シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:2 |
総セリフ数 | 200 |
製作日 | 2012/4/18〜2012/4/18 |
概要説明 | 前線基地に配属前に犬猿の仲である海軍との会場合同訓練開始。 空にいる時間が長かったためかどうにも海は船酔いをしてしまうシャルル。 美しいけど、内容は美しい話っぽさのかけらも微塵もないというね。閲覧注意!!! |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
シャルル | 57 | ♀ | 蒼き瞳の賢き民、少数民族のロナンバルド。空軍に所属し、中佐クラス |
ルイ | 47 | ♂ | シャルルの直属の部下。士官学校では首席だったこともあった。真面目な性格でシャルルを支える。シャルルのよき理解者。 |
リゼア | 61 | ♀ | 漁村出身の元は漁師娘。海軍に所属し、少佐クラス。現在、巡洋艦ジノディアースの艦長を務めている。男勝りで腕っぷしが強い |
ラシェル | 34 | ♂ | リゼアの最も信頼している部下で、副官の一人。リゼアをサポートする優秀な部下。 |
001 | シャルル | 「カエル君カエル君、どうだい?これが大海というやつだよ」(少し声色かえて) |
002 | シャルル | 「カメ君カメ君、これが君の言っていた大海というやつかい」 |
003 | シャルル | 「どうだい?広いだろ?驚いただろ?君のいるちっぽけな世界とは違うのだよ」(少し声色かえて) |
004 | シャルル | 「そうかい?カメ君。僕には大して変わらないように思えるよ。うぷっ…それより波があって暮らし難い所だね」 |
005 | リゼア | 「…っおい!黄昏てる暇あるんならその軍服引っぺがして海に突き落とすぞ」 |
006 | ルイ | 「シャルル中佐、何しているんですか…」 |
007 | シャルル | 「嗚呼、空が恋しい」 |
008 | ルイ | 「何言っているんですか。空ならそこに広がっているじゃないですか」 |
009 | リゼア | 「どこまでも続くこの青い海!それを映すような背景の空」 |
010 | シャルル | 「…ゆ−らゆーら他人様を揺らして酔わせるこんな箱船に乗ってて何が楽しいんですかって」 |
011 | リゼア | 「あ?何?あたしの船にいちゃもんつける?つけちゃうの?」 |
012 | ルイ | 「ちょっとシャルルさん…」 |
013 | シャルル | 「…ああ、つけるさ、つけるとも。この乗り心地の悪さ。反吐が…うぷっオボロロロロロロr…」(吐く)( |
014 | ルイ | 「わわわっシャルル中佐、大丈夫ですかっ」 |
015 | リゼア | 「あんた、海汚すんじゃないよっ」 |
016 | シャルル | 「うぅ…大丈夫。魚の餌になるから」 |
017 | リゼア | 「あんたの晩飯、その魚釣って食卓に並べてやろうか」 |
018 | ルイ | 「船酔いしてたならしたって言ってくださいよ…今酔い止めの薬貰ってきますから」 |
019 | シャルル | 「こんなん平気…うっ、オボロロロロロロロロr…」(再び吐く |
020 | ルイ | 「どこが平気なんですかッ」 |
021 | リゼア | 「ちょっ…あたしの船にかけないでよっ!もっと身を乗り出して遠くで吐いてよっ、かかってる!引っかかってる!舷(げん)にかかってるから!」 |
022 | シャルル | 「うぇ…」 |
023 | ルイ | 「あぁもうっ!シャルル中佐…」(シャルルの背中さする) |
024 | ラシェル | 「酔い止めの薬を持ってきましたよ」(船室のドアを開けて現れる) |
025 | リゼア | 「渡さなくていい、ラシェ」 |
026 | ラシェル | 「え?」 |
027 | リゼア | 「なんだい?このへっぽこ空軍は。本当に軍人かい」 |
028 | シャルル | 「失敬なっ!うっ」 |
029 | リゼア | 「確かにちょっと波は高いかもしれないけど、これっぽっちも耐えられないなんて。これだからフワフワ浮いている空軍は…」(バカにしたように) |
030 | シャルル | 「ふんっ、ゆらゆら波に揺られて普段昼寝しかしていないお昼寝集団に言われたくな…オボォッ」(噴射) |
031 | リゼア | 「ちょっ!服に何かけっ…こ、殺されたいのかックソッ!」(慌てて避け、顔真っ赤にしながら) |
032 | ラシェル | 「これ、薬ですから。それと水」(ルイに薬と水の入ったコップ渡す) |
033 | ルイ | 「ああ、すみません。いやほんと色々すみません…」(ハンカチでシャルルの口元拭いながら水を飲ます) |
034 | リゼア | 「ったく、ふ、ふざけやがってっ!」 |
035 | ラシェル | 「まぁまぁ、艦長。戦闘機ばっかりだとこうも揺れないでしょうから」 |
036 | リゼア | 「軟弱っ、たかがこの程度で」 |
037 | シャルル | 「ふん、お前ら海軍だって戦闘機に乗せたらすぐ墜落するか、耳痛〜いって、ひぃひぃ泣くのが関の山だぞ」(青白い顔のままニヤッと笑う) |
038 | ラシェル | 「何度か経験していますが、どうにもあの気圧が変わって鼓膜がおかしくなるのは慣れませんね」 |
039 | リゼア | 「空軍の連中にこの船操縦させたら数分持たずに沈没するわねッ」 |
040 | ルイ | 「潜水艦ですかッ!?」 |
041 | ラシェル | 「沈没しませんけどね…」 |
042 | リゼア | 「ラシェ、だってあの女、あたしらが戦闘機墜落させるって言うんだぜ?」 |
043 | ラシェル | 「まぁ、間違いなく艦長はもれなく墜落させると思います」 |
044 | リゼア | 「ちょっ、え?フォローは?ラシェ」 |
045 | ラシェル | 「艦長、機械音痴ですもの。意外と戦闘機の操縦って難しいんですよ?」 |
046 | リゼア | 「あんなのレバーぐいーって引いてブーンって飛ぶんだろ?できるできる!」 |
047 | ラシェル | 「操縦桿ですね…バランスなど取ったり風を計算したりと厄介なんですよ」 |
048 | ルイ | 「なんだか詳しそうですね」 |
049 | ラシェル | 「あ、えぇ…いやまぁ、以前、航空部隊に所属していたことがありましてね」 |
050 | リゼア | 「というか、訓練に参加せずにあんた何しに来てんだよ」 |
051 | シャルル | 「海を見に来てやった!」 |
052 | リゼア | 「えばるなっ」 |
053 | ルイ | 「海戦を想定した非常事態時の手順確認や訓練です」 |
054 | シャルル | 「まぁ頼まれたからやってあげてもいいぞって」 |
055 | リゼア | 「何様っ!?」 |
056 | シャルル | 「船に頼らずとも戦闘機さえあれば、いくらでも戦えるからなっ」 |
057 | ルイ | 「シャルル中佐、恐れながらそれは自惚れというものです。海洋に強いのは海軍だということはシャルル中佐もご存じなはず」 |
058 | シャルル | 「む…」 |
059 | ルイ | 「船酔いを起こさず、任務をできる。船員は肉体的に強化されているんですよ一戦闘員の攻撃力が高いんですよ、きっと」 |
060 | リゼア | 「いや…別にそんなことはないけど…」 |
061 | ラシェル | 「まぁ適材適所ってものがありますからな」 |
062 | リゼア | 「陸軍より勝るけど」 |
063 | シャルル | 「陸軍より優れてるけど」 |
064 | ルイ | 「…そこだけは共通見解なんですね。どれだけ陸軍を目の敵にしてるんですか…」 |
065 | リゼア | 「まぁとにかく、そろそろ元気になったようだからスクランブル発進の演習を行うぞ」 |
066 | シャルル | 「仕方ない…業にはいったら業に従えだ、ルイ。準備するぞ」 |
067 | ルイ | 「準備はできています…指示待ちです」(呆れたように) |
068 | シャルル | 「ったく、ルイは気が利かないなぁ」 |
069 | ルイ | 「え?あ?はいっ?」 |
070 | ラシェル | 「…あちらの部下さんも大変そうですね」 |
071 | リゼア | 「ま、どこもそんなもんっしょ」 |
072 | ラシェル | 「艦長も負けじ劣らじですけどね」 |
073 | リゼア | 「んぁ?なんか言ったか?ラシェ」 |
074 | ラシェル | 「いいえ。訓練の再開の通達に行ってきますよ、艦長」(肩をすくめて笑う) |
075 | リゼア | 「あいあい」(手をだるそうに振りながら) |
076 | リゼア | 「テメーらはあたしの船を沈めてーのか、バーローッ」(ウイスキーを並々と注ぎながら) |
077 | シャルル | 「ちょっと接近しただけだ」(口尖らせながら) |
078 | リゼア | 「ちょっとだぁ?ふざけんな、ちょっとが大事故なんだぞ。テメーらは自分の乗り物も満足に操縦できないのかスカポンタンがっ」 |
079 | ラシェル | 「艦長、客人にそんなに注いじゃ駄目ですよ」(シャルルの目の前に並々とウイスキーを注ぐ) |
080 | リゼア | 「船で酔うのも酒で酔うのも変わんないって。むしろ酒の方が誤魔化せるぞ」 |
081 | ルイ | 「シャルル中佐もあんまり飲み過ぎないでくださいよ…?」 |
082 | リゼア | 「まぁな、初日だし荒波にのまれて洗礼されたったので大目に見てやるけど…明日からはビシバシッ行くかんな。ほらグラス持て」 |
083 | ラシェル | 「…ルイ中尉もお飲みになられますか?」 |
084 | ルイ | 「あ、僕はお茶で…勤務中ですから」 |
085 | ラシェル | 「お、堅いですね」(笑いながらお茶を注ぐ) |
086 | ルイ | 「いつどこで敵機襲来するかわかりませんからね」 |
087 | リゼア | 「…言っておくけど、ここでは指揮権はあたし等の方だから、そこんとこ間違いなく」(ルイを指差しながら) |
088 | ラシェル | 「協力態勢が大事ですよ、艦長」 |
089 | リゼア | 「はっ」(足を投げ出してふんぞり返る) |
090 | ラシェル | 「…艦長に代わりまして私が挨拶させて頂きますね。此度は空海合同軍事訓練に参加有難うございます。現在、隣国とはこう着状態が続いており…」 |
091 | リゼア | 「だぁーー長いっっ!ラシェ、単刀直入結論から言うんだよ、こういうもんは。よく来た!お疲れッ!乾杯ッ」(ガッとグラスを取り、掲げる) |
092 | シャルル | 「乾杯っ」(リゼアのグラスとぶつけて乾杯し飲み始める) |
093 | ルイ | 「乾杯」 |
094 | ラシェル | 「乾杯ッ」(ルイとグラスを交わす) |
095 | シャルル | 「んくっ…んくっ…ぷはっ」(一気に飲み干す) |
096 | ルイ | 「ん…え?ちょっ!シャルル中佐!それ麦茶じゃないんですよッ!そんな一気に…」(顔真っ青にしながら) |
097 | リゼア | 「はぁ…いい飲みっぷりだなぁ、もういっちょいくか?」(バーボンの瓶傾ける) |
098 | ラシェル | 「あなたも大変そうですね、ルイ中尉」(苦笑しながら) |
099 | ルイ | 「あ、いや…まぁ」(チラチラとシャルルをの様子を窺う) |
100 | ラシェル | 「恵まれた上官だが、振り回される…」(リゼアを一瞬見て見てニヤッと笑う) |
101 | ルイ | 「まぁ…シャルル中佐のそういうところがほっておけないなって」 |
102 | ラシェル | 「同じだ。お互い気が合って、酒もはかどりそうですね…おっと、麦茶だったな」 |
103 | ルイ | 「でも大丈夫なんですか、指揮官がアルコール摂取して」 |
104 | ラシェル | 「こういう時は必然と指揮権が都合よく私に譲渡されるから…」(苦笑交じりに) |
105 | ルイ | 「なるほど…」 |
106 | リゼア | 「いいねぇいいねぇ、気に食わないと思ってたけど。なかなかイケる口じゃないか」 |
107 | シャルル | 「日頃空ばかり飛んでいる空軍をなめるなよ、海人」 |
108 | リゼア | 「常にフワフワ浮いて昇天気分ってか?相当やべーな空軍の連中は」 |
109 | シャルル | 「昼寝が仕事でいつもよだれ垂らしてる海軍の連中に言われたくないねっ」 |
110 | ラシェル | 「向こうは向こうで盛り上がってるみたいですね」 |
111 | ルイ | 「…ちょっとシャルルさん…」(心配そうに二人の様子を見てる) |
112 | リゼア | 「昼寝昼寝って人間の生理現象だかんら仕方ないだろぉ。ゆりかごのように気持ちよ〜く揺られるんだから」 |
113 | ラシェル | 「私は昼寝しませんけどね」 |
114 | シャルル | 「聞いたところによると寂れた漁村の出身とか言うだろ?通りでお前の手魚臭いわけだ」(酔っ払いニヤけながら) |
115 | ルイ | 「ちょっ…」(青ざめる) |
116 | リゼア | 「あ?」 |
117 | シャルル | 「漁師の娘は漁師の娘らしく魚獲ってればいいだろ?」(ヘラヘラ笑う) |
118 | ルイ | 「ななななな、何言ってるんですか!?シャルル中佐!」(慌ててシャルルの肩掴む) |
119 | リゼア | 「…今、なんつった?」(眉ピクリと動かしながら) |
120 | シャルル | 「魚釣ってろって言ったんだ。ひっく…」 |
121 | ルイ | 「シャルル中佐ッ!いい加減にしてくださいッ!リゼア少佐、大変申し訳ありませんッ!大変無礼な…」(机に額つけて謝る) |
122 | ラシェル | 「面白くなってきましたね」(ニコニコしながら) |
123 | リゼア | 「 あ た し に 魚 を 釣 っ て い ろ 。 …と?」(ニヤニヤ笑いながら) |
124 | シャルル | 「船のエンジン音で耳が聴こえなくなったかい?」 |
125 | リゼア | 「それが山に隠れるような引き籠りの田舎娘である、自称賢者様からの提言ですかい」 |
126 | シャルル | 「あ?」(笑顔が凍る) |
127 | リゼア | 「賢きロナンバルド。高い知能を持つ故に人との関わりを避け、ヒッキーしている集団引きこもり集団」 |
128 | ラシェル | 「お…艦長、それは言い過ぎですよ?」(自分とルイのグラスを安全なところに移動させる) |
129 | シャルル | 「…私の聞き間違いかな?賢すぎて考えていることが理解できないって?」 |
130 | リゼア | 「その尖がった耳は人間のと違って人語を理解できない構造になっているんだ?」 |
131 | ルイ | 「あ…ぁ…」(二人を交互に見ながら気まずそうに) |
132 | シャルル | 「言ってくれるな、魚人娘」 |
133 | リゼア | 「どうだか、引きこもり娘」 |
134 | シャルル | 「ッ!」(勢いよく立ち上がる) |
135 | ルイ | 「やめて下さいッ!シャルル中佐ッッ!!!!!」(シャルルを押し倒す) |
136 | シャルル | 「痛っ…ひっく…痛いぞ、ルイ。上官に手を…上げるとは…ひっく、何事だ?」(笑いを堪えているのを隠しながら) |
137 | ルイ | 「いい加減にされて下さい、シャルル中佐。これは個人間の問題ではなくて軍全体の問題になるんですからッここで暴力沙汰になったらただじゃすみませんよ」 |
138 | リゼア | 「くっ…」(顔逸らす) |
139 | ラシェル | 「艦長、こっち向かないで下さい。私まで釣られてしまいます」(リゼアの顔をルイたちの方へ向け直す) |
140 | ルイ | 「確かにシャルル中佐も馬鹿にされたかもしれませんが、手を上げられたら…悪いのは」 |
141 | シャルル | 「誰が暴力沙汰起こすの?ルイか?」 |
142 | ルイ | 「は?」 |
143 | リゼア | 「ぷふーーーーーーーーーーーーっ」(噴き出す) |
144 | ラシェル | 「艦長、今良い所ですから噴くと台無しですよ?」 |
145 | ルイ | 「…へ?…は?…え?」(三人の顔を目を丸くして見回す) |
146 | リゼア | 「だって…そこで奴の言葉は反則だろ?誰がって」(笑い涙浮かべながら) |
147 | シャルル | 「だろ?可愛い部下だよな?…ルイ、別に本気にしてないから。リゼアの悪口」 |
148 | ルイ | 「へ?え?…え?いや、え?意味が分からないです。シャルル中佐…え?」(小首を傾げ続ける) |
149 | シャルル | 「いや、リゼアがラシェルの自慢するから、こっちも部下自慢したくなって」 |
150 | ルイ | 「だって…」 |
151 | リゼア | 「とんだ茶番だったわけだ、ルイ中尉」 |
152 | ルイ | 「僕を……からかったんですか?からかう為だけにこんな大がかりな芝居を?」 |
153 | リゼア | 「いやぁ頭の回転が速いロナンバルドはやることなすこと違うね」 |
154 | シャルル | 「いや、リゼアの演技と理解能力にも敬意を評する…ひっく」(笑う) |
155 | ラシェル | 「いやぁ、怖いね。この上官たち。実に怖い」 |
156 | ルイ | 「だま…されたの?僕…」 |
157 | リゼア | 「あ、あたし口悪いけどさっきの本気で思ってるわけじゃないから」(思い出したように) |
158 | シャルル | 「…ホントのことだ。私だってきっかけがなければいつまでも引きこもっていた」 |
159 | リゼア | 「あ、傷ついてるだろ?冗談だって。別にロナンバルド馬鹿にしたりとか、本気で思ってるんじゃないって…」 |
160 | シャルル | 「あ、ちなみに私の友人もロナンバルドだが、村を一緒に飛び出してどっか行ってるからな」 |
161 | リゼア | 「どんだけアウトドアなんだよ。冗談とは言え、適当に言って悪かったな」 |
162 | シャルル | 「まぁよくこの芝居についてこれたよ、リゼア。海軍の力は伊達じゃないな」 |
163 | リゼア | 「荒波にもまれて逞しくなってるんだ、海の男と海の女は」 |
164 | シャルル | 「私は胸をもまれているがな…ひっく」 |
165 | ルイ | 「は…?ささささ、触ってないじゃないですかッ!」(慌てて飛び退く) |
166 | シャルル | 「肩掴まれる程度かと思いきや酔ってる勢いもあって押し倒されるとか…襲われるかと感じた」 |
167 | ラシェル | 「どんだけルイ君を信用していないんですか」(笑いながら) |
168 | シャルル | 「今朝の船酔い中もさりげなく背中を撫でるふりして下着を外してくるしな」(頬染める) |
169 | ルイ | 「あ、あああああれは事故ですよッ!?」(顔真っ赤にしてあわてふためく) |
170 | リゼア | 「意外とむっつりか、ルイ中尉は」 |
171 | シャルル | 「むっつりよりガッツリかもしれない」 |
172 | ルイ | 「ほ、本当に申し訳ありませんでした!シャルル中佐」 |
173 | シャルル | 「ほんとルイは騙されやすいな」 |
174 | ルイ | 「へ?」 |
175 | ラシェル | 「いい人だけど、戦場では命とりかもしれないですね」 |
176 | シャルル | 「私は下着なんかつけていないから、外せるはずがないのさ」 |
177 | リゼア | 「はぁ、常日頃から空飛んでるだけあるな。発想がぶっ飛んでる」 |
178 | シャルル | 「空飛んでいると色々と不都合な点があるのさ」 |
179 | ルイ | 「…シャルル中佐」(俯きがちに言う) |
180 | シャルル | 「ん?」 |
181 | ルイ | 「僕もう帰っていいですか?」(怒りによる泣き笑い) |
182 | ラシェル | 「ルイ中尉怒らせちゃいましたよ、シャルル中佐」 |
183 | シャルル | 「カメ君カメ君、確かに井戸よりは海って広いんだね」(少し声変えて) |
184 | シャルル | 「そう…」 |
185 | リゼア | 「そうだろう?海のすごさが伝わったかい?」(少し声変える) |
186 | シャルル | 「…ッ!?…こほん、でもやっぱり大したことないよ」(少し声変える) |
187 | リゼア | 「なんでだ?カエル君」(少し声変える) |
188 | シャルル | 「ボクはね、もっともっと広い、どこまでも終わりのない大空を知っているからね」(少し声変える) |
189 | リゼア | 「大海を教えたから、今度はカエル君が大空について教える番だ」(少し声変える) |
190 | ルイ | 「シャルルさんの独り劇にもついていけるんですか…」(驚き) |
191 | シャルル | 「コラ独り劇とか言わない。痛い子のように思われるだろ」 |
192 | リゼア | 「大丈夫安心しろ十二分に痛い子だから。他人様に反吐かけるし」 |
193 | シャルル | 「ああ、それはすまなかった」 |
194 | リゼア | 「臭うから洗濯行だぞ」 |
195 | シャルル | 「慣れない船だとどうにも、この揺られるので…気分が」 |
196 | ラシェル | 「あ…酔い止めいります?」 |
197 | リゼア | 「おい…頼むからこの部屋でだけは勘弁してくれよ?」 |
198 | シャルル | 「酒とこの揺らぎで吐き気…オボロロロロロロロr」(ぶちまける) |
199 | ルイ | 「ちょっ、シャルル中佐ッ!!!!!!!」 |
200 | リゼア | 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」(シャルルが吐くのを見て真っ青になる) |
作者のツブヤキ |
嗚呼、この台詞入れ損ねました。僕の綺麗なシャルル中佐が遠くなっていくー…。By ルイ 最初にまず土下座しておきます。申し訳ありませんでしたッ! 何でこんな反吐まみれなお話書いてんの私っ!現実逃避にもほどがあるんじゃないかなって。 間違いなく良作を汚す、黒歴史です。され空シリーズ。声劇台本置き場の中でも看板シリーズ作品ですよね、完結しているし。 以前から海軍との合同演習でケンカするお話は書きたかったんですよ。そして結末もここで終わらず、翌日の重要な出来事もあるはずでした。 ぶっちゃけます、これを書いているのが夜中で、正直に眠いからここで書くのを辞めました。 ええ、そんな理由でですよ。本当に。眠いです。 正直最後の方グダグダになってきたのは眠いせいが89%あります。ごめんなさい。 知人がされそらシリーズのボイスドラマを制作しており、それを視聴したら妙に創りたくなって書いちゃいました。反省 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |