シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♀:2不問:1 |
総セリフ数 | 74 |
製作日 | 2011/6/8〜2011/6/8 |
概要説明 | 旅の途中で梅雨の季節に入ってしまった。ジメジメじとじとと、体力面だけはなく、精神的にも攻撃受ける梅雨。 せめて出かける明日だけは何としてでも晴れてほしい。そのために思い付いた方法とは… |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
エル | 26 | ? | 旅のリーダー。二人のまとめ役。だが、二人に好かれ謎なドロドロ関係に引きずり込まれている。 |
リブ | 26 | ♀ | エルの性格、容姿に惚れ込んで旅の仲間入り。旅を賑やかにしている張本人。 |
オドュ | 21 | ♀ | 引っ込み思案で根暗な部分のある魔法使い。怪しげな調合をいつもしている。 |
001 | リブ | 「ジメジメじとじとカビだらけ…あぁもぅ最悪っ」 |
002 | エル | 「梅雨の季節になりましたからね」 |
003 | リブ | 「梅雨ってなんなのよ!暗くてジトジト陰湿陰険、どっかの誰かみたい」 |
004 | オドュ | 「…そう」 |
005 | リブ | 「あんた胸膨らんでない?」(ふとオドュの胸に視線やる) |
006 | オドュ | 「さぁ…」 |
007 | リブ | 「パッド水吸ったんじゃない?」(嫌味っぽく) |
008 | エル | 「オドュ…パッドだったの?」 |
009 | リブ | 「詰め込むのは頭に知識だけでいいっての」 |
010 | エル | 「僕は小さいのも好きだよ」(オドュの瞳見つめる) |
011 | オドュ | 「…ありがとう」(頬を染める) |
012 | リブ | 「あーあー、やだやだ。こんなんじゃカビ生えちゃうっての」(二人の間に割って入る) |
013 | オドュ | 「食用キノコは三種類」 |
014 | リブ | 「ちょ…あんた頭にキノコ生やして大丈夫!?」(フードの上に生えているキノコを指差す) |
015 | オドュ | 「冬虫夏草…そこそこな値段で売れる」 |
016 | エル | 「冬虫夏草ってセミとかに寄生するあれ?」 |
017 | リブ | 「意味不明な行動しはじめて最後には踊り狂うあれじゃない」 |
018 | オドュ | 「まだ意味不明な行動し始めていないから平気…」(両腕を上下に振りながらノリノリ) |
019 | エル | 「オドュ、踊ってる踊ってる」 |
020 | オドュ | 「…?無意識」(ぽかんとした顔で踊り続ける) |
021 | リブ | 「それってヤバいんじゃ」 |
022 | オドュ | 「まだ狂って…ないっ」(加速) |
023 | エル | 「踊り、激しくなってる。激しくなってる」 |
024 | リブ | 「早くなんとかならないのこれ」 |
025 | エル | 「梅雨は始まったばっかりですからね」 |
026 | オドュ | 「梅雨と言えばカエルの季節…」(カエルの足を持ちながらリブの目の前に差し出す) |
027 | リブ | 「カエル…?ギャー」 |
028 | エル | 「オドュ、リブをからかわないの」 |
029 | リブ | 「や、やっぱり悪質、陰険だわ」 |
030 | オドュ | 「カエル…魔術に使える」 |
031 | リブ | 「何の魔術に使うのよ」 |
032 | オドュ | 「カエルになるため…?」 |
033 | リブ | 「誰もならんわっ」 |
034 | エル | 「あー、でも天気をよくするおまじないってあって…」 |
035 | オドュ | 「猫の頭を飾る…」 |
036 | リブ | 「やらないわよっ!」 |
037 | エル | 「違う違う、てるてる坊主っていう妖精を軒下に吊すんですよ」 |
038 | リブ | 「妖精を?どこで捕まえるの」 |
039 | エル | 「作るんですよ」 |
040 | オドュ | 「私の出番…?」(儀式用具出す) |
041 | エル | 「誰でも作れますよ。用意するのは白い布と紐なんで」 |
042 | リブ | 「妖精なんて作れるの?」 |
043 | エル | 「てるてる坊主は雨を司る妖精と言われてまして…」 |
044 | オドュ | 「いわゆる擬似妖精ね…」 |
045 | エル | 「まぁそうなりますね」 |
046 | リブ | 「まぁいいわ。どうやって作るの?」 |
047 | エル | 「白い布に頭の中身を詰め込んで紐で縛るだけ」 |
048 | オドュ | 「何の脳みそを詰め込めばいいのかしら」 |
049 | エル | 「いや何も…生物(ナマモノ)はやめてください」 |
050 | リブ | 「できたわ」(高々と掲げる) |
051 | エル | 「お、いい感じ。それでは、のっぺらぼうでは寂しいので、顔を書いちゃってください」 |
052 | リブ | 「はーい」 |
053 | オドュ | 「できたわ…」(頭がモゾモゾ動くテルテルぼうずを見せる) |
054 | エル | 「何か頭モゾモゾ動いてるけど…」 |
055 | オドュ | 「カエルを入れた…」 |
056 | エル | 「今すぐ解放しなさい」 |
057 | リブ | 「でーきたっ」 |
058 | エル | 「じゃあそれを軒下に吊して」 |
059 | リブ | 「首吊り!?」(驚く) |
060 | エル | 「最初っから吊すって言ったでしょ」 |
061 | リブ | 「あーエルが首吊るー」 |
062 | エル | 「なんで私をモデルにしてるんですかっ」 |
063 | オドュ | 「…できた」 |
064 | エル | 「じゃあそれを…って完成度高い人形作ってどうするの!」 |
065 | オドュ | 「吊す…」 |
066 | リブ | 「ちょ…このキノコ女!何気なく私似じゃないっ」 |
067 | オドュ | 「気のせい…」 |
068 | エル | 「…ご丁寧にリブって刺繍入ってるけど」 |
069 | リブ | 「作るなら自分の人形にしなさいよねっ」 |
070 | エル | 「だから呪いの人形じゃないんですって吊すのは」 |
071 | オドュ | 「…じゃ、間を取ってエル、首吊って…」 |
072 | エル | 「何の間を取ったのー!」 |
073 | リブ | 「…翌日」 |
074 | エル | 「その日一日だけものすごい快晴になり、宿屋の軒下にずらりと並んだ呪いの人形たちが街の評判になった…」 |
作者のツブヤキ |
まだギリギリ梅雨入りしていない地域でございます。 雨は不快だねー、ビショビショにされるわ、靴はダメにされるわ、本は読めなくされるわって。 水不足にならないためには必要なわけだけど…今年は東日本に降られるとほんと大変そう…。 災害が発生しちまうだ…。どうか被害が大きくなりませんことを祈りながらてるてる坊主を吊るすとしますか。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |