シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:5 |
総セリフ数 | 141 |
製作日 | 2011/7/30〜2011/7/30 |
概要説明 | 現世で大規模なテロを活動を起こし、社会問題になっているテロリスト集団が四季宿亭に…。 占領されそうな四季宿亭と仲居や女中たちを守るために立ち上がった女将。 四季宿亭vsテロリスト集団の戦いの幕閉じ―― |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
四季 (しき) |
22 | ♀ | 四季宿亭の女将。冥界、天界、現世、地獄、死神界に精通しており四季宿亭を何よりも大切にしている。 |
葉月 (はづき) |
21 | ♀ | 機械メカ弄り大好きな女中。自分の部屋がラボになっており、よく自作ロボが稼働している。 |
卯月 (うづき) |
29 | ♀ | 軍人出身の竜人女中。元々軍に従軍していたが、はぐれから軍に戻るまで四季宿亭で働くようになった |
三冬 (みふゆ) |
26 | ♀ | 遊女の妖怪女中。エロとか色気担当とか言われ誘惑をよくしている。どがつくほどのM |
神無 (かんな) |
19 | ♀ | 四季宿亭のほかに喫茶店を営むエルフ女中。料理も飲み物も作るものすべてが美味い!美人さん |
隊長 | 24 | ♂ | 現世で大規模なテロを起こす宵闇の爪のリーダー。理想の国づくり選民思想の持ち主。 |
001 | 卯月 | 「…何やら緊急事態発生のようだな」(ピクリと眉を動かしながら) |
002 | 葉月 | 「ふむふむ、そう思う?」 |
003 | 卯月 | 「長年の勘がな…」 |
004 | 葉月 | 「銃声っぽいのも聞こえるしね。あれは軍事用に開発された旧型の…」 |
005 | 卯月 | 「近付いて来るのがいるな」 |
006 | 三冬 | 「あーん、助けてぇっ!変な男達が襲って来るぅ」(倒れ込むように入ってくる) |
007 | 葉月 | 「三冬んかぁ」 |
008 | 卯月 | 「うざったいのが来たな…」(あからさまに嫌そうな顔) |
009 | 三冬 | 「あーん、ひどーいっ」 |
010 | 卯月 | 「敵の数は?」 |
011 | 三冬 | 「分かんないわよ。こっちは逃げるのに必死だったんだからぁっ」 |
012 | 卯月 | 「チッ、使えん奴め」(大きく舌打ち) |
013 | 三冬 | 「ひどぅーぃっ!いーっぱい四季宿亭に入ってたのは見たわ」 |
014 | 卯月 | 「小隊規模と推測して良さそうだな。葉(よう)、一番いいのを頼む」(後ろに手を伸ばす) |
015 | 葉月 | 「はーい」 |
016 | 三冬 | 「え、なに?」 |
017 | 卯月 | 「仕方ない、数発お見舞いしてやるっ」(葉月から銃受け取るとかるくため息つく) |
018 | 三冬 | 「来ちゃったぁ!」(廊下を見て慌てて首引っ込める) |
019 | 卯月 | 「失せろっ」(踏み込み、銃を構える) |
020 | 葉月 | 「耳押さえた方がいいよ」(防音ヘッドホンしながら) |
021 | 三冬 | 「え?」 |
022 | 卯月 | 「オラオラオラァッ」(廊下に向けて銃乱射) |
023 | 三冬 | 「きゃあっ…ちょっと発砲音どうにかならないの!」(両耳を押さえてしゃがみ込む) |
024 | 葉月 | 「いやぁ、普段慣れないと無理だねー」(平然とのほほん言う) |
025 | 卯月 | 「ハーハッハッハッ!我が軍の力を恐れ知ったか」(屍を踏み、片足を乗っけながら豪快に笑う) |
026 | 三冬 | 「軍って…一人じゃないの」(つぶやく) |
027 | 卯月 | 「何か言ったか?」(ぐるっと体ごと振り向き、目をつり上げる) |
028 | 三冬 | 「ちょっとぉ、その物騒なもんこっちに向けないでよっ」(銃口指差しながら) |
029 | 卯月 | 「痛みが快感に変わるぞ」 |
030 | 三冬 | 「風穴はごめんよっ!」(悲鳴に近いように叫び、奥へ逃げる) |
031 | 卯月 | 「チッ…あ、弾切れだ…葉」(つまらんというようにまた廊下に向かうが銃を見て放り投げる) |
032 | 葉月 | 「あー、伏せた方がいいね」(伏せながら) |
033 | 三冬 | 「え、ちょっと…ひぃっ!今頭かすったわよ」(きょときょとし、乱入してきた男たちの銃撃に慌ててしゃがむ) |
034 | 卯月 | 「ゴチャゴチャとうるさい奴だ。戦場で真っ先に死ぬ奴だな」(壁に張り付きながら忌々しげにつぶやく) |
035 | 三冬 | 「不吉な事を言わないでよっ」(泣きそうになりながら) |
036 | 卯月 | 「葉、そっちで2、3人頼むっ」 |
037 | 葉月 | 「はいはいっ!了解」(機械を両手に持ちながら) |
038 | 三冬 | 「こっちに来るの!?…コホン、お兄さん方、お姉さんとちょっとイ・イ・コ・トしない?」(着物をはだけさせながら誘惑ウインク) |
039 | 卯月 | 「葉、アイツは馬鹿か?」 |
040 | 三冬 | 「ヤーン、全然効果ないっ」(慌てて逃げかえってくる) |
041 | 葉月 | 「んー脳内が桃色で薔薇が咲き乱れてるだけだよ」(苦笑しながら) |
042 | 卯月 | 「戦地の奴等は蹂躙と支配に快感を感じているのだから交渉降伏は無意味だと言うのになっ!フッ」 |
043 | 三冬 | 「お姉さん死んじゃうっ!」(葉月や卯月の方へ逃げる) |
044 | 卯月 | 「邪魔だっ!どけっ!」(三冬の背中から蹴り倒し、敵へ向かう) |
045 | 三冬 | 「ぁーん」(畳に倒れる) |
046 | 卯月 | 「…足手まといだ。人の足を引っ張るな」(倒れた三冬を見下しながら怒鳴りつける) |
047 | 三冬 | 「そんな事言われてもぉ…」(袖で口元隠しながら困った顔) |
048 | 葉月 | 「マシンガーX、起動ッ」(ビシッと指差す) |
049 | 卯月 | 「囮にもならんならいらんな」(敵を蹴り倒しながら三冬に向かって) |
050 | 三冬 | 「あぁん、さっきからヒドい言われよう」 |
051 | 葉月 | 「もう、メッタメタにしちゃってー、マシンガーX」(小型の二足歩行ロボが敵へと向かう) |
052 | 卯月 | 「ハッ!軟弱な奴等め。訓練が足りんわっ」(屍を踏みつける) |
053 | 葉月 | 「卯月の靴がいいんだよ」 |
054 | 卯月 | 「ブーツを新調したからなっ」(自慢げに) |
055 | 三冬 | 「格闘技が強いのって素敵」 |
056 | 卯月 | 「なら、脇腹に華麗な蹴りをキメてやるか?」(シュッと宙を蹴り、構える) |
057 | 葉月 | 「褒めるとこ間違うとそうなるよ」 |
058 | 三冬 | 「なんでよぉ…アタッ…ちょ、何なのこいつ」(マシンガーXに殴られる) |
059 | 葉月 | 「マシンガーXが敵って思っちゃったみたいだねー」 |
060 | 三冬 | 「みたいだねって…ちょ、やめ…」(連続で殴られ続ける) |
061 | 葉月 | 「自立型AIを搭載してるから勝手に識別して攻撃しちゃうんだよね」 |
062 | 三冬 | 「ちょ…あんた、飼い主でしょ!早く止めてよっ痛いッ痛いわぁっ」(うずくまってるところをフルぼっこ) |
063 | 葉月 | 「緊急停止コードってどれだっけ…」(首をひねる) |
064 | 卯月 | 「ふぅ…骨もない下らん奴等だったな…何してるんだ?」(手を払いながら戻ってくる) |
065 | 三冬 | 「痛…あ、なんか気持ち良くなって来たかも…あぁ快感…」(トロンとした目でよだれ垂らし始める) |
066 | 卯月 | 「ロボに踏みつけられて恍惚(こうこつ)の表情とは正真正銘の変態だな」(軽蔑の眼差しを向け、見下ろしながら) |
067 | 葉月 | 「んー、癖になるのかもよ」 |
068 | 卯月 | 「フン、下らん」 |
069 | 葉月 | 「それより何かな?この人ら。まぁこっちとしてはいいもん仕入れられたからいいんだけど」(倒れた男から銃を奪い取りながら) |
070 | 卯月 | 「訊いてみるか。葉、拷問に丁度いいマシン借りるぞ」 |
071 | 葉月 | 「それなら試作段階のが奥にあるよ」 |
072 | 卯月 | 「そうか。部屋とそれを借りる。オラ、立てッ。…楽しいお喋りの時間だ」(転がってる男の一人の髪を引っ張り、引きずりながら奥の部屋に消える) |
073 | 葉月 | 「三冬ん…そろそろ止めていい?」 |
074 | 三冬 | 「あぁんっ今イイところなのにっ」(物欲しそうな顔で) |
075 | 葉月 | 「そう…マシンガーX、お外でやってきてね」(外を指差す) |
076 | 三冬 | 「あん?ちょ…どこ連れてくの?あーんちょっとぉー…」(マシンガーXに引きずられて部屋から消える) |
077 | 隊長 | 「ふん…そろそろ制圧完了の頃合だな」(腕時計を見る) |
078 | 神無 | 「あなたたちは何なんですか…?」 |
079 | 隊長 | 「俺たちは宵闇の爪。理想の国家を築くため、崇高な思想を持って動いている誇り高き選ばれし民だ」 |
080 | 神無 | 「冥界と現世の狭間まで来て何をしようとしているんですか?」 |
081 | 隊長 | 「冥界と現世の狭間?」 |
082 | 神無 | 「ここは現世に縛られない世界。あなたたちのいるべき場所ではないと思うのですが」 |
083 | 隊長 | 「ハハハハッ、気でも触れたか?それとも逃げる口実か」(仲間と顔を見合わせ笑う) |
084 | 神無 | 「事実ですが…」 |
085 | 隊長 | 「女、あんまりつまらんこと言うなよ?二度と笑えなくなるぞ?」(髪を引っ張り顔を近付ける) |
086 | 神無 | 「んっ…」(痛みで顔歪める) |
087 | 隊長 | 「ほほぅ…よく見るとなかなかいい顔しているな?」(舌なめずりしながら) |
088 | 神無 | 「……」(顔逸らす) |
089 | 隊長 | 「連絡来るまで遊んでやるか。女、その着物脱げ」 |
090 | 神無 | 「やです…」 |
091 | 隊長 | 「黙って脱げ、女」 |
092 | 神無 | 「嫌…です…」 |
093 | 隊長 | 「あんまり強情にならない方がいいぞ?んー?」(髪引っ張り、鼻先まで顔近付ける) |
094 | 神無 | 「嫌…」(目を強くつぶる) |
095 | 隊長 | 「おい、その女の着物を剥げっ」(部下たちに顎で指示) |
096 | 神無 | 「イヤッ!」(部下たちに掴みかかられ必死に抵抗) |
097 | 四季 | 「ハゲはおめーだ」(戸口でキセルふかしながら) |
098 | 隊長 | 「何だっ!」 |
099 | 四季 | 「何だじゃないよ。こっちこそ何だ!…だ。なんだい?この有様は」(大きく煙吐く) |
100 | 神無 | 「四季さんッ」(ぱぁっと顔を輝かせる) |
101 | 隊長 | 「何者だっ!」 |
102 | 四季 | 「名前を訊く時は自分の名を名乗るもんだよ」 |
103 | 隊長 | 「怪我をしたくなかったら口の聞き方を気をつけなっ」 |
104 | 四季 | 「お互いになっ!…神無ッ」 |
105 | 神無 | 「はいッ!やぁっ!」(しゃがみ込んで頭突き) |
106 | 隊長 | 「貴様ァッ」(神無のいたところに銃口向ける) |
107 | 四季 | 「よっ…と無事か、神無」(神無を抱き寄せながら頭撫でる) |
108 | 神無 | 「はいっ!四季さん」(嬉しそうに笑顔で) |
109 | 四季 | 「仕方ないから名乗るけど。あたしは四季。この四季宿亭の女将さ」(キセル咥えながらゆったりと構える) |
110 | 隊長 | 「ほぅ…俺様は理想の国家の設立のための崇高な思想を持ち、選ばれし民の宵闇の爪さぁ」 |
111 | 四季 | 「はーん、噂の問題児グループねぇ…」 |
112 | 隊長 | 「女、口の利き方気をつけろと言ったぞ?選ばれし民に向かって…」(四季に銃口向ける) |
113 | 四季 | 「あたしにゃ、愚民はあんただと思うけどねぇ」(動じずぷはぁーっと煙吐く) |
114 | 隊長 | 「なんだとっ」(青筋たてる) |
115 | 四季 | 「四季宿亭は表向きは確かに誰でも大歓迎っちゃ言ってるけど、あんたらのような問題児グループの団体様はご来店拒否なんでね。敷居を跨がれるのもお断りだよ」 |
116 | 隊長 | 「なんだとぉ!」(引き金に指かける) |
117 | 四季 | 「言っとくが、あたしはそんなブツじゃ殺せないよ」(鼻で笑う) |
118 | 隊長 | 「ほざけっ!」(銃乱射) |
119 | 四季 | 「どこ狙ってるんだい?」(隊長の背中でキセルふかす) |
120 | 隊長 | 「何ッ!?今確かに目の前に…」(目を見開く) |
121 | 四季 | 「言ったろ?殺せないって」 |
122 | 隊長 | 「黙れェッ!」(勢いよく後ろ振り向き乱射) |
123 | 四季 | 「四季宿亭に来た事もそうだが、あたしの可愛い娘たちに手をあげた事、死んでも赦さないよ」(眉間にしわ寄せながら) |
124 | 隊長 | 「俺様を殺せると思っているのかっ」 |
125 | 四季 | 「赤児の手を捻るより容易いね」(再び背中に回り込み、キセルの火玉を首筋に落とす) |
126 | 隊長 | 「熱ッ…」(首を押さえる) |
127 | 四季 | 「地獄に行けると思うなよ」(耳元で囁き心臓を貫く) |
128 | 隊長 | 「なっ…」(目を見開き、倒れる) |
129 | 四季 | 「さて…怪我はないか?神無」(キセルを拾いながら) |
130 | 神無 | 「怖かったですっ四季さん」(四季に飛びつく) |
131 | 四季 | 「すまなかったな、怖かったな。存分に泣け、神無」(神無の頭優しく撫でながら) |
132 | 神無 | 「うぅ…我慢します。怖かったのは私だけじゃないですから」(下唇噛みしめながら) |
133 | 四季 | 「偉いな。間違いが起きる前で良かった。ほんとにな」 |
134 | 神無 | 「はい…はいっ…」(何度も頷き、四季の胸に顔を埋める) |
135 | 四季 | 「しかし、こいつらがここに来たのも元々はろくに考えもせずに黄泉や冥界の扉を開けた役人共にあるからな…きっちり責任取ってもらわんとな」(男たち見下ろしながら) |
136 | 神無 | 「他の皆さんは無事なんですかっ」 |
137 | 四季 | 「…まぁ、ボチボチな。お前たちはよく頑張った。四季宿亭をよく守った。一流の仲居、女中だ」 |
138 | 神無 | 「ありがとうございます」 |
139 | 四季 | 「さて、そろそろ死神の団体が到着するし、ボチボチ片付けを始めるぞ」 |
140 | 神無 | 「はいっ」 |
141 | 四季 | 「四季宿亭は今日も通常営業だ」(腰に手を当て、ニッと笑う) |
作者のツブヤキ |
ついに四季宿亭、宵闇の爪シリーズ完結です。随分前から出来てはいたのですが、台本の変換作業する時間がなく…。 他の作品も台本変換作業さえできればすぐにでも十作品近くアップすることができるのですがねェ(苦笑) さてさてこのシリーズは随分と四季宿亭らしさのほんわかというイメージをぶち壊した感じになってしまったわけですが、個性豊かな仲居や女中たちを紹介したような作品になってます。 最終的にはイラストなどでキャラたちをデザイン化したいなとか考えたりしてますので、もし興味がありましたらお声掛けください。 話的にはぶっ飛びぶっ飛びな感じで、声劇的には難しかったかもしれません。イメージが思い浮かばれましたら幸いですが…。 今後はまたまったりな四季宿亭を描いていきたいと思っております。宜しくお願いします。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |