シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | 不問:2 |
総セリフ数 | 124 |
製作日 | 2011/11/11〜2011/11/11 |
概要説明 | 世界を滅ぼそうとせんとする魔王。それを阻止すべく立ち上がる勇者。 どこでどう転んだのか、いざ魔王を討伐に来るとなんか嬉しそうに魔王が抱きついてきた。?! なんか思っていた魔王とは違うな…え、こんな子にほんとに世界は脅威にさらされていたの? |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 6分半程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
魔王 | 61 | ? | 寂しがり屋で人に構ってもらいたくて世界征服と宣言してみた。精神的にも見た目的にもまだまだ幼さが残っている |
勇者 | 63 | ? | 世界の脅威にいても立ってもいられず、名乗り上げ、王様の命令で魔王を討伐しに来た。 |
001 | 勇者 | 「魔王めっ!覚悟しろッ」 |
002 | 魔王 | 「ゆうーしゃあぁぁっ」(勇者に抱きつく) |
003 | 勇者 | 「は?」(呆然) |
004 | 魔王 | 「会いたかったよぉっ」(頬ずり) |
005 | 勇者 | 「え?ぇ?」 |
006 | 魔王 | 「よく来てくれたね、ケーキ食べる?飲み物はコーヒー?紅茶?ボクはオレンジジュースだけどねっ」 |
007 | 勇者 | 「え、いや…」 |
008 | 魔王 | 「あ、疲れたよね?今椅子持ってくるから」 |
009 | 勇者 | 「魔王だよね…?」 |
010 | 魔王 | 「魔王だよ!ボクが魔王だ」(胸張って反り返る) |
011 | 勇者 | 「じゃあ、退治する!」(剣を握り直し、構える) |
012 | 魔王 | 「あ、ぶたないで…ホントぶたないで」(しゃがみガード) |
013 | 勇者 | 「え…いや…エェェ」 |
014 | 魔王 | 「何欲しいの?金貨?財宝?骨董品?魔王城にあるものならあげるからぁ…」(フルフル震えながら) |
015 | 勇者 | 「へ、平和…とか?」 |
016 | 魔王 | 「平和が欲しいの?」(顔上げる) |
017 | 勇者 | 「元々それが理由で旅立ったわけだし…」 |
018 | 魔王 | 「そっか…君の願いなら仕方ないね…」 |
019 | 勇者 | 「平和にしてくれる?」 |
020 | 魔王 | 「うん、平和に…待った!」(頷きかけて手で制する) |
021 | 勇者 | 「はい?」 |
022 | 魔王 | 「平和にしたら帰っちゃう?」 |
023 | 勇者 | 「いや、そりゃ用ないから帰るけど…」 |
024 | 魔王 | 「帰るんだったら平和にできないっ」(頬を膨らませてぷいっと横を向く) |
025 | 勇者 | 「エェェ…」 |
026 | 魔王 | 「平和にして欲しかったらここに残れ」 |
027 | 勇者 | 「人質ですか」 |
028 | 魔王 | 「んにゃ、友達が欲しいだけ」 |
029 | 勇者 | 「寂しがり屋だなぁ…」 |
030 | 魔王 | 「今夜は泊まってくよね?ね?ね?」(手を握り、振る) |
031 | 勇者 | 「あ、うん…」 |
032 | 魔王 | 「やったぁ」 |
033 | 勇者 | 「何か断れませんでした…」(呟く) |
034 | 魔王 | 「お風呂ーお風呂ー♪勇者は何度がいい?」 |
035 | 勇者 | 「え、あ、40℃?」 |
036 | 魔王 | 「ぬるめがいいんだね」 |
037 | 勇者 | 「いや普通だけど…」 |
038 | 魔王 | 「あれ、いつもボクは70℃くらいだけどなぁ」 |
039 | 勇者 | 「入れんわっ!」 |
040 | 魔王 | 「タオルはこれでいいかな?」(バスタオル渡す) |
041 | 勇者 | 「あ…うん…」 |
042 | 魔王 | 「沸いたか見てくるねー」 |
043 | 勇者 | 「…くまさん、可愛いタオル持ってるんだ…」(マジマジとタオルを見ながら) |
044 | 魔王 | 「沸いてたー」 |
045 | 勇者 | 「あ、あぁそう…」 |
046 | 魔王 | 「さ、入ろぉ」 |
047 | 勇者 | 「う…エェェ?」 |
048 | 魔王 | 「早く早くー」 |
049 | 勇者 | 「何で一緒に…」 |
050 | 魔王 | 「一人じゃ寂しい…から」(上目遣い) |
051 | 勇者 | 「あぁ、不覚にもキュンとしてしまった。人々から恐れられる魔王に…」 |
052 | 魔王 | 「だめ…?」 |
053 | 勇者 | 「よし、入ろう。ドンと入ろうっ」(頬染めながら) |
054 | 魔王 | 「ありがとぅ」 |
055 | 勇者 | 「…ん、何持ってるの?」(魔王の手に持っている物に気付く) |
056 | 勇者 | 『まさか、油断させておきながらやっぱり倒す武器とか…』 |
057 | 魔王 | 「ボクのお友達だよ」 |
058 | 勇者 | 「お友達…?」 |
059 | 魔王 | 「うん」 |
060 | 勇者 | 『…やはり、油断できないぞ。仮にも人々を脅かしてきた魔王…』 |
061 | 魔王 | 「今日は勇者もいるんだぞー」 |
062 | 勇者 | 「広っ!お風呂広ぉッ公衆浴場並に大きいよ」 |
063 | 魔王 | 「どうだ、参ったか」 |
064 | 勇者 | 「いや…うん…まぁ…」 |
065 | 魔王 | 「アヒル君も良かったね!」(湯にアヒルのオモチャ浮かべながら) |
066 | 勇者 | 「アヒル君…」(目の前を流れるアヒルのオモチャをジト目で見る) |
067 | 魔王 | 「あ、ボクの友達だからいじめちゃダメだよ?」 |
068 | 勇者 | 「なんか、涙出てきた…」 |
069 | 魔王 | 「ハハハー」 |
070 | 勇者 | 「アヒル君って玩具だよね?魔物でもなく玩具だよね?」 |
071 | 魔王 | 「失敬な、友達だ」 |
072 | 勇者 | 「あぁ、うん…へぇ…」 |
073 | 勇者 | 「食事美味しかったよ…もう満腹」 |
074 | 魔王 | 「フハハ、じいやの腕は最高だったろ」(得意げ) |
075 | 勇者 | 「いやもうなんか魔王の凄さってかじいやの凄さ知った…」 |
076 | 魔王 | 「ベッドの用意はできているからな」 |
077 | 勇者 | 「ん…ありがとう」 |
078 | 魔王 | 「…あのさ」(ためらいがちに) |
079 | 勇者 | 「何?」 |
080 | 魔王 | 「ん、いやなんでもないっ」 |
081 | 勇者 | 「そっか、じゃ、おやすみ」 |
082 | 魔王 | 「おやすみ…勇者…」(チラッと見ながら出ていく) |
083 | 勇者 | 「…おかしいな、魔王を退治しに来たはずなんだけど…」(ベッドに入り、天井見つめながら呟く) |
084 | 魔王 | 「あの…」(細くドア開けて顔をのぞかせる) |
085 | 勇者 | 「魔王?…どうしたの枕なんか持って」 |
086 | 魔王 | 「隣いーい?」 |
087 | 勇者 | 「え…いいけど…」 |
088 | 魔王 | 「一緒に寝よ?」 |
089 | 勇者 | 「は?」 |
090 | 魔王 | 「怖いから一緒に寝よ…?」 |
091 | 勇者 | 「魔王が何を恐れるんデスカ…」 |
092 | 魔王 | 「孤独という魔物」 |
093 | 勇者 | 「何かいいこと言った。何かいいこと言ったけど、魔王が言うか。魔王が言うのか」 |
094 | 魔王 | 「ずっと独りだったから…勇者がくるまで独りだったから…」 |
095 | 勇者 | 「魔王、あのさ…」(天井見つめながら) |
096 | 魔王 | 「ん…」 |
097 | 勇者 | 「明日、ここを発とうと思う」 |
098 | 魔王 | 「帰っちゃうの?」 |
099 | 勇者 | 「うん…旅の目的を果たしたからね」 |
100 | 魔王 | 「…そっか」(寂しそうに) |
101 | 勇者 | 「うん…」 |
102 | 魔王 | 「また悪さしたらまた来てくれる?」 |
103 | 勇者 | 「悪さしたら今度こそ倒すから…」 |
104 | 魔王 | 「そっか、倒されちゃうか…」 |
105 | 勇者 | 「たまに…」 |
106 | 魔王 | 「…ん」 |
107 | 勇者 | 「たまに遊びに来てあげるから。たまにね」 |
108 | 魔王 | 「明日?」 |
109 | 勇者 | 「たまにだっての」 |
110 | 魔王 | 「明後日?」 |
111 | 勇者 | 「たーまーにー」 |
112 | 魔王 | 「もっと遊びに来てよ!毎日バナナパイ焼いてもらうからさ、毎日焼いて待ってるから」 |
113 | 勇者 | 「…もう悪さは絶対しない?」 |
114 | 魔王 | 「うん」 |
115 | 勇者 | 「絶対人を困らせたりしない?」 |
116 | 魔王 | 「うんうん」 |
117 | 勇者 | 「…約束だよ?破ったらぶん殴るから」 |
118 | 魔王 | 「うん…」 |
119 | 勇者 | 「友達だから、悪いことしてたら全力で止めるから」 |
120 | 魔王 | 「友達…」 |
121 | 勇者 | 「明日は昼までいてあげるから」 |
122 | 魔王 | 「ん…」 |
123 | 勇者 | 「だからおやすみ、魔王」 |
124 | 魔王 | 「おやすみ、勇者」 |
作者のツブヤキ |
魔王だって寂しいんです。人間が構ってくれないと広ーいお城ですることもなくポツンといる魔王。 なんだかんだ言って勇者ってどんな人なのか興味はあるし、一緒にいたい。いつまでも孤独じゃないんです。一匹狼でいられないんです。 そんな魔王を描いてみました。ショタっぽいイメージもあるんですけどね、責任感の強い優しいお姉さん勇者で… ほっこりほこほこ魔王と勇者ののんびりライフを楽しんで演じて頂ければと思います。 たまには喧嘩もするけど、魔王と勇者は大の仲良し!みたいな。 魔王・勇者シリーズはホントネタが尽きないですね! |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |