シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:2不問:- |
総セリフ数 | 87 |
製作日 | 2012/5/20〜2012/5/20 |
概要説明 | 一時の気の迷いからついつい料理に美味しくなる魔法をかけているところを父親に見られた。 恥ずかしい死にたい。 母さんが召喚されて話はますます変な方向へ。 パパあとで殺したい。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 6分半程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
父 | 17 | ♂ | かかあ天下で家計と財布の紐と命を母さんに握られている |
母 | 36 | ♀ | 浩美のよき理解者。この家の頂点に君臨している猛者。 |
浩美 (ひろみ) |
34 | ♀ | お年頃な一人娘。美味しくなる魔法を恥ずかしながら試したら見られた。 |
001 | 浩美 | 「美味しくなれポンッ」(指でくるくる弧を描きながら可愛らしく魔法少女っぽく) |
002 | 父 | 「…頭大丈夫か?浩美」(台所を覗き込み、真顔で) |
003 | 浩美 | 「…なッ」(振り向き硬直) |
004 | 父 | 「母さん、浩美が料理に毒入れてるぞ」 |
005 | 浩美 | 「み、見られた…」 |
006 | 母 | 「あらやだ、何入れたの?媚薬なら勘弁してね。お父さんとラブラブする気ないから」(父を押しのけて台所へ) |
007 | 父 | 「な…母さん…」 |
008 | 母 | 「あなたとの関係はもう…」 |
009 | 父 | 「いやいや、母さん」 |
010 | 浩美 | 『どうしよ…すっごく、こっ恥ずかしいところを見られた』(顔真っ赤で冷や汗ダラダラ) |
011 | 母 | 「お父さん、浩美が何してたって?」 |
012 | 父 | 「台所で恥ずかしげもなく…」 |
013 | 母 | 「あらやだ、台所で【自主規制】的なことをしてたの?お年頃だものね」(頬を押さえながら頬を赤らめる) |
014 | 父 | 「そんなオイシイ場面には遭遇していない」(真顔) |
015 | 浩美 | 「いや、してないからっ」 |
016 | 母 | 「お父さん、大事な実の娘で今なに淫らな妄想したのかしら」(ぐわしっと父の顔掴む) |
017 | 父 | 「いや、違うぞ母さん」 |
018 | 母 | 「浩美、年頃の女の子なのだから仕方ないと思うわ。お母さん、ひいたりしないわ」 |
019 | 浩美 | 「いやいや、ちょっと」 |
020 | 母 | 「包丁でできるなんて少しマニアックだと思うけど」(軽蔑の眼差し) |
021 | 浩美 | 「包丁でって…マニアック過ぎでしょ!全体的に危ないよ!色んな意味で…いや、目!目ッ!すごく、さげすむ目で見てるよ。見てるよ、ママ」 |
022 | 母 | 「台所という家庭的な場がまた新婚生活とか夢見て妄想がかき立てられるのでしょ」 |
023 | 浩美 | 「だからしてないって」 |
024 | 母 | 「あら、じゃあ何してたの?」 |
025 | 浩美 | 「いや、別に…」 |
026 | 母 | 「言えないことしてたんだー」 |
027 | 浩美 | 「そんなことないっ!」(顔真っ赤にしながら強く言う) |
028 | 母 | 「じゃあ、何してたの?」 |
029 | 父 | 「浩美は料理の前で…」 |
030 | 母 | 「お父さんには聞いてないから」(ギロリと睨む) |
031 | 父 | 「はい…スミマセンデシタ…」 |
032 | 母 | 「何も恥ずかしがることじゃないのよ。だって女の子なんだもの」 |
033 | 浩美 | 「いやでも言いにくい…」 |
034 | 母 | 「お母さんに隠し事されちゃうとお母さん悲しくなるな」 |
035 | 浩美 | 「そう言われても…」 |
036 | 母 | 「何していたの?」 |
037 | 父 | 「そうだぞ。正直に言うべきだ。親に隠し事は…」 |
038 | 母 | 「お父さんは話をややこしくするからベランダに出てもらえる?鍵かけるから」 |
039 | 父 | 「あれ?母さん?」 |
040 | 浩美 | 「料理に…料理に愛を込めてました」(モジモジしながら) |
041 | 母 | 「…どのように?」 |
042 | 浩美 | 「それはちょっと…」 |
043 | 母 | 「浩美、唾液をいれるのはお母さん感心しないな」 |
044 | 浩美 | 「いれてないよっ!何その嫌がらせ」 |
045 | 母 | 「中学の時にふとし君が私のブルマに唾液をぬったくるから愛情表現として家庭科の時、好きだった子の味噌汁に唾液をいれたら周りからひかれるようになったわ」 |
046 | 浩美 | 「なにそのカミングアウト!黒歴史と言うか…誰でもひくよっ」 |
047 | 父 | 「そんな母さんも素敵だ…」 |
048 | 浩美 | 「変態が惹かれたっ別意味でひいたよっ。というか嫌な馴れ初めだよ」 |
049 | 母 | 「やはり血は争えないのね」 |
050 | 浩美 | 「ママと一緒にしないでよっ!そんなことしないよっ」 |
051 | 母 | 「あら違うの?じゃあ何?」 |
052 | 浩美 | 「じゅ、呪文唱えただけだもの…」 |
053 | 母 | 「あらやだ、この子中二病だわ」 |
054 | 父 | 「な、なんだ!中二病って!浩美はまずい状態なのか!すぐに救急車を呼ばないといけないのか!?」 |
055 | 母 | 「手遅れになると周りから誰にも相手されなくなったり、精神科行けと言われ、果てには病院がこいって言われるようになるわ」 |
056 | 浩美 | 「妙に詳しい…」 |
057 | 父 | 「そうなのか。そうらしいぞ、浩美」 |
058 | 浩美 | 「ウザー…」 |
059 | 母 | 「浩美が自称、魔法使いだなんて言ってるなんて知らなかったわ」 |
060 | 父 | 「ネットとかゲームのやり過ぎか?我が家も考えないといけないな」 |
061 | 浩美 | 「ただ愛情込めて、美味しくなれポンッって言っただけです!」 |
062 | 母 | 「…どういう風に?」 |
063 | 浩美 | 「え…?」 |
064 | 母 | 「どういう風に言ったの?」 |
065 | 浩美 | 『変なところに喰いつかれたぁ…』 |
066 | 母 | 「ほら、お母さんにやってみせて」 |
067 | 浩美 | 「え…ぁー…」 |
068 | 母 | 「ほら、何掛け声欲しいの?さん、はいっ」 |
069 | 浩美 | 「…非常にやりヅライノデスガ」 |
070 | 母 | 「そうね。…ほらお父さんシッシッ。玄関から出てて下さい。チェーンかけるから」 |
071 | 父 | 「ちょ、母さん!?」 |
072 | 母 | 「はい。心置きなく料理に愛を込めて下さい?」 |
073 | 浩美 | 「…えぇいっ!もうどーにでもなれーっ・・・美味しくなれポンッ」(ウインクしながら指くるくる) |
074 | 母 | 「…あぁうん。」(死んだ魚の目をしながら) |
075 | 浩美 | 「ママ、目。目ッ!目死んでるよ!」 |
076 | 母 | 「なんか不味く…いや、美味しくなりそうね」 |
077 | 浩美 | 「どうして目を逸らしながら言ってるのママ…」 |
078 | 母 | 「魔法少女は15歳までらしいからね、浩美」 |
079 | 浩美 | 「え?あぁうん。…え?何でそれを今言ったの?」 |
080 | 浩美 | 「ママー?今日の夕ご飯…」(台所に入ってくる) |
081 | 母 | 「美味しくなーれっポンッ☆」(腰のスナップきかせながら) |
082 | 浩美 | 「ッ!?」 |
083 | 父 | 「母さんの愛情がギッシリ味噌汁に詰まっているよ」 |
084 | 母 | 「お父さんのにはシジミだけで汁なしだけどね」 |
085 | 浩美 | 「ママ…?」 |
086 | 母 | 「浩美の呪文習得しちゃった」 |
087 | 浩美 | …後日、我が家ではしばらくネタにされました |
作者のツブヤキ |
料理は愛情を込めることで格段と美味しさが増すらしいですよ? チャーハンなんか、必要なのは『愛情』と『火力』らしいですからね。お店で美味しくなチャーハンは愛情が足りないんですよ。 年頃の女の子が父親に何か恥ずかしいことをしているのを見られると寝込みものですよね。 誤魔化しがきかないw 料理に愛情込めましょう! |
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