シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♀:2 |
総セリフ数 | 114 |
製作日 | 2012/5/26〜2012/5/26 |
概要説明 | 全然無名の女の子コンビがまたお笑いの舞台に!コンビ名は相変わらずないのか! 今回探偵ネタに走るが…滑りまくりのブレーキランプは点灯しっぱなしテールランプは真っ赤かだぜ。 お笑い二作品目! |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 6分程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
天草 真衣 (あまくさ まい) |
58 | ♀ | 有希の先輩。ふとお笑い動画をみていたら自分も漫才してみたくなった。といった理由から飛び込んだ。ボケ担当。エスっぽいようだがドМ気質 |
海道 有希 (かいどう ゆき) |
58 | ♀ | 真衣の後輩。真衣に無理矢理お笑いの世界へ引きずり出された。ツッコミ担当。相手が先輩でも容赦ない |
001 | 真衣 | 「はぁいっどぉ↓もぉ↑探偵役の天草真衣です」 |
002 | 有希 | 「同じく犯人役の海道有希です」 |
003 | 真衣 有希 |
「二人あわせて…」 |
004 | 真衣 | 「その名も名探偵コナ…」 |
005 | 有希 | 「なんでやねんっ」 |
006 | 真衣 | 「大人は大人、子供は子供。その名も…」 |
007 | 有希 | 「なぞなぞかっ」 |
008 | 真衣 | 「顔は童顔、身体は大人っ」 |
009 | 有希 | 「ロリ巨乳かっ」 |
010 | 真衣 | 「え…」(ドン引き顏) |
011 | 有希 | 「何でそんな目するんですかっ、ちょっとやめて下さいよ。そんな虫けらを見るみたいな目して…」 |
012 | 真衣 | 「はぁいっ、皆さんこんにちはー。最近あたしはですね、ちょっと推理小説にハマってですね」 |
013 | 有希 | 「ハイハイ、推理小説」 |
014 | 真衣 | 「最近自分、探偵向いてるんじゃないかなって思ったんですよ」 |
015 | 有希 | 「ハイハイ…これまた唐突に。探偵ですか」 |
016 | 真衣 | 「はい、探偵です」 |
017 | 有希 | 「浮気調査や身辺調査する方じゃなくて、犯人を推理する方ですよね?」 |
018 | 真衣 | 「最近推理小説を読み始めたら最初に犯人を予想して当てるのがマイブームです」 |
019 | 有希 | 「あぁ確かに。最後に当たるとやっぱりーとか、よっしゃあって思いますものね」 |
020 | 真衣 | 「特に犯人がうなだれて警察に捕まるシーン」 |
021 | 有希 | 「感慨深いですよね。動機とか話した後なんか特に、他に方法は何かあったんじゃないかって…」 |
022 | 真衣 | 「ざまぁっ」(ヘッと見下した表情) |
023 | 有希 | 「ちょっ…何ですかその馬鹿にした表情は」 |
024 | 真衣 | 「通行人B」 |
025 | 有希 | 「通行人B!?どう見ても真犯人顔じゃないですか。逮捕者も死傷者も出ているんですよ?不謹慎じゃないですか」 |
026 | 真衣 | 「それと探偵が犯人を断定をするシーンがまた!」 |
027 | 有希 | 「見せ場ですものね」 |
028 | 真衣 | 「ちょっとやりたいからあたし探偵役で」 |
029 | 有希 | 「はいはい、真衣さんが探偵役で私が容疑者の」 |
030 | 真衣 | 「死体役ね」 |
031 | 有希 | 「え、死体役っ!?死体役なんですか!?」 |
032 | 真衣 | 「そ、死体役。瞬きしちゃダメよ」 |
033 | 有希 | 「犯人どうするんですか」 |
034 | 真衣 | 「じゃいくよ」 |
035 | 有希 | 「無視ですかッ」 |
036 | 真衣 | 「…きゃあーーーっ」 |
037 | 有希 | 「あ、私死体ですね」 |
038 | 真衣 | 「はいっ、死体は喋らないっ」 |
039 | 有希 | 「スミマセン…」 |
040 | 真衣 | 「し、死んでるっ!警察に通報しなきゃ…119…と。あ、もしもし?火事ですか?救急ですか?殺人ですか?」 |
041 | 有希 | 「ぇ…?」 |
042 | 真衣 | 「あ、警察じゃない?消防署?あー間違えちゃったかーごめりんこ☆」 |
043 | 有希 | 「ちょっと、ちょっと!真衣さん、死体目の前でどんだけハイテンションなんですか」 |
044 | 真衣 | 「はいっ、死体は喋らない、瞬きしない、息しないっ」 |
045 | 有希 | 「スミマセン…」 |
046 | 真衣 | 「あ…山田さん?海道さんが死んでいて。はい、はい…まずは警察に通報……犯人はお前だっ」 |
047 | 有希 | 「ちょっと待って…どういう流れ?え?」 |
048 | 真衣 | 「ほら、ちゃんと死体やって。頭から血流してハラワタブチまけて」 |
049 | 有希 | 「え?それ演技超えてますよ!」 |
050 | 真衣 | 「いいから黙って死体するの」 |
051 | 有希 | 「あぁ…はい…」 |
052 | 真衣 | 「あー警察?もしもし?俺俺。そこで人死んでてさー俺俺。マジヤバなんだよね俺俺。死体片付けんのに一千万必要だからさー俺俺。今すぐ用意してくんない?…俺俺」 |
053 | 有希 | 「今時、オレオレ詐欺でもそんな語尾みたいに使う人いませんよっ!…てか、警察にどんな電話のかけ方してるんですか」 |
054 | 真衣 | 「おい、コラ死体」 |
055 | 有希 | 「もう、ちゃんと真面目にやって下さい」 |
056 | 真衣 | 「はいはい、おふざけが過ぎたようです。じゃあ、名探偵の名シーンやりましょう」 |
057 | 有希 | 「はい、真衣さんが探偵役で…」 |
058 | 真衣 | 「はいっ、死体は喋らないっ」 |
059 | 有希 | 「え?まだその設定なの!」 |
060 | 真衣 | 「私が探偵役で有希は…死体役」 |
061 | 有希 | 「またっ!?…私また死体?犯人を特定するシーンなのに、また死体なの!?」 |
062 | 真衣 | 「…アリバイがないのはあなただけ。つまり、あの当時に犯行ができたのはあなただけなんですよ」 |
063 | 有希 | 「……。」 |
064 | 真衣 | 「犯人は…あなたです。」 |
065 | 有希 | 「……。」 |
066 | 真衣 | 「おや、否定もしないんですね。連行して事情聴取ですね」 |
067 | 有希 | 「…ちょっと、死体だよねっ死体ですよねっ!?どういう扱い受けてるんですか」 |
068 | 真衣 | 「もぉ台無し、もう一回行くよ」 |
069 | 有希 | 「え、私のせい!?」 |
070 | 真衣 | 「…アリバイがなく、あの時犯行ができたのはあなただけだ!ジッチャンの名にかけて…ってばっちゃが言ってた」 |
071 | 有希 | 「ばっちゃ!?ばっちゃが言ってたの!?」 |
072 | 真衣 | 「そう、ばっちゃが言ってた」 |
073 | 有希 | 「ばっちゃが言うなら仕方ないですね」 |
074 | 真衣 | 「斜め45度チョップ」(有希の頭にチョップ) |
075 | 有希 | 「あたっ意味が分からないですよ」 |
076 | 真衣 | 「犯人は…この中にいるっ!…展開的に」 |
077 | 有希 | 「展開的に!?論理的に証明して下さいよっ」 |
078 | 真衣 | 「みんな顔伏せろー。田中を刺した犯人は怒らないから正直に手を挙げて見ろー」 |
079 | 有希 | 「挙げないよっ」 |
080 | 真衣 | 「先生は安田が怪しいと思っているんだ」 |
081 | 有希 | 「生徒の前で何言ってるんですか」 |
082 | 真衣 | 「お前は顔が怪しいからな」 |
083 | 有希 | 「差別ですよ!?PTAから訴えられますよ!」 |
084 | 真衣 | 「先生に20万ほど寄越したら水に流してやろう」 |
085 | 有希 | 「何濡れ衣着せて金ボッタくしろうとしているんですか」 |
086 | 真衣 | 「ちょっと、有希。死体役もまともにできないの?」 |
087 | 有希 | 「おかしいですって。そんな探偵いませんよ」 |
088 | 真衣 | 「そう?」 |
089 | 有希 | 「そう」 |
090 | 真衣 | 「そうかなぁ」 |
091 | 有希 | 「論理的に証明しないで顔で決めるって人権侵害ですよ」 |
092 | 真衣 | 「犯人はヤス」 |
093 | 有希 | 「それ、ポートピア殺人事件っ」 |
094 | 真衣 | 「大人しく死体になりきったら保健所に連絡するのはやめてあげようかしら」 |
095 | 有希 | 「保健所!?」 |
096 | 真衣 | 「あたし警察に通報するのが趣味で探偵やっているところあるから」 |
097 | 有希 | 「嫌な趣味だな、悪趣味ですよっ」 |
098 | 真衣 | 「奴は大変なものを盗んでいきました」 |
099 | 有希 | 「…?」 |
100 | 真衣 | 「それはあなたの命です」 |
101 | 有希 | 「うまくないっ別にうまくないっ」 |
102 | 真衣 | 「絶対に今日と言う今日は逃がさーん」 |
103 | 有希 | 「おとっつぁん、あばよー…って違う!それ探偵じゃないっ、探偵関係ないです」 |
104 | 真衣 | 「あれれ〜おじさんおかしいよぉ?」(とぼけた顔で) |
105 | 有希 | 「あざといっ」 |
106 | 真衣 | 「キタァッ!はにゃほろはれひれ〜…」(目を見開き眠りにつくように崩れ倒れる) |
107 | 有希 | 「腹話術極めたんですかっ」 |
108 | 真衣 | 「あれ…?声が…遅れて、聞こえるよ」 |
109 | 有希 | 「古いっ…もう探偵関係ないじゃないですかっ」 |
110 | 真衣 | 「はっダイニングメッセージがッ」 |
111 | 有希 | 「犯人逮捕につながる大切な被害者からのメッセージですね」 |
112 | 真衣 | 「タケオへ、500円で弁当でも買って食べて下さい。母より」 |
113 | 有希 | 「それはダイニングルームメッセージ。いい加減にしろ」 |
114 | 真衣 有希 |
「ありがとうございました」 |
作者のツブヤキ |
このテンポ好きです。あ、謝罪を忘れてました。ごめんなさい。 オチが弱かったですね。落語をやっている友人に見せたら「んーオチが弱いよね」と言われた。友人だったらどういうオチにするんだろうと思ったんですが、オチなし落語をやる子でした。 うーん、お笑いはオチが難しいなぁって思います。切実に。 でもホント探偵ものネタというかこの二人の話はテンポが良くて非常に書き易い気がします。 というか、実際にこのリズム聴いてみたいなぁ。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |