| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:1♀:1 |
| 総セリフ数 | 86 |
| 製作日 | 2010/11/10〜2010/11/15 |
| 概要説明 | 前線基地での戦闘で重体になり、入院していたシャルルの元部下のルイ(直属から外れた)。 彼のもとに任務に一区切りつけてきたシャルルが見舞いにくるのだが…。 相変わらずのノリに呆れさせられついつい説教してしまうルイ。この時の話とは… |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | 7分程度 【〜10分】 |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| ルイ | 44 | ♂ | シャルルを庇って負傷し、入院していた元直属の部下。シャルルが大佐に昇進し、直属から外れてしまった。 |
| シャルル | 42 | ♀ | ロナンバルドという優れた知能を持つ種族。実力から大佐まで昇進した。常識破りの破天荒人。 |
| 001 | シャルル | 「調子はどうだ?」 |
| 002 | ルイ | 「シャルル司令官!……じゃなかった、シャルル大佐ッ」(慌てて背筋伸ばす) |
| 003 | シャルル | 「元気そうで何よりだ。うん」 |
| 004 | ルイ | 「お見舞いに来て下さったんですか?」 |
| 005 | シャルル | 「まぁ…そんなところだろうな」 |
| 006 | ルイ | 「シャルル大佐に来てもらえるなんて感激です」 |
| 007 | シャルル | 「嘘をつく口はこの口かー」(ルイの口を引っ張る) |
| 008 | ルイ | 「いひゃぃっいひゃいでふっ…ふぁにふるんでふふぁっ」 |
| 009 | シャルル | 「元気でたか?」 |
| 010 | ルイ | 「いたたたた…もぅ、それはこっちの台詞ですよ!何ですか突然来たと思いきや人の口なんか引っ張って」(口押さえながら) |
| 011 | シャルル | 「ルイがやって欲しそうな顔をしてたから…」 |
| 012 | ルイ | 「してませんっ!シャルルさんにはどう見えているんだか…」 |
| 013 | シャルル | 「くーん、くーん鳴きながら濡れている柴犬だ」 |
| 014 | ルイ | 「僕は犬ですかっ!」 |
| 015 | シャルル | 「忠犬ルイ公」 |
| 016 | ルイ | 「全く…」 |
| 017 | シャルル | 「駄犬…」(ぼそっ |
| 018 | ルイ | 「何 か 言 い ま し た か ? シャルル大佐…」 |
| 019 | シャルル | 「別に―、怪我して耳まで幻聴聴こえるようになった?」 |
| 020 | ルイ | 「そんなわけないでしょっ!…そんなシャルル大佐の方はどうなんですか?」 |
| 021 | シャルル | 「ん?何が?」 |
| 022 | ルイ | 「職場の方ですよ。うまくやってけているんですか?」 |
| 023 | シャルル | 「なんだ、まるで問題児扱いしてっ」 |
| 024 | ルイ | 「ロナンバルドだなんだって悩んでたじゃないですか。本部はさらに風当たり強いんじゃないんですか?」 |
| 025 | シャルル | 「別にシャシャらなきゃ問題ないっ」 |
| 026 | ルイ | 「……で、シャシャッちゃったわけですね…」(呆れたようにため息つく) |
| 027 | シャルル | 「別に…。相手がお偉いさんだって関係ねぃやいっ」(ぷぃっと頬を膨らませながら横向く |
| 028 | ルイ | 「子供ですかっ!?…全く、少しは大人になって下さいよ」 |
| 029 | シャルル | 「もう大人だ!」(胸を張って答える) |
| 030 | ルイ | 「頭もです!」 |
| 031 | シャルル | 「な…ルイ、どこ見て『頭も』って言ったんだ?大人だと認めた所があるんだろ?」 |
| 032 | ルイ | 「…え」(目を逸らす) |
| 033 | シャルル | 「あ、エッチな事考えた〜」(横目でからかうように) |
| 034 | ルイ | 「もぅ!からかわないで下さいっ!」 |
| 035 | シャルル | 「先の戦闘では惜しい部下を亡くしてしまって…新しい部下をつけられて。あぁ…前の部下?いい奴だったよ…」(しみじみ) |
| 036 | ルイ | 「人を死んだみたいに言わないで下さいっ!まだ生きてますよっ!」(突っ込む |
| 037 | シャルル | 「いや、うん。ほんと、メンドーな奴が部下になって。大変だったんだからっ」 |
| 038 | ルイ | 「シャルル大佐が上司だったら誰でもメンドーなことになると思いますよ」 |
| 039 | シャルル | 「失敬だな、ルイは。本気で厄介な任務だったんだぞ」 |
| 040 | ルイ | 「はぃはぃ…。で、どう厄介だったんですか?」 |
| 041 | シャルル | 「バハートルア地区の防衛戦線任務だったんだけどさー、パートナーの奴が強引でさ…」 |
| 042 | ルイ | 「シャルル大佐も強引ですけどね…」(呟く) |
| 043 | シャルル | 「村人たちに突然、飯よこせっだの、逆らうのは縛れとか、女子供も趣味で縛っちゃえ。ぐぇへっへっへっとか…」 |
| 044 | ルイ | 「どんな悪党ですか。それって盗賊団か何かじゃないですか?いや、本気で。絶対フィルターかかってますよね?」 |
| 045 | シャルル | 「私があんたの部下だ。私の命令に従えーと救世主参上。いや、ヒーローかな。正義の味方ビガッとね」(鼻高々に) |
| 046 | ルイ | 「なるほど…フラグ立ちましたけどかなり」 |
| 047 | シャルル | 「何だと、認めねーとか言ってるが関係なく取り仕切るが。飯も人員も欲しい…ま、私の一声ですぐに集まったがな」 |
| 048 | ルイ | 「この人って何でこんなに自分をよく言えるんだろう…?」(首傾げる) |
| 049 | シャルル | 「とか、軍人じゃねーやいっとか言ってる村人たちに辞めちまえ!と言ったらその新部下にブチギレられた」 |
| 050 | ルイ | 「当然じゃないですかっ!?戦況が良くない時に人員削減してどうするんですか!」 |
| 051 | シャルル | 「ルイもそう言うのかー。けどな?けどな?結局彼ら帰したから恩返しに食糧補給に来てくれたんだぞ?」 |
| 052 | ルイ | 「それは結果論ですよ。たまたまいい方向に転がったからそう言えるだけで…普通じゃありえませんっ!」 |
| 053 | シャルル | 「結果論は結果論でも、結果が大事だろ?結局結果で全てが決まるんだから」 |
| 054 | ルイ | 「全く…結果に辿りつくまでの過程にも様々な力があることを忘れないで下さいよ?」 |
| 055 | シャルル | 「む…」 |
| 056 | ルイ | 「そんなこと言ったらシャルル大佐がそこに立っているのだって結果論なんですから」 |
| 057 | シャルル | 「うむ…まぁ…うーん。感謝してるさ、ルイには。うん、感謝してる」(気まずそうに目逸らす) |
| 058 | ルイ | 「勝手に突っ走るその行為は賞讃しかねますよ?」 |
| 059 | シャルル | 「あの時、ルイが庇って来てくれていなければ今の私はおろか、私という存在そのものすら危うかったからな…」 |
| 060 | ルイ | 「哨戒だというのに先陣切って敵拠点周辺を飛行するんですもの。普通じゃ考えられませんよ…全く」 |
| 061 | シャルル | 「カメ君カメ君。空は何故あると思う?」(少し声変えて) |
| 062 | ルイ | 「お得意のカエル君話ですか…」 |
| 063 | シャルル | 「カメ君カメ君、空は何で広いと思う?」(少し声変えて) |
| 064 | ルイ | 「…何を言い出すんだい、カエル君」(少し声変えて) |
| 065 | シャルル | 「空は飛ぶためにあるんだよ、カメ君」(少し声変えて) |
| 066 | ルイ | 「飛ぶためだって?」(少し声変えて) |
| 067 | シャルル | 「あんなに広々としているのは自由に飛べるようにするためさ」(少し声変えて) |
| 068 | ルイ | 「飛ぶって言ったってカエル君…」(少し声変えて) |
| 069 | シャルル | 「どうせ飛ぶなら広々のびのび飛ぶんだっ」(少し声変えて) |
| 070 | ルイ | 「…って、そんな理由であんな危険な先頭に行ったんですか!」(目を丸くする |
| 071 | シャルル | 「空の広さは自由の広さ。カエルは空の広さと自由を知っていました」 |
| 072 | ルイ | 「空を飛んで浮かれたい気持ちもわかりますが、立場をわきまえてぐぐっと我慢して下さいよ…」 |
| 073 | シャルル | 「…だってー」(口尖らせる) |
| 074 | ルイ | 「だっても、何もありませんっ。今後は絶対に無茶しないこと。戦闘地区での先陣は取らないこと…、約束して下さい」 |
| 075 | シャルル | 「えー…」(不満そうに) |
| 076 | ルイ | 「『えー…』じゃないです!直接の部下じゃなくても僕はシャルルさんの部下なんですからね、部下は上司を守るのが義務なんですからっ」 |
| 077 | シャルル | 「全く…ルイはうるさいなー」(両耳押さえて頭振る) |
| 078 | ルイ | 「少しは大人になって下さい!」(呆れて) |
| 079 | シャルル | 「はいはい…、子供はさっさと飯食って寝ますよ」(口尖らせて踵を返す) |
| 080 | ルイ | 「シャルル大佐の身を案じて言ってるんですからね!」 |
| 081 | シャルル | 「別にそんなに心配しなくてもいいってのに」 |
| 082 | ルイ | 「不死身になってからそれ言って下さい」 |
| 083 | シャルル | 「じゃー、不死鳥の羽根さがしてきまー」(そそくさと病室を出ていく) |
| 084 | ルイ | 「全く、シャルル大佐を心配してこんなに口うるさく言ってるんですからねっ」(ドアに向かって言う) |
| 085 | ルイ | 「…ふぅ。大佐…か。あの人は何だかんだ言って僕をおいて、ドンドン離れちゃってるんだなぁ…もぅ、追いつけないんだろうな…」(寂しそうに笑う) |
| 086 | ルイ | 「本当に空に憧れたのは……カエルだったのだろうかな……カメ君」(語りかけるように) |
| 作者のツブヤキ |
| なんとルイ君が生きてました。知ってたって?それ以前にルイって誰だ?って? されそらの最初を読んじゃって下さいよっ。いい子ですよ、ルイ君。苦労人だよ。 シャルルが上司になったばっかりに苦労してるよね、根っから真面目人だから。 前線基地での戦闘の際、シャルルを庇って戦闘機ぶつけて墜落して入院してました。 間もなく退院できるそうです。けど、シャルルの右腕にはおさまることができないようで…。 空白の期間が多過ぎたようだ…彼にはそれが辛そうだ…。 ついに次回最終回よー! |
(※どの作品からのコメントなのか、URLのfree/○○○.htmlの『数字3桁のみ』の後、続けてコメントを記載して頂けると助かります) |