三人寄ればなんとやら…

三人寄ればなんとやら…

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :3:1
総セリフ数 97
製作日 2011/8/23〜2011/8/23
概要説明  修学旅行を少し先に控えたこの季節。自由行動では好きな場所に行けるということで胸が躍る。
男子は男子チームで行動っぽかったが、何故か女子が紛れ込んできた…これは一種の『村』という班だからおk!
そんなこんなでどこに行くかの作戦会議が開かれた!
利用にあたって 利用規約
目安時間
登場キャラ セリフ数 性別 備考
上村
(うえむら)
14 少し知的な好青年。中村にかなりの好感を抱かれてる。いつもニコニコ笑ってる
中村
(なかむら)
37 「上村」「下村」「中村」と『村』がつくことを発見し、飛び込んできた元気娘。反省してもすぐ忘れたり思いつき行動が多い。だが計画立てる時はみっちり。
下村
(しもむら)
28 上村君と比べると色々劣るし、極々普通な子。上村君がいるから光が当たらない…
真島
(ましま)
18 クラスで不良と恐れられるチョイ悪くん。キレたら相手をボコボコにするらしい。でも女の子には紳士的だとかって噂






【教室にて】(休み時間中、一つの机に集まりワイワイと会議する。少し離れたところに机に突っ伏して寝ている不良)

001 中村 「ねぇ、ねぇ修学旅行どこ行きたい?」
002 上村 「え、修学旅行って寺巡りとか決まってるよね」
003 下村 「そんな生徒の希望で行き先変更にはならんだろ」
004 中村 「違くて違くて、自由行動!」
005 上村 「あぁ自由行動か」
006 下村 「中村は何か調べたのか?」
007 中村 「いやぁもぅ、ばっちし!修学旅行っちゃあ、ここは行かなきゃってとこは全部!」
008 上村 「お、まとめたの?」
009 中村 「そりゃもぉ!ででーんっどうだ!」(リストを自慢げに出す)
010 下村 「おぉ、スケジュールまでばっちり」
011 中村 「もちろん!電車の時刻表までバッチリ!一分の狂いも許さんよ」
012 下村 「さすが、中村」
013 上村 「これ一本逃したらどうなるの?」
014 中村 「いい質問だねー上村くん!」(褒める)
015 上村 「逃すと?」
016 中村 「詰む」(神妙な顔で)
017 下村 「詰む?」
018 中村 「一貫の終わりって奴さ」
019 上村 「え?」
020 下村 「いや、それはマズいだろ中村」
021 中村 「だまらっしゃい!下村の分際で!」(ズビシッと指差す)
022 下村 「えぇぇ…」
023 上村 「それとなんかあまり知らない聞いたこともないような場所ばっかりだね」
024 中村 「いいところに気付いたね、上村くん!」(褒める)
025 真島 「おい、そこうっせぇぞ」(少し顔上げ、中村たちの方へ向かって)
026 中村 「絶景の、かの有名なあの寺は自殺の名所。っということで自殺所巡りツアー開ッ催ッ」
027 下村 「なんでやねんっ」(突っ込み)
028 中村 「うっさい、下村」(ズビシッと指差す)
029 下村 「いや、なんか扱いヒドくね」
030 中村 「というわけで、他に提案なければこれで決定します」
031 上村 「あ、いちお僕も調べてきたんだ」(クリアファイルから紙を出す)
032 中村 「さっすが、上村くん!できる人は違うなぁ」(盛大に褒める)
033 真島 「声がでけぇぞ、コラァ」(眉間にしわ寄せて怒鳴る)
034 下村 「さっきから目つけられてるって中村…、もう少し声のトーンを落とせって」
035 中村 「うっせ」(眉間にしわ寄せて下村に)
036 下村 「えぇぇ…どうなっても知らないぞ」
037 上村 「漫画の修学旅行に載ってるところをピックアップしてみたんだ」
038 下村 「漫画かよっ」(突っ込み)
039 中村 「イイネ、イイネ!」
040 真島 「ぎゃいぎゃい、うっせって言ってるんだよ!」(立ち上がって中村たちの方へ向かってくる)
041 下村 「ほら、来たー」
042 中村 「ごめんなさい、真島クン…」(しおらしくシュンとする)
043 真島 「いや、分かればいいんだ分かれば…別に怒りてーわけじゃないしよ…」(額押さえながら自分の席に戻りかける)
044 中村 「さー気を取り直していってみよう!」(拳を振り上げ再び)
045 真島 「なんもわかっちゃいねーじゃねぇかっ!」(戻ってくる)
046 下村 「やべぇ、不良の真島がキレた」
047 中村 「だって休み時間だもん。絶叫してもいいはずだよ」
048 下村 「いや、それはないだろ」
049 真島 「オレはねみーし、寝てるんだよ。お前らがぎゃいぎゃい騒いでいるとウルサくて眠れないんだ!」
050 中村 「あぁ、ならこれ瓶の中身全部飲めばいいよ」(カバンから白い錠剤が詰まった小瓶を取り出す)
051 下村 「死ぬよっ」
052 上村 「最近のは自殺防止のため、飲んでも死ねないようになってるみたいだね」
053 真島 「お前らが静かにすればそんなん飲まなくて済むんだよ」
054 下村 「確かに」
055 中村 「真島クンの安眠のためにこれをオススメするよー」(蓋を開けて真島の前に出す)
056 下村 「睡眠薬プッシュし過ぎっ」
057 真島 「んなら、おめーが飲めやっ」(小瓶ひったくり、中村の口へ突っ込む)
058 下村 「あぁちょっと…」
059 中村 「んぐっ!?…あぐあが…」(中の錠剤が口へと流れ込む)
060 下村 「ちょ睡眠薬そんなに飲んじゃマズいんじゃ…」
061 中村 「んにゃんにゃ…あ、ラムネだこれ」(全部飲み込み)
062 下村 「何でっ!?」
063 真島 「いいからお前ら少し静かにしろ」(自分の席に戻りかける)
064 上村 「気をつけるよ」
065 中村 「気が向いたらね」
066 下村 「努力する」
067 真島 「あ?なんか混じってたぞ」(眉を寄せて訊き返す)
068 上村 「気をつけるよ」
069 中村 「気が向いたらね」
070 下村 「努力する」
071 真島 「なんで、気が向いたらなんだおめーはよぉっ」(中村の胸ぐらをつかむ)
072 中村 「いや、できない約束はしないですからっ」(動じず、エバる)
073 下村 「偉いっ偉いけどエバんな…」
074 中村 「うっさ、下村」(胸ぐら掴まれたまま下村の方を向き、見下したように)
075 下村 「ダァラッなんで俺そんな扱いなの!」
076 真島 「大体、男子たちの集まりになんで、女が集まってんだよ」
077 中村 「そりゃもぅ、名前つながり?五人組とか惣とか?ほら、あれ!三人寄れば文殊の知恵!」
078 真島 「あぁそうっ!なんでもいいから静かにしとけ」(中村を離す)
079 中村 「真島クンは『村』ついてないから入れてあげない」
080 真島 「入らねーよっクソがっ」
081 中村 「真村がいいかな?村島がいいかな」
082 上村 「上村、中村、下村と下についてるから真村がいいかもしれない」
083 中村 「やっぱり?んじゃ真村で」
084 真島 「意味分かんねーよっ」
085 中村 「あと一人…上中下は揃ったし、真村の『ま』は真の『ま』だから、逆は偽とか?偽村?」
086 真島 「偽なんて苗字ねぇよっ」(突っ込む)
087 中村 「じゃあやっぱり真村クンは仲間に入れてあげられないや。ごめんね」
088 真島 「誰がお前らのとこなんかに…」
089 中村 「あ、部外者は邪魔だから帰った帰ったぁ」(真島の背中を押して教室の外へ閉め出す)
090 真島 「あ?は?んだ…オラァッしばいたろか…な…おぃ…」(戸閉められる)
091 中村 「はい、部外者はいなくなりました。再び会議開始!」
092 上村 「うん」
093 下村 「いいのか…これ…」
094 中村 「下村は真村クンの話し相手と見張りだから。いってらっしゃい」(笑顔で手を振る)
095 下村 「殺されるだろ!?つか、真島じゃなくて真村になったら関係者になるんじゃ…」
096 中村 「っさい、下村」(叱咤)
097 下村 「扱いひでぇ…」






作者のツブヤキ
 気が付いたら修学旅行のお話になってたや!アレェ…。村が付く苗字の人がワイワイって話を書こうと思ったんだがなぁ。
修学旅行。それは一大イベントですが、皆さんはどこへ行かれました?
自分は小学の時は会津若松で、中学の時は東京で、高校の時は沖縄でしたわ。会津は自由時間がある日、強盗殺人犯が逃走中のためって自由時間なくなったw
中学の時は浅草とかを廻ったかな確か。高校の時は自由時間なかったですわwwwマラソンの日程とかぶって道路走れなくて予定の一時間半遅れて到着とかでひめゆりの資料館走って観覧したわw
いずれも男子のみのチームで女子とそんなゲームやマンガ的な展開はありませんでしたー!畜生ッ

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