シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:1♀:1 |
総セリフ数 | 65 |
製作日 | 2010/12/4〜2010/12/5 |
概要説明 | 年末はウダウダと過ごし、一年の年越しを何も変りなくバーで明かしたミノッカ。 バーのママからお年玉と言われて札束の封筒をもらって上機嫌なミノッカの前に賞金稼ぎの守銭奴ジェーンが現れて…。 執拗にお年玉を強請られるのだが… |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
ミノッカ=ソフティノール | 33 | ♀ | 通称ミノ。銃の腕前は一人前だが人間構成としては半人前。本職は殺人請負の掃除屋。 |
ジェーン=バディー | 32 | ♂ | 賞金稼ぎのならず者。お金にうるさく、路地裏で誰構わず巻き上げているのも珍しくない。 |
001 | ミノッカ | 「一度(ひとたび)銃を見せりゃあ、泣く子も黙るミノッカ姐さんよ〜っとぉ♪」(銃を弄びながらフラフラ鼻歌交じりに歩く) |
002 | ジェーン | 「泣く子も黙らせるの間違いだろ」(路地裏から登場) |
003 | ミノッカ | 「ぁ?…なんだ、ジェーンか」(立ち止まり、顔を上げ、呆れたように言う) |
004 | ジェーン | 「よぉ、ミノ。あけおめだなぁ」(右手を上げ、ニヤリと笑う) |
005 | ミノッカ | 「何もおめだくねーよ。あんたに会った時点で」(顔しかめ、脇に唾吐く) |
006 | ジェーン | 「バーで年越して酒かっ喰らって朝帰りっちゃあいいご身分だなぁ」 |
007 | ミノッカ | 「羨ましいだろぉ?…お姫様はいい身分さ」(優越感に浸たり、ジェーンを馬鹿にする) |
008 | ジェーン | 「ナァにがお姫様だ。ただの殺人魔だろうが」 |
009 | ミノッカ | 「キレイ好きな掃除屋さ…ゴミを一掃する。ジェーン、しつけぇな?…あぁ、いつものことか」 |
010 | ジェーン | 「まぁ、いいや。とりあえず玉よこせ」(右手を突き出す) |
011 | ミノッカ | 「何だ?鉛玉欲しいのか?」(キョトンとした顔でジェーンの右手見る) |
012 | ジェーン | 「元旦だぞ、お前が受け取ってるのは知ってるんだぞ」 |
013 | ミノッカ | 「脳天か?額か?それとも、心(しん)の臓にか?」(銃を弄びながら) |
014 | ジェーン | 「違ぇっ、てめぇの握りしめてる玉を寄越せって言ってるんだ」(語気荒くする) |
015 | ミノッカ | 「バカ言うな、あたしゃ玉なんかぶら下げてないさ。それとも何か?あんたのプラプラ揺れてるその二つの玉を握ってもぎ取って欲しいってか?」 |
016 | ジェーン | 「その膨らんでる中身がお年玉なことぐらい分かってるんだよ、ミノ」(ミノッカの胸指す) |
017 | ミノッカ | 「レディーの胸指差すなんて失礼じゃないかぁ?ジェーン」 |
018 | ジェーン | 「俺にもお年玉寄越せって言ってるんだよ、ミノ」 |
019 | ミノッカ | 「残念だけど、あんたの言ってるとこには一般的に無駄な脂肪の塊しかないよ。ま、あたしは無駄とは思わないけどね」(胸揺らす) |
020 | ジェーン | 「テメーがマスターからお年玉もらうの見てんだよ、封筒にぎっちり詰まった札束のな」 |
021 | ミノッカ | 「へぇー。確かに貰ったかもしれないなー。けどな、ジェーン。お年玉っていくつまでもらえるものか知ってるか?」(俯く) |
022 | ジェーン | 「いつだって貰えるんだよ。テメーが貰ってるのが論より証拠だ」 |
023 | ミノッカ | 「残念。ハッズレ。あんたの歳になったらもらう側じゃなくてあげる側なんだよ」(ニヤリと笑う) |
024 | ジェーン | 「知るか、んなもん。テメーから貰うって言ってんだろ」 |
025 | ミノッカ | 「…ジェーン」(呼びかける) |
026 | ジェーン | 「ぁ?」(眉寄せる) |
027 | ミノッカ | 「お年玉って元々何か知ってか?」 |
028 | ジェーン | 「お年玉はお年玉だ。金だよ、金ッ」(指でマネーの形を作る) |
029 | ミノッカ | 「始まりはなぁ、神様から心霊を授かって新たな生命力を得る儀式…いわゆる魂って奴だ」 |
030 | ジェーン | 「…で?」 |
031 | ミノッカ | 「どっかじゃぁ、餅とか言うもち米をこねくり回したもん渡すらしいけどなぁ。マネェじゃなかったんだよ」(銃を弄び始める) |
032 | ジェーン | 「だが今は一般的にマネェーなんだよぉっ!」(マネェーマネェーというアクドイ顔に) |
033 | ミノッカ | 「だがな…あんたもあたしもならず者。一般から外れたアウトローなわけだ」 |
034 | ジェーン | 「……っ」(眉寄せる) |
035 | ミノッカ | 「あたしの頭ん中にも一般的って言葉はねぇのさっ。つまりマネェをやる義理はない」(肩をすくめる) |
036 | ジェーン | 「るせぇっ!マネーを寄越せって言ってるんだぁ!」(銃を取り出して銃口向ける) |
037 | ミノッカ | 「…まぁ、新年早々お年玉もらえないと今夜枕を涙で濡らすことになるだろうから?そこは鬼じゃないさ、あたしも」 |
038 | ジェーン | 「観念したか…?」 |
039 | ミノッカ | 「代わりのものやるよっ、お年玉をよぉッ!」(素早く銃を抜き、撃つ) |
040 | ジェーン | 「…なッ!?ぐわぁぁあっ」(撃たれて倒れる) |
041 | ミノッカ | 「鉛玉で勘弁。まぁ、銃弾も箱買いするとバカになんないんだぜ?」(倒れてるジェーンを見下ろす) |
042 | ジェーン | 「ぐぅうう…くそぉ…」(憎々しげに睨みつける) |
043 | ミノッカ | 「待った待った!欲しいって言ったのあんただろ?とびっきりのをあげたつもりなんだけどさ」 |
044 | ジェーン | 「…ざけんなよ…」(怒りを込めて) |
045 | ミノッカ | 「ただのどM魔人かと思ったんだけど、お気に召さなかった?」 |
046 | ジェーン | 「犬畜生めっ!」 |
047 | ミノッカ | 「…なぁ、ここで提案なんだけどさ。お年玉とかけて、玉落としてみる?」(右手を小さく挙手し提案する) |
048 | ジェーン | 「ふざ…けろっ…」 |
049 | ミノッカ | 「あーぁ、野郎はいいよなぁ。三つも玉持ってるから三回殺さないとしなないんだろ?」(頭に手を組んでブラブラ歩きはじめる) |
050 | ジェーン | 「は…?」 |
051 | ミノッカ | 「肝っ玉と下の方で揺れてるやつ」 |
052 | ジェーン | 「はぁ?」(率直に驚く) |
053 | ミノッカ | 「…なに、金額足んなかった?素直に喜べよ、可愛くないな。お年玉貰ったらもろ手を挙げてワーイ。だろ?」(振り返り困ったような顔をする) |
054 | ジェーン | 「……ぁ」(恐怖を感じ始める) |
055 | ミノッカ | 「あー、あと感謝の言葉ももらってないや。お年玉貰った時は『ありがとうございます』…だろ?」 |
056 | ジェーン | 「あ…あぇ…」(震えはじめ、上手く言葉にならない) |
057 | ミノッカ | 「ありがとうは?ジェーン」(顔を覗き込むように見る) |
058 | ジェーン | 「あぅ…ぁ…あが…」 |
059 | ミノッカ | 「…あのなぁー」(呆れ、腰に手を当て、ため息を大きく一つ吐く) |
060 | ジェーン | 「ミ、ミノ…ノ…ノ…」 |
061 | ミノッカ | 「ウダウダしてっとテメェーの玉、全部パージすっぞ!ど畜生めっ!失せろっ!」(銃口向け、乱射) |
062 | ジェーン | 「ひぇぇえええええっ!?うひゃぁあああああ…」(飛び起き、もろ手を挙げて泣き叫びながら走り去る) |
063 | ミノッカ | 「お年玉ねぇ…」 |
064 | ジェーン | 「お年玉じゃなくて落とし前だぁぁあああああー」(遠くから段々聞こえなくなっていく) |
065 | ミノッカ | 「新年の挨拶くらいにはなったか…ま、いいや。飲み直そ…今度は甘酒でいいや…。ママンとこまだ開いてっかなぁ…」(ブラブラと朝焼けの路地に消えていく) |
作者のツブヤキ |
あらあらまぁちゃん。随分過激な内容ですこと。 放送禁止用語っぽいのが芋のようにゴロゴロ転がってるじゃないの。掘り起こしちゃダメよ。 ジェーンさんのプララさんをバン、バァン。やっても良かったんですが、その時の断末魔が難しいと思ったので逃がしました(ぇ 無理やりの1月ネタという。お年玉って何歳まで貰えるもんなんですかね。 え…一人あたりから5万?おま…貰い過ぎ!!友人の額に嫉妬した小学の頃の懐かしき思ひ出。 |
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