| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♀:3 |
| 総セリフ数 | 135 |
| 製作日 | 2011/4/16〜2011/4/17 |
| 概要説明 | 温泉旅行を企画し、先輩後輩でやってきた温泉旅館。売りは絶景で崖の上に建つ海辺の古びた旅館。 さてさて旅館にうるさい先輩たちはどんな評価を聞かせてくれるのか。 |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 9分半程度 【〜10分】 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 桑原 萌 (くわはら もえ) |
45 | ♀ | クワトロさん。二人の後輩、先輩たちのこだわりに憧れて自分も探そうと躍起になっている。 |
| 友越 千 (ともこし せん) |
48 | ♀ | 体力系。旅館を選ぶときは料理を重視する。ザっぱな性格で細かいことは気にしないが、飯にはこだわる。 |
| 光峯 圭 (みつみね けい) |
42 | ♀ | 真面目系。旅館を選ぶときは温泉を重視する。風呂の数は多い方が喜ぶ。一部から風呂・温泉奉行として恐れられている。 |
| 001 | 萌 | 「クッハァ〜ようやく着いたー」 |
| 002 | 圭 | 「なんとか無事に着いたか」 |
| 003 | 千 | 「なんや、その物言い。死と隣り合わせやったみたいな」 |
| 004 | 萌 | 「対向車線はみ出してるんですもの」 |
| 005 | 圭 | 「隣り合わせどころか、鉢合わせだった。・・・ペーパーには試練だったか」 |
| 006 | 千 | 「初心者マーク中にちょこちょこ乗っとぉたわっ」 |
| 007 | 萌 | 「先輩の運転でなくて送迎頼めば良かったですね」 |
| 008 | 千 | 「コラ、なんやなんや、人が折角好意で連れて来てあげたっちゅーに」 |
| 009 | 圭 | 「・・・お疲れ」 |
| 010 | 萌 | 「ありがとうございました」 |
| 011 | 千 | 「・・・ッ、あぁ、まぁな・・・うん、いや分かりゃええんや、うん」(照れる) |
| 012 | 圭 | 「さて、露天風呂は地下か」 |
| 013 | 萌 | 「地下なんて景色見えなくないんですかね」 |
| 014 | 千 | 「絶壁になっとるんやろ?ワクワクやな、絶景っちゅうのは」 |
| 015 | 萌 | 「光峯先輩は温泉で宿選びますものね」 |
| 016 | 千 | 「あっ!もう着替えとんかいっ」 |
| 017 | 圭 | 「あぁ、荷物になるからな」 |
| 018 | 萌 | 「光峯先輩慣れてますね…」 |
| 019 | 千 | 「部屋についたらすぐ脱ぐきぃな」 |
| 020 | 圭 | 「人を露出狂みたいに言うな」 |
| 021 | 萌 | 「わ、私も着替えます!」 |
| 022 | 千 | 「桑っちも着替えるんけ?」 |
| 023 | 圭 | 「千も黙って着替えろ」 |
| 024 | 千 | 「別にウチは着替えんでも・・・」 |
| 025 | 圭 | 「ジャケット、黒Tシャツ、タンクトップ、ブラ、ジーパン、下着、靴下・・・7回の動作があるが、浴衣だと」 |
| 026 | 萌 | 「帯、浴衣、ブラ、下着の4回ですね」 |
| 027 | 圭 | 「下着もブラもつけなければ、さらに2回になる」 |
| 028 | 千 | 「露出狂には目醒めんわ!」 |
| 029 | 圭 | 「従来、浴衣の下には何も着けないものでな・・・」 |
| 030 | 千 | 「今どき、そんなん守ってんのはおらんって・・・」(千のをめくる) |
| 031 | 萌 | 「な・・・光峯先輩つけてな・・・」 |
| 032 | 圭 | 「上だけだ・・・下は着けてる・・・」(顔真っ赤にしながら胸隠す) |
| 033 | 千 | 「どれどれ・・・」(下をめくる) |
| 034 | 圭 | 「な・・・バカっ、やめろ・・・」(必死で千を押さえる) |
| 035 | 千 | 「ほんまや、今日のラッキーカラーは白やったんか」 |
| 036 | 圭 | 「・・・ラッキーカラーは水色だ・・・」 |
| 037 | 萌 | 「でも光峯先輩は動作3回で済みますね」 |
| 038 | 圭 | 「脱衣所でモソモソ着替えられていても遅くなるだろう。いいから着替えておけ、千」 |
| 039 | 千 | 「へーい・・・」 |
| 040 | 萌 | 「どんなお風呂か楽しみですねー、先輩♪」 |
| 041 | 圭 | 「置いてくぞ、萌」(タオル持って戸を開けようとしている) |
| 042 | 萌 | 「って、はやーっ」 |
| 043 | 千 | 「ケーは温泉のことーなると目の色変えんかんなー」 |
| 044 | 萌 | 「光峯先輩〜待って下さいよ〜」(タオル持って追いかける) |
| 045 | 千 | 「しもうた、結局ウチ取り残されとぅ」 |
| 046 | 萌 | 「うはぁー、湯けむりパラダイス。内湯の浴場全域真っ白ー」 |
| 047 | 圭 | 「萌、湯船に入る前には体洗うのだ」 |
| 048 | 萌 | 「あ、はーい」 |
| 049 | 千 | 「ヨッシャー、一番風呂ー!」 |
| 050 | 圭 | 「千、体洗え!」 |
| 051 | 千 | 「しもぅた、温泉奉行がいたんやった・・・」(顔しかめる) |
| 052 | 圭 | 「千のようにそのまま入ると汗で湯が汚れるだろ」 |
| 053 | 千 | 「うへぇ・・・リアル・・・」 |
| 054 | 圭 | 「しっかりと身も心も清めてからだな・・・」 |
| 055 | 千 | 「心もっ!?」 |
| 056 | 萌 | 「おっ先に失礼しまーす」 |
| 057 | 千 | 「な・・・桑っちズルい、一番風呂はウチや」 |
| 058 | 圭 | 「千は体洗え」 |
| 059 | 千 | 「お奉行様、勘弁下せぇー」 |
| 060 | 萌 | 「あ…光峯先輩、友越先輩の方、終わったんですか?」 |
| 061 | 圭 | 「せっかくの温泉タイムを邪魔されたくないからな」 |
| 062 | 萌 | 「んー、しっかしこんなにお風呂広いと伸び伸びと出来ますね」 |
| 063 | 圭 | 「そうだな」 |
| 064 | 萌 | 「こんな時間にお風呂入れるとか何か贅沢」 |
| 065 | 千 | 「15時から風呂やもんなー考えられんわ」 |
| 066 | 萌 | 「友越先輩終わったんですか?」 |
| 067 | 千 | 「ガキやあらへんからな。パパーっとやってパパァーっと終わるで」 |
| 068 | 圭 | 「湯船にタオルを入れるなっ」(タオルではたく) |
| 069 | 千 | 「へぁっ!?」 |
| 070 | 萌 | 「光峯先輩、露天に行きましょっ」 |
| 071 | 圭 | 「あぁ」 |
| 072 | 千 | 「明るい内からの景色も乙やからな」 |
| 073 | 萌 | 「寒、サム〜」(震える) |
| 074 | 圭 | 「この肌寒さがまたいい」 |
| 075 | 千 | 「おっとM発言か?」 |
| 076 | 圭 | 「温かい温泉が身体にじんわりきていいんだろうが」 |
| 077 | 萌 | 「・・・枯れ葉も虫も友達?」(柱に貼られてる札を読む) |
| 078 | 圭 | 「浮いているということだろう。邪険にするなってことだ」 |
| 079 | 千 | 「人間の垢は友達じゃないんやな」 |
| 080 | 萌 | 「ずっと友達になれる気がしません」 |
| 081 | 圭 | 「そんな風呂には入りたくない」 |
| 082 | 千 | 「お、あの橋渡っとぅんが見えるで。ちょち、声掛けてみぃか」(遠くに見える橋を仁王立ちしながら見る) |
| 083 | 萌 | 「ちょ・・・先輩ッ、前隠して下さいっ」 |
| 084 | 圭 | 「前隠しても見えるとこは見えるぞ・・・ここからよく見えるということは向こうからもよく見えるということ」 |
| 085 | 千 | 「温泉旅行と言うたらポロリやろ」(豪快に笑いながら) |
| 086 | 萌 | 「私はポロリしたくないです!」(自分を抱き締めながら湯に肩までつかる) |
| 087 | 千 | 「サービス精神が足りんな、おもろないねん」 |
| 088 | 圭 | 「殺人事件も付き物だがな」 |
| 089 | 萌 | 「どこのサスペンスドラマですか!」 |
| 090 | 千 | 「せや、ポロリ言うたらな、この前温泉に行ったら間違うた男にケー、裸見られたんやで」 |
| 091 | 圭 | 「あ、あれは事故だ!」 |
| 092 | 萌 | 「間違えてってありえなくないですか?絶対確信犯ですよ!」 |
| 093 | 千 | 「いや、男湯女湯左右入れ替わったばかりでなー、ウチも癖で男湯に入りそうになったねん。野郎の着替え見て気付いたんや」 |
| 094 | 萌 | 「入口ののれんで気付かなかったんですか?」 |
| 095 | 千 | 「気付かんもんやわなー、ほんまびっくりや」 |
| 096 | 萌 | 「でも女湯の脱衣所に男がくるなんて嫌ですね」 |
| 097 | 圭 | 「・・・裸を見られたこっちの身にもなってくれ・・・」 |
| 098 | 千 | 「こうしてケーは見られることに快感を感じるようになっていったのでした!」 |
| 099 | 圭 | 「そんなわけあるかっ!」(千の頭掴んで湯に叩きつける) |
| 100 | 千 | 「がぽっ」 |
| 101 | 萌 | 「橋が見えるのはポイント高いですね」 |
| 102 | 千 | 「絶景かな、はー絶景かな―」 |
| 103 | 圭 | 「うむ、ここにして良かったな」 |
| 104 | 千 | 「あとは料理が良ければ・・・の話やがな」 |
| 105 | 萌 | 「友越先輩は料理で宿決めますからね」 |
| 106 | 千 | 「美味いもん食えんのが一番の幸せや」 |
| 107 | 萌 | 「美味しくないとがっかりですものね」 |
| 108 | 圭 | 「さて、そろそろ部屋で寛ぐとするか」 |
| 109 | 萌 | 「そですね。あがりましょう」 |
| 110 | 千 | 「さーて、夕飯は何やろー何やろ〜♪」(小躍り) |
| 111 | 萌 | 「あぁはしゃいでる先輩の姿を見るとがっかりした時の様子が目に浮かぶようで笑えますね」 |
| 112 | 圭 | 「千の落ち込みっぷりは半端ないぞ。食事中ずっとブツブツ言ってるからな」 |
| 113 | 萌 | 「え・・・それ怖い・・・」 |
| 114 | 千 | 「なーんやろーなーんやろー♪」 |
| 115 | 萌 | 「頼むからがっかりさせないであげて下さい・・・」(祈る) |
| 116 | 圭 | 「お・・・」 |
| 117 | 千 | 「カニに刺身に茶碗蒸し、お肉もあるやん!めっさ美味そうや」 |
| 118 | 萌 | 「わぁ・・・スゴイですね…豪華だ」 |
| 119 | 圭 | 「あわび、ウニコースだからな、食べ応えありそうだ」 |
| 120 | 千 | 「これは文句なしやわ!風呂よし、飯よし、お部屋も悪くなし!」 |
| 121 | 萌 | 「来てよかったですね、先輩♪」 |
| 122 | 千 | 「いただきますぅ!」 |
| 123 | 圭 | 「千、こら、あぐらかくと見えるぞ」 |
| 124 | 千 | 「正座なんてしてたら食事が味わえんわ!見えても減るもんやないし」 |
| 125 | 萌 | 「先輩、先輩!見えてますってば〜、そして男の人に見られてますってば〜」 |
| 126 | 圭 | 「・・・ほっとけ、千が見られて快感感じてるんだ。邪魔しちゃ悪い」 |
| 127 | 萌 | 「あ…そうなんですか?じゃあ、仕方ないですね」 |
| 128 | 千 | 「ぷはぁーっ、なんや、そんなに見たいんか?あぁ、見たいんか?」(ビールを空にする) |
| 129 | 圭 | 「千は酒癖悪いからさっさと食べて離れた方がいい」 |
| 130 | 萌 | 「は〜い・・・」 |
| 131 | 千 | 「無視か?無視なんやな?えぇえぇ、食べることに専念するわ!んむっ」(いじけて食べ始める) |
| 132 | 萌 | 「めんどくさいですね…」 |
| 133 | 圭 | 「しっ、いつものことだ。食べ終わったらまたお風呂に行くぞ」 |
| 134 | 萌 | 「いいですね」 |
| 135 | 千 | 「来て良かったわ!温泉旅行!」 |
| 作者のツブヤキ |
| 震災前の2/27に家族で松島旅行をしてきました。 その時のことをちょっと代わりに三人組に楽しんでもらいました!温泉よし、ご飯よし!部屋も悪くない! 値段もまずまずで、部屋から見える海や赤い橋(福浦橋)は縁切り橋とか言われてますが、眺め良かったですよ。 露天風呂の柱の札には『枯れ葉も虫も友達』と書かれてました。それとリアル露天風呂から福浦橋で歩いている人が見えるんですよ。 舞台になった宿泊した旅館は幸い、一時休業で済んだようで、4/27から営業再開とのことでした。 落ち着いてきたら是非、松島観光に訪れて見て下さいね!震災前とは行かずとも少しずつ良くなっていくと思います。 旅行の思い出の地を失ってしまうのはとても悲しいですからね…。 亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。 |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |