で出来上がり!」 |
| 136 | 萌実 | 「宇宙の法則が乱れる…」 |
| 137 | ゆうか | 「愛情を込めて…萌え萌えキュンっ!さぁ召し上がれっ」(胸の前でハートつくり、ウインク) |
| 138 | 幸子 | 「裏ワザが炸裂ですわ…」 |
| 139 | 朝香 | 「一方、みっちんの方は?」 |
| 140 | 幸子 | 「まだできていないようですわね」 |
| 141 | 美夏 | 「うーん」 |
| 142 | 萌実 | 「三分間だけ待ってやろう。3…2…1…時間ですっ」 |
| 143 | 朝香 | 「早ッ」 |
| 144 | 美夏 | 「上手に焼けました〜」 |
| 145 | 朝香 | 「みっちん…真っ黒ですけど…。」 |
| 146 | 美夏 | 「上手に焼けました〜」 |
| 147 | 萌実 | 「返事がないただのしかばねのようだ」(真っ黒なサンマを触り) |
| 148 | 朝香 | 「真っ黒で食べられないじゃない」 |
| 149 | ゆうか | 「食いもんを粗末にするんじゃねえ」 |
| 150 | 朝香 | 「え…私が食べるの?」 |
| 151 | フミン | 「人間はいつもそうだ。都合が悪くなると現実から逃避を企てる。わけがわからないよ」 |
| 152 | 美夏 | 「召し上がれッ」 |
| 153 | 萌実 | 「グッジョブ、朝香」 |
| 154 | 幸子 | 「米粒一つ残さず食べなさい。農家の人の苦労を考えたことはおありですの?」 |
| 155 | 朝香 | 「これ…漁師さんじゃ」 |
| 156 | 萌実 | 「パシりに使われた太郎君の気持ちを考えたことはあります?」 |
| 157 | 朝香 | 「ないけど…」 |
| 158 | ゆうか | 「ほかにもカップラーメンとかあんかけ炒飯とか、ホイホイチャーハンとか作るの得意だよ」 |
| 159 | 萌実 | 「ホイホイチャーハン…?」 |
| 160 | フミン | 「ああん?卑猥か?」 |
| 161 | 朝香 | 「これ炭…ガンになるって、いやホントに」 |
| 162 | ゆうか | 「ま、この勝負ゆうかの勝ちかな」 |
| 163 | フミン | 「ボクが人間だったら食べてあげるんだけどな。早く人間になりたーい」 |
| 164 | 朝香 | 「人間だったらと言わずに喰えよ…ほら、食えよぉ…」 |
| 165 | 美夏 | 「つべこべ言わずに食べなさい。お残しは許しまへんでー」 |
| 166 | 朝香 | 「うぇ〜…」 |
| 167 | ゆうか | 「天才魔法料理人少女ゆうかりんの三分クッキングでしたー☆キラッ☆」 |
| 作者のツブヤキ |
| 2012年5月13日東京の某会場にて開催された声優系イベントの脚本依頼の提出作品の一つです。 魔法少女というと何故か頭の中に思い浮かんだのが三分間クッキングでした。(何故 魔法の力を使って三分じゃ到底できないものを作ってしまういう内容がパッと思いついたというね。 実際、三分間クッキングでも元々仕込みがあって。普通にやったら三分ではできないらしいですね。 まさに魔法。登場人物は前作品と同じにしていますが、 気にしないでください。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |