シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:1 |
総セリフ数 | 63 |
製作日 | 2011/11/18〜2011/11/18 |
概要説明 | 久しぶりに地元に帰ってきて寄ったのは地元でよく通ったラーメン屋。 地元でもあまり知られないちょい隠れ名物のカツカレーラーメン。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
店主 | 32 | ♂ | 地方のラーメン屋で昔から続けている馴染みのおじさん |
幸子 (さちこ) |
31 | ♀ | 上京して都会で就職したOL。久々に地元帰りした |
001 | 店主 | 「らっしゃいっ」 |
002 | 幸子 | 「こんばんは」 |
003 | 店主 | 「お一人様かいっ」 |
004 | 幸子 | 「えぇ…まぁ」 |
005 | 店主 | 「お好きなとこにお座りくだせぇ」 |
006 | 幸子 | 「じゃ、カウンターで」 |
007 | 店主 | 「御注文は」 |
008 | 幸子 | 「カツカレーラーメンチャーシュー増し増し、味玉二つ…」 |
009 | 店主 | 「ネギ抜きでっ…」 |
010 | 幸子 | 「え…」 |
011 | 店主 | 「あ、いや、すまんなぁ、つい。昔の常連で可愛らしい声で言う娘がいてな」 |
012 | 幸子 | 「…ネギ大盛りで」 |
013 | 店主 | 「ラーメンチャーシュー増し増し味玉二つ、ネギ抜きでーってな…あいよ、少々待ってな」 |
014 | 幸子 | 「息子さんは…?」 |
015 | 店主 | 「バカ息子なんざ出てったよ」 |
016 | 幸子 | 「そうなんですか」 |
017 | 店主 | 「へへっ、面すら見せやがらない」 |
018 | 幸子 | 「メニューも昔のまま…変わらないんですね、ここは」 |
019 | 店主 | 「ラーメン屋なんざブームが終わったって人々から親しまれる庶民の味さ、変わんねぇよ」 |
020 | 幸子 | 「なんか、ホッとした」 |
021 | 店主 | 「お客さん、昔来たことあるんかい?」 |
022 | 幸子 | 「やっぱり、覚えてない?」 |
023 | 店主 | 「うーん?」 |
024 | 幸子 | 「さっき当ててたじゃない」 |
025 | 店主 | 「幸子…ちゃん?」 |
026 | 幸子 | 「そう、さっちゃん」 |
027 | 店主 | 「あぁ、おぉ!さっちゃん!あぁ、さっちゃんかぁっ」 |
028 | 幸子 | 「麺、堅麺ね」 |
029 | 店主 | 「オゥオゥ、いよっ!ホッ!」 |
030 | 幸子 | 「久し振りに見たな、麺さばき」 |
031 | 店主 | 「へい、お待ちっ!」 |
032 | 幸子 | 「変わらずー」 |
033 | 店主 | 「…いつ帰って来たんだ、こっちさ」 |
034 | 幸子 | 「いただきますー、…今日」 |
035 | 店主 | 「今日、ヘェー今日?俺んとこ真っ先かっ」 |
036 | 幸子 | 「だって夕飯まだだったんだもの」 |
037 | 店主 | 「俺じゃなくて親んとこに真っ先に顔出すだろうよ」 |
038 | 幸子 | 「こっちに帰って来たらここで一杯カツカレーラーメンを食べるって決めてるから」 |
039 | 店主 | 「あんがとな、さっちゃん」 |
040 | 幸子 | 「おじさんもあんまり変わってないようで良かった」 |
041 | 店主 | 「さっちゃんはベッピンさんになったから全然分かんなかったよ」 |
042 | 幸子 | 「味も雰囲気も変わらず、ホッとする場所だね」 |
043 | 店主 | 「さっちゃんはネギ食べられるようになったんだね」 |
044 | 幸子 | 「辛かったけどね」 |
045 | 店主 | 「大人になったら味覚も変わるって言うからなぁ25歳からだっけか?」 |
046 | 幸子 | 「私まだ25いってないよ」 |
047 | 店主 | 「ハハ…そうだった、女性は年読むと怒るからなぁ」 |
048 | 幸子 | 「当たり前、おじさんデリカシーなさ過ぎ」 |
049 | 店主 | 「さっちゃんのそういったところは昔から変わらんなぁ」 |
050 | 幸子 | 「おじさんもね」 |
051 | 店主 | 「おじさんは年取って立派になって行くんだ」 |
052 | 幸子 | 「またまたぁ」 |
053 | 店主 | 「ホントだぞ」 |
054 | 幸子 | 「じゃあ私は年取って美人になるから」 |
055 | 店主 | 「嫁さ行くことになったら呼んでくれよ」 |
056 | 幸子 | 「そしたら旦那さん連れて来るから…お会計」 |
057 | 店主 | 「700円」 |
058 | 幸子 | 「はい」 |
059 | 店主 | 「ほい、100円のお駄賃だ」 |
060 | 幸子 | 「まだくれるの?お駄賃」 |
061 | 店主 | 「さっちゃんは俺から見りゃあ、いつまでも子供だからねぇ」 |
062 | 幸子 | 「あっと言わせる大人になって見せるんだから。それまでお気に入りのカツカレーラーメンやめたらダメだからね」 |
063 | 店主 | 「毎度ありー」 |
作者のツブヤキ |
夏の巡検にて山形県小国町のとあるカツカレーラーメンの提供するお店を求め、行ってきました。 何しろ教授の学生時代の思い出のカツカレーラーメンらしく、そこを外さずにはと無理やりコースを作ってきたほど印象的だったらしく… 実際小国でも店一軒一軒回るほどの必死さでしたもの。カメラ係だったのでビデオカメラ回していましたが、ドキュメンタリー番組ができましたからね(笑) 750円で食べたカツカレー、一見ただのラーメンに思えるものの、カレーがしょろっと入っており、中に大きなカツも入ってます。 ラーメンのスープの中に入っているのでビショビショしているかと思いきや何故かサクッとした衣。 全部食べきってもくどかったといった感想は残らず、かなり美味かったように思える。大好きです。 小国にある食堂のカツカレーラーメン。いつかはまた行きたいところである! |
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