| シナリオ詳細 | |
| 掲載元 | 声物語劇団 公式サイト 声物語劇団 オリジナルボイドラ劇場 |
| 作者 | 月宮東雲 |
| 登場キャラ数 | ♂:6♀:4 |
| 総セリフ数 | 100 |
| 製作日 | 2008/12/11〜2009/10/9 |
| 概要説明 | 時は幕末。改革の道を辿った政府、男性のみが政治を動かす世の中。 女性たちも政治への参政を求めて政府と争う時代。 そんな中、飢えた女性改革派の氷華隊と、飢えた政府の雇われ浪士たちの夢狼軍。 ついに合コンの開始。運命の歯車が動き出す… |
| 利用にあたって | 利用規約 |
| 目安時間 | |
| 登場キャラ | セリフ数 | 性別 | 備考 |
| 朝霧雫 (あさぎり しずく) |
18 | ♀ | 氷華隊隊長。男らしく、大雑把なところが多々あり。あずさとは幼少の頃から育ち、慕っている。一人称オレ |
| 天満あずさ (てんま あずさ) |
11 | ♀ | 氷華隊副隊長。隊長を慕う忠誠心の強い、頭のよく切れる。氷華隊のまとめ役。 |
| 姫宮殊音 (ひめみや ことね) |
15 | ♀ | 氷華隊奇襲部隊隊長。甘い物には目がなく、部下を使って甘味処を調べている。12歳の小さい元気娘。 |
| 川月かりん (かわつき かりん) |
11 | ♀ | 氷華隊二番隊長。隊長級では一番女の子らしさがある(?)甘い物同盟を殊音と結んでいる。 |
| 斉藤龍太 (さいとう りょうた) |
15 | ♂ | 夢狼軍リーダー。お人好しな一面を持ち合わせた人物。朝倉とは幼馴染で林とは師弟関係 |
| 朝倉賢人 (あさくら けんと) |
4 | ♂ | 夢狼軍サブリーダー。野心家で、無口。頭脳派らしく、戦略・作戦指揮の一切を担っている。 |
| 林和樹 (はやし かずき) |
5 | ♂ | 学問所の先生として、新政府のあり方を説いてきた。志ある斉藤たちの成長を見届けるためについてきた。哲学者 |
| 松林秀次郎 (まつばやし しゅうじろう) |
9 | ♂ | 斉藤たちに魅かれて入った。まだ12歳ではあるが、四番隊長を任されている。ちょっと生意気 |
| 大島大吾 (おおしま だいご) |
4 | ♂ | 食いものには目がない軍内一の優しい心の持ち主。結構巨体のため、見た目でビビる。 |
| 浪士 | 10 | ♂ | 女性排斥派の浪士。 |
| 001 | かりん | 「いよいよ、今日だね!」 |
| 002 | 殊音 | 「楽しみだねっ。かっこいいお兄さん、わくわく」 |
| 003 | 雫 | 「ハメを外すなよ?」 |
| 004 | かりん | 「分かってますよ!!」 |
| 005 | あずさ | 「隊長はおまえ達のことが心配なのだ」 |
| 006 | 殊音 | 「心配って、殊音もう子供じゃないもん!」 |
| 007 | あずさ | 「いくら今日は部隊で動いていないと言えども、いつ襲撃されるか分からない。気を引き締めろ」 |
| 008 | かりん | 「天満副隊長、厳し過ぎです…」 |
| 009 | 雫 | 「まぁ…正論だ。気を抜かれると困るのはある。我々は常に死と背中合わせ……」 |
| 010 | 浪士 | 「待て!…そこの女たちだ」 |
| 011 | 殊音 | 「ほぇ?」 |
| 012 | 浪士 | 「集団で真昼間から堂々と!貴様ら賊軍だな」 |
| 013 | あずさ | 「皆…戦う用意を」(小声で) |
| 014 | 雫 | 「近頃、物騒で…女子が襲われるという事件が起きているから警戒して集団で行動している」 |
| 015 | 浪士 | 「では、その腰に差している立派なブツはなんだ?」 |
| 016 | 雫 | 「護身用だ」 |
| 017 | 浪士 | 「嘘だな。成敗してしてやる」 |
| 018 | 雫 | 「チッ、出世欲に溺れた愚者めっ!皆、正当防衛だ、斬るぞ」 |
| 019 | かりん | 「あいさっ」 |
| 020 | 殊音 | 「はいなっ!」 |
| 021 | 浪士 | 「はぁぁぁぁっ!」(抜刀し、突進) |
| 022 | 殊音 | 「たぁぁー…わわわっ!?」(迎え討とうとし、鼻緒が切れ、つんのめる) |
| 023 | かりん | 「殊音!」 |
| 024 | 浪士 | 「天誅!!」(殊音に斬りかかる) |
| 025 | かりん | 「はぁっ!」(浪士の脇腹斬る) |
| 026 | あずさ | 「川月どけっ!」(走り込む) |
| 027 | かりん | 「はぃっ」 |
| 028 | 浪士 | 「く…」 |
| 029 | あずさ | 「はぁっ!!」(心臓を突く) |
| 030 | 浪士 | 「ぐぅっ…」 |
| 031 | 雫 | 「人誅!!」(首を切り落とす) |
| 032 | あずさ | 「成敗完了…」 |
| 033 | 殊音 | 「…あぅあぅー、血でベトベト…」 |
| 034 | かりん | 「豪快に返り血浴びたね」 |
| 035 | 雫 | 「…ちっ、今日という今日まで不埒な輩が徘徊とは、全く」 |
| 036 | あずさ | 「隊長、この格好では会えませんよ?」 |
| 037 | 雫 | 「だな、とんだ予定狂わしだ…」 |
| 038 | かりん | 「急いで着替えなきゃ」 |
| 039 | 斉藤 | 「比度は…あー、えと…何言えばいいんだっけ…」(焦る) |
| 040 | 林 | 「見合いの席を用意して頂いたことを感謝します…ですよ、龍太君」 |
| 041 | 雫 | 「こちらこそ、殿方にお会いできてうれしゅう限りでございます」(頭下げる) |
| 042 | 殊音 | 「ぷぷーっ」(笑い堪えられずに吹く) |
| 043 | あずさ | 「姫宮」(咎めるように小声で怒る) |
| 044 | 殊音 | 「すみません…」(しゅん) |
| 045 | 斉藤 | 「まずは集まった者の紹介でも…と」(ぎこちない) |
| 046 | 雫 | 「こほん。斎藤さん、堅苦しいのはなしで、もうちょっと力を抜かないか?」 |
| 047 | 斉藤 | 「え?」 |
| 048 | 雫 | 「慣れないから疲れる。な?真面目にやらなくてもいいだろ?」 |
| 049 | 林 | 「私は姫君に賛成ですよ」 |
| 050 | 斉藤 | 「林さん…はいっ」 |
| 051 | 林 | 「途中で口をはさんでしまい、申し訳ない。故郷では学問所の先生をしていました、林 和樹と申します」 |
| 052 | 秀次郎 | 「僕は松林 秀次郎」 |
| 053 | 斉藤 | 「お、俺は斎藤 龍太」 |
| 054 | 大島 | 「大島 大吾だす」 |
| 055 | 朝倉 | 「……」 |
| 056 | 斉藤 | 「賢ちゃん、賢ちゃんの番だぞ」 |
| 057 | 朝倉 | 「……」(嫌そうな目で斎藤見る) |
| 058 | 斉藤 | 「ほら、賢ちゃん」 |
| 059 | 朝倉 | 「朝倉だ」 |
| 060 | 斉藤 | 「とまぁ、男性陣はこんなものだ」 |
| 061 | 雫 | 「今度はオレ…じゃなかった。私たちの紹介だな」 |
| 062 | 殊音 | 「姫宮 殊音でーす。よろしくお願いしますー」 |
| 063 | かりん | 「川月 かりんと申します。よろしゅうお願い致します」 |
| 064 | あずさ | 「私は天満 あずさ。この子らのお姉さん役の担当です」 |
| 065 | 雫 | 「で、今回の幹事の朝霧 雫だ。よろしく」 |
| 066 | 林 | 「えぇ、お互いよろしくお願いします」 |
| 067 | 斉藤 | 「えーと…」 |
| 068 | 雫 | 「しばらくご歓談を。な、みんな」 |
| 069 | 斉藤 | 「そ、そうそう。飯食うなり彼女たちに話しかけるなり好きに…好きにすればいい」 |
| 070 | 大島 | 「飯を戴くだ」 |
| 071 | あずさ | 「ん?よくよく考えると数が合わなくないか?」 |
| 072 | 斉藤 | 「えーと…いち、に…」 |
| 073 | 殊音 | 「5対4だよ」 |
| 074 | 朝倉 | 「オレを数えるな」 |
| 075 | 大島 | 「おらも飯食ってるだ」 |
| 076 | 雫 | 「好きにペアをつくって話せばいい」 |
| 077 | 秀次郎 | 「好きにって言われても…」 |
| 078 | 林 | 「そうですね。このままでは折角の集まりも台無しです。川月さん、どうですか?一杯」 |
| 079 | かりん | 「え?あ…はいっ」 |
| 080 | 斉藤 | 「やりますね、林さん」 |
| 081 | 雫 | 「ほら、斉藤。杯を取れ」 |
| 082 | 斉藤 | 「ん?」 |
| 083 | 雫 | 「お酌してやるよ」 |
| 084 | 斉藤 | 「あ、おぉ。ありがと」 |
| 085 | 雫 | 「手酌すると結婚できなくなるらしいぞ」 |
| 086 | 斉藤 | 「まさかー」 |
| 087 | 秀次郎 | 「むぅ…リーダーまでー。えーとあずささんだったかな…声かけて…」 |
| 088 | あずさ | 「失礼。隣を失礼するぞ、朝倉」 |
| 089 | 秀次郎 | 「あーちょ…」 |
| 090 | 殊音 | 「ねーねー、どうやったらそんなに大きくなるの?」 |
| 091 | 大島 | 「よく食べてよく寝るだす」 |
| 092 | 秀次郎 | 「大吾は飯しか興味ないから話しかけたって無駄だよ」 |
| 093 | 殊音 | 「余りもんが何言ってんの?」 |
| 094 | 秀次郎 | 「なんだよ、ちっこいくせに」 |
| 095 | 殊音 | 「ちっちゃい奴にちっこい言われたくないよ」 |
| 096 | 秀次郎 | 「大体ここは酒を飲む席。酒も飲めないお子様が来る場所じゃない」 |
| 097 | 殊音 | 「飲めないのはそっちでしょ。万年お水侍が」 |
| 098 | 秀次郎 | 「なんだよ、やるか?」 |
| 099 | 殊音 | 「OK、かかってきなよ」 |
| 100 | 秀次郎 | 「一気だ一気。行くぞ」 |
| 作者のツブヤキ |
| さてさて早速始まった合コン。 お互い本来相入れぬ存在であるが、素性を隠しての実行。数が合わなかったもののなんとかそれなりのペアができたようです。 意外と話が合い、お互い酒を酌み交わし、月が昇っていった。 |
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