湯けむり温泉旅路-華湯露天風呂宿-

湯けむり温泉旅路-華湯露天風呂宿-

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2
総セリフ数 160
製作日 2012/4/12〜2012/4/19
概要説明  温泉に入って気分もリフレッシュ!
当日急遽そうだ温泉に以降と思い立って行動した二人だったが…。
不注意から途中で警察に捕まってしまい…予定が狂ってしまう。色々と。
温泉で嫌なことも何もかも溶かしてしまえっ!
利用にあたって 利用規約
目安時間 12分半程度   【〜20分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
狭間 一矢
(はざま かずや)
80 カズヤァ。アーッ!!なんでもかんでも気が付いたら下ネタに持っていこうとする
城谷 正弘
(しろたに まさひろ)
80 一矢と比べたら常識人。道からそれていく一矢の補正係。






【ホテルフロント】(受付を済ませ、部屋へと向かう)

001 一矢 「あそこでポリが張っているとは思わなかった…」
002 正弘 「しゃーなかったって」
003 一矢 「ナビに謀られた…なんだ、俺悪いことした?」
004 正弘 「一時不停止」
005 一矢 「標識見えなかったんだよ…」
006 正弘 「まぁ、気付かなかった見えなかったで済まされないことあるからねェ」
007 一矢 「別に早くも近くもないというかむしろ入り組んでて時間もかかるような道を案内されて捕まるって…」
008 正弘 「高くついたねェ…」
009 一矢 「ガソリン代高騰しているのに辛いぜ…」
010 正弘 「点数2点の罰金7000円だっけ」
011 一矢 「そう!頭おかしいのかって!先月の俺のバイト代全額だぞ?罰金って…一生懸命貯めたお金が…」
012 正弘 「薄給のバイトが悪い」
013 一矢 「ない時間割いて必死に働いた金が年金と交通違反の罰金ってどんだけ国に還元、搾取されてんの…」
014 正弘 「まぁ、あれだ人生二つに分けられるんだよ。搾取される人間と搾取する人間」
015 一矢 「くそぉ…」
016 正弘 「まぁまぁ、仕方なかったって」
017 一矢 「ようやく靴とか服買えると思ってたのに買うお金全部持ってかれたからボロ靴ボロ服のままじゃないか」
018 正弘 「それはホントドンマイ」
019 一矢 「リラックスしに行こうと思ったのに何この仕打ち」
020 正弘 「まぁ、僕もパトカーに追跡された時は驚いたね」
021 一矢 「突然ヘッドライトつけて赤色灯回転させて襲ってくるんだもんな」
022 正弘 「シートベルトしてるし、後部座席の僕もつけてたし、携帯電話の操作もしてなかったしね」
023 一矢 「職質かと思ったのに」
024 正弘 「顔で」
025 一矢 「まぁグラサンかけてたから」
026 正弘 「かけてなかったら捕まらなかったかも」
027 一矢 「なんだよそれ…。しかし、一時不停止って盲点だった。全く気付かなかった」
028 正弘 「まぁまぁ、温泉に入って嫌な事ぱぁっと忘れようぜ」
029 一矢 「へいへい…」
030 正弘 「6階だってさ。6階の615号室」
031 一矢 「7階浴場なんだろ?客室の中では最上階?」
032 正弘 「自宅もマンションの6階だからここでも6階だと代わり映えしないなぁ」
033 一矢 「ホテルの6階だと景色とか雰囲気が違うだろ」
034 正弘 「今回は洋室で予約したから…」
035 一矢 「うぉすげぇ…入口は和室なのに入った瞬間にデーンッとベッドがあるって。ビジネスホテルの一室みたいなイメージしてた」
036 正弘 「小さな和室もあるんだね」
037 一矢 「いや、温泉のホテルってビジネスホテルじゃないと全部和室!みたいなイメージだったけど…この洋室ってお洒落だな」
038 正弘 「いいねぇ…これはこれで風情あるというか」
039 一矢 「…さて、ベッドにうっとりしている場合じゃなかった。さっさとお風呂入ってくるか!」
040 正弘 「7階の浴場から攻めていくか」
041 一矢 「非常階段すぐそばだしな」



【7階浴場 男湯】(貸切状態)

042 正弘 「全然人いない…」
043 一矢 「そら平日だし、まだ時間もちょっと早いからなー」
044 正弘 「大浴場を貸切状態ってのもいいね」
045 一矢 「泳ぎたくなるな。おっしゃー」
046 正弘 「いるいる、大浴場に来ると泳ぎ出す奴…はぁぁただのお風呂と違って温泉はやっぱり違うなぁ」
047 一矢 「うぉっ浮かねぇ…イタタタタッ足の甲こすった。あれじゃね?泳ぐのには浅いんじゃね?」
048 正弘 「おかしいなぁ、ここって塩系の温泉だったと思うけど。塩なら浮くんじゃない」
049 一矢 「なら正弘も浮いてみ?沈むから」
050 正弘 「ふん…」(気合を入れる)
051 一矢 「おおおおお…水中を浮くどころか、水上を浮き始め……るわけないだろっ」(腹部チョップ)
052 正弘 「ガポォッ…ちょっ溺れる!溺れる!」
053 一矢 「案外、天然温泉じゃなかったりな。沸かしだきってやつ?」
054 正弘 「あったあった、一時期温泉の素使ってましたーって事件な」
055 一矢 「温泉Gメンになって温泉の水質調査しちゃう?」
056 正弘 「突然ガパァってアタッシュケース開いて実験道具とか試験管とか出すんでしょ?温泉Gメンって」
057 一矢 「俺の試験管もバッチリだぜ☆」(タオルを勢いよく取って)
058 正弘 「何がバッチリなんだよ…そのまま違反切符だけじゃなく露出で逮捕されればよかったのに」
059 一矢 「…もし、あの時点で下半身露出した状態で運転していたら逮捕だったのかな」
060 正弘 「そりゃそうでしょ、わいせつ物陳列罪」
061 一矢 「迷惑かけてないぞ?」
062 正弘 「多くの人から見える可能性があったことや、多分取り締まった警官が見てしまうから警官が被害者だって言うんじゃないかな?」
063 一矢 「そんなこと言われたら、俺もう家やトイレ以外でパンツとか脱げないじゃないか」
064 正弘 「変態かっ」
065 一矢 「違うっ!いや、仮に変態だとしても、変態という名の紳士だっ!」
066 正弘 「あぁそう…風呂でも目の前で見せられると不快だから前隠してくれないかな」(白い眼差し)
067 一矢 「…それよりこいつをどう思うかい」
068 正弘 「すごく…気持ち悪いです。早くしまえっての!」(頭はたく)
069 一矢 「しまう…それはお前の穴にってことか?」
070 正弘 「失せろっ掘り師!」(頭はたく)
071 一矢 「ホイホイ…がぱっ!ばっ…鼻っ鼻に水っ!お、おぼぉっ」(正弘に沈められる)
072 正弘 「男とそういうのやるケはないからっ」
073 一矢 「ネタだって…」
074 正弘 「一矢ならノリでやりかねないから…」
075 一矢 「俺ってどう思われてるんだ…」
076 正弘 「カズヤ…アッーーーー」
077 一矢 「おま…世界中のカズヤを敵に回したぞ、今」
078 正弘 「あ、サウナだっ。入ろう入ろう」
079 一矢 「誤魔化しやがった…」
080 正弘 「サウナって、手っ取り早く痩せられる健康に良いってイメージあるよね」
081 一矢 「新陳代謝をよくするどーたらこうたら、悪いものを出すとかって…ハッ!…膿がたまってるから出してあげなきゃっ」
082 正弘 「何でもかんでも下ネタに持っていこうとするなっ」
083 一矢 「あたっ…サウナでは暴れると酸素が枯渇するって…」
084 正弘 「ならボケるな」
085 一矢 「く…これぐらいハッチャけないと女の子寄ってこないぞ、正弘」
086 正弘 「ドン引かれて離れられている奴が何を言うか」



【夕食会場】(個室へ案内される)

087 一矢 「ふぅ…いい汗かいたっ」
088 正弘 「お前は叩いてもいい人間…?」
089 一矢 「激しかったから沢山汗かいちゃったぜ☆」
090 正弘 「あのね…彼女連れの男ならまだしも男二人の場合、その発言どう聞いても公共の場で発言する台詞じゃないと思うんだ?」
091 一矢 「サウナで10分は余裕だったな」
092 正弘 「急に真面目路線に補正されるとどう反応していいか分からないけど…」
093 一矢 「いやぁ…3年前も来たけど、その時の料理は凄かったんだよ。何とか牛のしゃぶしゃぶが美味くてさ…ハッ!ノーパンしゃぶしゃ…」
094 正弘 「しゃぶしゃぶネタでノーパン出すのはいい加減にしろっ」
095 一矢 「正弘、浴衣の下は本来何もつけないが、パンツくらいは穿いた方がいいぞ。残念なことに女子も伝統を無視して穿いている」(真顔)
096 正弘 「柄パン脱がせて頭に被せて帯で縛って転がして欲しい?」
097 一矢 「あ、新手のプレイ…?」(口開きワナワナ震える)
098 正弘 「駄目だ…目覚めさせてはいけないものを呼び覚まさせてしまう気がする」
099 一矢 「お…山菜メインだ。お洒落だけどこれじゃ物足りないだろ…。料理の質は前の方が良かったなぁ」
100 正弘 「まだ揚げ物とか出るんじゃないかな」
101 一矢 「こんなにもう並んで揃ってるのに?追加はないっしょ」
102 正弘 「刺身の盛り合わせ、茶碗蒸し、そば…おしんこに山菜釜飯、海鮮鍋焼き、食前酒にイチゴワインか」
103 一矢 「すーくーなーいーっ」(箸とスプーン両手に握りながら)
104 正弘 「駄々っ子か…頂きます」
105 一矢 「…いただきます。こんなもんで俺様の舌を満ぞ…(゚д゚)ンマー」
106 正弘 「大げ…(゚д゚)ウマー」
107 一矢 「山菜好きだけど、小鉢集団馬鹿にしてた。謝る。俺謝るよ、(゚д゚)ンマー」
108 正弘 「あの美味しかった肉は出てこないけど、これはこれで。料理の質は相変わらずいい気がする、このホテル」
109 一矢 「値段が手頃で…おい…天ぷらと牛タンシチュー煮込みのご到着…お吸い物まで…うひゃー」
110 正弘 「歓喜だね。デザートは苺と一口チーズケーキね」
111 一矢 「ま、ま、満足ッ一食満足ッ!イッチョオドッテヤルゼボグゥゥゥゥゥゥ」
112 正弘 「従業員読んでつまみ出してもらおうか?」(にこっ)
113 一矢 「…調子に乗り過ぎました」



【通路→露天風呂】(露天風呂へと向かう)

114 正弘 「結構美味しかったね」
115 一矢 「いがったいがった、あぁえがったよぉ!えがったさぁ」
116 正弘 「どこの人…」
117 一矢 「…というわけで、1階を制圧しに参りました」
118 正弘 「まさかの種明かし。7階は温泉じゃないとかって…。どんだけ騙されたんだよ、僕」
119 一矢 「『はぁぁただのお風呂と違って温泉はやっぱり違うなぁ』…だって。ぷぷっ」(大浴場での正弘のセリフの物真似)
120 正弘 「う、うるさいよ!今度こそ、温泉なんだからさっ」
121 一矢 「やっぱ温泉は露天風呂じゃなきゃなっ」
122 正弘 「一矢ッ!そっちは女湯!なに堂々と入ろうとしてんだよ」(引き止める)
123 一矢 「いや…だって、ねぇ?」
124 正弘 「いや罰金程度じゃ済まなくなるよ?ホントに。シャレならないからね?」
125 一矢 「いやさ…何この待遇の違い。左はガラガラって引き戸で、右は非常口的なところにのれんって…どう見ても『出口です』じゃん…」
126 正弘 「まぁ…手抜き感は否めないけど…」
127 一矢 「どう見ても差別だよな?」
128 正弘 「明日の朝には逆転するんだから文句言わない」
129 一矢 「ぜってー露天風呂もドラム缶とか手抜きなんだぜ…」
130 正弘 「どんな手抜きだよッ!?そんなホテル人来なくなるでしょ」
131 一矢 「だって…アーーー、脱衣所が野外…だとっ!?…エロイな」
132 正弘 「へぇ…初めて見た。脱衣所の建物があってそこから行くんじゃなくてロッカーとお風呂が併設されてるって」
133 一矢 「よく盗撮ものだとこういうのにカメラあるんだろうな」
134 正弘 「ポーズとるなっ」
135 一矢 「やべっ、ネット配信されちゃうかも」
136 正弘 「誰得だよ…」
137 一矢 「いつか、盗撮ものの温泉施設の場所を探し当てるのが俺の夢!」
138 正弘 「微妙な夢だな…」
139 一矢 「うわっ広ッ温泉広ッ」
140 正弘 「趣(おもむき)ある露天風呂だね」
141 一矢 「いやっほぉおおおおおおお。泳げる!こっちは泳げる」
142 正弘 「はしゃぎ過ぎ」
143 一矢 「うぉ…風呂の底の床がヌメヌメする…ぬるぬる?これが温泉効果ってやつか?」
144 正弘 「…コケみたいな感じかもね、そこの溢れて流れているところも常に流れているからそうなってるし」
145 一矢 「なんか、ぬるぬるヌメヌメ…いやらしいな。エロい」
146 正弘 「そろそろその何でも下ネタに持っていくのやめなよ…」
147 一矢 「女子の前でヌルヌル…って呟いてみろよっ…さっと青ざめるか、頬をピンクに染めるぞ」
148 正弘 「お前の頭の中がピンクに染まると思う」
149 一矢 「…それにしてもやっぱ温泉はいいなぁ。露天風呂は特に!あの竹の塀がまたロマン出している」
150 正弘 「向こうに露天風呂があるって?」
151 一矢 「女湯があると考えただけでご飯三杯は軽く…ねーな。おかずないと白米で食う気は出ないな」
152 正弘 「別意味のおかずって意味でご飯三杯いけるって意味じゃないの?」
153 一矢 「あぁっ!そういうおかずかっ!今のパンチラは今夜のおかずだ、げっへっへっへとかって言うのは」
154 正弘 「そんなこと言うのお前だけだと思う」
155 一矢 「たまにはリフレッシュしないとなー」
156 正弘 「血行よくすることで集中力上がるらしいしね」
157 一矢 「…毎日温泉はいれる奴、美容にいいだけじゃなく、頭もよくなれるのかッ!」
158 正弘 「いや、頭良くなるか分からないけど…」
159 一矢 「畜生ーッまた温泉旅行企画すっぞ!正弘」
160 正弘 「はいはい…」






作者のツブヤキ
 先日、我が家で非常事態が発生したので秋保温泉に急遽仕事を休んで行きました。
したらばリアル警察に捕まりましたorzいや、ほんと一時停止の看板見落としてました。脇道と言っても結構広かったので優先道路と勘違いしたんですよねorz
パトカーを横目で見ていたら突然クワッっと光らせ始めて追ってきて…。意味不明の停車で…。
2年間無事故無違反で、ゴールド狙っていたので交通違反金の次に汚名に泣けました。違反金7000円って辛いw
私の先月分のバイト代全額ですよ?マジデかいっ。お蔭様で数ヶ月靴と服は我慢です。(ワォ

温泉地に来るとこうやって温泉を舞台にしたレポ的な台本を書きたくなるんですよね。松島の時もそうでしたが。
3年前に家族で行ったんですが、震災後どうなっているんだろうと思ったのですが、現在では工事関係者などの長期滞在者もいるそうです。
丁度平日だっただけにガラガラでしたが、日帰りで入っていくお客さんもいっぱいるんですね。いいなぁ。
でも温泉は泊まって楽しみたい派です。
料理がほんと美味しかったです。値段の割にはいいとほんと思います。お気に入りのホテルですぇ。
ほんと温泉はいいですね、疲労回復の他、こうやって台本のネタが見つかるというか、頭が冴える気がしてきます。ほんと。
事項の後遺症で慢性的な肩こりがひどいので、少しでも血流よくしないとね。
嗚呼、また温泉行きたい。

使用報告・リクエスト・感想・コメント応援・随時、受付中! ⇒   掲示板  

(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります)









台本一覧へもどる

オリジナルボイドラ劇場へもどる

声物語劇団へもどる

ブログを見る

★☆先月の台本人気ランキング☆★