シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:2 |
総セリフ数 | 76 |
製作日 | 2011/10/23〜2011/10/23 |
概要説明 | トンネルを抜けた先の林に囲まれた小洒落たホテル。死神や地獄の黒猫が経営する死神ホテル『ソウルステイ』。 サービスおもてなしお手の物。お代はお帰りの際に魂を戴いていくよ♪ 魂ごとゆっくり休んで行ってね。屍はあとで火葬してあげるからっ |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 | 6分半程度 【〜10分】 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
旅人 | 27 | ♂ | 林に迷い込んで難儀していた旅人。最初はちょっとホテルに抵抗感があったが、徐々に気持ちを昂ぶらせていく |
ミト | 27 | ♀ | 死神界から来た死神。迷い込んだ旅人達をお客として部屋に案内し、最終的に冥界まで案内する |
クロ | 22 | ♀ | ホテルのフロントの受付嬢。地獄の黒猫の化身。ネコ耳、尻尾は本物です。冥界へ案内するリストを作成する重要な仕事をこなす |
001 | クロ | 「ようこそ、ホテル『ソウルステイ』へ」 |
002 | 旅人 | 「お、大人一人」 |
003 | クロ | 「かしこまりましたにゃ」 |
004 | 旅人 | 「た…にゃ?」 |
005 | クロ | 「こちらに住所とお名前をお願いしますにゃ」 |
006 | 旅人 | 「…あの」 |
007 | クロ | 「にゃんでしょう?」(首輪の鈴をちりんと鳴らして首を傾げる) |
008 | 旅人 | 「ここってラブホとかいかがわしい所だったりします?」 |
009 | クロ | 「にゃっ!?ご冗談をお客様、ただの宿泊施設ですにゃ」(頬染め、手を振って否定) |
010 | 旅人 | 「いや…ならいいんだけど。山奥でひっそりと建っていたし、お姉さんネコ耳つけてニャンニャン言ってるから」 |
011 | クロ | 「ネコ耳モードにゃん」(ネコポーズ) |
012 | 旅人 | 「ネコ耳プレイかと思って」 |
013 | クロ | 「当施設ではプレイは致しておりませぬにゃ」 |
014 | 旅人 | 「お姉さんキレイだから…なんだかね」 |
015 | クロ | 「ありがとうございますにゃ」(深々とお辞儀) |
016 | 旅人 | 「えと、宿泊費はいくらに…」 |
017 | クロ | 「後払い制ですから明日の朝に請求致しますにゃ」 |
018 | 旅人 | 「ボッタクられたりしないよな?」 |
019 | クロ | 「良心価格ですからご安心くださいにゃん」 |
020 | 旅人 | 「良心価格って…」 |
021 | クロ | 「係りの者がお部屋まで案内致しますにゃ」(ぽにゅぽにゅと肉球の手で叩いて人呼ぶ) |
022 | ミト | 「お客様、こちらになります」(フードをすっぽりかぶり、ランタンを持ち現れる) |
023 | 旅人 | 「あ、あぁ…」 |
024 | ミト | 「お部屋は四階の444号室になります」 |
025 | 旅人 | 「はぁ…、あの、従業員さんは魔法使いのコスプレですか?」 |
026 | ミト | 「いえ、しに…ッまぁそんなところです…」 |
027 | 旅人 | 「持ってるのはランタンですよね」 |
028 | ミト | 「えぇ、魂が迷わないように…」 |
029 | 旅人 | 「いやぁ、スゴい。凝ってる!なんかちょっぴり怪しいお店なのかなって思ったけど、この雰囲気いい!」 |
030 | ミト | 「ありがとうございます…」 |
031 | 旅人 | 「あのフロントの娘なんか猫耳にあの動く尻尾なんかスゴかった」 |
032 | ミト | 「はぁ、クロのことですか?」 |
033 | 旅人 | 「クロって言うの?」 |
034 | ミト | 「黒猫のクロです」 |
035 | 旅人 | 「設定スゴいなぁ…そうだよなー、最近はホテルも差別化しなきゃやってけないだろうし」 |
036 | ミト | 「こちらになります」 |
037 | 旅人 | 「どうも」 |
038 | ミト | 「お風呂は二階になっております。食事の会場は一階の大広間にて…」 |
039 | 旅人 | 「あのさ、宿泊費っていくらなの?泊まってから五万とか十万とか言われても払えないぞ」 |
040 | ミト | 「お気持ち…」 |
041 | 旅人 | 「は?」 |
042 | ミト | 「お気持ち程度になってます」 |
043 | 旅人 | 「宿代が?」 |
044 | ミト | 「我々は趣味で経営しております故、お客様に満足して頂けましたらそれで…あとは食事代などはお気持ち程度戴けましたら」 |
045 | 旅人 | 「ますます変わった所だな」 |
046 | ミト | 「お代はお帰りの際に頂戴しております」 |
047 | 旅人 | 「まぁ、あれだ。絶対ボッタクったりしないんだな?」 |
048 | ミト | 「お客様に決めて頂くようになりますので」 |
049 | 旅人 | 「分かった、じゃあ風呂でも入ってくるか」 |
050 | ミト | 「どうぞ、ごゆっくり…魂ともゆっくりされますように」(深々と頭下げながら後退) |
051 | 旅人 | 「魂ともってなんだそりゃ」(笑いながら) |
052 | ミト | 「担当はミトですので、何かありましたら遠慮なくお申付けください」 |
053 | 旅人 | 「ミトさんね」 |
054 | ミト | 「失礼します」 |
055 | 旅人 | 「ほんと変わってるな、不思議な気分だ。まぁザワザワっての?ワクワクなのか、何か感じるな、いや、いいな、あぁ」 |
056 | クロ | 「うまくいきそうかにゃ?」(大きなカートを転がしながらやってくる) |
057 | ミト | 「満足されてるみたい。…それ441号室のカップル?」 |
058 | クロ | 「キポが二人とも昇天させてしまってにゃ」 |
059 | ミト | 「またリア充を爆発させたの?」 |
060 | クロ | 「リア充爆発しろっ!と叫びながら侵入したらしいにゃ」 |
061 | ミト | 「で、タイミングよく昇天させたと…」 |
062 | クロ | 「ナイスタイミングにゃ」(バチコーン☆とウインク) |
063 | ミト | 「そこだけ空気読むんだ…」 |
064 | クロ | 「空気読むのはいいけど、盗聴するからモテにゃいのがわからにゃんかねーキポは」 |
065 | ミト | 「まぁ、私は淫魔じゃないし?腐っても死神だから魂を狩るだけ。だけどね」 |
066 | クロ | 「ミトはゾンビにゃのかにゃっ!?」(驚いたように) |
067 | ミト | 「一生って意味。まぁ腐るとしたら人間界にわざわざ行かずともこのホテルで魂が手に入るから外の風に当たらなくて性根ごと腐るかも」 |
068 | クロ | 「それは嫌だにゃ…って元々にゃ!元々がにゃに言うにゃ」 |
069 | ミト | 「死神は時に冷酷残忍、魂を狩る時に微笑むくらい」(ニコッと微笑む) |
070 | クロ | 「やっぱり、性根まで腐ってるにゃ」 |
071 | ミト | 「儚き最期ね…早く運ばないと腐るんじゃないの?」 |
072 | クロ | 「そうだにゃ、生かさず殺さず腐らせずにゃ」 |
073 | ミト | 「裸で最期は迎えたくないけどね…カッコ悪いし」 |
074 | クロ | 「呆気にゃいものにゃ、ま、魂がとどまる素敵なホテル。それがこの『ソウルステイ』にゃ」 |
075 | ミト | 「お代はお帰りの際に戴きますよ、あなたの魂をね」 |
076 | クロ | 「魂の狩り場『死神ホテル』へようこそにゃんっ♪」(カートを転がしながら去っていく) |
作者のツブヤキ |
ついに台本が200作品いきました!3年間でようやく200作品で、年間来場者数は今年は20万を記録しそうです! 皆様にご愛用されて早、3年。誠にありがとうございます。魂を置き忘れるほど楽しまれてくださいね。 元々は声物語劇団メンバーでシナリオ書ける人たちが出し合って、集合の声劇台本置き場にしようって話だったのに気が付けば自分オンリー。 一時期、一日一作品、月30作品以上、書き上げた時もあったかや…。そんな懐かしい月日、歳月を過ごしてきたわけです。 さてさて、200作品を書き上げたということで、いよいよ一区切りつけようかと思いまして、更新ペースは遅くなるかと思われます。 完全に書くのを辞めようかとも思ったのですが、皆様のお声、訪問数が力になりペースが遅くなろうとも、次は300目指して頑張りたいと思います。 しばらくの間、『Love Liberty Life』の執筆に力入れたいなとか思ってます。 更新遅くなっても、ご愛用、ご訪問して頂けましたら…と切に願っております。皆様が楽しまれますことを心から応援しております。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |