漫才「コンビ名」

漫才「コンビ名」

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2
総セリフ数 105
製作日 2012/4/21〜2012/4/21
概要説明  全然無名の女の子コンビがお笑いの舞台に立って浮かれる中、出番に!
コンビ名からネタに走るが…滑りまくりのブレーキランプは点灯しっぱなしテールランプは真っ赤かだぜ。
初お笑い声劇台本登場
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
天草 真衣
(あまくさ まい)
54 有希の先輩。ふとお笑い動画をみていたら自分も漫才してみたくなった。といった理由から飛び込んだ。ボケ担当。エスっぽいようだがドМ気質
海道 有希
(かいどう ゆき)
54 真衣の後輩。真衣に無理矢理お笑いの世界へ引きずり出された。ツッコミ担当。相手が先輩でも容赦ない






【ステージ上】(観客まずまずいる会場の説明)

001 真衣 「はーい、どぉ↓もぉ↑天草真衣です」
002 有希 「海道有希です」
003 真衣有希 「二人合わせて…」
004 真衣 「AKb…」
005 有希 「なんでやねんっ!」
006 真衣 「フォーティーユート」
007 有希 「フォーティーユートって何?ユートって何?」
008 真衣 「天草(A)と海道(K)は馬鹿(B)…フォーティーユート」
009 有希 「いや、だからフォーティーユートって何?ってか、馬鹿って決めつけられるの嫌なんですけど、何でチーム名に馬鹿って入れるの」
010 真衣 「え…馬鹿じゃないの?」
011 有希 「いや、そんな意外そうな顔しないでくださいよっ」
012 真衣 「え?有希馬鹿じゃないの?」
013 有希 「いや、馬鹿か天才かって訊かれたらそりゃ馬鹿の方に分類されるかもしれませんけど…」
014 真衣 「あたしは天才」
015 有希 「腹立つわ〜…」
016 真衣 「なに?」
017 有希 「別に…」
018 真衣 「なに?」
019 有希 「何?」
020 真衣 「なに?」
021 有希 「しつこいだけじゃないかっ何も面白くない。何も面白くないからね?」
022 真衣 「そう?」
023 有希 「そう。…で、フォーティーユートって何ですか?」
024 真衣 「フォーティーユート」
025 有希 「いや、意味が分からないです」
026 真衣 「ユート?あ、君、ユート君?違う?あ、ユート君だよね?ユート君、ほらユート君」(客席指差す)
027 有希 「あまりの無茶振りに呆れ果ててお客さん困ってるじゃないですか」
028 真衣 「みんなー、ついてきてるー?」(客席に問いかけ、反応みるが…なし)
029 有希 「…ついてこれてないみたいですね」
030 真衣 「有希が一発芸しないからだよ?」(批難するように)
031 有希 「私のせい!?私のせいですか?」
032 真衣 「そう。色気が足りてない。それと面白味。」
033 有希 「なら、真衣さん。あるんですか?面白みと色気」
034 真衣 「おっぱいボイ〜ンくらい」
035 有希 「古いですよ…てか、それでどれだけ笑うんですか」
036 真衣 「おっぱいボイ〜ン」(自分の胸を抱えるように揺らす)
037 有希 「面白くないですよ…誰が笑うんです?」
038 真衣 「あたし」
039 有希 「真衣さんですかっ。俺得ですか…笑わせる気あるんですか」
040 真衣 「おっぱいボイ〜ン」(自分の胸を抱えるように揺らす)
041 有希 「もういいですよ、わかりましたから。俺得はいいです」
042 真衣 「何回もやってくると気持ち良くなってきて…」(恍惚の表情)
043 有希 「ちょっと!ちょっとちょっと!なに大人のネタ出してるんですかッ」
044 真衣 「おっぱいボイ〜ンって揺らして何度も何度もやっているとですね、なんだか気持ちよくなるんですよッ!」(力説)
045 有希 「力説しなくていいですっ」
046 真衣 「みなさんしませんでした?こう、子供の頃おっぱいボイ〜ンって。メロンとかボール入れて」
047 有希 「…あー、幼稚園の頃とか若気の至り的な?」
048 真衣 「男の子が。」
049 有希 「男かいっ。やってるの男かいっ」
050 真衣 「あたしだって成長した今ならできるッ!」(クワッ
051 有希 「真衣さん、今胸ない女性全員を敵に回しましたよ?」
052 真衣 「ボールがないならパッドを入れればいいじゃない」(有希を見下しながら
053 有希 「腹立つ…その顔腹立つ…」
054 真衣 「…と、まぁなんだかコンビ名が失敗したみたいなので…」
055 有希 「どう考えても失敗でしょ!なに人気アイドルチームの名前もじったようなコンビ名にしちゃうの?」
056 真衣 「あたしはお笑い界の頂点に立つ!」
057 有希 「ムリだから。ネタも面白くなくてコンビ名パクったみたいなコンビたちまち抹消されるから。社会から抹消されるから」
058 真衣 「あたし…負けないッ☆」(ウインク
059 有希 「腹立つ…そのあざといウインクヒドイわ…」(ジト目で見ながら
060 真衣 「コンビ名失敗したのとグデグデになったので、仕切り直ししようかなーって」
061 有希 「ここまでやっておきながら仕切り直し!?」
062 真衣 「三途の川に行ったらね、鬼に石を積まされてね…高くなってきたところで石山を崩されるの」
063 有希 「あぁ…よく言いますよね。三途の河原の石積み。親より早く死んだ親不孝者の子供たちが永遠に石を積み続けるっていう」
064 真衣 「それみたいなもので、ほらあれだ。あたしがワックスかけている清掃員の前でわざと乾いていない拭いたばかりの床を泥靴でペタペタ歩くあれ。足跡ついて楽しんだよね」
065 有希 「最低だ。この人最低だ…」
066 真衣 「ほら、拭けよっみたいなのが優越感っていうか」
067 有希 「この人いつか刺されるよ、今夜夜道で刺されるかもしれないよ、この人。清掃関係者の皆々様ごめんなさい」
068 真衣 「あたしの靴の底なめてくださいっ」
069 有希 「女王様かッ」
070 真衣 「…とまぁ、実はAKBフォーティーユートがコンビ名じゃないんですよ。ざまぁっ!」(嘲笑
071 有希 「いちいち腹立つなぁ…この人は」
072 真衣 「…というわけで、名前を改めて紹介するために、最初っからやりたいと思います」
073 有希 「散々やっといて今更やり直しますって…あまりにも虫の良すぎる話じゃないですか」
074 真衣 「いいですかーー?」(客席に呼びかける)
075 有希 「みんな失笑しているじゃないですか」
076 真衣 「あ、いいって言ってるよ?前のスタッフ。ほら、オッケーマル出してるって」
077 有希 「お客さん完全無視。前方のスタッフさんもネタみたいにオッケーサイン出しちゃっていいんですか」
078 真衣 「いやぁ、前代未聞だね。漫才しに来て本番中お客さんじゃなくてスタッフとコミュニケーション取ってるというね」
079 有希 「わかってるなら最初っからちゃんとやらな…」
080 真衣 「はぁい、どぉ↓もぉ↑」
081 有希 「早っ!やり直した。予告も合図もなしでやり直してきたよ。相方完全無視かっ」
082 真衣 「実は1つ先輩の天草真衣です」
083 有希 「実は、真衣さんより一つ下の後輩の海道有希です」
084 真衣有希 「二人合わせて…」
085 真衣 「パイパイですっ!」(胸持ち上げながら)
086 有希 「なんでッ!?いや、なんでッ!?なんで『パイパイ』なの」(吃驚
087 真衣 「いや、先輩じゃん?」(自分を指差しながら)
088 有希 「はい」
089 真衣 「後輩じゃん?」
090 有希 「はい」
091 真衣 「パイパイじゃん?」
092 有希 「なんでっ!?何からそうなるの?」
093 真衣 「おっぱいボイ〜ン」(自分の胸を持ち上げ揺らす)
094 有希 「またそのネタかっ」
095 真衣 「今ならダブルボインできます」(有希の肩つかむ)
096 有希 「やらないよっ。なんでそんな恥ずかしいネタしないといけないんですか」
097 真衣 「このステージに立ったなら君に恥ずかしいなんて言葉はないはずよ」
098 有希 「そんな時だけ先輩っぽいこと言わないでください」
099 真衣 「…というわけで、実は先輩後輩の関係なんですよー。そう見えませんでした?いえいえー仲良しでしょ」
100 有希 「突然のひらめきにいつも振り回される後輩です」
101 真衣 「頼りになる、くぁわいい後輩ですよ」
102 有希 「今はノロケる場所じゃないですよ」
103 真衣 「この子ツンデレなんです。だから胸をこうやってツンツンすると…顔真っ赤にしながらデレます。喘ぎ…」(人差し指で有希のピンポイント急所責め)
104 有希 「…んっ///だから大人のネタはダメだって言ってるでしょっ!いい加減にしろっ」(ビクッとした後、顔真っ赤にして突っ込む)
105 真衣有希 「どうもありがとうございましたっ」






作者のツブヤキ
 なんでやねんっ!
実は全然お笑いを見たことがない月宮です。本場もん見んで、何がやれお笑いだの、漫才だのとか言ってエセ…パチもん創ってるねん。
パチもん…GETだぜッ☆…いや、別にそうじゃなくてね。
ホント何くだらないこと書いているんだか。けど、これを誰かが演じて少しでも笑ってくれる人がいたらそれはそれで最高に嬉しい。
笑ってくれる人はいるのだろうか。君の笑顔が見たいから。だから僕は書き続けるんだ。君がニッコリ笑ってくれるその日まで――
何感動系みたいな台詞書いているんだ!
夜中のテンションってホントヤバいですね。二言目にはおっぱいボイ〜ンですか。捕まります。
街中でおっぱいボイ〜ンとかやってみて下さいよ!女性だったら目を熱い熱視線かもしれませんけど、男性がやったら通報されますよ、多分。
あ、でもホント小学生とか幼稚園の時やりませんでした?ボールを胸に入れて超ボイン!とか。
ちなみに僕はやっていなかったはずですよ!ほんとに。とあることをして女の子ーって風呂場でしたことはあったようななかったような黒歴史!ですが(笑)

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