されど空の深さを知る -大海を知れ-

されど空の深さを知る -大海を知れ-

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:2
総セリフ数 200
製作日 2012/4/18〜2012/4/18
概要説明  前線基地に配属前に犬猿の仲である海軍との会場合同訓練開始。
空にいる時間が長かったためかどうにも海は船酔いをしてしまうシャルル。
美しいけど、内容は美しい話っぽさのかけらも微塵もないというね。閲覧注意!!!
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
シャルル 57 蒼き瞳の賢き民、少数民族のロナンバルド。空軍に所属し、中佐クラス
ルイ 47 シャルルの直属の部下。士官学校では首席だったこともあった。真面目な性格でシャルルを支える。シャルルのよき理解者。
リゼア 61 漁村出身の元は漁師娘。海軍に所属し、少佐クラス。現在、巡洋艦ジノディアースの艦長を務めている。男勝りで腕っぷしが強い
ラシェル 34 リゼアの最も信頼している部下で、副官の一人。リゼアをサポートする優秀な部下。






【ロアナ海上区域 巡洋艦ジノディアース甲板】(海戦の想定をした海軍空軍の合同海上演習のため、戦闘機配備し、訓練中 シャルル青白い顔しながら甲板の柵に寄りかかって海を眺める)

001 シャルル 「カエル君カエル君、どうだい?これが大海というやつだよ」(少し声色かえて)
002 シャルル 「カメ君カメ君、これが君の言っていた大海というやつかい」
003 シャルル 「どうだい?広いだろ?驚いただろ?君のいるちっぽけな世界とは違うのだよ」(少し声色かえて)
004 シャルル 「そうかい?カメ君。僕には大して変わらないように思えるよ。うぷっ…それより波があって暮らし難い所だね」
005 リゼア 「…っおい!黄昏てる暇あるんならその軍服引っぺがして海に突き落とすぞ」
006 ルイ 「シャルル中佐、何しているんですか…」
007 シャルル 「嗚呼、空が恋しい」
008 ルイ 「何言っているんですか。空ならそこに広がっているじゃないですか」
009 リゼア 「どこまでも続くこの青い海!それを映すような背景の空」
010 シャルル 「…ゆ−らゆーら他人様を揺らして酔わせるこんな箱船に乗ってて何が楽しいんですかって」
011 リゼア 「あ?何?あたしの船にいちゃもんつける?つけちゃうの?」
012 ルイ 「ちょっとシャルルさん…」
013 シャルル 「…ああ、つけるさ、つけるとも。この乗り心地の悪さ。反吐が…うぷっオボロロロロロロr…」(吐く)(
014 ルイ 「わわわっシャルル中佐、大丈夫ですかっ」
015 リゼア 「あんた、海汚すんじゃないよっ」
016 シャルル 「うぅ…大丈夫。魚の餌になるから」
017 リゼア 「あんたの晩飯、その魚釣って食卓に並べてやろうか」
018 ルイ 「船酔いしてたならしたって言ってくださいよ…今酔い止めの薬貰ってきますから」
019 シャルル 「こんなん平気…うっ、オボロロロロロロロロr…」(再び吐く
020 ルイ 「どこが平気なんですかッ」
021 リゼア 「ちょっ…あたしの船にかけないでよっ!もっと身を乗り出して遠くで吐いてよっ、かかってる!引っかかってる!舷(げん)にかかってるから!」
022 シャルル 「うぇ…」
023 ルイ 「あぁもうっ!シャルル中佐…」(シャルルの背中さする)
024 ラシェル 「酔い止めの薬を持ってきましたよ」(船室のドアを開けて現れる)
025 リゼア 「渡さなくていい、ラシェ」
026 ラシェル 「え?」
027 リゼア 「なんだい?このへっぽこ空軍は。本当に軍人かい」
028 シャルル 「失敬なっ!うっ」
029 リゼア 「確かにちょっと波は高いかもしれないけど、これっぽっちも耐えられないなんて。これだからフワフワ浮いている空軍は…」(バカにしたように)
030 シャルル 「ふんっ、ゆらゆら波に揺られて普段昼寝しかしていないお昼寝集団に言われたくな…オボォッ」(噴射)
031 リゼア 「ちょっ!服に何かけっ…こ、殺されたいのかックソッ!」(慌てて避け、顔真っ赤にしながら)
032 ラシェル 「これ、薬ですから。それと水」(ルイに薬と水の入ったコップ渡す)
033 ルイ 「ああ、すみません。いやほんと色々すみません…」(ハンカチでシャルルの口元拭いながら水を飲ます)
034 リゼア 「ったく、ふ、ふざけやがってっ!」
035 ラシェル 「まぁまぁ、艦長。戦闘機ばっかりだとこうも揺れないでしょうから」
036 リゼア 「軟弱っ、たかがこの程度で」
037 シャルル 「ふん、お前ら海軍だって戦闘機に乗せたらすぐ墜落するか、耳痛〜いって、ひぃひぃ泣くのが関の山だぞ」(青白い顔のままニヤッと笑う)
038 ラシェル 「何度か経験していますが、どうにもあの気圧が変わって鼓膜がおかしくなるのは慣れませんね」
039 リゼア 「空軍の連中にこの船操縦させたら数分持たずに沈没するわねッ」
040 ルイ 「潜水艦ですかッ!?」
041 ラシェル 「沈没しませんけどね…」
042 リゼア 「ラシェ、だってあの女、あたしらが戦闘機墜落させるって言うんだぜ?」
043 ラシェル 「まぁ、間違いなく艦長はもれなく墜落させると思います」
044 リゼア 「ちょっ、え?フォローは?ラシェ」
045 ラシェル 「艦長、機械音痴ですもの。意外と戦闘機の操縦って難しいんですよ?」
046 リゼア 「あんなのレバーぐいーって引いてブーンって飛ぶんだろ?できるできる!」
047 ラシェル 「操縦桿ですね…バランスなど取ったり風を計算したりと厄介なんですよ」
048 ルイ 「なんだか詳しそうですね」
049 ラシェル 「あ、えぇ…いやまぁ、以前、航空部隊に所属していたことがありましてね」
050 リゼア 「というか、訓練に参加せずにあんた何しに来てんだよ」
051 シャルル 「海を見に来てやった!」
052 リゼア 「えばるなっ」
053 ルイ 「海戦を想定した非常事態時の手順確認や訓練です」
054 シャルル 「まぁ頼まれたからやってあげてもいいぞって」
055 リゼア 「何様っ!?」
056 シャルル 「船に頼らずとも戦闘機さえあれば、いくらでも戦えるからなっ」
057 ルイ 「シャルル中佐、恐れながらそれは自惚れというものです。海洋に強いのは海軍だということはシャルル中佐もご存じなはず」
058 シャルル 「む…」
059 ルイ 「船酔いを起こさず、任務をできる。船員は肉体的に強化されているんですよ一戦闘員の攻撃力が高いんですよ、きっと」
060 リゼア 「いや…別にそんなことはないけど…」
061 ラシェル 「まぁ適材適所ってものがありますからな」
062 リゼア 「陸軍より勝るけど」
063 シャルル 「陸軍より優れてるけど」
064 ルイ 「…そこだけは共通見解なんですね。どれだけ陸軍を目の敵にしてるんですか…」
065 リゼア 「まぁとにかく、そろそろ元気になったようだからスクランブル発進の演習を行うぞ」
066 シャルル 「仕方ない…業にはいったら業に従えだ、ルイ。準備するぞ」
067 ルイ 「準備はできています…指示待ちです」(呆れたように)
068 シャルル 「ったく、ルイは気が利かないなぁ」
069 ルイ 「え?あ?はいっ?」
070 ラシェル 「…あちらの部下さんも大変そうですね」
071 リゼア 「ま、どこもそんなもんっしょ」
072 ラシェル 「艦長も負けじ劣らじですけどね」
073 リゼア 「んぁ?なんか言ったか?ラシェ」
074 ラシェル 「いいえ。訓練の再開の通達に行ってきますよ、艦長」(肩をすくめて笑う)
075 リゼア 「あいあい」(手をだるそうに振りながら)



【夜 巡洋艦ジノディアース 艦長室】(反省会を兼ねた酒席 ワインやウイスキーなど酒瓶をテーブルに並べたてる)

076 リゼア 「テメーらはあたしの船を沈めてーのか、バーローッ」(ウイスキーを並々と注ぎながら)
077 シャルル 「ちょっと接近しただけだ」(口尖らせながら)
078 リゼア 「ちょっとだぁ?ふざけんな、ちょっとが大事故なんだぞ。テメーらは自分の乗り物も満足に操縦できないのかスカポンタンがっ」
079 ラシェル 「艦長、客人にそんなに注いじゃ駄目ですよ」(シャルルの目の前に並々とウイスキーを注ぐ)
080 リゼア 「船で酔うのも酒で酔うのも変わんないって。むしろ酒の方が誤魔化せるぞ」
081 ルイ 「シャルル中佐もあんまり飲み過ぎないでくださいよ…?」
082 リゼア 「まぁな、初日だし荒波にのまれて洗礼されたったので大目に見てやるけど…明日からはビシバシッ行くかんな。ほらグラス持て」
083 ラシェル 「…ルイ中尉もお飲みになられますか?」
084 ルイ 「あ、僕はお茶で…勤務中ですから」
085 ラシェル 「お、堅いですね」(笑いながらお茶を注ぐ)
086 ルイ 「いつどこで敵機襲来するかわかりませんからね」
087 リゼア 「…言っておくけど、ここでは指揮権はあたし等の方だから、そこんとこ間違いなく」(ルイを指差しながら)
088 ラシェル 「協力態勢が大事ですよ、艦長」
089 リゼア 「はっ」(足を投げ出してふんぞり返る)
090 ラシェル 「…艦長に代わりまして私が挨拶させて頂きますね。此度は空海合同軍事訓練に参加有難うございます。現在、隣国とはこう着状態が続いており…」
091 リゼア 「だぁーー長いっっ!ラシェ、単刀直入結論から言うんだよ、こういうもんは。よく来た!お疲れッ!乾杯ッ」(ガッとグラスを取り、掲げる)
092 シャルル 「乾杯っ」(リゼアのグラスとぶつけて乾杯し飲み始める)
093 ルイ 「乾杯」
094 ラシェル 「乾杯ッ」(ルイとグラスを交わす)
095 シャルル 「んくっ…んくっ…ぷはっ」(一気に飲み干す)
096 ルイ 「ん…え?ちょっ!シャルル中佐!それ麦茶じゃないんですよッ!そんな一気に…」(顔真っ青にしながら)
097 リゼア 「はぁ…いい飲みっぷりだなぁ、もういっちょいくか?」(バーボンの瓶傾ける)
098 ラシェル 「あなたも大変そうですね、ルイ中尉」(苦笑しながら)
099 ルイ 「あ、いや…まぁ」(チラチラとシャルルをの様子を窺う)
100 ラシェル 「恵まれた上官だが、振り回される…」(リゼアを一瞬見て見てニヤッと笑う)
101 ルイ 「まぁ…シャルル中佐のそういうところがほっておけないなって」
102 ラシェル 「同じだ。お互い気が合って、酒もはかどりそうですね…おっと、麦茶だったな」
103 ルイ 「でも大丈夫なんですか、指揮官がアルコール摂取して」
104 ラシェル 「こういう時は必然と指揮権が都合よく私に譲渡されるから…」(苦笑交じりに)
105 ルイ 「なるほど…」
106 リゼア 「いいねぇいいねぇ、気に食わないと思ってたけど。なかなかイケる口じゃないか」
107 シャルル 「日頃空ばかり飛んでいる空軍をなめるなよ、海人」
108 リゼア 「常にフワフワ浮いて昇天気分ってか?相当やべーな空軍の連中は」
109 シャルル 「昼寝が仕事でいつもよだれ垂らしてる海軍の連中に言われたくないねっ」
110 ラシェル 「向こうは向こうで盛り上がってるみたいですね」
111 ルイ 「…ちょっとシャルルさん…」(心配そうに二人の様子を見てる)
112 リゼア 「昼寝昼寝って人間の生理現象だかんら仕方ないだろぉ。ゆりかごのように気持ちよ〜く揺られるんだから」
113 ラシェル 「私は昼寝しませんけどね」
114 シャルル 「聞いたところによると寂れた漁村の出身とか言うだろ?通りでお前の手魚臭いわけだ」(酔っ払いニヤけながら)
115 ルイ 「ちょっ…」(青ざめる)
116 リゼア 「あ?」
117 シャルル 「漁師の娘は漁師の娘らしく魚獲ってればいいだろ?」(ヘラヘラ笑う)
118 ルイ 「ななななな、何言ってるんですか!?シャルル中佐!」(慌ててシャルルの肩掴む)
119 リゼア 「…今、なんつった?」(眉ピクリと動かしながら)
120 シャルル 「魚釣ってろって言ったんだ。ひっく…」
121 ルイ 「シャルル中佐ッ!いい加減にしてくださいッ!リゼア少佐、大変申し訳ありませんッ!大変無礼な…」(机に額つけて謝る)
122 ラシェル 「面白くなってきましたね」(ニコニコしながら)
123 リゼア 「 あ た し に 魚 を 釣 っ て い ろ 。 …と?」(ニヤニヤ笑いながら)
124 シャルル 「船のエンジン音で耳が聴こえなくなったかい?」
125 リゼア 「それが山に隠れるような引き籠りの田舎娘である、自称賢者様からの提言ですかい」
126 シャルル 「あ?」(笑顔が凍る)
127 リゼア 「賢きロナンバルド。高い知能を持つ故に人との関わりを避け、ヒッキーしている集団引きこもり集団」
128 ラシェル 「お…艦長、それは言い過ぎですよ?」(自分とルイのグラスを安全なところに移動させる)
129 シャルル 「…私の聞き間違いかな?賢すぎて考えていることが理解できないって?」
130 リゼア 「その尖がった耳は人間のと違って人語を理解できない構造になっているんだ?」
131 ルイ 「あ…ぁ…」(二人を交互に見ながら気まずそうに)
132 シャルル 「言ってくれるな、魚人娘」
133 リゼア 「どうだか、引きこもり娘」
134 シャルル 「ッ!」(勢いよく立ち上がる)
135 ルイ 「やめて下さいッ!シャルル中佐ッッ!!!!!」(シャルルを押し倒す)
136 シャルル 「痛っ…ひっく…痛いぞ、ルイ。上官に手を…上げるとは…ひっく、何事だ?」(笑いを堪えているのを隠しながら)
137 ルイ 「いい加減にされて下さい、シャルル中佐。これは個人間の問題ではなくて軍全体の問題になるんですからッここで暴力沙汰になったらただじゃすみませんよ」
138 リゼア 「くっ…」(顔逸らす)
139 ラシェル 「艦長、こっち向かないで下さい。私まで釣られてしまいます」(リゼアの顔をルイたちの方へ向け直す)
140 ルイ 「確かにシャルル中佐も馬鹿にされたかもしれませんが、手を上げられたら…悪いのは」
141 シャルル 「誰が暴力沙汰起こすの?ルイか?」
142 ルイ 「は?」
143 リゼア 「ぷふーーーーーーーーーーーーっ」(噴き出す)
144 ラシェル 「艦長、今良い所ですから噴くと台無しですよ?」
145 ルイ 「…へ?…は?…え?」(三人の顔を目を丸くして見回す)
146 リゼア 「だって…そこで奴の言葉は反則だろ?誰がって」(笑い涙浮かべながら)
147 シャルル 「だろ?可愛い部下だよな?…ルイ、別に本気にしてないから。リゼアの悪口」
148 ルイ 「へ?え?…え?いや、え?意味が分からないです。シャルル中佐…え?」(小首を傾げ続ける)
149 シャルル 「いや、リゼアがラシェルの自慢するから、こっちも部下自慢したくなって」
150 ルイ 「だって…」
151 リゼア 「とんだ茶番だったわけだ、ルイ中尉」
152 ルイ 「僕を……からかったんですか?からかう為だけにこんな大がかりな芝居を?」
153 リゼア 「いやぁ頭の回転が速いロナンバルドはやることなすこと違うね」
154 シャルル 「いや、リゼアの演技と理解能力にも敬意を評する…ひっく」(笑う)
155 ラシェル 「いやぁ、怖いね。この上官たち。実に怖い」
156 ルイ 「だま…されたの?僕…」
157 リゼア 「あ、あたし口悪いけどさっきの本気で思ってるわけじゃないから」(思い出したように)
158 シャルル 「…ホントのことだ。私だってきっかけがなければいつまでも引きこもっていた」
159 リゼア 「あ、傷ついてるだろ?冗談だって。別にロナンバルド馬鹿にしたりとか、本気で思ってるんじゃないって…」
160 シャルル 「あ、ちなみに私の友人もロナンバルドだが、村を一緒に飛び出してどっか行ってるからな」
161 リゼア 「どんだけアウトドアなんだよ。冗談とは言え、適当に言って悪かったな」
162 シャルル 「まぁよくこの芝居についてこれたよ、リゼア。海軍の力は伊達じゃないな」
163 リゼア 「荒波にもまれて逞しくなってるんだ、海の男と海の女は」
164 シャルル 「私は胸をもまれているがな…ひっく」
165 ルイ 「は…?ささささ、触ってないじゃないですかッ!」(慌てて飛び退く)
166 シャルル 「肩掴まれる程度かと思いきや酔ってる勢いもあって押し倒されるとか…襲われるかと感じた」
167 ラシェル 「どんだけルイ君を信用していないんですか」(笑いながら)
168 シャルル 「今朝の船酔い中もさりげなく背中を撫でるふりして下着を外してくるしな」(頬染める)
169 ルイ 「あ、あああああれは事故ですよッ!?」(顔真っ赤にしてあわてふためく)
170 リゼア 「意外とむっつりか、ルイ中尉は」
171 シャルル 「むっつりよりガッツリかもしれない」
172 ルイ 「ほ、本当に申し訳ありませんでした!シャルル中佐」
173 シャルル 「ほんとルイは騙されやすいな」
174 ルイ 「へ?」
175 ラシェル 「いい人だけど、戦場では命とりかもしれないですね」
176 シャルル 「私は下着なんかつけていないから、外せるはずがないのさ」
177 リゼア 「はぁ、常日頃から空飛んでるだけあるな。発想がぶっ飛んでる」
178 シャルル 「空飛んでいると色々と不都合な点があるのさ」
179 ルイ 「…シャルル中佐」(俯きがちに言う)
180 シャルル 「ん?」
181 ルイ 「僕もう帰っていいですか?」(怒りによる泣き笑い)
182 ラシェル 「ルイ中尉怒らせちゃいましたよ、シャルル中佐」
183 シャルル 「カメ君カメ君、確かに井戸よりは海って広いんだね」(少し声変えて)
184 シャルル 「そう…」
185 リゼア 「そうだろう?海のすごさが伝わったかい?」(少し声変える)
186 シャルル 「…ッ!?…こほん、でもやっぱり大したことないよ」(少し声変える)
187 リゼア 「なんでだ?カエル君」(少し声変える)
188 シャルル 「ボクはね、もっともっと広い、どこまでも終わりのない大空を知っているからね」(少し声変える)
189 リゼア 「大海を教えたから、今度はカエル君が大空について教える番だ」(少し声変える)
190 ルイ 「シャルルさんの独り劇にもついていけるんですか…」(驚き)
191 シャルル 「コラ独り劇とか言わない。痛い子のように思われるだろ」
192 リゼア 「大丈夫安心しろ十二分に痛い子だから。他人様に反吐かけるし」
193 シャルル 「ああ、それはすまなかった」
194 リゼア 「臭うから洗濯行だぞ」
195 シャルル 「慣れない船だとどうにも、この揺られるので…気分が」
196 ラシェル 「あ…酔い止めいります?」
197 リゼア 「おい…頼むからこの部屋でだけは勘弁してくれよ?」
198 シャルル 「酒とこの揺らぎで吐き気…オボロロロロロロロr」(ぶちまける)
199 ルイ 「ちょっ、シャルル中佐ッ!!!!!!!」
200 リゼア 「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ」(シャルルが吐くのを見て真っ青になる)






作者のツブヤキ
 嗚呼、この台詞入れ損ねました。僕の綺麗なシャルル中佐が遠くなっていくー…。By ルイ
最初にまず土下座しておきます。申し訳ありませんでしたッ!
何でこんな反吐まみれなお話書いてんの私っ!現実逃避にもほどがあるんじゃないかなって。
間違いなく良作を汚す、黒歴史です。され空シリーズ。声劇台本置き場の中でも看板シリーズ作品ですよね、完結しているし。
以前から海軍との合同演習でケンカするお話は書きたかったんですよ。そして結末もここで終わらず、翌日の重要な出来事もあるはずでした。
ぶっちゃけます、これを書いているのが夜中で、正直に眠いからここで書くのを辞めました。
ええ、そんな理由でですよ。本当に。眠いです。
正直最後の方グダグダになってきたのは眠いせいが89%あります。ごめんなさい。
知人がされそらシリーズのボイスドラマを制作しており、それを視聴したら妙に創りたくなって書いちゃいました。反省

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