シナリオ詳細 | |
掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
作者 | 月宮東雲 |
登場キャラ数 | ♂:3♀:2 |
総セリフ数 | 76 |
製作日 | 2010/5/12〜2010/5/12 |
概要説明 | 大蔵大臣邸襲撃事件から数年。夢狼軍の一部が混乱に陥った政府を立て直し、 完全勝利だった女性改革派団体との交渉でなんとか和解、女性参政権を憲法に組み込むことで騒乱は落ち着いた。 大島の密告によって朝倉の悪事もバレ…死刑が確定した…。 |
利用にあたって | 利用規約 |
目安時間 |
登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
天満あずさ (てんま あずさ) |
21 | ♀ | 女性改革派団体、氷華隊元副隊長。現在、氷華隊隊長の跡を継ぎ、氷華隊をまとめている。 |
川月かりん (かわつき かりん) |
20 | ♀ | 氷華隊を辞め、男性と結婚し、赤ちゃんを出産した。 |
朝倉賢人 (あさくら けんと) |
7 | ♂ | 政府高官だったが、首相暗殺計画がバレ、死刑囚に。 |
大島大吾 (おおしま だいご) |
18 | ♂ | 前大蔵大臣邸での出来事を政府に密告し、評価され現在大蔵大臣の座へ。座 |
役人 | 11 | ♂ | 政府の役人。罪名を読み上げたりする。 |
001 | 役人 | 「罪状、朝倉 賢人。国家への反逆の罪、前大蔵大臣の殺害、首相の暗殺計画…」 |
002 | 朝倉 | 「大島ァァァ、貴様ァッ」(抑えつけられつつ暴れる) |
003 | 大島 | 「斉藤どんや秀次郎どんの罪を償うだす…」(目を瞑る) |
004 | 朝倉 | 「呪ってやる…殺してやるぞ、貴様ァ!!」 |
005 | 役人 | 「以上の罪により、判決は…」 |
006 | 朝倉 | 「俺が政治を動かさなきゃ腐ってくんだよ、この国はァ!!」 |
007 | 大島 | 「自惚れるな…だす」 |
008 | 役人 | 「死刑ッ」 |
009 | 朝倉 | 「ふざけんなっ」 |
010 | 役人 | 「斬首の刑に処す」 |
011 | 朝倉 | 「大島ァァ、怨むぞぉぉぉぉぉっ」 |
012 | 役人 | 「…刑を執行せよっ」(手を振り下ろす) |
013 | 朝倉 | 「やめろ、俺はまだ死にたくなーーーいっ」 |
014 | 大島 | 「斉藤どん…、秀次郎どん…」 |
015 | 朝倉 | 「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ……」(斬首) |
016 | かりん | 「…終わった…んですよね」 |
017 | 大島 | 「これで…これで正しかったんだすな…?斉藤どん…」 |
018 | 役人 | 「…大島大臣」 |
019 | 大島 | 「ご苦労様だす」 |
020 | 役人 | 「国家に対する反逆者の告発、誠にありがとうございました」 |
021 | 大島 | 「…仲間の仇を取っただけだす」 |
022 | 役人 | 「いやぁ、前大蔵大臣の死亡の謎は多かったですからな。女性改革派の先陣が到着時には殺害されていたと聞きましたからな」 |
023 | 大島 | 「例の件はどうなってるだす?」 |
024 | 役人 | 「女性参政権ですか?まだ議会では渋っている者もいますけどねぇ」 |
025 | 大島 | 「そうだすか…」 |
026 | 役人 | 「自分の保身のためでしょうな。女性改革派の過激派を鎮圧した大島大臣殿のお言葉であれば直に成立しますよ」 |
027 | 大島 | 「早い制定を待ってるだす」 |
028 | 役人 | 「では、これにて失礼します」 |
029 | かりん | 「…大蔵大臣に就任されたんですね」 |
030 | 大島 | 「大したもんじゃないだす…こうなれたのも皆のお蔭だすから」 |
031 | かりん | 「朝霧隊長たちが夢見たあの日が間もなく来るかと思うと…」 |
032 | 大島 | 「天満どんが女性改革過激派のメンバーたちをまとめてくれたから国会も動いたんだす」 |
033 | かりん | 「天満副隊長が…か」 |
034 | あずさ | 「今は隊長なんだがな」(かりんの背後に現れる) |
035 | かりん | 「天満副隊長ッ!?」 |
036 | あずさ | 「隊長だ」 |
037 | 大島 | 「今は女性たちの参政のための選挙候補支援しているとか…」 |
038 | あずさ | 「選挙活動で忙しいな」 |
039 | かりん | 「紅蓮隊のみんなとかは…」 |
040 | あずさ | 「女性議員立候補者の護衛活動に勤しんでいる」 |
041 | 大島 | 「早く認められるといいだすな」 |
042 | あずさ | 「あんたに期待しているんだ、大島大臣殿」(ふっと笑って肩叩く) |
043 | 大島 | 「プレッシャーだすなぁ…」(困ったように頭かく) |
044 | あずさ | 「…川月、その赤子は?」 |
045 | かりん | 「ウチ、先月結婚したんです」 |
046 | 大島 | 「お…」 |
047 | あずさ | 「ほぅ、そいつはめでたい…って、何故私を呼ばなかった!」(ふっと微笑みかけ、驚いた顔) |
048 | かりん | 「なんか恥ずかしくて…」(照れ笑い) |
049 | あずさ | 「水くさいぞっ」 |
050 | かりん | 「…でもこの子、夫の子じゃないんです」 |
051 | あずさ | 「何?」 |
052 | かりん | 「林さんとの子で…」(赤子あやす) |
053 | あずさ | 「それは旦那は知っているのか?」 |
054 | かりん | 「はい。ウチの過去とかもよく知ってて一緒になってくれて…」 |
055 | 大島 | 「いい人に恵まれただすな」 |
056 | かりん | 「はいっ」 |
057 | あずさ | 「そうか…」(寂しげに笑う) |
058 | かりん | 「今度は天満さんの番ですよ」 |
059 | あずさ | 「な、何がだっ!?」(慌てたように) |
060 | かりん | 「そろそろ結婚しないと、もらい手いなくなりますよ?」(にこっと笑う) |
061 | あずさ | 「余計なお世話だっ」(顔を赤くし、ぷぃっと横向く) |
062 | かりん | 「えへへ…」 |
063 | あずさ | 「私には隊長がいれば…その、十分だ」 |
064 | かりん | 「朝霧隊長とじゃ赤ちゃんできませんよ?」 |
065 | あずさ | 「な…赤子など…」(眉をつり上げるがかりんの赤子見てデレる) |
066 | 大島 | 「オラはこれから国会だすので」 |
067 | かりん | 「はい、頑張って下さいね」 |
068 | あずさ | 「あぁ、行って来い」 |
069 | かりん | 「あ…、ウチもご飯の準備しなきゃっ。旦那がお腹空いて茶碗叩いている頃ね」 |
070 | あずさ | 「どんな旦那だ…」(呆れたように) |
071 | かりん | 「じゃ、天満さん。またっ」 |
072 | あずさ | 「あぁ、達者でな」 |
073 | あずさ | 「さて…私も行くとするか…」 |
074 | あずさ | 『隊長、我々が夢見たあの日は多少違くとも、もうすぐ実現しそうです…。みんなが幸せに暮らす世に…』 |
075 | あずさ | 「私がそちらに行ったら酒の一杯でもご馳走してくれよ?……雫」 |
076 | かりん | 天満さんは女性参政権が認められた翌年に姿を消しました…。大島さんはその後、首相になっていき国を大きく変えていきました。 みんなが夢見たあの日を実現するために…… |
作者のツブヤキ |
この作品は元々女新撰組から考えついた発想だったんですが、女性が自由を得るため奮闘するという路線にしました。 最初は現代風味をもっと加えて女の子たちもチャラい感じにしようとしていたんですが、いつしか真面目にw 最後のそれぞれのワンシーンを描きたくてここまで進めてきました。 この作品自体の構想はこの話の部分まで2年以上前からできていました。 脳内アニメーションの映像として流れ続けていて…、イメージのためにBGM・うたわれるも『キミガタメ』 最後の大蔵大臣邸襲撃のシーンからラストまでぴったりの音楽でした。よかったねーあの曲w 如何だったでしょうか、何に感動するかはわかりませんが何か想うことがあれば幸いです。 それではまたいつか次作でお会いしましょうっ |
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