パンティー

パンティー

◇声物語劇団より最新情報


シナリオ詳細
掲載元 声物語劇団 公式サイト
声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場
作者 月宮東雲
登場キャラ数 :2:2
総セリフ数 85
製作日 2011/7/31〜2011/8/1
概要説明  昨日、歩いていたら俺パンツ拾ったんだ。
ノーパン健康法か?いや、それとも突然脱いでしまったか!トレンチコート着た奴はきっと露出魔だから…
年頃の男がパンティー、縞パン、パンツと口にするんじゃねェ!
利用にあたって 利用規約
目安時間 4分半程度   【〜5分】
登場キャラ セリフ数 性別 備考
石田
(いしだ)
29 オープンすけべ。奥義のスカートめくりは中学の時に洋服店のマネキンで練習しまくったとか…
野村
(のむら)
22 むっつり助平。友人の妹の下着を盗んだ前科があるが、実はバレていない。妄想でご飯三杯はかるくいける…
山下
(やました)
20 石田の幼馴染…という割にはそれほど関わりを持たない。石田に近付くとろくな目に合わないからだとか
中山
(なかやま)
14 可愛くて大人しめでいい娘ということに定評のある。ぬいぐるみが好きとかそんな設定は聞いていない






【教室】(野村が話を切り出し、石田が野村の方を向きなおって座る)

001 野村 「昨日、パンツ拾った」
002 石田 「どうした野村、頭のネジが飛んだか」
003 野村 「いや、昨日パンティーを拾った」
004 石田 「パンツは拾うもんじゃなく、被るもんだぞ。大丈夫か」
005 野村 「大丈夫だ、問題ない」(キメ顔)
006 石田 「いや、間違った。被るんじゃなく、穿くんだった。被ったら変態仮面だもんな」
007 野村 「大丈夫じゃない、問題だ」(真顔)
008 石田 「で、拾ったのはブリーフか?トランクスか?」
009 野村 「水色の縞パン」
010 石田 「ほぅ、水色の縞パン。派手だねぇ」
011 野村 「女の子のパンツを拾った」(頬を染める)
012 石田 「まぁ、待て。女の子のパンツなんてそうそう拝めないぞ、野村」(額を押さえながら、野村を手で制する)
013 野村 「いや、拾った」
014 石田 「へーいっ、山下っ」(少し離れたとこにいた山下に呼びかけ呼ぶ)
015 山下 「何?石田」(石田のところにやってくる)
016 石田 「今日のパンツ何色ー?」(さも当然のようにスカートをめくり上げる)
017 山下 「きゃあっ」(顔を真っ赤にして押さえる)
018 石田 「んんー…短パン穿いてるしっ!」(目を凝らして突っ込み)
019 山下 「何するの、石田っ」
020 石田 「ジャージ穿いてるなら『きゃあ』とか言うな、期待する」(呆れたように)
021 山下 「わけわかんないっ!人のスカートめくって何言ってんの」(恥ずかしさと怒り)
022 石田 「このようになかなか女子のパンティーは鉄壁のガードに守られていて見れないもんだ。ましてや拾ったなどの妄言は慎みたまへ」(山下を指差しながら)
023 野村 「嘘じゃない」
024 石田 「…仕方ない、もう一人被験者を用いて説明しよう。中山さん」(通りかかった中山を呼ぶ)
025 中山 「はい?何でしょうか?」
026 石田 「今日の下着何色?」(すすっと耳に囁く)
027 中山 「へ?え…?」(少ししてから大きく目を見開き顔を真っ赤にする)
028 山下 「石田、それセクハラ」
029 石田 「スカートめくるよ」
030 中山 「ダメです!」(慌てて拒否)
031 山下 「どんな変態だよ、やめんかっ!」
032 石田 「見てろ、野村。俺の使うスカートはただのスカートめくりじゃない。極めし者が使う…」(ゆっくりと両手が弧を描く)
033 山下 「中山さん逃げた方がいいわ」(危機を察知して中山の背中を押す)
034 中山 「え?」
035 石田 「遅いッ!奥義!スカートふわりっ!!」(すくいあげるように風を起こす)
036 中山 「いやぁ…」(スカートめくりあがる)
037 山下 「また、私もっ!?」(スカートめくりあがる)
038 石田 「山下の魅力ナッシングジャージーには興味ないわぁっ」(中山の方を凝視)
039 野村 「白だ」
040 石田 「うーん、清楚系ですな」(うんうん頷きながら)
041 野村 「石田、パンツ見れたぞ」(文句ありげに)
042 石田 「例外だ例外。中山さんはいい人だから」
043 中山 「意味が分かりません」(顔を赤くして眉を吊り上げる)
044 石田 「二人にはパンツを穿かないノーパン健康法をオススメしよう」
045 山下 「はぁ?するわけないじゃないっ」
046 石田 「パンツを穿かないと健康になれるっまた、スカートめくりされても次回以降はされなくなるっ!…ハズ」
047 中山 「それって変態さんって思われちゃうだけじゃ」
048 山下 「あのねぇ、石田。程々にしないと警察呼ぶわよ?」
049 石田 「大事件まで発展!?」(目を丸くする)
050 山下 「当たり前でしょ」
051 石田 「元はと言えば野村がパンティー拾ったとか言うからで…」(野村の持つパンツを指差す)
052 中山 「そ、そのパンツ…」(口押さえ、息を呑む)
053 山下 「いい大人がパンツパンツ言ってんじゃないの。訴えられたいの?」
054 石田 「パンツと叫んで悪いかっパンツも見せられないジャージ女っ」(開き直り)
055 山下 「うっさい、パンツ星人」
056 中山 「そのパンツ…昨日、洗濯物からなくなったやつ…」(野村の握りしめるパンツ指さす)
057 石田 「え…」(中山の顔を見る)
058 野村 「いや、道に落ちてたのを拾っただけで…」
059 山下 「あ、もしもし警察ですか。はい、下着泥を捕まえました、はい。私立永下高校です。はい、はい。お願いします」(携帯で通報)
060 野村 「え、ちょ…山下さん何を…」
061 山下 「警察呼んどいたから。すぐ来るって」(真顔)
062 野村 「ちょ、早いよっ。僕は盗ってないよ」(パンツ握りしめながら)
063 石田 「野村、短い間だったが楽しかったぞ。男のロマンも通報されたら捕まるからな」(ぽんと優しく肩を叩く)
064 野村 「ちょ、拾っただけだから」(パンツ握りしめながら)
065 中山 「だったら何で握り締めてるんですか」(ドン引きしながら)
066 野村 「だ、だったら…か、返すよっ」(中山に突き出す)
067 中山 「嫌っ…なんか湿ってるもの…」(眉をハの字にし、一歩退く)
068 野村 「誤解だよ、最初っからだよっ!」
069 山下 「野村、それセクハラ」
070 中山 「変態…」
071 野村 「僕は中山さんのパンティーを拾ったけど、まだ被ってないし匂い嗅いだりしてないよっ!」(力説)
072 中山 「まだ!?」
073 野村 「ちょっと舐めちゃったけど…」(照れながら)
074 山下 「何で舐めたの!?」
075 中山 「いやぁっ」(泣きそうになりながら)
076 野村 「お腹空いちゃって、ご飯のおかずに」
077 山下 「そんなのおかしいよっ」
078 石田 「ご飯のおかず!?」
079 野村 「ご飯三杯いけました」(満足そうに)
080 山下 「三杯も!?」
081 石田 「それは変人を通り越して変態だ」(絶句)
082 野村 「変態じゃないよ。仮に変態だとしても変態と言う名の紳士だよっ」(ムッとしたように)
083 山下 「あ、パトカー来た」(サイレンの音と窓からパトカーが見える)
084 野村 「…最後にこれだけ言っておくよ。僕もまた縞パンに踊らされた哀れな被害者だと言う事を」(寂しそうに笑い、うなだれながら去る)
085 石田 「わけがわからないよ…」(真顔)






作者のツブヤキ
 ただネタとパロディを織り交ぜた台本なわけですが。
とりあえず頭に思い浮かんだ構図は、パンティーパンティーっていい年こいた男が口にするなって感じのセリフから発展していきました。
えぇ、男子がスカートめくりが許されるのは中学生までです。高校になったら女子同士しかきっと許されないよっ!
警察に訴えられます。…まぁ、やってもイイヨ…ただし、イケメンに限るとかwww
まぁ、今回のテーマは『イケメン』じゃないから特になんだかんだなんて言いませんよ。ええ!
道端にパンツが落ちてても拾うと危ないですからね、きっとそれはとんでもないトラップだ!
パンツを拾って素敵な出会いをしよう!だなんてそんな漫画チックな展開は待っていないぜよ!微笑みかけてくれるのは女の子じゃなくて青い制服着たお兄さんたちだろうからね!

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