シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2♀:1不問:1 |
総セリフ数 | 58 |
製作日 | 2012/1/18〜2012/2/2 |
概要説明 | 大学の研究のテーマが自分だけ見つからず葛藤する三島。 馴染みから提案されたのは古ぼけた神社についてどうだろうか。だった。 研究をすることによって忘れ去られ、失った信仰を今取り戻すッ |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
教授 | 6 | ♂ | 大学教授。地域産業系について基本的に調査しているが学生たちには何を研究しているか理解されていない。 |
陸 | 15 | ♂ | 大学に入学し、三島と知り合ったがこれといった関係はないのだが、よく泣きついてくるので助けてあげることもしばしば。 |
三島 | 30 | ♀ | 遊び呆けており、大学生活をエンジョイしていたものの勉強はからっきしダメ。研究対象を甘く見ていたら痛い目に遭った。 |
巫子 | 7 | ? | 神界にて西多賀九条の社を管理し、見守り続けてきた。祀られている神のお姉さん的立ち位置を占めている。 |
001 | 教授 | 「研究対象は決まったのか?三島」 |
002 | 三島 | 「はひゃっ」(驚き飛び跳ねる) |
003 | 教授 | 「他の奴はもうとっくに決まってんだぞ。いつまでもなぁ決まらずにいられても困るのはお前なんだぞ」 |
004 | 三島 | 「あーはい…」 |
005 | 教授 | 「本当に分かってるのかぁ?」 |
006 | 三島 | 「はい、もうよーく肝に銘じておきます。もう大丈夫ですよ、全然ッ」 |
007 | 教授 | 「じゃあ、今日中にテーマ決めて俺のところに来い。いいな」 |
008 | 三島 | 「はっ…ぃ…えぇぇ!?」 |
009 | 教授 | 「他の奴等はもう始めているんだからな」 |
010 | 三島 | 「ちょ…えぇぇ…」 |
011 | 教授 | 「さぁ飯だ飯。まぁた食堂混んでるんだろうな」 |
012 | 三島 | 「りっくぅぇあああああ」(傍にいた陸に泣きつく) |
013 | 陸 | 「はいはい…俺はあんたの専属ロボじゃねぇぞコラ」 |
014 | 三島 | 「どーしよどーしよ!何やっていいか分からないよ!」 |
015 | 陸 | 「自分から『あー文献読むだけだから祭りなんて楽勝』とかほざいてたんだろうが」 |
016 | 三島 | 「だってーだってー…りっく、そっちの班入れてくれる?食文化班」 |
017 | 陸 | 「ヤダね」(即答) |
018 | 三島 | 「ケチ」 |
019 | 陸 | 「お前来ると食うだけ食って調査にならんだろうが」 |
020 | 三島 | 「フーンだ、祭り班で細々やれって言うんでしょ。ウェー」 |
021 | 陸 | 「他にもメンバーいんだろうが」 |
022 | 三島 | 「ウマが合わないね」(ツンとする) |
023 | 陸 | 「まぁ、一人でウマもシカも兼ね備えてるお前にはいらんよな」 |
024 | 三島 | 「はぁぁぁぁ?馬鹿にしてんの!?」 |
025 | 陸 | 「俺の中でお前は馬鹿に認定されてるな。あぁ」 |
026 | 三島 | 「ふぃっ!もう知らねっ勝手にしろぃバーロー」 |
027 | 陸 | 「それは俺のセリフだな。ま、せいぜいガンバんな」 |
028 | 三島 | 「へいへいっ、りっくのバー…」 |
029 | 陸 | 「少し黙ってろ」(デコピン) |
030 | 三島 | 「あぅっ…痛ーいっ」(額押さえてうずくまる) |
031 | 陸 | 「タンスの角に小指ぶつけたり、弁慶の泣き所を蹴られるよかマシだ」 |
032 | 三島 | 「額、変に堅くなったらどうしてくれるのさ」 |
033 | 陸 | 「頭突きに使えるようになるな。良かった良かった」 |
034 | 三島 | 「女は顔が命なのになんてことを!」 |
035 | 陸 | 「さて、飯だ飯。腹へりんこ」 |
036 | 三島 | 「あぁーもぉっ」 |
037 | 陸 | 「…西田賀九城の林っつーか、山ん中に寂れた神社あっから行ってみたらどうだ?」(振り向きながら) |
038 | 三島 | 「へ?」 |
039 | 陸 | 「あの教授ならそゆのに興味持ちそうだからな」 |
040 | 三島 | 「…すぐ分かる?」 |
041 | 陸 | 「まぁ、わかんじゃね?」 |
042 | 三島 | 「あんがと…」 |
043 | 三島 | 「うへぇ、獣道…何でこんなオドロオドロな場所なの…」 |
044 | 三島 | 「ぎゃー、蜘蛛の巣引っ掛かったぁ!ひー」(髪についた蜘蛛の巣を取り払う) |
045 | 巫子 | 「ん…社(やしろ)が微かに光ったような…」(境内を箒で掃きながら振り返る) |
046 | 三島 | 「りっくの奴、騙したなぁ…蚊に刺されたらどうしてくれよう!ヘビが出るかもっ」 |
047 | 巫子 | 「…気のせいか。あの社も人々から忘れられて久しい。信仰が戻るなどありえんことだったな」 |
048 | 三島 | 「んぁーもぅっ…あれかな…うわ…鳥居壊れてるし、灯籠は倒れてるし…寂れてるじゃなくて廃れてるの間違いじゃないっ」(無惨な社を見て憤慨) |
049 | 巫子 | 「わっ光った…誰か迷ったのか」 |
050 | 三島 | 「フフーン、でもこれはこれで調べ甲斐ありそう!」 |
051 | 巫子 | 「そろそろお呼びの頃かもしれないね」 |
052 | 三島 | 「何でこんなに寂れているのかな…ん?何か物音が…」(徐々に近づいてくる物音) |
053 | 巫子 | 「信仰ね…」(大きくため息をつく) |
054 | 三島 | 「うぅ…寒気が…だって…だってこんなところにいるって言ったら…」(背筋がゾクゾクする) |
055 | 巫子 | 「西田賀九条社の憑神…の出番か」 |
056 | 三島 | 「あの…その不法侵入で足を踏み入れてごめんなさいっ!そんなつもりじゃ…あの私大学の研究で…ひぃっ音が近付いて来るッ」(気配を感じて平謝り) |
057 | 巫子 | 「ま…頑張ってや」(クスッと笑い社を離れる) |
058 | 三島 | 「ひゃああああああっ」(襲い掛かる気配に絶叫) |
作者のツブヤキ |
いつの間にか恒例の、いつか気が向いたら続編が書かれるシリーズのかみかみです。 自分は地域食文化についての研究の専攻でしたが、祭班ってホント何調べているのかわからないチームでした。 まぁ、ゼミ自体がフリーダァムな感じだったので仕方がない点はあったんだろうけど。 ふとゼミの発表中に考えついた作品でした。人々から忘れ去られていたはずの神社の信仰が一人の女子大生によって復活するという。 結構あるみたいですね人々から忘れ去られ荒れ果てた社が。 |
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