シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:2 |
総セリフ数 | 47 |
製作日 | 2011/6/7〜2011/6/7 |
概要説明 | 河童がゲロゲロ鳴く季節になりました。え?河童は鳴かないって?父ちゃん大変だ。 僕たち河童じゃないんだって!池のほとりに住む自称河童の親子の会話を聞きに参りました。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
子供 | 24 | ♂ | 純粋無垢な子ども。最近周りから言われ自分は河童じゃないのではないかと疑う。 |
父 | 23 | ♂ | 河童として誇りを持っている。頭の皿の着脱可能。 |
001 | 子供 | 「ようやく僕たちの季節がやってきたね」 |
002 | 父 | 「そうだぞ。梅雨の季節は河童の時代だ」 |
003 | 子供 | 「人間たちも僕たちを真似てカッパ着てカッパカッパ言うもんね」 |
004 | 父 | 「そうだ、河童が牛耳る時代だ」 |
005 | 子供 | 「…なぁ、父ちゃん。」 |
006 | 父 | 「ん、なんだ」 |
007 | 子供 | 「最近、みんな変なこと言うんだ」 |
008 | 父 | 「変なこと?」 |
009 | 子供 | 「僕たちが河童じゃないって言うんだ」 |
010 | 父 | 「馬鹿を言うな、お前は俺が河童として育ててきたんだ。誇りを持て」 |
011 | 子供 | 「だよね!」 |
012 | 父 | 「その頭の上に乗せた皿がなによりの証拠じゃないか」 |
013 | 子供 | 「うん。」 |
014 | 父 | 「さぁ、分かったら皿磨いて外して寝ろ」 |
015 | 子供 | 「うん、分かった」 |
016 | 父 | 「河童はきゅうりが大好物だと言うが…」 |
017 | 子供 | 「うん。きゅうりが大好きなのも河童の特徴だよね」 |
018 | 父 | 「父ちゃんは大嫌いだ」 |
019 | 子供 | 「え…」 |
020 | 父 | 「河童は皿が割れたり乾いたりしたら死ぬと言うが…」 |
021 | 子供 | 「河童は皿が命だもんね」 |
022 | 父 | 「父ちゃんは平気だ」 |
023 | 子供 | 「平気なの?」 |
024 | 父 | 「試しにフンヌッ!」 |
025 | 子供 | 「わぁっ!お皿が真っ二つだ」 |
026 | 父 | 「お前は勿体ないからやるなよ?無料じゃないんだからな」 |
027 | 子供 | 「うん、我慢する」 |
028 | 父 | 「さぁ、明日も早い。もう寝ろ」 |
029 | 子供 | 「なぁ、父ちゃん。」 |
030 | 父 | 「なんだ」 |
031 | 子供 | 「本物の河童は頭の皿が着脱できないってホント?」 |
032 | 父 | 「なんだ、疑ってるのか?」 |
033 | 子供 | 「みんなから馬鹿にされるから…」 |
034 | 父 | 「河童は体が緑だろ」 |
035 | 子供 | 「うん」 |
036 | 父 | 「水かきもある」 |
037 | 子供 | 「あるー」 |
038 | 父 | 「じゃあ河童だ」 |
039 | 子供 | 「ごめん、父ちゃん。疑ったりして」 |
040 | 父 | 「誰だって自分は何者かって考える時はある。こうしてジメジメした日が続けばな」 |
041 | 子供 | 「うん」 |
042 | 父 | 「お前の小さい頃の写真を見せてやる、ほら」(写真見せる) |
043 | 子供 | 「この黒いニョロニョロって…」 |
044 | 父 | 「河童だろう?」 |
045 | 子供 | 「…父ちゃん」 |
046 | 父 | 「うん?」 |
047 | 子供 | 「どう見てもカエルです、ありがとうございました。」 |
作者のツブヤキ |
黒いニョロニョロ?どう見てもオタマジャクシです。ありがとうございました。 6月と言えばカエルの季節。河童の季節はまだ遠いのか…? 河童って七月なんでしょうか…6月だとフライングか?まぁ…きゅうりでも軒下にぶら下げてじっくり待ってみてください。 もしかすると翌日河童がぶら下がってるかもしれないですよ(ねぇよっ |
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